不動産買取はとにかく早く売れる!流れや買取相場、おすすめ買取業者も徹底解説

不動産買取はとにかく早く売れる!流れや買取相場、おすすめ買取業者も徹底解説
不動産買取とは、不動産を不動産会社に直接買い取ってもらう売却方法のことです。不動産仲介に比べて早く、より確実に売り切ることができるのが大きな特徴です。

この記事では、不動産買取の基礎情報となる仲介との違いや買取の種類を紹介し、向き不向きを判断するためのメリット・デメリットにも触れていきます。

また、買取を利用する場合の注意点もご紹介しますので、対策と合わせて確認し、安心して利用できるようにしましょう。

早く不動産を手放したいという方は必見の内容となっています。ぜひご覧ください。

「家を売りたい」と考えている方へ
  • 「家を売りたいけど、何から始めれば良いのか分からない」という方は、まず不動産一括査定を
  • 複数の不動産会社の査定結果を比較することで、より高く売れる可能性が高まります
  • 業界No.1の「イエウール」なら、実績のある不動産会社に出会える
もくじ

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「まずは不動産売却の基礎知識を知りたい」という方は、こちらの記事をご覧ください。

不動産売却の超基礎知識!よくある売却理由やはじめて売る時の心構え

不動産買取とは?

買取の仕組みを表した図

不動産買取とは、不動産会社が直接不動産を買い取ってくれる方法のことです

不動産会社は不動産を買い取った後にリフォームやリノベーション、修繕などの手を施し、売れやすい状態にして再販売を行います。この再販売時の価格から買取時の価格と修繕費用を金額が不動産会社の利益となる仕組みです。

不動産買取では、一般の方の中から自分の不動産の購入希望者を探す必要がなく、売り主と不動産会社の間で交渉が成立すればすぐに買い取ってもらえます。そのため、買取を行っている不動産会社に査定を依頼してから売却が完了するまでのスピードが早く、確実に売れることが特徴となっています。

売却を検討する場合は不動産会社に仲介を依頼するのが一般的ですが、とにかく早く現金化をしたいという方には不動産買取がおすすめです。

不動産買取と不動産仲介の違い

不動産買取と仲介の違いを登場人物を図解することで示した図

不動産買取とよく比較される売り方に「不動産仲介」があります。

不動産仲介とは、不動産を売却したい売主と、購入したい買主の間を取り持つ仲介役をしてもらい、探すところから契約を取りまとめるところまでサポートしてもらう売却方法のことです。

買取と仲介の違いは以下の通りです。

不動産買取不動産仲介
買主不動産会社おもに個人
売却期間数日~1か月3か月~11か月
売却価格市場相場の7割市場相場通り
仲介手数料なしあり
販売活動・内覧なしあり
契約不適合責任ない場合もあり

買取は仲介と比較して買主を見つける必要がないため、販売活動や内覧が不要となり、売却完了までの期間が短くなることが最大の特徴です。

また、買取は販売活動に関わるハウスクリーニング費用や仲介手数料も不要ですので、成約をするために必要な費用がほとんどなく、仲介と比べると売却にかかる費用が安くなることも特徴の一つです。

手続きの手間や費用を最小限にし、とにかく早く売りたい考える方は、自己負担なく手早く確実に家を売却できる「買取」がおすすめの売却方法と言えるでしょう。

不動産買取の流れ

不動産買取について理解するためには、売却の準備から売買契約までの全体の流れを確認しましょう。

不動産買取の流れは以下の通りです。

不動産買取の流れ

不動産の買取相場を調べる
必要書類を集める
複数の不動産会社に査定してもらう
不動産会社を選んで売買契約を結ぶ
決済して引き渡す

この流れ全体を完了するまでの期間は、早ければ数日~1ヶ月程度となっています。

理由は、不動産買取会社との「直接」やり取りになるため、購入希望者を探す手間や、価格交渉にかける時間が不要になるからです。

特にSTEP1・2・3の工程は、同時に進めることでより時間を短縮することができます。

各工程の内容を簡単に説明します。

不動産買取の前準備から売却後までの流れを解説!早く高く売る方法も紹介

①不動産の買取相場を調べる

不動産を売却する際は、まず自分の物件がいくらで売れるか知ることが大切です。物件の価値は、立地や部屋の状態、築年数によって大きく変わるため、安く買いたたかれないためにも自分で相場感覚を持っておくことがたいせつになります。

例えば、駅から徒歩5分のマンションと10分のマンションでは、同じ広さでも数十万円の価格差が生まれることがあります。築年数や設備の違いも、価格に大きな影響を与えます。

3章に都道府県ごとの相場一覧を載せてありますが、もっと細かく不動産の相場を調べるには、インターネットの不動産ポータルサイトや地域の不動産情報誌が役立ちます。同じエリアの似た条件の物件がどのくらいの値段で取引されているか、少し調べるだけでも大まかな目安が分かります。

②必要書類を集める

次に、不動産を売る際に必要な書類を準備しましょう。

具体的な必要書類には、以下のようなものがあります。

  • 身分証明書(運転免許証、パスポートなど)
  • 実印・印鑑証明書(発行から3か月以内のもの)
  • 住民票(発行から3か月以内のもの)
  • 銀行口座書類
  • ローン残高証明書
  • 権利書(登記済証)
  • 購入時の売買契約書
  • 耐震診断報告書
  • 建築設計図/工事記録書
  • 固定資産税納付書/固定資産税評価証明書
  • 土地測量図面や建物の図面
  • 管理規約書/使用細則
  • 購入時のパンフレット

用意するのに役所に行く必要があるものもありますので、事前に確認しておくようにしましょう。

③複数の不動産会社に査定してもらう

不動産買取業者と話している様子を表す画像

次に、複数の不動産会社に査定を依頼しましょう。

不動産を売るなら、できるだけ多くの不動産会社に無料で価格を評価してもらうことをおすすめします。

複数の会社に査定を依頼する理由は、各社によって評価額が異なることがあるからです。

不動産会社はそれぞれに強みが違うため、自社が再販した際にいくらで売れそうかを計算して価格を決めます。その結果、同じマンションでも会社によって50万円から100万円程度の査定額の差が生じることがあります。

不動産をより高値で買い取ってくれる会社を見つけるためにも、必ず3〜5社は査定結果を比較することがおすすめです。

④不動産会社を選んで売買契約を結ぶ

複数社の結果を見比べたら、会社を選んで売買契約を結びます。

⑤決済・引き渡し

不動産取引の最後の段階である決済と引き渡しは、これまでの交渉と準備の集大成となる重要なプロセスです。スムーズに取引を完了させることが、売主と買主の双方にとって最も重要です。

この段階では、事前に合意した条件に基づき、正確かつ迅速に手続きを進めます。銀行での決済、所有権移転の手続き、物件の鍵や書類の引き渡しなど、multiple作業を同時に行います。

具体的には、決済日の調整、必要書類の確認、残置物の処分などが含まれます。都市部の物件では、引き渡し後の清掃や軽微な修繕を売主が行うケースもあります。

最終的に、決済・引き渡しを円滑に行うことで、売主と買主の双方が満足できる不動産取引を成功させることができるのです。

不動産仲介との流れの違い

買取と比較して理解できるように、仲介の流れも紹介します。

不動産仲介の流れと買取の流れを横に並べると、以下の通りです。

買取仲介
①不動産の買取相場を調べる①不動産の相場を調べる
②必要書類を集める②必要書類を集める
③複数の不動産会社に査定してもらう③複数の不動産会社に査定してもらう
④不動産会社を選んで売買契約を結ぶ④不動産仲介会社を選ぶ
(なし)⑤購入希望者を探す(内覧対応)
(なし)⑥価格交渉を行う
(なし)⑦売買契約を結ぶ
⑤決済して引き渡す⑧決済して引き渡す
不動産買取とは異なり、不動産仲介は購入希望者探しや売却価格の交渉などが必要になります。そのため、売却完了まで少なくとも3か月~6か月ほど、長いと数年を要するのが一般的です。

基本的には不動産会社の担当者によって売却活動が進められますが、思いの外購入希望者が現れず時間がかかってしまったり、購入希望者に実際に家を見てもらう内覧申し込みがあるたびに掃除や立ち合いが必要になるという負担がかかります。

売却活動をはじめてから1か月も経たずに購入希望者が現れる場合もありますが、長期の場合、売却活動期間だけで3か月以上かかる場合もあるため、余裕をもって売却をしなければなりません。

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不動産買取相場は市場価格の7割

不動産の価格を知ろうとしている様子を示した画像

次に、不動産買取で売却した場合の相場について説明します。

不動産買取の相場は、仲介で売却可能な市場価格の7割程度となっています。

不動産買取の価格が、不動産仲介での売却価格の7割程度になるのは、不動産会社の「買取再販」という仕組みが理由です。不動産会社は、買い取った物件をリフォームしたり、広告を出したりして再度売ることで利益を得ています。そのため、最初に物件を買い取る際には売るときの価格からリフォーム費用や宣伝費、販売にかかる手数料などを差し引き、さらに利益を確保できるように価格を決めていきます。

また、不動産会社が物件を買い取った後に売ろうとしても思ったように売れなかったり、市場の価格が下がったりするリスクもあります。こうしたリスクをカバーするため、買い取るときの価格を慎重に決めているという側面もあります。

この結果、買取価格は市場での売却価格よりも7割ほど低くなるが一般的となっているのです。

マンションの最新相場

都道府県ごとのマンション買取相場は以下の通りです。

地方都道府県(市場価格×70%)
北海道・東北
北海道1,543万円
(2,205万円×70%)
青森1,446万円
(2,065万円×70%)
秋田797万円
(1,338万円×70%)
岩手1,392万円
(1,988万円×70%)
宮城1,777万円
(2,539万円×70%)
山形1,622万円
(2,317万円×70%)
福島1,169万円
(1,670万円×70%)
北陸・甲信越
新潟1,386万円
(1,980万円×70%)
長野2,018万円
(2,883万円×70%)
山梨1,183万円
(1,690万円×70%)
富山1,414万円
(2,020万円×70%)
石川1,198万円
(1,712万円×70%)
福井1,360万円
(1,943万円×70%)
関東
東京4,257万円
(6,081万円×70%)
神奈川2,614万円
(3,734万円×70%)
埼玉2,092万円
(2,989万円×70%)
千葉1,986万円
(2,837万円×70%)
茨城1,698万円
(2,426万円×70%)
栃木1,465万円
(2,093万円×70%)
群馬1,090万円
(1,557万円×70%)
東海
岐阜1,482万円
(2,116万円×70%)
静岡1,539万円
(2,199万円×70%)
愛知1,889万円
(2,699万円×70%)
三重1,175万円
(1,679万円×70%)
近畿
大阪2,276万円
(3,251万円×70%)
京都2,101万円
(3,002万円×70%)
奈良1,259万円
(1,798万円×70%)
滋賀1,714万円
(2,448万円×70%)
兵庫2,010万円
(2,872万円×70%)
和歌山1,087万円
(1,553万円×70%)
中国
鳥取875万円
(1,250万円×70%)
島根1,266万円
(1,808万円×70%)
岡山1,557万円
(2,224万円×70%)
広島2,062万円
(2,945万円×70%)
山口1,463万円
(2,090万円×70%)
四国
徳島861万円
(1,230万円×70%)
※2024年9月
香川1,315万円
(1,879万円×70%)
愛媛1,225万円
(1,778万円×70%)
高知1,357万円
(1,938万円×70%)
九州・沖縄
福岡1,681万円
(2,401万円×70%)
佐賀1,199万円
(1,713万円×70%)
長崎1,628万円
(2,326万円×70%)
熊本1,330万円
(1,900万円×70%)
大分1,293万円
(1,847万円×70%)
宮崎1,228万円
(1,754万円×70%)
鹿児島1,492万円
(2,131万円×70%)
沖縄2,726万円
(3,894万円×70%)

(参考:レインズ月例速報マーケットウォッチ全国版 2024(令和6)年10月度「中古マンションレポート」記載の成約価格に、イエウール編集部が70%をかけて計算した価格になっています)

一戸建ての最新相場

都道府県ごとの一戸建ての買取相場は以下の通りです。

地方都道府県(市場価格×70%)
北海道・東北
北海道1,177万円
(1,681万円×70%)
青森1,326万円
(1,894万円×70%)
秋田744万円
(1,063万円×70%)
岩手1,003万円
(1,433万円×70%)
宮城1,436万円
(2,052万円×70%)
山形985万円
(1,407万円×70%)
福島1,200万円
(1,714円×70%)
北陸・甲信越
新潟949万円
(1,355万円×70%)
長野2,467万円
(3,524万円×70%)
山梨1,318万円
(1,883万円×70%)
富山871万円
(1,244万円×70%)
石川1,237万円
(1,767万円×70%)
福井970万円
(1,385万円×70%)
関東
東京3,742万円
(5,346万円×70%)
神奈川2,699万円
(3,856万円×70%)
埼玉1,707万円
(2,438万円×70%)
千葉1,818万円
(2,597万円×70%)
茨城932万円
(1,332万円×70%)
栃木1,219万円
(1,741万円×70%)
群馬979万円
(1,399円×70%)
東海

岐阜838万円
(1,197万円×70%)
静岡1,085万円
(1,550万円×70%)
愛知2,026万円
(2,894万円×70%)
三重1,058万円
(1,511万円×70%)
近畿
大阪1,607万円
(2,296万円×70%)
京都1,725万円
(2,464万円×70%)
奈良1,245万円
(1,778万円×70%)
滋賀1,250万円
(1,785万円×70%)
兵庫2,622万円
(3,746万円×70%)
和歌山772万円
(1,103万円×70%)
中国
鳥取827万円
(1,181万円×70%)
島根1,222万円
( 1,745万円×70%)
岡山1,194万円
(1,706万円×70%)
広島1,223万円
(1,747万円×70%)
山口764万円
(1,092万円×70%)
四国

徳島887万円
(1,267万円×70%)
香川705万円
(1,007万円×70%)
愛媛984万円
(1,405万円×70%)
高知1,198万円
(1,711万円×70%)
九州・沖縄
福岡1,462万円
(2,089万円×70%)
佐賀1,018万円
(1,454万円×70%)
長崎1,083万円
(1,547万円×70%)
熊本1,601万円
(2,287万円×70%)
大分1,244万円
(1,777万円×70%)
宮崎1,014万円
(1,448万円×70%)
鹿児島1,119万円
(1,598万円×70%)
沖縄2,526万円
(3,609万円×70%)

(参考:レインズ月例速報マーケットウォッチ全国版 2024(令和6)年10月度「中古戸建住宅レポート」記載の成約価格に、イエウール編集部が70%をかけて計算した価格になっています)

土地の最新相場

都道府県ごとの土地の買取相場は以下の通りです。

地方都道府県(市場価格×70%)
北海道・東北
北海道1,239万円
(1,770万円×70%)
青森621万円
(887万円×70%)
秋田502万円
(717万円×70%)
岩手833万円
(1,190万円×70%)
宮城1,828万円
(2,612万円×70%)
山形727万円
(1,038万円×70%)
福島797万円
(1,138万円×70%)
北陸・甲信越
新潟776万円
(1,109万円×70%)
長野1,210万円
(1,728万円×70%)
山梨511万円
(730万円×70%)
富山664万円
(948万円×70%)
石川748万円
(1,068万円×70%)
福井686万円
(980万円×70%)
関東
東京4,268万円
(6,097万円×70%)
神奈川2,713万円
(3,875万円×70%)
埼玉1,979万円
(2,827万円×70%)
千葉1,822万円
(2,603万円×70%)
茨城898万円
(1,283万円×70%)
栃木611万円
(873万円×70%)
群馬663万円
(947万円×70%)
東海

岐阜832万円
(1,188万円×70%)
静岡1,012万円
(1,445万円×70%)
愛知1,961万円
(2,801万円×70%)
三重811万円
(1,158万円×70%)
近畿
大阪2,218万円
(3,168万円×70%)
京都2,435万円
(3,478万円×70%)
奈良1,226万円
(1,752万円×70%)
滋賀939万円
(1,342万円×70%)
兵庫2,320万円
(3,314円×70%)
和歌山1,287万円
(1,838万円×70%)
中国
鳥取715万円
(1,022万円×70%)
島根419万円
(598万円×70%)
岡山1,258万円
(1,797万円×70%)
広島1,287万円
(1,839万円×70%)
山口690万円
(985万円×70%)
四国

徳島618万円
(883万円×70%)
香川904万円
(1,291万円×70%)
愛媛1,315万円
(1,879万円×70%)
高知869万円
(1,241万円×70%)
九州・沖縄
福岡1,577万円
(2,253万円×70%)
佐賀855万円
(1,222万円×70%)
長崎725万円
(1,035万円×70%)
熊本1,181万円
(1,687万円×70%)
大分1,075万円
(1,536万円×70%)
宮崎1,021万円
(1,458万円×70%)
鹿児島692万円
(988万円×70%)
沖縄3,092万円
(4,417万円×70%)

(参考:レインズ月例速報マーケットウォッチ全国版 2024(令和6)年10月度「土地レポート」記載の成約価格に、イエウール編集部が70%をかけて計算した価格になっています)

不動産買取のメリット

不動産買取と不動産仲介の違いを理解したら、次は不動産買取を利用するメリットについて詳しく見ていきましょう。

ここまでに触れたもの触れられなかったもの含め、不動産買取を選ぶメリットは大きく5つです。

  1. 短期間で売却して現金化できる
  2. 契約破棄のリスクなく確実に売れる
  3. 仲介で売れない不動産でも売れる
  4. 準備の時間や手間をかけずに売れる
  5. まとまった費用を用意せずに売れる

短期間で売却して現金化できる

買取のメリットとしてまず挙げられるのは短期間で迅速な売却が可能で、すぐに現金化できる点です。

通常の仲介は売却活動に最低でも3~6カ月程度、長引くと数年かかることも珍しくありません。また、購入希望者が見つかっても、相手の住宅ローン審査が通らない、相手の都合で引き渡し日がかなり遠くなるなど更に時間がかかるリスクもあります。

一方、買取は最短数日、長くても1ヶ月ほどで確実に売却が完了できるため、急いでいる方に非常におすすめです。

また、買主を探す手間なく買取業者と売買が成立した時点で入金されるので、不動産をとにかく早く現金化したい方、確実に売却したい方には理想的な売り方と言えます。

契約破棄のリスクなく確実に売れる

買取では契約破棄のリスクがない確実な売り方ができます。

不動産仲介の場合は売る相手が一般人になので、状況の変化やローン審査の状況によっては契約破棄になることがあります。

これに比べ、不動産買取は売る相手が不動産会社になりますので、契約後の破棄はまず起こらない確実な売却が可能になります。

不動産売却はただでさえ時間と労力がかかりますので、やっと見つかった買主との契約が破棄になるのはかなりの痛手です。売却を急いでいる場合や、売れづらい不動産を売るために努力した場合であればなおさらでしょう。

確実な売り方を叶えてくれるのは買取の大きなメリットです。

仲介で売れない不動産でも売れる

売れにくそうな古民家の室内の画像

買取では仲介では売れないような不動産でも売れる可能性があります。

不動産仲介は同時期に売られている人気物件とも比較されますので、売れない物件はずっと買い手が見つからないままということがあります。

その点、買取は不動産会社が買い取ったあとに、修繕やクリーニングを行い不動産を売れやすい状態にしてから売りに出すため、不動産会社が自社で売ることができそうだと判断すれば買い取ってもらえるのです。

特に、集客力のある大手不動産会社や売却先を多く抱えているような不動産会社であれば、買い取ってもらえる可能性はかなり高くなるでしょう。

準備の時間や手間をかけずに売れる

不動産買取は、売却の手続きの手間をかけずに売ることができます。

仲介では重要とされる販売活動に伴う準備、具体的には掃除や内覧の立ち合いが不要となります。

また、通常の不動産仲介の場合、買い手に引き渡す際に家や土地の中物が残っていないか確認する必要があるため、自分たちで清掃したり、粗大ごみの処分をしたりと多くの手間が掛かってしまいますが、買取は業者が自分たちで清掃する前提で購入するため、不要物を残したまま売れるケースが多くなっているのも嬉しい特徴の一つです。

できるだけ手間をかけたくない方や、手間をかける時間が確保できない方にとっては理想的な売り方と言えるでしょう。

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まとまった費用を用意せずに売れる

不動産を売却するためには、売却にかかる費用の支払いも発生します。

特に不動産仲介を利用する場合は、仲介手数料や廃品回収、解体、クリーニング・清掃、リフォームなどの費用がかかるケースが多いです。これに比べ、買取では、これらまとまった費用を用意せずに売ることができます。

買取は仲介のように一般の買い手を探して売るわけではないため、基本的に仲介手数料がかかることはありません。

仲介手数料は通常、売買価格にもよりますが、数十万円から数百万円になることもあるため、この負担がなくなるというのは大きなメリットでしょう。

また、先述したように、買取の場合は家が空の状態でなくても売ることができるため、クリーニングや不用品の処分費用が節約できます。

ただし、業者や不動産の状態によっては、これらの費用を差し引いた金額を買取価格とする場合もあります。査定を受けるタイミングで確認してみると良いでしょう。

不動産買取のデメリット

人が金額を見比べている画像

ここまでで紹介したように不動産買取で売却をするメリットはたくさんありますが、一方でデメリットも存在します。

不動産買取を利用するデメリットは以下の3つです。

  1. 不動産仲介よりも売却価格が低くなってしまう
  2. 不動産会社とのコミュニケーション不足が起こることがある
  3. 不動産買取をしてもらえないケースもある

買取で売るかどうかを検討するためにも、メリットデメリットはどちらも把握して自分の条件に合うのかどうかきちんと確認していきましょう。

不動産仲介よりも売却価格が低くなってしまう

不動産買取では、買取業者が速やかに現金化できる点がメリットでありますが、市場価格より低い価格での取引になるのが一般的です。

通常、業者は買取後に物件をリノベーションし、利益を見込んで再販売するため、そのコストとリスクを考慮に入れた価格設定が行われます。

そのため、市場価格での売却と比較すると、仲介時の7割から8割程度の価格での買取となるケースが多いです。

急いで現金が必要な場合や、物件の状態が悪いから仲介を利用しても売れない場合に「買取」が選ばれることが多いですが、可能な限り高い価格での売却を望む場合には不利になります。

不動産会社とのコミュニケーション不足が起こることがある

不動産買取は買取業者が提供する情報が不透明であることがしばしば問題になります。

例えば、市場価格の評価方法、物件の状態に対する評価基準、再販後の想定価格など、業者が持つ情報が売主に完全に開示されないことがあり、このような状況では、売り主が適切な判断を下すための情報が限られるため、不利な取引につながる可能性があるのです。

そのため、買取業者は複数社に査定を依頼し、提示価格の詳細な説明は必ず聞くようにしましょう。比較したうえで、透明性が高く信頼できそうな会社を選ぶと安心です。

不動産買取をしてもらえないケースもある

崩れそうなくらい古すぎる家の画像

不動産仲介で売れない不動産でも売れると言えど、残念ながら100%全ての物件が売れるわけではありません。不動産買取においては、物件の場所や状態、市場の需要によっては買取を断られるケースが存在します。

次のような条件に該当する物件は、買取が難しい可能性があります。

  • 軟弱の地盤や傾斜地の位置にある物件
  • 市街地強制地区内に建てられている物件
  • 建築基準法の接道義務を満たしていない物件
  • 瑕疵物件、事故物件

不動産買取会社は、買い取ったあとに、売却をしてその差分で利益を得るような仕組みになっています。

そのため、特に地理的に不利な位置にある物件、大規模な修繕が必要な物件、市場の需要が低い特殊な物件の場合、買取業者がリスクを避けるために買取を拒否することもあるのです。

不動産買取で売る方が良いケース

家が複数並んでいる画像

不動産買取を検討している人の中には「早く売りたいけど、買取と仲介どっちがいいのか迷う…」と悩む人も多くいるでしょう。

先程不動産買取とはどのような売り方が叶えられる方法かをご紹介しましたが、実際売却を行う場合に「不動産買取」と「不動産仲介」のどちらを選択すべきかというのは、売却の目的や不動産の条件によって変わってきます。

この章では、不動産買取を検討されている方の中でも特に迷わず買取を選んだ方が良いケースをご紹介します。

とにかく早く売り切りたい事情がある

何らかの事情によりとにかく早く売り切りたい事情がある場合は、買取を選んだ方がよいでしょう。

急な転勤や離婚など早急に今の家を売る必要が出てきてしまった方にとって、仲介で数カ月かけて売ることは困難ですし、売却に集中できず結果として良い売却ができないことも想定されます。

不動産会社が直接物件を買い取る「即時買取」なら、迅速な売却を求める場合に最適です。そのため市場に物件を出して買い手を待つ通常の売却方法に比べ、はるかに短い時間で売却が完了します。

また、市場で迅速に売却するためには、物件の価格設定を市場価格よりもやや低めに設定することが効果的です。これにより、買い手の関心を引き、速やかな売却につながります。

「売却完了までの早さを重視する」方には、最短で数日から数週間で引き渡しまで行える買取がおすすめです。

まとまった現金が至急必要である

急な転勤や入院など至急まとまった現金が必要な場合も、不動産買取を選んだ方がいいケースになります。特に即時買取では、契約後すぐに現金が手に入り、財務的なニーズに迅速に対応できます。

もし一定期間内の現金化が保証されればよいというのであれば、一定期間内に売れなければ会社が買い取ってくれる買取保証サービスも有効になるでしょう。

臨時の資金が必要になり、所有している不動産を急いで現金化したいケースでは、更にブリッジローン(つなぎ融資)を利用する選択肢もあります。

これは不動産売却から得られる資金を担保に短期間の融資を受ける方法ですので、合わせて検討してもよいでしょう。

あなたの不動産、
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仲介で買い手がつかない不動産を売ろうとしている

仲介だと買い手がなかなか見つからない不動産を売りたい場合も買取を選びましょう。

築古の相続物件は勿論、かなり田舎の地域にある家や事故物件、墓地周辺など、不動産仲介で売ろうとしても一般の方がなかなか買おうとしない不動産であれば、買取の方が結果として高く売れる可能性もあります。

一般の方は住居として買いたい人が多い中、不動産会社は売れる状態にしてほしい人のもとに届けることを得意とします。

その見込みも含めて値が付くことで、手間もなく結果として高く売れる可能性がありますので、このケースは初めから買取で話を聞いてみることをおすすめします。

あなたにおすすめの売却方法は不動産買取?

不動産買取と不動産仲介についての基礎知識を抑えたうえで、どちらが自身に合っているか気になりませんか?

イエウールでは、買取か仲介かどちらがいいか判断するための簡単な診断機能を用意しました。

不動産買取か不動産仲介か悩んでいる方は、3つの質問に答えるだけでどちらの方があなたが向いているのか、ある程度目安をたてることができるようになっています。

利用はもちろん無料で、個人情報などの入力も不要、最短5秒で診断できるので、ぜひ参考にしてみてください。

売却のお悩み解決診断
Q1. 不動産売却でどちらを重視しますか?
Q2. どのくらいで不動産売却を
終わらせたいですか?
Q3. 物件の内装の状態は綺麗ですか?

不動産買取は主に2種類「即時買取」と「買取保証」がある

不動産買取には、実は2つの種類が存在します。

不動産買取の2種類とは、「即時買取」と「買取保障」のことを指します。

「即時買取」は仲介を行うことなく不動産会社に直接物件を買い取ってもらうオーソドックスな方法です。もう一方の「買取保証」は、仲介で売却活動をして一定期間売れなければその時点で不動産会社に買い取ってもらうという方法です。

買取で売る事を検討される方の中には、とにかく早く売りたい方もいれば、この時期までには確実に売りたいけどできれば高く売りたいと考える方もいらっしゃることでしょう。

即時買取と買取保証にはそれぞれ異なる特徴がありますので、ご自身の理想の売り方ができそうな売り方がどちらであるかを確認しましょう。

即時買取とは

即時買取とは不動産市場における一つの取引方法で、買取を行っている不動産会社や専門の不動産買取業者が不動産をすぐに買い取ってくれるサービスです。

査定で価格が決まり、そこで買取することを決めたら、すぐに不動産を買い取ってもらうことができます。

査定依頼して1度訪問査定に来てもらえばすぐに売却、引き渡しへと進めることができますので、必要な期間は最短7日~長くて1か月ほどになります。売り手は比較的短い期間内に物件を売却し、現金化できます。

買取なので仲介の7割ほどの価格にはなりますが、時間がなく、不動産をすぐに売却して現金化したい人におすすめの方法になります。

より詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。

不動産の即時買取とは?買取保証との違いやメリット・デメリットを解説

買取保証とは

買取保証とは、不動産会社に仲介を依頼して市場で欲しい人を探しつつ、一定期間(約3か月~6か月)売れなかったら取り決めていた額で不動産会社に買い取ってもらうサービスです。

市場価格のまま売ることができないかチャレンジしたうえで、仲介では買主が見つからない場合には買取価格で買い取ってもらうことができますので、不動産仲介と即時買取のメリットを組み合わせたような売り方が叶う方法になります。

買取保証の仲介期間は3か月ほどで設定される場合が多くなります。

仲介期間に不動産仲介で売却が決まった場合は、不動産会社への仲介手数料は発生しますが、買取保証での買取になった場合には仲介手数料は発生しません。

とにかく早く売りたい人は即時買取、早めに売りたいけどまずは高く売れるかどうか試したいという人は買取保証が向いているでしょう。

より詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。

買取保証とは何か。メリットや注意点を徹底解説!

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即時買取と買取保証のメリットとデメリット

買取の中でも2つの方法、「即時買取」と「買取保証」があることを紹介しました。

双方にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

不動産の買取方法① 即時買取を選ぶメリットとデメリット

まずは即時買取を選ぶメリットとデメリットを簡単にまとめました。

メリットデメリット
① 迅速な取引が可能になる① 買取価格が市場より低くなる
② 手間やコスト(広告費、仲介手数料など)の削減が期待できる② 競争による価格向上の機会がない
③ より確実に売却が見込める③ 物件の状態による価格交渉が限られる
④ 売却時期が予測しやすい④ 市場変動を利用しづらい

不動産を市場に出すことなく、業者が直接買取をする形となるため、内見などを対応することなく迅速な売却が可能となります。

そのため、資金が急に必要になった場合や、速やかに不動産を手放したいと考える方に向いています。

一方で、通常の市場価値よりも低い価格設定になることで不動産の持つ価値を活かしきれない点は検討すべきポイントとなるでしょう。

不動産の買取方法② 買取保証を選ぶメリットとデメリット

次に、買取保証を選ぶ際のメリットとデメリットをまとめました。

メリットデメリット
① 売れ残るリスクを軽減できる① 保証される買取価格が市場価格より低い可能性もある
② 計画的な資金計画が可能② 保証期間が満了する前に安易な売却を選ぶ可能性がある
③ 瑕疵担保責任が免責になる③ 不動産会社を途中で変えられない
④ 資金調達の非確実性が解消される④ 市場の動向によっては不利な条件がつく可能がある

買取保証では、売却価格と売却時期がある程度保証されるため、津h技の住宅購入やその他の財務計画を立てやすくなる点が大きな魅力です。

そのため、ある程度高く売りたいけど、時間に制限がある方や、仲介と買取の良い所取りが気になった方は買取保証を検討してみると良いでしょう。

一方で、どうしても市場価格より安価で取引される可能性があることや、期間中は途中で変更がきかないため、買取保証を選ぶ際には、売却までのプランを細かく決めたうえで売却を進めるようにしましょう。

不動産買取の利用に関する注意点【対策付き】

専門家のような人が案内しているような画像

不動産買取は便利な手段ですが、トラブルがないわけではありません。

この章を通じて不動産買取を安心して利用できる状態になるよう、不動産買取の注意点を完全に理解し、その対策も学んでいきましょう。

買取価格の相場は仲介の7-8割程度

一般に、買取価格は通常の売却相場の7-8割程度となっています。

買取業者は物件を転売することを目的としているため、相場よりも安い価格で買い取って、そのまま売り出したり、リフォームやリノベーションを行って売り出したりします。

買取業者は転売によって利益を出す必要があるリスクを負うだけでなく、リフォームなどを行う場合はその費用もかかるので、どうしても相場よりも安くなってしまうのです。

また、買取業者の中には物件の清掃や不用品の処分をせずにそのまま買い取ってくれる業者もありますが、このような場合は売却価格から清掃代や処分代が引かれる可能性が高くなります。買取価格が相場よりもさらに安くなってしまうことも考えられるでしょう。

■対策①

買取価格をできるだけ下げないようにするための対策として、仲介の査定価格と比較する方法があります。

買取価格の上限は、仲介で売却する相場の2割引きが上限の目安となります。そのため、買取する予定でも普通に仲介で売る価格も確認することで、買取価格が妥当かどうかを判断することができます。

もし買取価格に納得できない場合、相場より1割ほど安くすれば仲介でも短期間で売れる可能性が高まりますので、なるべく高く売るために仲介に切り替えることも可能になります。

■対策②

買取価格をできるだけ下げないようにする2つ目の方法は、複数の不動産会社に見積もり査定を依頼するということです。

異なる不動産会社は、物件の評価において異なる見解を持つことがあります。複数の見積もりにより、物件の現在の市場価値をより正確に理解できます。

もし一社だけに依存すると不適切な価格設定による損失のリスクがありますが、複数の見積もりを比較することで取引の透明性が高まり、不公平な取引や不当な低価格を避け、より高い価格で買い取ってくれる会社がどこか知る事ができます。

不動産会社はそれぞれ不動産販売に不動産種別や地域によって得意不得意がありますので、自分の不動産の再販を得意とし、より高く買い取ってくれるところを見つけることが重要です。

買取できない不動産もある

買取の2つ目の注意点は買取不可の物件もあるということです。

一般に、人気が出にくい不動産であっても、買取は仲介よりもはるかに売れやすくなっています。

しかし、買取業者も買い取った後に価値を上げて転売することが目的なので、リフォームなどを行っても買い手が見つからなさそうな物件と判断されたら買取は難しいでしょう。

■対策

不動産買取業者は全国に数多くあるため、他の業者に断られた物件でも取り扱ってくれるような、専門の買取業者も存在しています。

もし上記に当てはまる方場合は、買い取ってもらいたい不動産の状況に応じて専門の業者の利用を検討してみて下さい。

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悪質な業者も存在する

不動産買取に限った話ではありませんが、中には悪質な不動産買取業者も存在します。

嘘をついて安く買いたたく、小切手で支払おうとして不渡りにする、高額な測量費を請求するなど詐欺まがいのことを行うところも存在しますし、初めに仲介での高額な査定価格を提示して契約に持ち込み、その価格で売れないために価格を下げて買取提案をしてくるようなケースもあります。

不動産を売る際は、専門知識が必要になる場面や法律が絡むタイミングが少なくありません。だからといって業者の話をうのみにするのではなく、話が本当に正しそうかどうか自分で調べることが大切です。

■対策

悪質な不動産買取業者を利用するリスクを減らすためには、契約前に必ずその業者の評判や資格情報を確認するようにしましょう。

国土交通省が運営している「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」で宅建士資格が確認できない場合や、ネットで「○○不動産 口コミ」などの検索をした際に悪い詐欺事例が出てきたら利用しない方が安全と言えるでしょう。

不動産買取業者は悪質?代表的な手口から悪質な業者の見分け方を解説

不動産買取に強い業者ランキング

最後に、不動産買取を進めるときにおすすめしたい不動産会社を紹介します。

不動産買取を行っている不動産会社と、買取専門業者を含めた全国の不動産買取業者ランキング2024年最新版は以下の通りです。
順位不動産買取業者名年間販売戸数(総数)一戸建て(戸)マンション
1位カチタス5,2094,843366
2位
リプライス
1,7181,248470
3位レジデンシャル不動産1,67301,673
4位スターマイカホールディングス1,39501,395
5位大京穴吹不動産1,23501,235
6位インテリックス1,16191,152
7位フジ住宅1,077114963
8位ホームネット1,076101,066
9位長谷工エリアルエステート8887874
10位イーグランド865158707

参照:リフォーム産業新聞 第1562号 「買取再販年間販売戸数ランキング2023」

各不動産買取業者の口コミは、こちらの記事からご覧いただけます。

【2024年12月最新】不動産買取業者ランキングTOP10!口コミ評判やエリア別も紹介

更にここからは、マンション/戸建/地域ごとに実績があり評判のよい不動産会社ランキングも紹介します。

マンション買取に強い不動産買取業者ランキング

マンション買取に強い不動産会社は以下の3社です。

順位不動産買取業者名マンションの買取再販戸数
1位レジデンシャル不動産1,673
2位スターマイカホールでキングス1,395
3位大京穴吹不動産1,235

参照:リフォーム産業新聞 第1562号 「買取再販年間販売戸数ランキング2023」

レジデンシャル不動産は、マンションを専門に、買取・再販を行っている、埼玉や東京を拠点とする不動産会社です。

2012年に操業開始した比較的新しい会社ですが、圧倒的な供給量を強みに、買取再販戸数では2年連続1位を獲得しております。

レジデンシャル不動産の基礎情報や評判はこちらをご覧ください。

レジデンシャル不動産の評判は?強みや注意点などを総合的に解説

スター・マイカ・ホールディングスは、積極的にオーナーチェンジ物件を買取を行い、2013年より保有個数全国1位をキープしています。

中古マンションの買取実績は累計12,000件を超えており、豊富な買取実績が安心して買取依頼ができる ポイントとなります。

大京穴吹不動産は、古くからマンション買取と再販に力を入れている企業です。即時買取サービスや、買取保証サービスを提供していることが魅力です。

戸建て買取に強い不動産買取業者ランキング

次に戸建ての買取と再販に強い不動産買取業者を紹介します。

順位不動産買取業者名マンションの買取再販戸数
1位カチタス4,843
2位リプライス1,248
3位イーグランド158

参照:リフォーム産業新聞 第1562号 「買取再販年間販売戸数ランキング2023」

不動産買取業者で戸建てに強い企業1位は、なんと11年連続1位を獲得しているカチタスです。

グループ会社も合わせると全国に134か所営業所があるため、首都圏の不動産でない場合でも買取を依頼できる可能性が高いのが魅力です。

同じく、戸建て買取に強い業者として紹介したいのが、愛知県名古屋市に本社を置くリプライスです。

こちらは、カチタスのグループ会社であり、2社で戸建て買取のほとんどを占めているといっても過言ではありません。

迷っている方は、カチタス、リプライスにお問い合わせしてみることをおすすめします。

3位にランクインしている「イーグランド」は、首都圏を中心に不動産買取を行っている会社です。マンションと戸建てどちらの買取も行っています。

カチタスの評判はやばい?特徴や口コミ、強みも徹底調査!

リプライスの評判・口コミ・買取査定額・販売価格などを徹底解説

首都圏で評価が高い不動産買取業者ランキング

東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県で不動産を売りたい方が利用すべき、評価が高い不動産買取業者のランキングはこちらです。

ブランド力のある大手不動産会社が集まっていることは勿論ですが、地域密着の不動産買取業者も多く存在します。

不動産買取業者を探すなら、大手、地元密着のおすすめ業者を確認してから検討しましょう。

【一戸建てに強い大手不動産買取業者】

順位不動産買取業者名口コミ評価(5段階評価)
1位長谷工リアルエステート4。0点
2位 カチタス3.9点
3位リプライス3.8点

【マンションに強い大手不動産買取業者】

順位不動産買取業者名口コミ評価(5段階評価)
1位大京穴吹不動産4.3点
2位ホームネット4.0点
3位長谷工リアルエステート4.0点

【地元密着型不動産買取業者】

順位不動産買取業者名口コミ評価
1位株式会社中央住宅 ポラス住まいの情報館 (綾瀬営業所)5.0点
2位株式会社スリーエイト (北綾瀬支店)5.0点
3位住友林業ホームサービス株式会社 (東京支店)4.4点

東京の地元密着会社1位に選ばれた株式会社中央住宅は、埼玉・千葉・東京に根差した不動産買取業者です。

67店舗展開していることで集積した膨大な地盤データを使い、買取後再販の際にはメリットをより活かす方法を提供しています。

関西圏で評価が高い不動産買取業者ランキング

関西圏で不動産を売りたい方が利用すべき、評価が高い不動産買取業者のランキングはこちらです。

関西圏の中でも大阪以外であれば、地元密着型の不動産買取業者も探してみることがおすすめですが、大阪府内では、やはり買取に強い大手に依頼する方が多い傾向があります。

地元密着型の買取業者は地域の情報を持っており、口コミでの評価も高くなっています。

【一戸建てに強い大手不動産買取業者】

順位不動産買取業者名口コミ評価(5段階評価)
1位フジ住宅4.0点
2位 カチタス3.9点
3位リプライス3.8点

【マンションに強い大手不動産買取業者】

順位不動産買取業者名口コミ評価(5段階評価)
1位大京穴吹不動産4.3点
2位ホームネット4.0点
3位フジ住宅4.0点

【地元密着型不動産買取業者】

順位不動産買取業者名口コミ評価(5段階評価)
1位株式会社ウィル 豊中営業所4.6点
2位牧主住宅開発株式会社 本店4.5点
3位だんらん住宅株式会社 本店4.2点

関西圏で買取に強い買取業者1位の株式会社ウィルは関西を中心に買取を行っている不動産買取業者です。

大手がやらない、やっていない領域を中心に事業展開をしていることを強みにしており、早期売却率の高さも魅了です。

迷ったら不動産買取業者に話を聞いてみよう

「買取を利用するか迷う」「仲介どちらにするべきか迷っている」と感じるなら、まずは不動産一括査定サイトのイエウールを利用して、不動産買取業者に話を聞いてみましょう。

イエウールは利用者数・提携不動産会社数・エリアカバー率No.1(東京商工リサーチ調べ)の不動産一括査定サイトで、悪徳業者を排除したおすすめ業者最大6社に一括で査定依頼[をすることができ、十分に査定価格を比較することが可能です。

また、不動産買取だけでなく仲介にも対応している不動産会社と豊富に提携しているため、「仲介と買取を比較してあっている売却方法を見つけたい」という方もご利用できますよ。

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よくある質問

住宅ローンがあっても買取はできますか?

家を売却するためには住宅ローンを完済する必要がありますが、買取でもそれは変わらず住宅ローンを完済することができないと不動産を買取してもらうことができません。

不動産の買取価格で住宅ローンを完済することができれば問題なく買取できますが、もし買取価格より住宅ローン残債が多い場合は自己資金を使って住宅ローンを完済する必要があります。

住宅ローン中の家の買い取りを考えている場合は査定時に少しでも高い買取価格を提示した不動産会社に買取してもらう、もしくは高く売却できる仲介で売却活動を行うとよいでしょう。

不動産買取でまず抑えるべき注意点は?買取業者の注意点も紹介


不動産買取で起こるトラブルを教えてください

不動産買取は、不動産会社に直接買取してもらう売却方法となるため、不動産会社との間で以下のようなトラブルが発生しやすいです。

  • 相場より低い買取価格で買い叩かれる
  • 契約後に査定価格が値下げされる
  • 想定外の費用を請求される

不動産買取では、買取価格に関するトラブルが発生しやすいです。

不動産会社は売主から買い取った不動産を再販し利益を得ています。多くの利益を得るためには安く物件を買取して高く再販する必要があるため、相場より低い査定価格を提示されるというトラブルが発生するのです。

相場より低い買取価格で買い叩かれないようにするためにも、必ず複数の不動産会社に査定依頼をして、適切な査定価格であるのか確認する、不動産会社の提示した査定価格が正しいか確認するために、担当者に査定価格の根拠を聞くといった対策を行い、慎重に不動産会社を選ぶようにしましょう。

不動産買取でトラブルはよく起こる?仲介との違いやトラブル事例を紹介


不動産買取の注意点を教えてください
不動産買取の注意点は以下の5つです。
  1. 必ず複数の不動産会社に査定依頼をする
  2. 買取してもらえない物件もある
  3. 「即時買取」と「買取保証」を使い分ける
  4. 売却時に住宅ローンを完済する必要がある
  5. 買取の場合でも売却費用がかかる
  1. 不動産買取が初めての方はこちらの動画解説も参考にしてください
【完全無料】うちの価格いくら?