不動産買取とは?仲介にないメリットや注意点を解説

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査定で分かるのは、価格だけじゃない
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不動産売却の基本から初心者向けに売却の流れや会社の選び方を解説!実際の売却事例からの学びも紹介

不動産買取とは?

不動産買取とは、不動産会社が直接不動産を買い取る方法のことです。

不動産買取では不動産の購入希望者を探す必要はなく、売主と買取業者の間で交渉が成立すればすぐに買い取ってもらえます。そのため、査定をしてから売却が完了するまでのスピードが速いことが特徴的な売却方法です。

不動産会社が買取した不動産は、リフォーム・リノベーションをした後に再販売されます。

不動産買取に出される不動産は築年数が古い、部屋の状態が悪いなどそのまま使うことができない不動産である場合が多くなっているため、不動産会社は一度リフォームを行い、不動産の価値を高めて再販売し、利益を得ています。

不動産仲介との違い

不動産買取と仲介の違い

不動産仲介とは、不動産会社に売却活動を手伝ってもらい、買主を見つけて契約を取りまとめてもらう売却方法のことです。

買取と仲介を比較すると、買取は買主を見つける必要がないため販売活動や内覧が不要となり、売却完了までの期間が短くなることが特徴です。

また、買取は販売活動に関わるハウスクリーニング費用や仲介手数料も不要ですので、成約をするために必要な費用がなく、仲介と比べると売却にかかる費用が安くなることが特徴です。プロを相手に不動産を売るため、家に欠陥が見つかったときも契約不適合責任が免除になることもあります。

自己負担を少なく手早く確実に家を売却したい場合は、買取がおすすめの売却方法と言えるでしょう。

■不動産買取と不動産仲介の違い

不動産買取不動産仲介
買主不動産会社おもに個人
売却期間7日~1か月3か月~11か月
売却価格市場相場の7割市場相場
仲介手数料ないある
販売活動・内覧ないある
契約不適合責任ない場合もある

不動産買取には2種類ある

「不動産買取には、一般に考えられている以上の多様性があり、主に2種類の方法が存在します。この章では、それぞれの買取方法の特徴、利点、そして状況に応じた最適な利用方法について簡単に紹介します。

2種類の方法とは、「即時買取」「買取保障」のことを指します。

一つ目の「即時買取」で、これは不動産会社が直接物件を買い取る方法であり、迅速な取引が特徴です。二つ目は「仲介買取」で、こちらは不動産会社が一時的に物件を買い取り、後に市場で再販売する方法です。

この2つの方法は、それぞれ異なる利点と適用条件があります。それぞれの特徴にも着目しながら、解説していきます。より詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。

即時買取

即時買取とは、不動産市場における一つの取引方法で、不動産会社や専門の買取業者が、物件を直接、迅速に買い取るサービスです。即時買取ができる不動産会社であれば、依頼して価格が決まり次第すぐに不動産を買い取ってもらうことができます。

1つ目の特徴として、迅速な取引が期待できる点があります。即時買取の場合は査定依頼して1度訪問査定をすればすぐに売却、引き渡しへと進めることができますので、必要な期間は最短7日~長くて1か月ほどになります。売り手は比較的短い期間内に物件を売却し、現金化できます。

買取なので仲介の7割ほどの価格にはなりますが、時間がなく、不動産をすぐに売却して現金化したい人におすすめの方法になります。

不動産の即時買取とは?買取保証との違いやメリット・デメリットを解説

買取保証

買取保証とは、不動産会社に仲介を依頼して市場で欲しい人を探しつつ、一定期間(約3か月~6か月)売れなかったら取り決めていた額で不動産会社に買い取ってもらうシステムです。

市場価格のまま売ることができないかチャレンジしたうえで、仲介では買主が見つからない場合には買取価格で買い取ってもらうことができますので、不動産仲介と即時買取のメリットを組み合わせたようなものになります。

買取保証の仲介期間は3か月ほどで設定される場合が多くなります。

仲介期間に不動産仲介で売却が決まった場合は、不動産会社への仲介手数料は発生しますが、買取保証での買取になった場合には仲介手数料は発生しません。

とにかく早く売りたい人は即時買取、早めに売りたいけどまずは高く売れるかどうか試したいという人は買取保証が向いているでしょう。

買取保証とは何か。メリットや注意点を徹底解説!

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不動産買取の仲介にないメリット

続いて、不動産買取は、従来の不動産売却方法とは異なり、多くの利点を提供します。この章では、不動産買取のメリットに焦点を当て、特に迅速な売却、確実性、手間の軽減、そして即金性などの利点について詳細に解説します。

不動産買取は、特定の状況下での売却において有効な選択肢となり得ます。この章を通じて、不動産買取の利点を理解し、それが自身の状況に合致するかどうかを判断するための参考情報を提供します。

不動産買取のメリット

  • すぐ現金化でき確実に売れる
  • 契約破棄のリスクがない
  • 掃除や内覧などの手間が省ける
  • まとまった費用を用意せずに売れる
  • 周囲に知られずに売れる
  • 契約不適合責任がなくなる可能性がある
  • 仲介で売れない不動産でも利用できる
  • 買取保証で仲介にも挑戦できる

メリット1:すぐに現金化でき確実に売れる

メリット1つ目は、迅速な売却が可能で、すぐに現金化でき、確実に売れるという点です。

通常の仲介は売却までに3~6カ月程度かかることが一般的です。売却に数カ月の時間がかかる上に、相手の都合で引き渡し日がさらに遅れる可能性もあります。

買取であれば、買主を探す手間なく買取業者と売買が成立した時点で入金されるので、不動産をとにかく早く現金化したい方、確実に売却したい方におすすめです。

先ほどご紹介した「即時買取」なら、最短1週間程度で現金化できる業者もあるようです。即時買取について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

メリット2:契約破棄のリスクがない

不動産買取のメリットの2つ目は、契約破棄のリスクがないということです。

不動産仲介の場合は一般の方に売却するため、購入希望者が住宅ローンの審査に落ちてしまった場合は売却の話が白紙になることもあります。これは「融資利用の特約」により、購入希望者が金融機関からお金を借りることができなかった場合は契約を破棄することができるからです。

1度決まった契約でも、購入希望者の状況によっては売却活動を再開せざるを得なくなるということです。

その点買取であれば相手は不動産会社なので、契約が決まってから破棄になるリスクはほとんどありません。

売却期間をある程度決めている中であればなおさら契約白紙は痛い話になるため、買取の大きなメリットと言えるでしょう。

メリット3:掃除や内覧などの手間が省ける

不動産買取のメリットの3つ目は、掃除や内覧などはしなくてよいため、最小限の手間で売れるということです。

買取で売るにあたって、仲介では重要になる販売活動に伴う準備は不要になります。

買取業者相手に売るので、買い手を探すための活動をする必要がないのです。

また、家や土地を綺麗に見せたりして「この不動産を買いたい」と思わせる必要もないので、内覧のための準備や対策もしなくてOKです。

できるだけ手間をかけたくない人にとって、この点はありがたいでしょう。

物を残したまま売ることができる場合も

買取の場合、仲介と違って不要物を残したまま売れる場合も多いです。通常の不動産仲介の場合、買い手に引き渡す時には家や土地の中を空にする必要があります。

そのため、自分たちで清掃したり、粗大ごみの処分をしたりする必要があり、多くの手間が掛かってしまいます。

その点買取なら、業者が自分たちで清掃する前提で購入するため、物を残したまま売れるケースが多いのです。

不動産会社とやり取りする回数が少ない

買取であれば、不動産会社とのやり取りを最小限にできます。

買取なら、不動産会社とのやり取りが最小で査定と引き渡しの1~2回で済みます。

通常の仲介であれば、査定や売り出し価格の相談などから始まり、売却活動中は定期的に販売状況を確認する必要があります。

不動産会社とのやり取りという意味でも手間がかからない売却方法であると言えます。

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メリット4:まとまった費用を用意せずに売れる

買取のメリットとして見逃されがちなのが、売却にまとまった費用を必要としないという点です。

不動産の買取には、仲介手数料が掛からないケースが多いです。

買取は仲介と違い、買い手を探して売るわけではありません。

買取業者は売却の相談対応、販売活動、相手との交渉や契約締結などの仲介業務を行わないため、仲介手数料も発生しないのです。

仲介手数料は通常数十万円から数百万円になることもあるため、これが掛からないというのは大きなメリットでしょう。

また、先ほどご説明したように、買取の場合は家がからの状態でなくても売ることができるため、クリーニングや不用品の処分費用が掛かりません。

ただし業者や不動産の状態によっては、これらの費用を差し引いた金額を買取価格とする場合もあります。

メリット5:周囲に知られずに売れる

近所とのトラブルや離婚など、何らかの事情により不動産を周囲に知られずに売りたいという方も多いのではと思います。

そのような方は、買取で売ることで周囲に知られずに売ることができます。なぜなら、買取で売る場合、販売活動や見学会の開催が必要ないため、売ることが周囲に知られづらいです。

仲介の場合、売買を成立させるためには、チラシやネット広告に物件情報を掲載したり、家の前に売り出し中の看板や旗を立てたり、見学会を開催したりして、買い手候補に売り出し中であることを大々的に伝える必要があります。

販売活動の目的は周りの人に売り出し中であることを知らせることなので、当然ながら周囲にも知られてしまいます。

買取は一般的に業者とのやり取りが少ないので、周囲に売却中であることが知られづらいです。

仲介であれば、訪問による査定、不動産会社との契約、購入希望者の内覧など、人が物件に出入りする頻度が多くなります。そうすると、周囲の人から物件を売ろうとしているのではないかと気づかれ、捜索される可能性もあるでしょう。

買取であれば、最小1回の訪問で査定から売買契約成立まで行ってくれる業者もあります。また、業者の人にスーツではなく私服で来てもらえるよう頼むことで、さらに周囲に知られづらくなります。

メリット6:契約不適合責任がなくなる可能性がある

続いてのメリットは、契約不適合責任がなくなる可能性があるということです。

契約不適合責任とは、不動産売買契約時に買主には伝えられていなかった欠陥などが発覚した場合に、売主がその修理や修復負担に応じなければならないという責任のことです。場合によっては賠償金の請求をされることもあります。

不動産買取は不動産仲介と違い、不動産会社が査定して買い取るため、後に欠陥が見つかってもその契約不適合責任には問われないケースが多くなります。

メリット7:仲介で売れない不動産でも利用できる

不動産買取では、仲介ではなかなか売れないような不動産でも買い取ってもらえる可能性が高くなります

古い家や事故物件など、人気がでにくく訳あり物件とされるような不動産であればなおさら、一般の方の中から購入希望者を探すことは難しくなるでしょう。

しかし、不動産買取であれば不動産売買のプロである不動産会社が一番売れやすい状態にしてから再販を行うため、売れにくい不動産でもそのような前提で買取の相談が可能なのです。

売りたい不動産がちゅうかいでは売れにくそうだと感じる方にはかなり大きなメリットと言えます。

メリット8:買取保証で仲介にも挑戦できる

買取の最後のメリットは、買取保証を利用して少しの期間だけでも仲介での売却活動を行うこともできるということです。

不動産売却の期間に少し余裕がある場合におすすめの方法になります。

やはり買取になると仲介よりも数割安い額での売却になってしまいますので、仲介と買取を組み合わせてより高く売ることが狙いです。

仲介で売れない場合に買い取ってくれる買取保証を利用して、売却希望時期のギリギリまで仲介売却の相場で売り出し、売れなければ買取価格で買い取ってもらいましょう。

仲介で売却できるとメリットが少なくなってしまう場合、不動産会社は買取を行うために売却活動には力を入れないケースもあるので、自分から進捗状況の確認を行うとよいでしょう。気になる行動は改善の要望を伝えることも手です。

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不動産買取の注意点

不動産買取の利便性とスピードは魅力的ですが、利用時に知っておくべき注意点も存在します。

不動産買取の注意点をきちん理解して、その影響を慎重に評価することで、売却の決断を下す際によりバランスの取れた売却活動を行うことができます。

不動産買取は便利な手段ですが、その利用には慎重な検討が必要であることを、この章を通して学んでいきましょう。

不動産買取の注意点

  • 買取価格の相場は仲介の7割程度
  • ローンがあると売却できない
  • 買取不可の不動産もある

注意点1:買取価格の相場は仲介の7割程度

一般に、買取価格は通常の売却相場の7割程度となっています。

なぜなら、買取業者は物件を転売することを目的としているからです。相場よりも安い価格で買い取って、そのまま売り出したり、リフォームやリノベーションを行って売り出したりします。

買取業者は転売によって利益を出す必要があり、またリフォームなどを行う場合はその費用もかかるので、どうしても相場よりも安くなってしまうのです。

また、買取業者の中には物件の清掃や不用品の処分をせずにそのまま買い取ってくれる業者もありますが、このような場合は売却価格から清掃代や処分代が引かれる可能性が高くなります。買取価格が相場よりもさらに安くなってしまうことも考えられるでしょう。

不動産買取相場は市場価格の7~8割!買取の特徴や相場価格を解説

注意点2:ローンがあると売却できない

家を売却するためには住宅ローンを完済する必要がありますが、買取でもそれは変わらず住宅ローンを完済することができないと不動産を買取してもらうことができません

不動産の買取価格で住宅ローンを完済することができれば問題なく買取できますが、もし買取価格より住宅ローン残債が多い場合は自己資金を使って住宅ローンを完済する必要があります。

住宅ローン中の家の買い取りを考えている場合は査定時に少しでも高い買取価格を提示した不動産会社に買取してもらう、もしくは高く売却できる仲介で売却活動を行うとよいでしょう。

注意点3:買取不可の不動産もある

最後の注意点は、買取を利用したくても買取不可の不動産があるということです。

一般に、需要の少ない不動産であっても、買取なら仲介よりもはるかに売れやすいです。

しかし、以下のような不動産は買取でも取り扱ってくれない場合があります。

  • 需要が少ないエリアにある
  • 築年数がとても古く、大掛かりな改修が必要である
  • 再建築不可の土地にある
  • 事故物件である

買取業者も買い取った後に価値を上げて転売することが目的なので、リフォームなどを行っても買い手が見つからなさそうな物件は難しいでしょう。

一方で、他の業者に断られた物件でも取り扱ってくれるような、専門の買取業者も存在しています。もし上記の当てはまる方場合は、検討してみて下さい。

不動産買取の注意点とは?損しないためにできる注意点を解説

不動産買取で起こるトラブルとは?事前にできる対策や相談先を解説

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不動産買取に向いている人の特徴

不動産買取を検討している人の中には「早く売りたいけど、買取と仲介どっちがいいのか迷う…」と悩む人も多くいるでしょう。

先程、不動産買取を利用するメリットと注意点を説明してきましたが、実際売却を行いたい場合に、「不動産買取」と「不動産仲介」のどちらを選ぶべきでしょうか。売却を検討する際、どちらの方法を選択するかは、売り手の目的、状況、そして期待に大きく変わります。

まず始めに自分が買取に適しているかどうかを確認してみましょう。

不動産買取に向いている人の特徴は一般的にどういう方なのか、以下の4点にまとめてみました。

不動産買取に向いている人の特徴

  • 事情により不動産を早く売却する必要がある人
  • まとまった現金が至急必要な人
  • なるべく手間や費用をかけずに売りたい人
  • 売ることを周囲に知られたくない人

事情により不動産を早く売却する必要がある人

何らかの事情により早く売却したい人は、買取に向いていると言えます。

急な転勤や離婚など、早急に今の家を売る必要が出てきてしまった方にとって、仲介で数カ月かけて売ることは困難なのではないでしょうか。

不動産会社が直接物件を買い取る「即時買取」なら、迅速な売却を求める場合に最適です。そのため市場に物件を出して買い手を待つ通常の売却方法に比べ、はるかに短い時間で売却が完了します。

また、市場で迅速に売却するためには、物件の価格設定を市場価格よりもやや低めに設定することが効果的です。これにより、買い手の関心を引き、速やかな売却につながります。

「売却完了までの早さを重視する」方には、最短で数日から数週間で引き渡しまで行える買取がおすすめです。

まとまった現金が至急必要な人

急な転勤や入院など、所有している不動産を急いで現金化したいという人など至急で現金化が必要な場合も、不動産の即時買取が有効です。即時買取では、契約後すぐに現金が手に入り、財務的なニーズに迅速に対応できます。

臨時の資金が必要な場合、不動産売却から得られる資金を担保に、短期間の融資を受ける方法である、ブリッジローン(つなぎ融資)を利用する選択肢もあります。

一部の不動産会社では、一定期間内に売れなければ会社が買い取るという保証サービスを提供しています。これにより、一定期間内の現金化が保証されます。

不動産売却は大きな決断であるため、短期的なニーズと長期的な影響の両方を考慮に入れる必要があります。

なるべく手間や費用をかけずに売りたい人

急遽不動産を売ることになり、時間がないうえに売却のための費用の準備などもできてない人は、買取がおすすめです。

買取は仲介と違って仲介手数料がかかりません。そのため、広告費や仲介手数料、物件の修繕やステージングなどのコストが不要または最小限に抑えられます。

また、買取なら不動産会社とのやり取りは最低限で済みますし、修繕や改装を行わず、物件を「現状のまま」で売却することで、余計な費用をかけることなく売却が可能です。

物を残したまま売ることもできるため、最小限の手間で売ることができます。

売ることを周囲に知られたくない人

不動産を売却しようとしていることを周囲に悟られたくない人は買取がおすすめです。

買取は、販売活動を行わずに売却することができます。

そのため、周囲の人に売却中であることが知られづらく、捜索される心配もありません。

不動産会社とのやり取りが最小限で済むことも、知られづらいポイントとなっています。

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不動産買取に向いていない人の特徴

次に、買取に向いていない人の特徴をみていきましょう。

買取に向いていない人とは、すなわち仲介の方が向いている人になります。

自分がここから挙げる特徴に当てはまるかどうかを確認して、売却方法を判断するようにしましょう。

不動産買取より仲介が向いている人の特徴

  • できるだけ高く売りたい人
  • 売却を急いでいない人
  • 人気エリアに住んでいる人

できるだけ高く売りたい人

物件をできるだけ高く売りたいという人は、仲介で売ることをおすすめします。

買取業者は、転売によって利益を出すことを目的としています。そのため、買取価格は仲介の相場の7割程度となります。しかし、不動産を売る目的が「高く売ること」の人は、買取ではなく仲介を選ぶべきでしょう。

物件の魅力を最大限に引き出すために、必要な修繕や美観向上のための改装を行います。清潔で整備された物件は、より高い価格での売却につながります。

また、口コミ情報や査定時の対応などから売却物件と市場に精通した不動産会社を選定し、効果的な販売戦略を立てます。経験豊かな仲介業者は、適切な価格設定と効果的な販売戦略で高額売却をサポートします。

売却を急いでいない人

売却を急いでいない人にとっては、物件を最適な条件で売却するための時間的余裕があります。この状況を最大限活用するためには「不動産仲介」で不動産を売った方が良いでしょう。

不動産市場は周期的に変動します。売却を急がない場合、市場が売り手に有利になるタイミングを見極めることができます。

また、時間に余裕がある場合、必要な修繕や改善を行い、物件の魅力を高めることが可能です。これにより、将来的により高い価格で売却できる可能性があります。

最後に、焦らずに幅広い買い手のオファーを検討し、最も好条件のものを選ぶことができます。

人気エリアに住んでいる人

地価が上昇している、都心に位置しているなど人気エリアの不動産を売ろうとしている人は仲介での売却がおすすめです。

人気エリアの物件は多くの買い手にとって魅力的です。仲介を通じて市場に公開することで、複数の買い手が競争し、結果として価格が上昇する可能性があります。

仲介業者は物件の市場価値を正確に評価し、適切な価格での売却をサポートします。人気エリアでは、早く買い手が見つかり、市場価値での売却がより期待できます。

需要の高いエリアの不動産を売りたい方は、最初から買い取ではなく、まずは仲介で売り出してみることをおすすめします。仲介業者は買い手との交渉をサポートし、売却プロセスをスムーズに進めます。これにより、売却条件や契約の複雑さを売り手が直接対応する手間を省けます。

不動産買取の流れ

不動産買取を利用するのであれば、かならず全体の流れのイメージを掴んでおくようにしましょう。

特に買取は完了まで短期間で進んでいきますので、具体的にいつ何をするのか抑えておくと安心です。

不動産買取は以下の流れで進みます。

  1. 不動産買取業者に査定依頼する
  2. 不動産買取業者が実際の不動産を見て査定を行う
  3. 査定結果を比較して買取業者を選ぶ
  4. 不動産買取業者と条件をすり合わせ売買契約を結ぶ
  5. 決済をして不動産を引き渡す
  6. 売却の翌年2~3月に確定申告を行う

この中で最も大切なのは、不動産買取業者選びです。

不動産買取は査定額がそのまま買取価格になるため、できるだけ高く買い取ってくれる不動産買取業者を見つけることが重要になります。

事前に実績や、不動産の所在地や種別に対応しているか、口コミ満足度は高いかなどを確認して、連絡をとる不動産買取業者を選定しましょう。

また、買取保証を利用する場合は、売買契約を結ぶ前に不動産会社と媒介契約を結び、売却活動・内覧を行うことになります。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【図解】不動産買取の流れを事前準備から確定申告までわかりやすく解説

「まだ買取と仲介どちらにするべきか迷っている」なら、まずは不動産一括査定サイトのイエウールを利用して、自分にあった売却方法を確認してみませんか?

異なる不動産会社は、物件の評価において異なる見解を持つことがあります。複数の見積もりにより、物件の現在の市場価値をより正確に理解できます

もし一社だけに依存すると、不適切な価格設定による損失のリスクがあります。

複数の見積もりを比較することで、取引の透明性が高まり、不公平な取引や不当な低価格を避け、より高い価格で買い取ってくれる会社がどこか知る事ができます。

不動産会社はそれぞれ不動産販売に不動産種別や地域によって得意不得意がありますので、自分の不動産の再販を得意とし、より高く買い取ってくれるところを見つけることが重要です。

イエウールは利用者数・提携不動産会社数・エリアカバー率No.1(東京商工リサーチ調べ)の不動産一括査定サイトで、最大6社まで一括で査定依頼をすることができるため、十分に査定価格を比較することができます。

また、不動産買取だけでなく仲介にも対応している不動産会社と豊富に提携しているため、「仲介と買取を比較してあっている売却方法を見つけたい」という方もご利用できます。

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  1. 不動産買取が初めての方はこちらの動画解説も参考にしてください
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