住宅ローンの一括返済をするメリット・デメリットや注意点を解説

住宅ローンの一括返済をするメリット・デメリットや注意点を解説

自己資金に余裕が出てきた人の中には住宅ローンの一括返済を考えている方もいるのではないでしょうか。

一括返済することで後の返済を楽にすることはできますが、住宅ローンの一括返済には多額の自己資金が必要なため計画的に行う必要があります。

この記事では住宅ローンの一括返済をするメリットやデメリット一括返済をするタイミングを解説しました。

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住宅ローンの一括返済とは

元金の全部または一部を予定より前に返済する繰り上げ返済には「一括返済」「一部返済」があります。

一括返済は住宅ローン残債を一括で支払い完済する方法です。この一括返済をすることで住宅ローンの返済は終了します。

一部返済とは、住宅ローン残債を全額ではなく一部だけ返済する方法です。一部返済には、「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2種類あります。

「期間短縮型」は住宅ローンの返済期間を短縮する方法です。毎月の返済額は変わりませんが、利息の軽減効果が高く、総返済額を減らすことができます。

「返済額軽減型」はローン完済までの期間は変わりませんが、毎月のローン返済額を減らすことができます。「期間短縮型」に比べると利息の軽減効果は低いですが、毎月の出費を減らすことができるため家計の負担を減らすことができます。

住宅ローンについて詳しく知りたい方は「【2021最新】住宅ローンの金利相場や金利推移を徹底解説!計算方法もわかりやすく紹介!」という記事もご覧ください。

一括返済をするメリット

一括返済をする最大のメリットは住宅ローンの総返済額を減らすことができるということです。

住宅ローンの返済では返済期間が短いほど支払う金利を少なくすることができるため、結果的に総返済額を減らすことができます。

さらに一括返済することで「戻り保証金」を受け取ることができる場合もあります。住宅ローンを借り入れるときに必要だった保証料を一括で支払っていた際は、返済期間が変わることで余分に支払った保証金を返戻してもらうことができるのです。この返戻された保証料のことを「戻り保証金」と言います。

一括返済をするデメリット

一括返済をするデメリットとしては、自己資金が少なくなるという点があります。

住宅ローンを一括返済することにより自己資金が減ってしまいます。自己資金が一時的に減ることで急な出費に対応できないこともあるでしょう。

その他にも、一括返済には手数料がかかること、後ほど詳しく解説する住宅ローン控除を受けることができなくなるなどデメリットもたくさん考えられます。

一括返済をすることによるメリットとデメリットをよく検討して一括返済するか決めましょう。

住宅ローンの一括返済をするタイミング

住宅ローンの一括返済には多額の自己資金が必要です。一括返済をするタイミングを間違ってしまうと家計の負担が増えてしまうこともあるでしょう。

住宅ローン控除の期間が終わったタイミング

住宅ローン控除とは個人が住宅を購入した場合その年の住宅ローンの年末残高の1%が一定期間所得税額から差し引かれるという制度です。控除を受けることができる期間は原則入居してから10年ですが、消費税率が10%にアップしたことに伴う政府の特例措置や新型コロナの影響で条件によって10年間と13年間で分けられています。

住宅ローンを一括返済することで住宅ローンの控除を受けることができなくなってしまいます。所得税の控除を受けるためには住宅ローン控除の適用期間が終了するまで一括返済は避けたほうがよいでしょう。

しかし金利が1%を超えている場合は利息額が控除額を上回るため住宅ローンの控除を受けることができる期間内であっても一括返済すると効果的であるといえるでしょう。

金利が1%未満の場合は住宅ローンの控除額と利息を比較して一括返済するか決めるとよいでしょう。

住宅ローン控除について詳しく知りたい方は「住宅ローン控除は中古マンションの場合も適用可能!条件から必要書類まで解説」という記事もご覧ください。

定年退職後

退職金

を利用して住宅ローンを一括返済するという方法も考えられるでしょう。住宅ローンの支払いを済ませることで老後の生活にかかる費用を少なくできるのはとても魅力的です。

しかし退職金を全て住宅ローンの返済に充ててしまうと老後の生活が苦しくなることもあります。

老後の生活を考えて一括返済だけではなく一部返済も視野に入れて計画的に返済をするとよいでしょう。

今後資金を使う予定がないとき

今後のライフプランを考えて、まとまった資金が必要なライフイベントがない場合は自己資金を住宅ローンの一括返済に充てることもできるでしょう。

よく考えられるのは子どもの独立です。子どもの教育費に充てていた資金を住宅ローンの返済にすることも可能です。

子どもの進学などまとまった資金が必要なライフイベントを控えている場合は一括返済するタイミングを考え直したほうがよいかもしれません。

住宅ローンの返済について詳しく知りたい方は「住宅ローンの借り方や返し方の基本と押さえるべきポイント」という記事もご覧ください。

住宅ローンを一括返済する方法と手数料

住宅ローンを繰り上げ返済する方法と手数料は銀行によって異なります。今回は代表して3大メガバンクであるみずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行で住宅ローンの一括返済する方法と手数料をご紹介します。

一括返済をする方法

一括返済をする方法は住宅ローンを借り入れている銀行によって異なりますが、窓口・インターネットバンキングでの返済を受け付けている銀行が多いようです。

インターネットバンキングを利用することで店舗に行かず一括返済を申し込むことができます。しかしすべての銀行がインターネットバンキングでの返済を受け付けているとは限らないので事前に調べてから申し込むようにしましょう。またローンの種類によっては窓口での取り扱いのみとなりますのでこちらも事前に各銀行へお問い合わせください。

銀行名 一括返済 一部返済
みずほ銀行 窓口のみ 窓口・インターネット
三菱UFJ銀行 窓口・インターネット 窓口・インターネット
三井住友銀行 窓口・インターネット 窓口・インターネット

一括返済にかかる手数料

住宅ローンを繰り上げ返済する場合には手数料がかかります。手数料は銀行や「一括返済」「部分返済」によって異なります。

銀行名 一括返済 一部返済
みずほ銀行 記載なし インターネット:無料
窓口:33,000円
三菱UFJ銀行 インターネット:16,500円
窓口:33,000円
インターネット:無料
窓口:16,500円
三井住友銀行 インターネット:5,500円
窓口:22,000円
インターネット:無料
窓口:16,500円

一部返済に関しては、みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行どの銀行でもインターネットを利用することで手数料無料で返済することができます。

しかし一括返済ではどのメガバンクも手数料がかかります。一括返済を申し込む方法はインターネットバンキングと窓口どちらもありますが、インターネットバンキングでの手続きをすることで費用を抑えることができます。

インターネットバンキングを利用するためには普通預金口座を持っていることや事前にインターネットバンキングへの登録が必要です。一括返済する間に登録など必要な準備はすませておきましょう。

住宅ローンの一括返済をする際の注意点

住宅ローンを一括返済する際にはメリットもたくさんありますが、デメリットも多くあります。一括返済する場合は注意点に気を付けて計画的に行いましょう。

住宅ローン控除との関係を考える

先ほどの解説にもありましたが、住宅ローンを一括返済することで住宅ローン控除を受けることができなくなります

住宅ローンを一括返済して返済額を減らす場合と住宅ローン控除を受ける場合を比較してどちらがより自分に利益があるかを確認して一括返済をするか決定するとよいでしょう。

自分で計算が難しい場合は借入している銀行へ相談することをおすすめします。

手元に十分な資金を残しておく

住宅ローンを繰り上げ返済は総返済額を減らすことができるため資金に余裕ができたらすぐに返済しようと考えている方もいるかもしれません。

無理に資金を集めて住宅ローンを繰り上げ返済しようとしているのならばやめたほうがよいでしょう。手元に余裕のある資金を残しておかなければ、突然まとまったお金が必要になった場合に対応できなくなります。場合によっては足りない資金を補うためにお金を借りたり別のローンを組むことになりかねません。

住宅ローンは他のローンに比べて低金利です。無理に住宅ローンを一括返済しようとせず手元に必要な資金を残せるように計画的に行うようにしましょう。

忘れずに抵当権抹消の手続きを行う

一括返済することで住宅ローンを完済することができたら、抵当権の抹消手続きを忘れずに行いましょう。

抵当権とは、住宅ローンを返済できなくなった場合に、住宅ローンの融資元である金融機関によって行使される権利のことです。この抵当権を行使することで金融機関は、住宅ローン債務者が返済を滞った場合に物件を差し押さえ競売にかけることにより貸付金を回収することが可能になります。

抵当権は住宅ローンを完済することによって効力を失います。よって住宅ローンを完済した場合は抵当権抹消の手続きを行う必要があるのです。

抵当権の抹消手続きは法務局に書類を提出することで完了することができます。自分で手続きをすることもできますが司法書士の方に依頼して代行してもらうことも可能です。

抵当権の抹消手続きについて詳しく知りたい方は「住宅ローン完済時に必須な「抵当権抹消登記」の進め方」という記事もご覧ください。

新しく生命保険の加入をする

住宅ローンを一括返済することで団体信用生命保険の保証も終了します。

団体信用生命保険(団信)とは住宅ローンの契約者が死亡、高度障害状態になった場合に住宅ローン残債が保険会社から借入している銀行に支払われる仕組みです。

団信以外に生命保険に加入していない場合は新しい生命保険への加入を考える必要があります。

 

ここまで住宅ローンの一括返済について解説しました。住宅ローンを繰り上げ返済することによって利息の支払いが減り、結果的に総返済額を減らすことができます。

繰り上げ返済には住宅ローン残債を一括で返済してしまう「一括返済」のほかに元金の一部を返済する「一部返済」というものがあります。

一部返済には「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2種類があり、同じ金額を繰り上げる場合は「期間短縮型」の方が総返済額は少なくなります。

一括返済をすることによって手数料がかかることや自己資金が減り家計の負担が増えることもあります。もし一括返済をするか迷っている場合はまずは借入している銀行へ相談してみることをおすすめします。

 

 

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