- 「家を売りたいけど、何から始めれば良いのか分からない」という方は、まず不動産一括査定を
- 複数の不動産会社の査定結果を比較することで、より高く売れる可能性が高まります
- 業界No.1の「イエウール」なら、実績のある不動産会社に出会える
「不動産を売却したいけど、どんな会社に依頼したらいいんだろう…?」
初めて不動産を売却する人であれば誰しも感じる不安でしょう。人生で1~2度しか経験しないことなのでどんな業者に相談していいのか分からないのは当然です。
この記事では不動産売却で失敗しないための正しい業者の選び方、業者選びの注意点、業者選びに便利な一括査定サービスを解説していきます。
この記事を読めば、信頼できる不動産業者を選ぶ方法や契約で損をしないために役立つ情報が分かります。これから紹介する内容を参考に、初めての不動産売却を成功させましょう。
不動産売却の基本を知っておこう
ほとんどの人にとって不動産の売却は初めての経験ではないでしょうか。失敗しない不動産売却のために基本的な流れを知っておきましょう。
不動産売却の成功は会社選びにかかっている
個人で所有している戸建て・マンション・土地を売却する際に最も重要になるのは「業者選び」です。不動産の売却を行うには、「売り出し価格の設定・買い手を探す・内覧の準備・購入価格の交渉・その他契約書の準備」など、やるべきことが多く、全てを自分で行おうとするとかなりの労力が必要となります。しかし、不動産会社はこれら全てを含めて個人をサポートする役割を担っており、実際に進めていく担当者の力量によってスピードや精度が左右されてしまう可能性があります。あなたの希望を実現し、苦手な部分をサポートしてくれる不動産会社を選ぶことがとても重要です。
不動産売却の流れ
不動産売却の流れは以下の5ステップが基本です。
一般的に、売り出してから売却完了まで約6ヶ月かかると言われています。
もちろん、物件によって売れやすい・売れにくいという差はありますが、売却完了したい時期から逆算して動き出すようにしましょう。
では、次からいよいよ不動産会社の選び方を紹介していきます。
不動産会社の正しい選び方とは
依頼する業者を選ぶ際は売却力がある業者か、信頼できる営業マンかの2つの軸で確認するのが鉄則です。- 会社だけでなく営業マンも見なきゃいけないんだね!
「売却力のある業者」の確認方法
まずはその業者が自分の不動産を売却に導いてくれる力量があるかをこれから紹介する3つの方法で確認しましょう。- ①会社規模ではなく提案内容で比較しよう
- ②業者の専門性と実績を確認しよう
- ③「囲い込み」をしないか確認しておこう
①会社規模ではなく提案内容で比較しよう
会社の規模が大きいほど売却力があるというわけではありません。初めて不動産業者を選ぶ時に「大手不動産業者を選んだ方がいいんでしょ?」と考えている人は多いのですが、小手の不動産にもメリットがあり一概に売却力に差はないのです。なぜなら、業者によって取り扱う不動産情報に圧倒的な差がないからです。 というのも、不動産業界では「REINS(レインズ)」と呼ばれる「不動産流通標準情報システム」が利用されており、物件情報が広く流通しどの業者でも見れる情報が同じだからです。
そこで見るべきは業者の提供しているサービス内容です。不動産業者によって不動産を魅力的にPRし購入希望者をより多く集めるサービスや、売れなかった場合の保証など様々なサービスがあるのです。

たとえば、大手不動産業者の大京穴吹不動産様は以下のようなサービスを提供しています。
サービス名 | 内容 |
---|---|
お荷物お預かり | 一時的に荷物を預かるサービス。すっきり片付いた部屋で売却活動を行える。 |
プロカメラマン撮影 | 各広告媒体で使用する写真をプロカメラマンが撮影。 |
ホームステージング | 家具や小物を美しく演出して売却活動ができる。 |
設備保証 | 売却後に住宅の設備に不具合が生じ場合費用を負担。 |
24時間駆けつけサービス | 水漏れや鍵の紛失などの「困りごと」を24時間サポート |
即時買取 | 直接あなたの不動産を買い取る。 |
買取保証 | 一定期間内に売却できなかった場合に、直接あなたの不動産を買い取る。 |
買取賃貸居住サービス | 直接不動産を買い取り、売却後に賃貸としてそのまま住み続けられる。 |
このように、あなたのニーズに沿ったサービスを提供している業者に売却を依頼した方が満足度は高くなるでしょう。業者のホームページを見ればサービス内容が紹介されているので、会社規模ではなくサービス内容で業者を選びましょう。
②業者の専門性と実績を確認しよう
不動産業者といっても、専門にしている業務の内訳は「売却業」「賃貸業」「管理業」など様々です。- 不動産業者でイメージするのは「賃貸業」だな
業者の専門領域を確認するには会社のホームページを見れば確認できます。
- ホームページの確認なら1分で終わるね
③「囲い込み」をしないか確認しておこう
囲い込みとは、不動産業者がその物件を囲い込んで両手仲介を狙う行為のことです。不動産業者にとっては、1社で売買どちらも契約を取れば売主と買主の両方から仲介手数料をもらえる「おいしい仕事」になります。
しかし、囲い込みを受けると他社から高値で購入依頼があっても依頼を断り1社だけで買主を探すため、どうしても成約までに時間がかかります。売主が事情をしらないまま、いつまでたっても売れないということが起こるのです。
逆に「片手仲介」は売主や買主にとってメリットが多いです。なぜなら売主と買主の求める利益は相反するためです。売主はできるだけ高く売りたい。買主はできるだけ高く売りたい。1社で双方の希望を叶えるのは難しいでしょう。その点、「片手仲介」であれば不動産業者として自分のお客様の利益にないるように最大限努力してくれます。
このように囲い込みをされると不利益を被る可能性が高いので、囲い込みをする業者に依頼してはいけません。
- どうすれば囲い込みしない業者を見分けられるの?
囲い込みを防止するには不動産会社と媒介契約を結ぶ前に、囲い込みをしないか担当者に確認しましょう。
ちなみに、売主は媒介契約を交わした業者に「自分の物件は囲い込みをされていないか」を確認すれば、業者は売主に報告する義務が課されているので遠慮なく確認しましょう。
「信頼できる営業マン」の確認方法
続いて信頼できる営業マンであるかを確認しましょう。営業マンの知識や交渉力によって取引条件が良くなったりします。今回は3つの方法をご紹介します。①「宅建士」の資格を保有している人を選ぶ
不動産を売却するには「経験則」だけでなく専門的な知識が欠かせません。宅建士の資格を持っていれば不動産取引の専門家として一定以上の知識を保有している証明になります。宅建士の資格を持っていれば営業マンの名刺に書かれているはずなので確認してみるとよいでしょう。②売却仲介経験が長い人を選ぶ
資格があって知識を持っていても実務ができないパターンがあり、売主の状況にあわせたアドバイスができない場合があります。なので、実際に売主と関わり仲介を行ってきた実績がある人を選ぶとよいでしょう。③親身に疑問点や答えてくれる人を選ぶ
初めて不動産を売却するという大きな決断をする人なら疑問や不安が出てくるでしょう。そんなときに、営業マンがどれだけ親身に疑問に答えてくれるスタンス、人間性を持っているかは非常に重要です。要はビジネスマン以前に「人」として信頼できるかという点を確認しましょう。
売ったら いくら?
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不動産会社を選ぶときの3つの注意点
これまでに業者の選び方をしてきました。続いて業者を選ぶ際に知らなきゃ損する注意点を3つご紹介します。専任媒介契約しか提案しない担当者に注意!
信頼できる不動産業者が見つかったらその業者と媒介契約を結ぶます。媒介契約は「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類に分けられるのですが、1社の不動産業者のみに仲介を任せる「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」しか提案しない業者には注意が必要です。この2つの契約をしてしまうと他の業者に重複して任せることは禁止されるので、不動産業者からすると安定した案件となる一方で売主からするともっと良い業者が見つかったときに契約ができなくなります。
契約名 | 売却を任せる 不動産業者数 |
不動産業者の義務 | 契約期間 | |
---|---|---|---|---|
売却活動の報告 | レインズへの登録 | |||
一般媒介契約 | 複数会社 | なし | なし (登録は可能) |
無期限 (通常3か月) |
専属専任媒介契約 | 1社のみ | 1週間に1回以上 | 媒介契約締結日 から5日以内 |
3か月 |
専任媒介契約 | 2週間に1回以上 | 媒介契約締結日から 7日以内 |
「どうしてもこの業者に任せたい!」という場合は別ですが、基本的には複数の不動産業者に仲介を依頼できる「一般媒介契約」をおススメします。

仲介手数料は業者によって異なる
業者に不動産売却の仲介を依頼して売買契約が成立したら業者に手数料を支払うことになります。その手数料の上限は以下のように法律で定めれています。売買価格 | 仲介手数料の上限 |
---|---|
200万円以下の部分 | 売買価格の5% + 消費税 |
200万円を超えて400万円以下の部分 | 売買価格の4% + 消費税 |
400万円を超える部分 | 売買価格の3% + 消費税 |
※平成30年1月1日の宅建業法一部改訂により、400万円以下の不動産売買の仲介手数料の上限が18万円となりました。
しかし、下限は定められていないので手数料として支払う額は業者によってまちまちなので事前に確認しておきましょう。手数料が低いから良いというわけではなく、どんなサポートしてくれた上で手数料がいくらか?という観点で確認し、他社と提案を比較するとよいでしょう。
不動産会社は2社以上で比較すべき
業者を比較して選ぶべき理由は相場を理解できる信頼できる業者に出会いやすいの2つあります。査定結果を比較して相場を理解できる
不動産を売却するならまず業者に査定してもらうのが一般的ですが、その査定額は業者によって大きく違う場合があります。業者ごとに査定の基準や得意なエリア、潜在的な買い手となる見込み顧客の有無は異なるため、査定額が不動産業者によって違うのは当然です。1社だけに査定ではその価格で売れるのか信憑性が低いです。複数の業者を比較すれば、自分の不動産がいくらで売れるか相場が分かるので、正しい売り出し価格を設定でき売却の成功につながります。
信頼できる担当者に出会いやすい
2章で紹介したような業者の対応やスタンス、担当者の人柄などは業者を比較してこそ良し悪しが分かるものです。また、複数の業者にコンタクトを取ることで信頼できる業者と出会う機会も増えるので不動産売却の成功につながります。
- でも複数の業者を見つけてくるのって面倒だよな・・

業者を簡単に比較できるおすすめサービス
業者を比較して選んだ方がいいのは分かったけど、複数の業者を選定するのが面倒ですよね。従来の方法であれば自分で業者を1社1社調べ、アポイントを取るために、何度も同じ説明を業者にしなければいけませんでした。この章ではこのような面倒な作業をしなくても実績のある複数の業者を比較できる不動産一括査定サービスをご紹介していきます。
業者選びに便利な一括査定サービスとは
不動産一括査定は、「マンションや家を売りたい」という方に全国の優良な不動産会社を紹介するサービスのことです。一括査定サービスを使うと、わざわざ1社1社不動産業者を探す必要がなく、 一度に複数の不動産業者に査定依頼ができます。査定依頼はもちろん無料です。

しかも、インターネットで一回査定依頼するだけで
自動であなたの売却したいエリアを得意とする不動産業者を選んでくれるので
自分で業者を探すよりも手間なく、高い価格で売却してくれる不動産業者を見つけることができます。
- これで複数の不動産業者に査定依頼が簡単にできるんだね!
- しかも無料でできるから、使わない理由はないよ!
- 確かに!具体的にオススメの不動産一括査定サービスを教えてほしいな!
オススメは実績No1のイエウール
一括で不動産の査定依頼をしたい方には利用者実績No1のイエウールをオススメします。
オススメする一番の理由は、提携している不動産業者が1700社と業界No1なので
「大手」「中手」の不動産業者だけでなく「地域密着」の不動産業者にも査定依頼を出すことができるからです。
一回の査定でより多くの不動産業者と比較した方が、売却の成功確率も高くなります。
また、イエウールで査定依頼ができる不動産業者は優良企業ばかりで安心して利用できます。
なぜなら不動産業者に直接足を運んで面談し厳重な審査を行っており、
仮にクレームが多い会社は提携解除ができる仕組みになっています。
不動産査定の依頼数は業界1位(2018年7月時点・TSR調べ)と、実績十分で安心して利用できるサービスなので自信をもってオススメします。
まとめ
不動産売却の業者選びは「売却力がある業者」か「信頼できる営業マン」かを確認することが重要です。この記事では正しい業者選びの方法や実際に選ぶ際の注意点を紹介してきました。初めての不動産売却でどんな業者に相談しようか悩んでいる人は今回ご紹介した内容を参考に信頼できる業者を見つけてくださいね。不動産売却がはじめての方は、これだけでOK!不動産売却を成功させるポイント3つと基礎知識の記事も参考にしてみて下さい。
家の売却について知りたい方は、【家を売る】損せず高く売却するコツや流れの記事をご覧ください。

不動産を一括査定することについて気になる方は「不動産一括査定を解説!サイトの選び方や利用時の注意点を知ろう」も参考になります。
初心者でもわかる!記事のおさらい
おすすめの不動産屋・業者の選び方は?
一回の申し込みで複数の不動産業者を比較するなら、不動産一括査定サービス「イエウール」がおすすめです。全国に1,700社の不動産会社と提携しており、業界でNo.1の安心感があります。詳しくはオススメは実績No1のイエウールをご覧ください。不動産屋・業者はどうやって選ぶ?
不動産業者の選び方は次の2つを満たすことがポイントです。1つは「不動産を売却する力のある業者」、もう1つは「担当が信頼できる人」です。売却力があるか、人として信頼できるかを見分ける方法は、不動産業者の正しい選び方とはで解説をしてあります。かんたんに業者選びをしたい
ラクに業者選びをするなら、不動産の一括査定がおすすめです。一括査定とは、一度に複数の不動産業者に査定依頼ができるサービスです。24時間無料で利用できます。詳しくは業者選びに便利な一括査定サービスとはをご覧ください。何に気を付けて業者を選べば良いのか
業者を選ぶときの注意点は3つあります。詳しく知りたい方は不動産業者を選ぶ際の3つの注意点をご覧ください。- 専任媒介契約しか提案しない担当者に注意
- 業者によって異なる仲介手数料
- 不動産業者は2社以上で比較すべき