【2026年8月時点】マンション売却相場を確認しよう
マンションを売却することを考えている方や、将来的に売るかもしれない方にとって、「今マンションを売ったらいくらになるのか」は気になるポイントでしょう。そこで、まずはあなたのマンションの売却相場を確認しましょう。
都道府県ごとのマンション売却相場は以下の通りです。
| 地方 | 都道府県 | |
|---|---|---|
| 北海道・東北 | 北海道2,481万円 | 青森2,930万円 |
| 秋田1,335万円※ | 岩手1,837万円 | |
| 宮城2,876万円 | 山形1,975万円※ | |
| 福島1,402万円 | ||
| 北陸・甲信越 | 新潟1,922万円 | 長野4,918万円 |
| 山梨1,728万円 | 富山2,036万円 | |
| 石川2,198万円 | 福井2,835万円 | |
| 関東 | 東京6,826万円 | 神奈川3,961万円 |
| 埼玉3,041万円 | 千葉2,998万円 | |
| 茨城2,846万円 | 栃木2,449万円 | |
| 群馬2,604万円 | ||
| 東海 | 岐阜1,477万円 | 静岡1,816万円 |
| 愛知2,548万円 | 三重1,974万円 | |
| 近畿 | 大阪3,423万円 | 京都3,152万円 |
| 奈良1,754万円 | 滋賀2,267万円 | |
| 兵庫2,706万円 | 和歌山1,431万円 | |
| 中国 | 鳥取2,404万円 | 島根1,493万円 |
| 岡山2,974万円 | 広島2,513万円 | |
| 山口2,371万円 | ||
| 四国 | 徳島2,350万円 | 香川1,444万円 |
| 愛媛1,919万円 | 高知1,863万円 | |
| 九州・沖縄 | 福岡3,082万円 | 佐賀1,759万円 |
| 長崎2,373万円 | 熊本1,491万円 | |
| 大分2,069万円 | 宮崎1,717万円 | |
| 鹿児島2,326万円 | 沖縄3,775万円 | |
(参考:レインズ月例速報マーケットウォッチ全国版 2026(令和8)年8月度「中古マンションレポート」)
※2026年8月の成約が1件以下で価格が公表されていない秋田・山形は、2026年7月の成約価格です。
マンション売却相場は全国的に高水準!エリアによって動きに差も
あなたのマンションの相場をみたところで、ここからは全国の売却相場の傾向を見ていきましょう。マンションの売却相場は2013年以降上昇を続け、国の不動産価格指数では2025年12月に過去最高となりました。ただし、2026年半ばからは東京都で上昇が止まり、大阪府では下がり始めるなど、エリアによって動きが分かれています。エリアごとの動きは「主要都市のマンション売却相場と市況」で紹介します。ここでは、これまで相場が上がってきた理由を「中古マンションの需要」「首都圏の相場の値上がり」の2点に分けて解説します。
中古マンションの需要はこの10年ほど堅調
この10年ほど、中古マンションの需要は堅調に推移してきました。不動産業統計集(2025年9月期改訂)によると、中古マンションの成約件数は、平成28年度から令和6年度まで、増減はありつつも年7万件台で推移しています(令和6年度は78,413件)。
また、以下は国土交通省が発表している不動産価格指数(家やマンションの売却相場)のデータです。濃紺のグラフがマンションを表しています。※2026年3月31日に公表された、2025年12月分までの不動産価格指数のデータです。

出典:国土交通省 不動産価格指数(令和7年12月分・2026年3月31日公表)
不動産価格指数のデータを見てみると、2013年から2025年12月にかけてマンション売却相場は右肩上がりで急上昇を続けていたことが分かります。2025年12月時点のマンション価格は、このグラフの期間で最も高い水準です。
特に首都圏の相場は大きく値上がりしてきた
これまでの推移を見ると、マンションの売却相場は全国的に上がってきましたが、特に首都圏の値上がりが顕著です。以下は、公益財団法人 東日本不動産流通機構が公表している、首都圏の中古マンションの成約㎡単価(1㎡あたりの成約価格)の動きです。

出典:公益財団法人 東日本不動産流通機構 首都圏中古マンション・中古戸建住宅長期動向グラフ【2015年7月~2026年6月】・【2015年4月~2026年3月】・月例マーケットウォッチ(2026年7月度)・月例マーケットウォッチ(2026年8月度)
2015年4月から、コロナ禍の一時期を除いて上昇傾向が続き、2026年1月には1㎡あたり86.99万円とグラフの期間で最も高くなりました。公益財団法人 東日本不動産流通機構 月例マーケットウォッチ(2026年8月度)によると、首都圏の成約㎡単価は81.60万円で、4か月続けて前年同月を下回りました。エリア別では、東京都区部が前年同月比0.3%下落と76か月ぶりに下がり、横浜・川崎市も0.5%下落しました。一方、多摩(9.1%)・神奈川県他(9.0%)・千葉県(5.1%)・埼玉県(2.0%)は前年同月を上回っています。
長い目で見ると、全国でも首都圏、とくに東京都の相場は大きく上がっており、東京都の上昇が止まった今も価格は高い水準にあります。全国的にマンションの売却相場が高騰してきた理由
2013年以降、マンション価格が上昇し続けた背景には、複数の経済的および社会的要因が絡み合っています。この期間、多くの国で採用された低金利政策は、住宅ローンの金利を抑え、不動産への投資意欲を高めました。
特に、経済活動の中心である都市部には、人口がどんどん集中するようになり、住宅需要が増大しました。
これは、一人暮らしや小規模世帯の増加によるもので、都市部の限られた土地を有効に活用できるマンションが人気を集める結果となりました。
また、大都市圏では利用可能な土地が非常に限られており、新たな開発が難しい状況がマンション価格を押し上げる一因となりました。
さらに、建設コストの上昇も無視できません。
原材料費の高騰や人件費の上昇が、新築マンションの価格を押し上げる要因となっています。
近年では円安の影響で、材料費や人件費の高騰が加速しているため、新築マンションの価格の上昇もさらに加速しています。
これに加え、不動産はインフレヘッジとしての役割を果たすため、投資家にとって魅力的な投資先となっています。
賃貸需要の増加により、マンションを購入して賃貸に出すことで安定した収入を見込むことができるため、投資先としての魅力が高まっています。
グローバル化の進展と、近年では円安の影響を受けて、外国人投資家による不動産投資も活発になり、特にアジアの経済成長が著しい国々からの資本が主要都市の不動産市場に流入しました。これらの要因が複合的に作用し、2013年以降、マンション価格の上昇をもたらしています。
このように、低金利政策、都市部への人口集中、土地の希少性、円安、建設コストの上昇、投資先としての魅力、国際的な資本流入といった要素が組み合わさり、マンション価格の上昇傾向を形成してきたのです。主要都市のマンション売却相場と市況
次に、マンションが多く位置している主要都市エリアごとに、2026年8月時点のマンション売却相場と市況感を紹介します。東京都のマンション売却相場は高値で横ばい
東京都の2026年8月時点のマンション売却相場は以下のようになっています。
| 2025年8月 | 2026年8月 | 増減 | |
| 平均売却価格 | 6,856万円 | 6,826万円 | -0.4% |
| 専有面積 | 57.26㎡ | 57.44㎡ | +0.3% |
| ㎡単価 | 119.75万円 | 118.85万円 | -0.8% |
| 築年数 | 25.03年 | 27.29年 | +9.0% |
| 取引件数 | 1,921件 | 1,562件 | -18.7% |
参考:2026(令和8)年8月度月例速報マーケットウォッチ[全国版]. 東日本不動産流通機構 (閲覧日:2026年10月6日)
東京都のマンション売却相場は全国的に見ても、また首都圏の中でも、突出して非常に高い価格になっています。
東京都のマンション価格はこの1年間で-0.4%と、高い水準のまま横ばいです。過去の相場との比較
2026年8月の東京都のマンション売却価格相場は6,826万円となっており、昨年(2025年8月)の6,856万円から30万円ダウンとなっています。取引件数は1,921件から1,562件へと18.7%減り、成約した物件の平均築年数は2年ほど延びました。
現在の全国平均との比較
2026年8月時点で、全国のマンション売却相場の平均値は約4,040万円です(レインズ全国版の都道府県別の成約価格を、成約件数で平均した値)。
全国平均と比較すると、東京都のマンション売却相場は6,826万円と突出して高く、全国平均の1.7倍ほどです。埼玉県のマンション売却相場はゆるやかに上昇
埼玉県の2026年8月時点のマンション売却相場は以下のようになっています。
| 2025年8月 | 2026年8月 | 増減 | |
| 平均売却価格 | 2,924万円 | 3,041万円 | +4.0% |
| 専有面積 | 67.21㎡ | 68.57㎡ | +2.0% |
| ㎡単価 | 43.50万円 | 44.35万円 | +2.0% |
| 築年数 | 27.36年 | 28.89年 | +5.6% |
| 取引件数 | 391件 | 412件 | +5.4% |
参考:2026(令和8)年8月度月例速報マーケットウォッチ[全国版]. 東日本不動産流通機構 (閲覧日:2026年10月6日)
埼玉県のマンション売却相場は直近1年間では+4.0%とゆるやかに上昇しています。中古マンションの取引件数も+5.4%と増え、㎡単価も+2.0%と上がっています。
過去の相場との比較
2026年8月の埼玉県のマンション売却相場は3,041万円となっており、昨年(2025年8月)の2,924万円から117万円アップとなっています。この1年間で、取引件数と価格がそろって伸びました。
現在の全国平均との比較
2026年8月時点で、全国のマンション売却相場の平均値は約4,040万円です。
全国平均と比較すると、埼玉県のマンション売却相場は1,000万円ほど低く、全国平均よりも低めです。神奈川県のマンション売却相場は上昇傾向
神奈川県の2026年8月時点のマンション売却相場は以下のようになっています。
| 2025年8月 | 2026年8月 | 増減 | |
| 平均売却価格 | 3,913万円 | 3,961万円 | +1.2% |
| 専有面積 | 66.43㎡ | 65.94㎡ | -0.7% |
| ㎡単価 | 58.90万円 | 60.08万円 | +2.0% |
| 築年数 | 26.94年 | 28.92年 | +7.3% |
| 取引件数 | 844件 | 808件 | -4.3% |
参考:2026(令和8)年8月度月例速報マーケットウォッチ[全国版]. 東日本不動産流通機構 (閲覧日:2026年10月6日)
神奈川県のマンション売却価格相場は1年間で+1.2%上昇しています。
神奈川県のマンション売却相場は、上昇幅は小さいものの、前年を上回っています。ただし、神奈川県内の中でも、川崎市や横浜市といった沿岸の人気エリアでは、成約㎡単価が前年同月比-0.5%と、2か月続けて前年を下回りました。
一方、横浜市・川崎市以外の地域(神奈川県他)は+9.0%と、8か月続けて前年を上回っています。(参照:公益財団法人 東日本不動産流通機構 月例マーケットウォッチ(2026年8月度))
また、神奈川県のマンション売却相場は首都圏の中でも東京都に次いで高いです。
過去の相場との比較
2026年8月の神奈川県のマンション売却相場は3,961万円となっており、昨年(2025年8月)の3,913万円から48万円アップとなっています。取引件数は-4.3%と減ったものの、価格は小幅ながら上がっています。
現在の全国平均との比較
2026年8月時点で、全国のマンション売却相場の平均値は約4,040万円です。
全国平均と比較すると、神奈川県のマンション売却相場は80万円ほど低く、全国平均とほぼ同じ水準です。千葉県のマンション売却相場は上昇傾向
千葉県の2026年8月時点のマンション売却相場は以下のようになっています。
| 2025年8月 | 2026年8月 | 増減 | |
| 平均売却価格 | 2,866万円 | 2,998万円 | +4.6% |
| 専有面積 | 72.30㎡ | 71.94㎡ | -0.5% |
| ㎡単価 | 39.64万円 | 41.68万円 | +5.1% |
| 築年数 | 29.80年 | 30.34年 | +1.8% |
| 取引件数 | 397件 | 398件 | +0.3% |
参考:2026(令和8)年8月度月例速報マーケットウォッチ[全国版]. 東日本不動産流通機構 (閲覧日:2026年10月6日)
千葉県のマンション売却相場は、直近1年では+4.6%と上昇しています。東京都に近いエリアに位置していることが影響して、千葉県のマンション価格が上昇したと考えられます。
過去の相場との比較
2026年8月の千葉県のマンション売却相場は2,998万円となっており、昨年(2025年8月)の2,866万円から132万円アップとなっています。千葉県は首都圏(1都3県)でこの1年に売却価格が最も大きく上がったエリアです。
現在の全国平均との比較
2026年8月時点で、全国のマンション売却相場の平均値は約4,040万円です。
全国平均と比較すると、千葉県のマンション売却相場は1,040万円ほど低く、全国平均よりも低めです。北海道のマンション売却相場は上昇傾向
北海道の2026年8月時点のマンション売却相場は以下のようになっています。
| 2025年8月 | 2026年8月 | 増減 | |
| 平均売却価格 | 2,052万円 | 2,481万円 | +20.9% |
| 専有面積 | 73.42㎡ | 73.92㎡ | +0.7% |
| ㎡単価 | 27.95万円 | 33.57万円 | +20.1% |
| 築年数 | 31.53年 | 30.59年 | -3.0% |
| 取引件数 | 233件 | 205件 | -12.0% |
参考:2026(令和8)年8月度月例速報マーケットウォッチ[全国版]. 東日本不動産流通機構 (閲覧日:2026年10月6日)
北海道のマンション売却相場は直近1年間で+20.9%と大きく上昇しています。
北海道では再開発や商業施設の建設など、地価上昇に影響する要因となるような開発が進んでいることを踏まえると、今後も北海道のマンション売却相場は上昇していくのではないかという見方もあります。過去の相場との比較
2026年8月の北海道のマンション売却相場は2,481万円となっており、昨年(2025年8月)の2,052万円から429万円アップとなっています。売却価格が+20.9%、㎡単価も+20.1%と大きく上がっており、マンションはより高く売れやすい状況です。
現在の全国平均との比較
2026年8月時点で、全国のマンション売却相場の平均値は約4,040万円です。
これと比較すると、北海道のマンション売却相場は1,560万円ほど低く、全国平均よりもマンション売却相場が低い傾向にあります。愛知県のマンション売却相場は上昇傾向
愛知県の2026年8月時点のマンション売却相場は以下のようになっています。
| 2025年8月 | 2026年8月 | 増減 | |
| 平均売却価格 | 2,388万円 | 2,548万円 | +6.7% |
| 専有面積 | 74.58㎡ | 74.74㎡ | +0.2% |
| ㎡単価 | 32.03万円 | 34.09万円 | +6.4% |
| 築年数 | 27.45年 | 27.01年 | -1.6% |
| 取引件数 | 366件 | 385件 | +5.2% |
参考:2026(令和8)年8月度月例速報マーケットウォッチ[全国版]. 東日本不動産流通機構 (閲覧日:2026年10月6日)
愛知県のマンション売却相場は、直近1年間で+6.7%と上昇しています。成約物件の平均築年数(27.01年)や専有面積は前年とほとんど変わらないため、同じような物件が前年より高く売れていると考えられます。愛知県のマンション取引件数も+5.2%と増えており、マンションが売れやすい状況です。
過去の相場との比較
2026年8月の愛知県のマンション売却相場は2,548万円となっており、昨年(2025年8月)の2,388万円から160万円アップとなっています。㎡単価も+6.4%と上がっているため、価格の上昇は売れた物件の顔ぶれが変わったためではなく、相場そのものが上がったためと考えられます。
現在の全国平均との比較
2026年8月時点で、全国のマンション売却相場の平均値は約4,040万円です。
これと比較すると、愛知県のマンション売却相場は1,490万円程低く、全国のマンション売却相場よりも低めです。
大阪府のマンション売却相場は下落
大阪府の2026年8月時点のマンション売却相場は以下のようになっています。
| 2025年8月 | 2026年8月 | 増減 | |
| 平均売却価格 | 3,661万円 | 3,423万円 | -6.5% |
| 専有面積 | 65.27㎡ | 66.40㎡ | +1.7% |
| ㎡単価 | 56.09万円 | 51.54万円 | -8.1% |
| 築年数 | 27.19年 | 28.94年 | +6.4% |
| 取引件数 | 796件 | 753件 | -5.4% |
参考:2026(令和8)年8月度月例速報マーケットウォッチ[全国版]. 東日本不動産流通機構 (閲覧日:2026年10月6日)
大阪府のマンション売却相場は、ここ1年間で-6.5%と下がっています。㎡単価も-8.1%と下がりました。成約物件の平均築年数は27.19年から28.94年へと延びており、古い物件の取引が増えたことも価格を押し下げたと考えられます。
2025年に開催された大阪・関西万博に向けて、インフラや商業施設の再開発などが進められてきました。ただし、2026年8月時点の相場は前年を下回っているため、売り出し価格は直近の成約事例を見て決めましょう。
過去の相場との比較
2026年8月の大阪府のマンション売却相場は3,423万円となっており、昨年(2025年8月)の3,661万円から238万円ダウンとなっています。取引件数も-5.4%と減っており、この1年で相場の勢いは弱まっています。
現在の全国平均との比較
2026年8月時点で、全国のマンション売却相場の平均値は約4,040万円です。
これと比較すると、大阪府のマンション売却相場は620万円ほど低く、全国平均に比べると大阪府はやや低めのマンション売却相場となっています。福岡県のマンション売却相場は急上昇傾向
福岡県の2026年8月時点のマンション売却相場は以下のようになっています。
| 2025年8月 | 2026年8月 | 増減 | |
| 平均売却価格 | 2,765万円 | 3,082万円 | +11.4% |
| 専有面積 | 65.49㎡ | 69.52㎡ | +6.2% |
| ㎡単価 | 42.22万円 | 44.33万円 | +5.0% |
| 築年数 | 26.30年 | 26.25年 | -0.2% |
| 取引件数 | 285件 | 252件 | -11.6% |
参考:2026(令和8)年8月度月例速報マーケットウォッチ[全国版]. 東日本不動産流通機構 (閲覧日:2026年10月6日)
福岡県のマンション売却相場は直近1年間で+11.4%と、主要8都道府県の中で北海道に次いで大きく上昇しています。福岡県では、天神ビッグバンと銘打った再開発事業などが積極的に進められています。
再開発が続いていることから、福岡県では今後もマンション売却相場が上昇を続けるという見方もあります。
過去の相場との比較
2026年8月の福岡県のマンション売却相場は3,082万円となっており、昨年(2025年8月)の2,765万円から317万円アップとなっています。取引件数は-11.6%と減りましたが、価格は大きく上がっています。
現在の全国平均との比較
2026年8月時点で、全国のマンション売却相場の平均値は約4,040万円です。
これと比較すると、福岡県の売却相場は960万円程度低く、全国のマンション売却相場の平均より低めとなっています。もっと正確に自分のマンションの売却相場を調べてみたい方は、国内No.1サイトの「イエウール」を利用してみましょう。
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マンション売却相場から見た売り時はいつ?
さて、エリアごとのマンション売却相場が確認できた所で、次はマンションの売り時について解説します。ここでは2026年8月時点のマンション売却相場のデータを基に、「エリアごとの市況」と「築年数ごとの売却相場」「不動産市場の景気」の3つの観点で解説していきます。
エリアごとの市況から見た売り時
ここでは、エリアごとの市況の観点から見た売り時を解説します。以下の画像は、主要8地域の中古マンションの平均成約価格を、2019年3月と2026年3月で比べたものです。

※月例速報マーケットウォッチ[全国版](2019年3月度・2026年3月度)をもとに作成
グラフを見ると、8地域すべてで2019年から2026年にかけて平均成約価格は上がっていますが、上がり方には差があります。
東京都は約1.7倍と突出して上昇し、福岡県と大阪府も4〜5割の上昇です。埼玉県・千葉県・神奈川県・北海道は約4割、愛知県は約3割の上昇で、2025年にいったん下がり2026年に持ち直した地域もあります。首都圏に住んでいる方は相場の変化に注意して売り時を見極めよう
先ほどのグラフの通り、東京都を中心に首都圏の売却相場は2019年から大きく上がり、今も高い水準にあります。ただし、東京都では2026年5月から価格の上昇が止まり、首都圏の中古マンションの在庫も増えています。
現在首都圏に住んでいて、周辺地域や地方に移住することを考えている場合は、相場が高い水準にある今のうちに査定を受け、売り時を見極めましょう。地方から首都圏に移住したい方は早めに行動すべき
地方から首都圏への移住を考えている方は、早めに行動した方が良いでしょう。首都圏のマンション価格は地方より高い水準にあり、住宅ローンの金利も上がっているため、借入額が大きくなりやすい首都圏での購入ほど返済の負担が増えます。
日銀はさらなる利上げ姿勢を示しているため、金利がさらに上がる前に、今の住まいの売却と首都圏での購入の資金計画を早めに立てましょう。築年数ごとの相場から見た売り時
マンションの売却相場には、エリアだけでなく築年数も大きく影響します。以下は、首都圏の中古マンションの築年数ごとの成約状況(2025年)です。
| 価格(万円) | 専有面積(㎡) | ㎡単価(万円) | |
|---|---|---|---|
| 築0~5年 | 8,666 | 60.33 | 143.64 |
| 築6~10年 | 8,201 | 62.16 | 131.94 |
| 築11~15年 | 7,335 | 64.28 | 114.11 |
| 築16~20年 | 6,709 | 67.68 | 99.13 |
| 築21~25年 | 6,075 | 70.56 | 86.10 |
| 築26~30年 | 4,286 | 66.51 | 64.45 |
| 築31~35年 | 2,638 | 59.77 | 44.14 |
| 築36~40年 | 2,761 | 58.13 | 40.40 |
| 築41年~ | 2,558 | 56.88 | 47.50 |
出典:公益財団法人 東日本不動産流通機構 築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2025年)
表を見ると、マンションの成約価格は築年数が古くなるほどおおむね下がります。特に築25年を過ぎると大きく下がり、築26〜30年は築21〜25年より1,789万円、築31〜35年はさらに1,648万円低くなっています。将来マンションの売却を考えている方は、築25年を一つの基準にしてみると良いかもしれません。
築年数ごとの売却価格について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
不動産市場の景気から見た売り時
不動産市場は長く上昇を続けてきましたが、2026年8月時点では相場が下落する兆しも出ています。例えば首都圏では、中古マンションの在庫件数が2026年に入って再び増えています。
以下のグラフは、首都圏の中古マンションの在庫件数の推移を示したものです。

※東日本不動産流通機構「首都圏中古マンション・中古戸建住宅 長期動向グラフ」(2015年4月~2026年3月・2015年7月~2026年6月)・「月例マーケットウォッチ(2026年8月度)」をもとに作成
グラフを見ると、首都圏の中古マンションの在庫件数は2021年に大きく減ったあと2024年にかけて増え、2025年にいったん減りました。2026年8月には48,235件(前年同月比8.2%増)と6か月続けて前年を上回り、2019年1月のピーク(48,796件)に近い水準まで戻っています。
その他、住宅ローン金利の上昇や円安の解消など、様々な要因で相場が下がっていく可能性は十分あります。
首都圏の中古マンションの成約㎡単価は2026年5月から4か月続けて前年同月を下回っており、これまでの高騰がずっと続かない可能性も視野に入れておきましょう。マンション売却相場を自分で調べる方法は2つ
ここまで、マンション売却相場の市況や、エリアごとの最新の相場、売り時について解説してきました。
この章では、エリアのマンション売却事例を自分で見てみることで現在のマンションの売却相場を調べる方法をご紹介します。自分のマンションの価格を知ったうえで、先ほどご紹介した都道府県ごとや全国平均の売却相場と比べてみましょう。
レインズマーケットインフォメーションにアクセスする
ご自身のマンションと似た条件の物件の直近1年間の売却相場を知りたい場合は、公益財団法人東日本流通機構の特設サイト「レインズ・マーケット・インフォメーション」を利用してみましょう。築年数や専有面積、間取り、沿線、最寄り駅など様々な条件で実際のマンションの成約価格を知ることができます。
実際に条件で絞り込んでみると、このようにグラフが表示され一目で売却相場を知ることができます。

不動産情報サイトで類似物件の成約情報をみる
成約価格を調べられるRAINSと異なり、実際に売られているマンションの売出情報が掲載されているサイトにアクセスすれば、類似したマンションがいくらで売り出されているのかを見ることができます。
イエウールでは都道府県ごとのエリアの情報をまとめていますので、先ほどの築年数だけでなく、間取りや専有面積ごとの相場情報も是非確認してください。
いろんな指標から相場を確認すると、より適正な価格を知ることができますよ。
| 関東 | 近畿 | 北海道・東北 | 北陸・甲信越 |
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| 九州・沖縄 | 東海 | 中国 | 四国 |
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あなたの不動産、査定価格はいくら?
査定価格はいくら?
マンション売却相場よりも安い価格で売却しないための注意点と対策
最後にこの章では、実際にマンションを売却する際に売却相場を下回る価格で売却して損してしまうケースと対策について解説していきます。マンション売却で後悔したくない方だけでなく、少しでも高く売却したいという方も必ず理解しておくべき内容ですので、確実に抑えておきましょう。
マンション売却相場よりも安い価格で売却してしまうケース
- 悪質な不動産会社と契約を結んでしまう
- マンションの売り出し時期に失敗してしまっている
- マンションの売り出し価格が売却相場から離れすぎている
- マンションを売り急いで買主との値下げ交渉で失敗してしまう
注意点①|悪質な不動産会社と契約を結んでしまう

簡単に説明すると、マンションを売却するためにはご自身のマンションをアピールするための広報活動や、実際に購入検討者がマンションを見学する内覧の対策、売買契約や専門的な知識が必要な手続きなど、やるべきことが数多く出てきます。
そのため、ご自身のマンション売却をサポートしてもらうために不動産会社と契約を結ぶことになるのです。
しかし、世の中には悪質な不動産会社が存在するのも事実です。悪質な不動産会社とは、本来であればマンションの売主であるご自身の希望や利益を最優先に売却活動をサポートするべきであるにも関わらず、不動産会社自身の利益を最優先に行動し、場合によっては売主であるご自身の利益まで損なってしまうような不動産会社のことです。
具体的には、囲い込みといってご自身のマンションが売りに出されていることを隠してしまうことで早く売れるはずのマンションがいつまでも売れなかったり、高く売れるはずのマンションが値下げを強いられたりといったケースが存在します。このような悪質な不動産会社と契約してしまうと、売却相場を下回る価格での売却となり後悔してしまう可能性が高くなってしまうため注意が必要です。
対策|複数の不動産会社に査定を依頼する
悪質な不動産会社と契約してしまわないための対策としては、マンションの査定を依頼する際には必ず複数の不動産会社に依頼することが挙げられます。複数の不動産会社に査定を依頼するメリットには以下のようなものが挙げられます。
複数の不動産会社に査定を依頼するメリット
- マンションの査定価格を比較できる
- より正確な相場を把握できる
- マンションを高く売れる売却力の高い不動産会社を見極められる
- 誠実な不動産会社の担当者を見極められる
それに加えて、マンションを高く早く売ってくれそうな優秀な不動産会社を見極められたりするなど、多くのメリットがあります。
このような理由から、悪質な不動産会社と契約してマンション売却で後悔しないために、必ず複数の不動産会社に査定を依頼するようにしましょう。
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注意点②|売り出し時期に失敗してしまう
マンションの売却で売却相場を下回って損してしまう2つ目のケースとして、マンションの売り出し時期に失敗してしまうことが挙げられます。以下は、首都圏の中古マンションの月別の成約件数をグラフに示したものです。

※東日本不動産流通機構「月例速報マーケットウォッチ」2026年8月度の首都圏の中古マンションの成約件数(2025年8月〜2026年8月)をもとに作成
4〜5月や8月などはマンションの取引件数が少なくなっていることが分かります。
マンションなどの不動産売却には手間がかかりますが、購入者側にとってもいくつものマンションに足を運んだり、比較検討したりと手間がかかるものです。
そのため、転勤や入学などのライフイベント直後にあたる4~5月や8月は、不動産市場そのものがあまり活発ではないため、この時期にマンションを売り出してしまうと売却に時間がかかってしまったり、希望額で売却できない可能性が高まってしまうのです。
また、周辺にご自身のマンションと似た条件の物件が売り出されているような時期にも注意が必要です。似たような物件が同じタイミングで売りに出されていると、差別化するポイントが無くなってしまい値下げ競争に巻き込まれてしまう可能性が高いためです。
このような理由から、マンションを売り出す時期にも注意が必要だと言えるでしょう。

対策|似た条件の物件を避けて市場が活発な時期に売り出す
マンションを売り出す時期に失敗してしまい、売却相場を下回る価格での売却で損してしまわないための対策として、市場が活発な時期や周辺で似た条件のライバルとなる物件が売りに出されていないタイミングでマンションを売り出すことが挙げられます。
具体的には、市場が活発な時期は3月や9月だと言われています。
入学シーズン前や夏休み後にあたるこれらの時期は不動産取引が活発に行われているため、このタイミングにマンションを売り出せるように準備を進めましょう。
また、似た条件のライバルとなる物件が売りに出されていないタイミングについては、最低限同じマンション内で売り出し中の物件がないかを確認しておきましょう。
必要に応じて、不動産会社の担当者に調査してもらったり、不動産ポータルサイトを確認してみるなども効果的です。注意点③|売却相場から離れた売り出し価格を設定してしまう
マンション売却で売却相場を下回って損してしまうの3つ目のケースとして、マンションの売り出し価格が売却相場から離れすぎていることが挙げられます。マンションを売却する際には、不動産会社に査定を依頼し、不動産会社と契約を結んでマンションを売り出すことになります。
この際にいくらでマンションを売り出すかにも注意が必要なのです。
というのも、マンションを少しでも高く売却したいからといって闇雲に高い売り出し価格を設定してしまうケースがよく見られるためです。
ご存知の通り、マンションには売却相場など適正な価格があるのです。その価格を大きく上回るような売り出し価格を設定してしまうと、買い手から避けられてしまい、高く売れるどころか、かえって売却期間が長引いてしまい値下げをしなければならない状況に陥ってしまうリスクさえ存在するのです。
一方で、このような失敗を避けるためにマンションを相場よりもかなり低い価格で売り出すことも危険です。
安すぎるマンションには何か大きな欠陥があるのではないかと思われて、この場合も買い手から避けられてしまう可能性が高くなってしまうためです。
対策|適正な売却相場をもとに判断する

ご自身のマンションの適正価格を把握するためには、今回紹介してきたエリアや築年数ごとの売却相場を理解しておくだけでなく、不動産会社の査定価格やその根拠にも耳を傾けて、出来る限り正確な相場観を養うことが重要になります。
また、実際に売り出し価格を設定する際にはご自身の希望売却価格やマンションの相場、不動産会社の担当者のアドバイスなども参考に、戦略的に判断するようにしましょう。
注意点④|マンションを売り急いで買主との値下げ交渉で失敗してしまう
マンション売却で売却相場を下回って損してしまう4つ目のケースとして、マンションを売り急いで買主との値下げ交渉に失敗してしまうことが挙げられます。想像がつかないという方も多いと思われますが、マンションなどの不動産を売却する際には、購入希望者との間で値下げ交渉が行わるケースも多いです。
値引き交渉は、不動産などの大きな取引の際にはよく行われるものですので、不動産会社の担当者のアドバイスなども参考に対応すればそれ自体はあまり問題ではありません。しかし、マンションを早く売却してしまいたかったり、買主に悪い印象を与えたくないと考えるあまり、買主の値下げ交渉において相手の要望を聞きすぎてしまうケースも多いのです。本来の高く売れるはずのマンションであっても、売却を焦ってしまい本人が値下げを繰り返してしまっては損するリスクは大きくなるばかりです。そのため、この値下げ交渉にも注意が必要なのです。
対策|買主との値下げ交渉では事前に値下げ幅を決めておく
買主との値下げ交渉で失敗してマンション売却で損しないためには、事前に値下げ幅を決めておくことなどが重要です。先ほど解説した通り、マンション売却において買主との値下げ交渉に応じること自体は問題ではありません。
言われるがまま値下げをしてしまうことが問題なのです。一度簡単に値下げをしてしまうと、買主側に売却を焦っていることを見透かされて足元を見られたり、言えば値下げをしてくれるといった印象を与えてしまいます。このような事態にならないためにも、買主との値下げ交渉に応じる場合には、予めいくらまでなら値下げをするのかを戦略的に決めておくことが重要になるのです。
また、値下げをする場合にも必ず値下げの根拠を示すなどして、買主側に簡単に値下げをしてくれる売主だというイメージを与えないように毅然とした態度を心がけましょう。
以上がマンション売却において、売却価格が相場を下回って損しないための注意点と対策です。


