不動産買取相場は仲介時の約7割?低く取引される理由を徹底解説

不動産買取相場は仲介時の約7割?低く取引される理由を徹底解説

不動産買取を検討している方は、自分の持っている不動産がいくらで買い取ってもらえるのか気になっている方も多いでしょう。

不動産買取は迅速に売却完了できる点が魅力の1つですが、その分、不動産仲介を利用した時より売却価格が安くなるという懸念点があります。

この記事では、気になる最新の買取価格の相場をはじめに説明して後に、今さら聞けない買取価格が仲介時より安くなってしまう理由を紹介します。

不動産は高額な資産です。不動産買取の特徴をよく理解し、少しでも高く、より後悔のない売却活動ができるようにしましょう。

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「まずは不動産売却の基礎知識を知りたい」という方は、こちらの記事をご覧ください。

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不動産買取はとにかく早く売れる!仲介との違いや買取相場、流れまで徹底解説

不動産買取相場は不動産仲介利用時の7割~8割

不動産買取とは、不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。

不動産仲介に依頼するときと比べて「売却完了するまでの期間短く迅速である点」が大きなメリットで、「売却価格が仲介のときと比べて安くなる点」がデメリットです。

安くなると言っても、不動産買取の相場価格は、不動産仲介時のおよそ7~8割と言われています。

この章ではまず買取相場を不動産種別、築年数別に分けて紹介します。

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不動産種別の買取相場価格

不動産買取の相場は仲介を利用した際のおよそ7-8割程度と聞くと、非常に安くなってしまわないか心配になりませんか?

実際のデータを基に、不動産の種類別と築年数の観点から最新の不動産市場を確認してみましょう。

このデータは、レインズ「月例速報」から仲介価格を参照し、売却価格の7割の価格を不動産買取相場価格として計算しています。

買取と仲介では実際どのくらいの売却価格の差があるのかもチェックしてみましょう。

今回は主要都道府県の買取相場価格を解説します。買取価格は、仲介相場価格の8割で計算しています。

一戸建ての買取相場価格

買取相場価格(万円)※推定値仲介相場価格(万円)前年比(%)前月比(%)土地面積(平米)
北海道1,4301,7874.8-2.4263.23
東京都4,6765,8458.0-0.5109.52
神奈川県3,0833,854-9.5-3.7142.16
愛知県2,1752,719-7.4-2.0193.27
福岡県1,7262,157-9.7-7.1289.89

マンションの買取相場価格

買取相場価格(万円)※推定値仲介相場価格(万円)前年比(%)前月比(%)専有面積(平米)
北海道1,6422,052-3.3-19.073.42
東京都5,4856,85618.20.057.26
神奈川県3,1303,9131.1-1.166.43
愛知県1,9102,388-3.41.474.58
福岡県2,2122,76511.1-3.465.49

土地の買取相場価格

買取相場価格(万円)※推定値仲介相場価格(万円)前年比(%)前月比(%)面積(平米)/参考
北海道1,3941,742-11.1-7.3305.26
東京都6,2637,82935.425.1157.82
神奈川県3,0813,85110.7-5.9182.49
愛知県2,4323,0400.31.9205.76
福岡県1,7102,1386.6-14.8326.35

出典:レインズ「月例速報」(2025年8月度)

土地の買取相場価格は都道府県によって前月比に大きく差が出ています。マンションや一戸建てでは売却価格が前月と比べて低くなっていた都道府県でも土地では高く高く買取が行われている都道府県も多いようです。

築年数別の買取相場価格

次に築年数別の買取相場価格を見ていきましょう。

中古マンションの築年数別買取相場

買取相場価格(万円)※推定仲介相場価格(万円)面積仲介㎡単価(万円)買取㎡単価(万円)
築0~5年6,2467,80861.93126.08100.86
築6~10年5,7257,15665.60109.0987.27
築11~15年5,2956,61966.6299.3579.48
築16~20年4,7785,97270.2085.0768.06
築21~25年4,2565,32071.2074.7159.77
築26~30年3,0683,83566.4557.7146.17
築31~35年1,9642,45560.5640.5432.43

中古一戸建ての築年数別買取相場

買取相場価格(万円)※推定仲介相場価格(万円)土地面積建物面積
築0~5年4,1055,131118.6597.88
築6~10年4,0275,034119.6399.00
築11~15年3,8224,777129.78101.81
築16~20年3,5074,384140.43106.40
築21~25年3,2984,122136.66108.76
築26~30年2,7353,419153.02113.32
築31~35年2,3712,964166.08118.88

出典:築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2024年)

中古マンションも中古一戸建て住宅も築年数がするにつれて売却価格が下落していることが分かります。

高く売るためには、売却方法が仲介でも買取でも築年数が一定期間を経過する前に売却することが大切です。

なお、不動産の買取価格は不動産会社によって異なります。

不動産会社を選ぶ際は、必ず複数の不動産会社に査定依頼をし、比較するようにしましょう。

不動産買取相場が仲介より低い理由

先述した通り、不動産を売却する方法は大きく「買取」と「仲介」の2種類あります。

不動産売却で一般的に多くの方に選ばれる「不動産仲介」は、不動産会社が仲介者となり売主の代わりに買主を探してもらいます。

一方で今回注目する「不動産買取」とは直接不動産会社に不動産を買い取ってもらう形になるため、不動産買取では、買主が不動産会社となります。

そのため、不動産仲介へ依頼する場合と売る仕組みが異なります。

この章では不動産買取の仕組みから仲介時よりも売却価格が低くなる理由を確認していきましょう。

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不動産買取では不動産仲介手数料を含んでいないため

不動産仲介の場合、不動産会社が売主と買主の間に入り、物件の紹介や契約手続きのサポートを行います。

このサービスに対する報酬として、仲介手数料が発生します。

仲介手数料には上限があり以下のように計算します。

仲介手数料=売却価格の3%+6万円(税別)

この式を使うと、3000万円の物件を売却する場合、仲介手数料は約96万円になります。

一方、不動産買取では、不動産会社が直接物件を買い取るため、仲介手数料は発生しません。

そのため、売却完了までの早さや手間を重視する方にとって、コストがかからず有利に思えるかもしれません。

修繕やリフォーム費が差し引かれているから

不動産会社は売主から買い取った不動産にリフォームやリノベーションを行い販売します。

れにより、物件の価値を高め、再販時により高い価格で売却することを目指します。

この費用は買取価格に反映されるため、買取業者は物件の購入時に修繕やリフォームにかかるコストを差し引いた価格を提示します。

自分でリフォームやリノベーションを行うと高額な費用がかかるため、場合によってはリフォームせずに不動産買取を行うほうが利益が高くこともあるでしょう。

不動産買取業者は再販を前提に少しでも売却価格を安くしたい

最後に、不動産買取業者が買い取った不動産は、基本的に不動産側が再度売りに出すことにことを前提としています。

そのため、物件を再販する際のリスクや売却までの期間を考慮し、購入時の価格を市場価格より低く設定します。

市場価格で購入してしまうと、再販時に十分な利益を確保できないリスクがあります。

また、不動産市場は変動するため、購入時から再販時までの間に市場価格が下落する可能性もあります。

さらに、リフォーム費用やリノベーション費用以外にも、不動産会社が買い取った不動産を再販する際にかかる「人件費」や「広告宣伝費」、さらに「不動産取得税」「登録免許税」といった不動産の入手や売却にかかる費用をすべて買取時の利益で賄うことになります。

少しでも利益を得るために、買取価格を低く設定したいというのが、不動産買取業者側の狙いです。

不動産買取相場を自分で調べる方法

不動産買取は、取引価格が低くなる一方で、仲介で売れない不動産でも売れる可能性が高いことや、スピーディーな売却が可能なことから仲介ではなく不動産買取を選ぶ方もいらっしゃいます。

不動産買取の相場価格は、不動産仲介時のおよそ7~8割です。

そのため、不動産仲介での取引の価格を調べて、その7~8割の価格を算出すれば、不動産買取価格を算出できます。

ここからは2つの買取相場の調べ方をご紹介します。

方法① 不動産情報ライブラリ

国土交通省が運営しているでは、一戸建て、マンション、土地の取引価格を検索することができます。

不動産情報ライブラリの入力部分のスクリーンショット

画面上部で「地域」「用途区分」「調査年」を設定すれば、地域ごとの過去の取引情報が検索できます。

検索結果に出てくる取引総額が仲介で取り引きされた価格です。取引総額の7割が買取での売却価格になります。

不動産情報ライブラリで検索する際は、自分の不動産と条件が似ている不動産を数件ピックアップしてみましょう。条件が似ている不動産の取引総額の平均値の約7割が買取相場となります。

方法② レインズマーケットインフォメーション

レインズマーケットインフォメーションとは国交大臣指定の不動産流通機構が運営している不動産取引価格の情報提供サイトです。

このサイトでは、実際に不動産が取り引きされた価格に基づいた売却参考価格を確認することができます。

レインズマーケットインフォメーション

詳細に検索条件を設定することもできるので自分の不動産に近い取引を検索することができます。1件だけではなく数件条件が似ている不動産を選んで、売却相場価格を調べてみましょう。

買取での売却価格は、売却相場価格のおよそ7割ほどになるとみておくと良いでしょう。

不動産買取に向いている物件

不動産を売却する時に仲介と買取どちらにするか迷っている方もいるでしょう。

一般的には高く売れる仲介で不動産を売却する方が多いですが、物件によっては不動産買取で売却するほうが適していることもあります。

ここからは不動産買取に向いている物件を3つご紹介します。

下記の内容に当てはまる物件をお持ちの方は不動産買取での売却を検討してみてもいいかもしれません。

築年数が古い物件

築年数が古い不動産は不動産買取を選択したほうが売却が上手くいく可能性があります。

一般的に築年数が古くなればなるほど不動産の価値が低くなると言われ、買主がなかなか見つからないこともあるでしょう。

リフォームやリノベーションをすれば多少高く売却はできますが、その分売却にかかる費用が増えてしまうのです。しかし不動産買取であればリフォームやリノベーションをすることなく不動産会社へ売却することができます。

さらに古い物件を売却する際は、後ほど大きな欠陥が見つかり先ほど解説した契約不適合責任に問われることもあります。このようなリスクを避けるためにも築年数の古い物件を売却する際は不動産買取をおすすめします。

事件や事故があった瑕疵物件

事件や事故があった物件は、仲介ではなかなか売れない傾向にあります。

過去に自殺や死亡事故があった物件に住みたいと思う人はあまりいないでしょう。売却に不利になる情報ですが売主には告知義務があるため、隠さずに伝えなければなりません。さらに長期間売れ残っているとその不動産には何か問題があるのだと買主からのイメージが悪くなってしまいます。

このようになかなか買手が見つからないであろう物件は不動産買取を選択することをおすすめします。

リフォームが必要な物件

室内の状態が悪く、リフォームしなければ売れないであろう物件は不動産買取で売却するほうがよいでしょう。

室内の状態が悪い場合、内覧時に良いイメージを持ってもらうことができず、なかなか買手が見つからないこともあります。ですが買取では物件の状態が悪くリフォームが必要な物件でも買い取ってもらうことができます。

自分でリフォームして仲介で売却することも可能ですが、リフォームには高額な費用がかかり、その費用分の利益が得られるとは限りません。

リフォーム費用を払い仲介で売却するよりも不動産会社に買い取ってもらうほうが結果的に高い利益を得ることができる場合もあります。どちらが自分により利益があるのか不動産会社に確認してみると良いでしょう。

ここまで不動産買取の相場について解説してきました。

不動産買取は仲介と比べると売却価格は低くなってしまいますが、安い費用で売却できたり売却活動を短期間で終わらせることができるなどよい点がたくさんあります。さらに仲介ではなかなか売れない不動産でも買取なら取引できるというのも買取ならではの魅力です。

買取で売却する時の特徴をよく理解し、後悔のない売却活動を行いましょう。

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