住みながら売却するメリットは?売りが先でも高く早く売るコツを紹介

住みながら売却するメリットは?売りが先でも高く早く売るコツを紹介

ご自宅の売却を考えている方の中には、すぐに資金が必要になったから、住みながら今の家を売却して短期間で現金化したいと思っている方も多いのではないでしょうか。

一方で、家に住んだまま売却活動を行うことができるのか、本当は住み続けたいから住み続ける方法はないのかなど不安を抱えている方も多いと思います。

そこで今回は、住んだまま家を売却するメリットやデメリット、成功のコツから本当は住み続けたい方のために、そのまま住み続ける方法を紹介していきます!

不安を解消してご自宅の売却活動をスタートさせましょう!

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「まずは家を売る基礎知識を知りたい」という方は、こちらの記事をご覧ください。

家を売るための基礎知識【完全版】手順、税金、注意点を1から解説!

住みながら売却する人の方が多い?

さて、冒頭の通り「家に住みながらの売却ってできるの?」という不安を抱えている方も多いのではないかと思われますが、結論から言うと住みながらご自宅を早く、そして高く売ることは可能です。

戸建てやマンションに限らず、居住中のまま売りに出されているケースの方は実は多く存在します。

不動産業界では、先に売って後に引っ越しをすることを「売りが先」、反対に、先に引っ越しを行い、空き家にしてから売却活動を開始することを「買いが先」という言い方もします。

自宅を売却したい人必見!自宅を高く売却するコツや流れを解説

住みながら売却する際の4つのメリット

結果からお伝えすると、「費用負担を抑えつつ、売却後の住居の準備を整えながら進めたい人」は、住みながら売却するのに向いています。

実際に住みながら売却するメリットデメリットがあり、個人の条件や重要視するポイントによって、どちらが合うのか変わってきます。

まずはこの章では、住みながらご自宅を売却するメリットについて見ていきましょう。

  1. 家の売却代金を新居購入のための費用に回せる
  2. 内覧で実際に生活するイメージが湧きやすい
  3. 家の手入れによって劣化を防げる
  4. 内覧者へ家の魅力を伝えやすい

メリット①|家の売却代金を新居購入のための費用に回せる

まず初めに、ご自宅を住みながら売却する大きなメリットとして挙げられるのが、売却代金を新居購入や必要な様々な費用に充てることができるという点です。

そのため、初期費用が準備できないという方でも問題なく、住替えをすることができます。

住みながらご自宅を売却する場合には、その売却で得た資金で新居を購入したり、引っ越し費用に充てたりすることができるため、資金計画を立てやすく資金面での不安を必要最低限に抑えることができます。

そのため、この点が住みながら売却する大きなメリットとして挙げられます。

メリット②|内覧で実際に生活するイメージが湧きやすい

次に紹介するメリットが、売却活動での内覧の際に内覧者が実際にその物件で生活するイメージをしやすいという点です。

ご自宅を売却する場合には、不動産会社と契約を結んで売却活動を行います。そして、興味を持った人が実際にご自宅を見学しに来るのが内覧ですが、この内覧が家の売却活動の成否を分けると言っても過言ではないほど極めて重要なポイントになります。

住みながら売却を行うということは、住みながら内覧を行うということです。つまり、ご自身が暮らしている様子を内覧者は見学することができるため、空き家を見学するよりも格段に実際にそこで生活するイメージを沸かせることができるのです。

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メリット③|家の手入れによって劣化を防げる

3つ目に紹介するメリットが、住みながら売却する場合にはご自身が生活する中で日常的に手入れを行うため、空き家にして家を売却する場合よりもご自宅の劣化を防ぎやすいという点です。

この点は少々イメージしづらい方も多いかもしれませんが、日頃ご自身が生活する中で行っている掃除や手入れ、部屋の換気などによってご自宅の湿気カビの繁殖を抑えているのです。

また、設備の汚れやサビなどの手入れなども気付いた時に行うのと、そのまま放置しておくのとでは時間が経過するにつれて劣化具合が顕著に分かれていきます。

そのため、ご自宅で生活しながら日常的に掃除や手入れを行っている場合には、物件の劣化を抑えた状態で売却活動に臨むことができるのです。

メリット④|内覧者へ家の魅力を伝えやすい

最後に紹介する4つ目のメリットが、内覧に来た購入検討者に対してご自宅の魅力を伝えやすいという点です。

ご自宅を売却する際、内覧によってご自宅に興味を持った人に好印象を与えることが重要であることは言うまでもありませんが、実際に生活しているからこそ伝えられるご自宅の魅力などを伝えられるかという点も内覧においては非常に重要なポイントになります。

住みながら売却する場合には内覧者と直接顔を合わせる機会が多くなりますが、その際に実際にその家に住んでいる住人だからこそ伝えられる魅力を伝えることができます。

また、ご自宅の欠点難点などもあわせて伝えることが重要になってきます。内覧者が疑問に思っていることや気になっていることについて誠実に答えることが極めて重要になってくるため、これらの点を伝えやすいというのは住みながら売却するメリットだと言えるでしょう。

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住みながら売却する際の2つのデメリット

さて、次にこの章では住みながら売却する上での注意点について解説していきます。

デメリット①|内覧スケジュールの調整が大変

住みながら売却する際のデメリットしてまず紹介するのが、内覧スケジュールの調整が大変だと言うことです。

先ほど解説した通り、住みながら売却する際には、住みながら内覧を行うことになります。つまり、ご自宅の売却を成功させるためには、内覧に合わせてスケジュールを調整しなくてはならないということです。

多くの場合、内覧希望日は休日に集中するものです。そのため、内覧に備えて休日の予定を空けておく必要があるなど、住みながらの売却では手間がかかってしまうと言えるでしょう。

この点が住みながら売却する際の1つ目のデメリットだと言えます。

デメリット②|生活感が出すぎるとイメージダウンに繋がってしまう

住みながら売却する2つ目のデメリットとして、生活感が売却を遠ざける可能性があるということです。

住みながら売却するケースで鍵となるのは、内覧時にどれだけポジティブな印象を与えられるかということです。

多くの方が内覧するときに目を向けているポイントの一つとして、全体的に雰囲気はいいかということがあります。すごくふわっとしたポイントなのですが、より詳しくいえば「パッと見て不快に感じないか」ということです。

住みながら売却するとなると、どうしても生活感は出てしまいます。生活している以上家具を売り払うことはできないですし、片付けをするにも限界があります。このことから限界はあれど、どれだけ整理整頓された綺麗な状態で内覧を行うかが極めて重要になります。

このように住みながら売却する場合には、整理整頓や掃除、手入れを怠って生活感が出ぎてしまうと内覧で買い手が見つかりづらくなり、売却しにくくなってしまうというデメリットがあります。

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家の売却を少しでも検討しているのであれば、「自分の家がいくらで売却出来そうか」を把握しておきましょう。

そのためには、不動産会社から査定を受ける必要があります。「イエウール」なら不動産会社に行かずとも自宅で24時間申し込みが可能です。自分の家に適した不動産会社を紹介してくれるので、膨大な不動産会社の中から選ぶ手間も省くことができます。

まずは、自分の物件種別を選択してから査定依頼をスタートしてみましょう!査定依頼に必要な情報入力はわずか60秒で完了します。

空き家にしてから売却するメリットとデメリット

空き家にしてから売却する場合のメリットとデメリットを簡単に見てみましょう。

まず、空き家にすることのメリットは、以下になります。

  • 即入居を希望する買主へのアピールが可能
  • すぐに入居ができるため、売却期間が短くなる可能性が高い
  • すぐにリフォームや修繕作業に取りかかれる
  • 買主が好きな時間に何度も内見しやすくなる

つぎに、空き家にしてから売却するうえでのデメリットを紹介します。

  • 管理費用、定期的な掃除費用などをsる必要がある
  • 空き家は空き巣の標的になりやすいため、防犯対策や定期的な見回りが必要
  • 新居の家賃やローンと、空き家の維持費の負担が重なる

以上のことから、短期間での売却を希望する場合や、新居や引っ越し先が決まっている方は、空き家にしてから売却する方法が向いていると言えます。

住みながら高く早く売却するコツ!

ここまで、住みながら売却するメリットと注意点を解説してきました。

住みながら売却するメリットが思っていたよりも沢山あるようだと感じている方も多いのではないでしょうか。

この章では、住みながらであってもご自宅を高く早く売るためのコツを細かく解説していきます。

優秀な不動産会社を見極めるために複数社に査定を依頼する

住みながらご自宅の売却を成功させるための1つ目のコツは、複数の不動産会社にご自宅の査定を依頼して、ご自宅を高く早く売ってくれそうな優秀な不動産会社を見極めることです。

ご自宅の売却活動をサポートしてもらう際におすすめの優秀な不動産会社の特徴には以下のような点が挙げられます。

住みながらの売却におすすめの不動産会社の特徴


  • 家を高く売れる売却力や実績がある
  • 家を早く売れるノウハウや販売力がある
  • 担当者に誠実な印象を持てる
  • 不安なことや分からないことを相談しやすい

住みながらの売却を成功させるためには、ご自身が売却活動に積極的に取り組むことはもちろんですが、売却力が高かったり、実績が豊富だったり、といった不動産会社のサポートも必要になります。

また、ご自宅の売却に際して、様々な希望や要望、不安や悩み、分からないことも当然出てくるはずです。

そのような場合に、気兼ねなく相談できる担当者かどうかという点も不動産会社選びにおいては非常に重要になってきます。

ご自身の希望などを最大限に尊重した上で、誠実に売却活動をサポートしてくれる不動産会社を見つけられれば、住みながらであっても売却成功に大きく近づくでしょう。

そんな不動産会社を見極めるためにすべきことは、複数の不動産会社に査定を依頼して、査定価格だけでなく、その根拠や売却戦略、担当者の人柄印象などを十分に比較検討することです。

このような理由から、複数の不動産会社にご自宅の査定を依頼して、ご自宅を高く早く売ってくれそうな優秀な不動産会社を見極めることが売却成功の1つ目のコツとして挙げられます。

家を売るならどこがいい?迷っている方必見!おすすめ不動産会社を紹介

内覧に備えて自宅を整理整頓する

住みながらの売却を成功させるための2つ目のコツは、内覧に備えてご自宅を整理整頓することです。

先ほどの住みながら売却のメリットとデメリットで解説したように、内覧は売却成功の鍵を握る重要なポイントです。

購入希望者が内覧にやってくるということは、少なからずご自宅に興味を持っているということです。

この内覧で意識しておくべきことは、内覧者に清潔感をアピールすることです。

特に住みながら売却の場合、生活感が出やすい点に注意が必要だと解説しましたが、特に水回りなどは内覧者が必ずといって良いほどチェックしているポイントです。

さらにベランダや収納など、ご自宅の購入を真剣に考えている内覧者ほど細かな箇所まで確認したいと思っています。

そのため、内覧時にどこをも見られても良いように隅々まで整理整頓や掃除・手入れを心掛け、内覧時に自信を持って清潔感をアピールできるように準備しておきましょう。

必要に応じてハウスクリーニングを行う

住みながらの売却を成功させるための3つ目のコツは、必要に応じてハウスクリーニングを行うことです。

ハウスクリーニングとは、専門の業者に依頼してプロの手でご自宅の清掃や掃除をしてもらうことです。

内覧時に清潔感をアピールするために効果的な方法だと言えるでしょう。

ただし、このハウスクリーニングを依頼する際には費用がかかってしまうため、ご自宅全体の掃除や清掃を依頼することは現実的ではありません。

そのため、ご自身でできる部分は掃除した上で、水回りなどの内覧者がチェックしそうな箇所やご自身では中々手が回らない箇所などに絞ってハウスクリーニングを依頼することで、費用も節約でき効果的に清潔感をアップさせることができるでしょう。

【家を売るのが不安】よくある不安と対策!1年以上売れない時はどうする?

内覧に向けて部屋の臭い対策を行う

住みながらの売却を成功させるための4つ目のコツは、部屋の臭い対策も行うことです。

内覧者にご自宅の清潔感をアピールするためにはこの点も重要であることは言うまでもありません。

しかし、長年生活しているご自宅の臭いが清潔感を損なってしまうようなものでないかを判断するのは中々難しいでしょう。

そのような場合には、ご自宅に訪問した不動産会社の担当者などに意見を聞いてみるのも有効でしょう。

特に、キッチン浴室などは湿気も多く臭いの元となりやすい箇所でもあるため、前もって念入りに掃除をしておいたり、内覧時にはお香ルームフレグランスなどを活用するなどして、できるだけ内覧者に良い印象を持ってもらえるように工夫してみましょう。

内覧時に部屋を明るくしておく

住みながらの売却を成功させるための5つ目のコツは、内覧時には部屋を明るくしておくことです。

非常に細かな点にも思えますが、マンションや一戸建て住宅を購入する方の多くは日当たりを重視しています。

日当たりの良い部屋であれば、日中に内覧のスケジュールを組むなどして日当たりの良さをアピールするのも効果的でしょう。

また、仮に日当たりがアピールできるほど良くない場合でも、部屋の照明を明るいタイプに交換しておくだけでも、内覧者に与える印象は大きく変わります。

明るい部屋というのはそれほど訪れた人に良い印象を与えてくれるものです。清潔感をアピールする上でも、薄暗い部屋よりも明るく爽やかな部屋の方が良いでしょう。

内覧者に少しでも良い印象を与えるためには、小さなことですがこのような点も重要になってきます。

内覧者に住民目線で魅力を伝える

住みながらの売却を成功させるための6つ目のコツは、内覧者には住民目線でご自宅の魅力を伝えることです。

内覧者がわざわざご自宅に足を運んでいるのは、ご自宅に興味があるだけでなく、実際に生活することをイメージしてみたいという考えもあるのです。

実際に内覧者が自分の目で物件を見て回ったり、売主であるご自身に質問をしたりするのはそのためです。

だからこそ、内覧時にはその家に住んだからこそ分かる魅力やメリットを伝えることを心掛けましょう。

一方で、ご自宅の良い点ばかりをアピールしすぎると、かえって内覧者に不信感を与えてしまったり、内覧しづらいという印象を与えてしまう可能性もあるため、相手の様子を見ながら、適宜魅力を伝えていきましょう。

内覧前に不動産会社の担当者とご自宅のどんな部分を魅力としてアピールできそうかなどを話し合って準備しておくことも効果的です。

内覧者の質問には誠実に回答する

住みながらの売却を成功させるための7つ目のコツは、内覧者の質問には誠実に回答することです。

内覧対応を行う場合、できるだけ良い印象を与えたいと考えるあまり、ご自宅の良い点ばかりを伝えたいと思ってしまうものです。

しかし、内覧者の立場からすると、物件の良い点ばかりをアピールしてくるが、逆にデメリットや不便な点など不都合な情報は教えてくれないと不信感を抱くことも十分に考えられます。

良い点も悪い点も含めてご自宅のことを詳しく知りたいと思って内覧に来ているため、特に質問されたことに対しては誠実に回答するようにしましょう。

物件の欠陥など不都合な情報を隠してしまうと、内覧者に不信感を与えてしまうだけでなく、売買契約締結後に発覚した場合、最悪のケースではありますが裁判沙汰にまで発展してしまう可能性さえあります。

これらを踏まえると、内覧者に誠実な印象を持ってもらうためにも、質問には正直に誠実に回答することが重要だと言えるでしょう。

内覧しやすい環境作りを心がける

住みながらの売却を成功させるための8つ目のコツは、内覧しやすい環境作りを心がけることです。

内覧しやすい環境作りといっても様々ですが、例えば内覧対応をご家族全員で行うことなどはあまり好ましくないでしょう。

一方で、内覧者用にスリッパを用意しておくなど、細かな配慮を心がけることが重要だと言えるでしょう。

これらの配慮に関しても、やりすぎるとかえって内覧者を遠慮させてしまったり、居心地が悪く感じさせてしまうこともあるため、さりげない気遣いを意識すると良いでしょう。

内覧者が遠慮せずにご自宅の内覧に集中できるような環境作りを心がけるようにしましょう。

新居探しも並行して行う

住みながらの売却を成功させるためのコツとして最後に紹介するのが、ご自宅の売却活動と並行して新居探しも進めておくことです。

住みながらの売却となるため、先に新居を購入する訳ではありませんが、ご自宅を売却して購入者に引き渡した後に生活する場所を用意しておく必要があります。

通常は仮住まいといって、一時的に生活する場所を用意するケースも多いようですが、ご自宅の引き渡し日と新居の引き渡し日を同日~数日以内に設定することができれば、手間をかけずに1度の引っ越し作業で住み替えを完了させられるでしょう。

本当は売って後も家に住み続けたい!叶える方法は?

すぐに資金が必要だから、売却を検討しているが本当は家を売却した後もそのまま住み続けたいと考えている場合、その希望を叶える方法が主に2つあります。

  1. リースバックを利用する
  2. リバースモゲージを利用する

この章では、2つの仕組みや利用する上での注意点を紹介します。

リースバックを利用する

リースバックは、あなたが所有する不動産を売却し、その後、売却先の買主からその不動産を賃貸する形で住み続ける方法です。

これにより、家を売却して得た資金を手にしつつ、同じ家に賃貸借契約として住み続けることが可能です。

注意点は、まず「賃料の支払いが必要となる」点です。

売却価格に対しての賃料設定が高い場合もあるため、1ヶ月単位の家賃がいくらになるのか、自身の生活水準に合うのか確認が必要です。

次にリースバックは、ずっと住み続けられる保証はありません。

定期借家契約を採用し、賃貸契約期間が2~3年と定められることが一般的です。

また、基本的には契約期間を将来的に更新されない場合が多いため、退去が必要になります。

リバースモゲージを利用する

リバースモーゲージは、自宅を担保にして金融機関からお金を借りる方法です。

通常の住宅ローンとは異なり、借入額は自宅の価値に基づいて設定され、返済は基本的に借りた人が亡くなった後、担保となっていた不動産を売却し借入金を返済する仕組みです。

つまり、生涯住み続けながら資金を確保する手段です。

メリットとしては、自宅に住み続けながら老後の生活資金を得られる点や、返済は基本的に亡くなった後のため、生前に返済の負担がない点が挙げられます。

一方、注意点は借入金利が通常の住宅ローンより高い、または返済期間中に金利上昇によって返済額が増えるおそれがあります。

また、契約者が亡くなった後に一括返済が求められるため、法定相続人や世帯全員にリスクが発生する可能性が高く、トラブルになることが多いのが実情です。

リースバックやリースバックモゲージを利用する際は慎重に

自宅の売却の場合、クーリングオフ制度が使えないものとなるため、契約が成立すると無条件で解除ができなくなります。

契約を結んで後に後悔したり、家族を巻き込むトラブルになってはいけません。

どちらの方法も、売却や資金の確保をしながら住み続けるための手段として検討できますが、選択肢はライフスタイルや財務状況に応じて異なります。

そのため、メリットだけでなく、注意点をしっかり見て対策をする。また、目先のことだけでなく、中長期的なライフプランを考え売却方法や売却後の契約を決めるようにしてください。

まとめ

このように、住みながら売却は内覧をいかに成功させるかがカギとなります。

内覧には、片付けや応対をよくするなど自助努力でどうにかなる部分と、内覧数を増やすためいかに不動産会社に仲介を依頼できるかという専門家の助けがいる部分があります。

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インターネットの一括査定サービスを利用することによって、簡単に複数の不動産会社に依頼することができるので、一度「イエウール」で売却したいお家の査定を受けてみるのはいかがでしょうか。

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