マンションの売却をしたいけれど「売れるマンションの条件ってなに?」「できるだけ高く売りたいけど、どうすればいいのか分からない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
マンション売却を考えている方は、自分のマンションがどれくらいの金額で売れるのか知りたいですよね。
しかし、高く売れるマンションや需要のあるマンションを見分けるのは困難です。
この記事では売れるマンションの特徴について6つ解説します。また、早く高い金額で売る方法やオススメの不動産売却サイトも盛り込んで解説します。
売れるマンションの条件とは?
売れるマンションの条件は、主に6つです。
- 立地がよい
- 不動産会社のしっかりした管理体制
- ファミリータイプの間取り
- 交通面が便利
- まわりの環境がよい
- マンションが売れやすい時期に売られている
立地がよい
立地がよいのはマンションが売れる条件です。
マンションは年数を重ねるごとに価格が落ちていきますが、立地条件により価格が落ちにくくなるケースがあります。都心部に近い場合や、近くに大学や商業施設がある場合は需要が増すため価格も高くなります。
マンションを売る際は、マンション周辺に利便性や安全性を高める施設の建設予定があるか調べておきましょう。
不動産会社の管理体制がしっかりしている
管理体制は、マンションの清潔さや安全性にかかわる重要な要素です。
マンションは建物や設備をよい状態で保ち、マンションの資産価値を維持するために、さまざまな管理をしています。適切な管理がされているマンションは劣化が少ないので、需要があり価格も落ちにくいです。
一方、管理体制が疎かになっていると、修繕回数が増えたり修繕規模が大きくなるので、修繕積立金が値上がりする可能性があります。
ファミリータイプの間取り
家族で住みやすい間取りは人気なため、売れやすい条件の1つです。
マンションを購入する方の年齢層は30代が多く、全体の6割弱を占めています。年齢的に家庭を持っている方が多く、購入層の約6割がファミリー層です。
多くの買主は家族で住むことを考えているため、戸建てに比べて費用が少なく、賃貸と違い資産になるのに加え、セキュリティーの面でも安全性に長けているマンションは需要が高くなります。需要が高いため、高く売れやすいのがファミリータイプ設計のマンションの特徴です。
お持ちのマンションが3〜4人住める3LDK以上の間取りなら、需要が高く売れやすいマンションの条件に当てはまっているといえるでしょう。
交通が便利
交通が便利な場所にあるマンションは人気物件の1つです。
駅近は、最寄駅から徒歩5分圏内のマンションのことを指します。駅近の物件の中でも特に人気なマンション、最寄駅に急行や快速が停まる場合です。各駅停車のみ停まる駅が近くにあるマンションより、都心部に早く移動できるため高く売却できます。
また、駅に直結している場合も資産価値が高く、価格設定を高くしても売却可能です。駅直結のマンションは、天候が悪い日でも影響を売れることなく駅から自宅まで帰れます。駅直結のマンションは数も少ないので、他の駅近マンションより高く売れます。
まわりの環境がよい
マンションのまわりに、公園やスポーツ施設があるか、工場や墓地がないかなどはマンションを購入する方にとって重要な要素です。
公園やスポーツ施設も、特にファミリー層から人気となっています。公園やスポーツ施設のイベントは家族でいけるため、公園やスポーツ施設が近くにあるのは、家族の時間を作れる魅力的な環境です。
他に商業施設やスーパーが近くにあるかもマンション購入をするか否かを左右する要素の1つになります。商業施設やスーパーが近くにあると忙しい人でも買い物に行きやすくなるため、特にファミリー層からの人気は高いです。
マンションを購入する際に確認するべき、周辺の環境は、施設だけではありません。
川や斜面など、災害時に被害を受けやすい場所は避ける方が多いです。逆に災害を受けにくい場所にある物件は、売れやすくなっています。
マンション周辺の環境は、直接生活に関わる部分なため、買い手にとって重要な要素になります。
マンションが売れやすい時期に売られている
マンションが売れやすい時期は2〜3月頃です。
進学、転勤、転職など、4月からの新生活に合わせて購入する方が多いため、4月の手前がマンションの売り時です。2〜3月は、物件を探している買主が多く、よい物件は買主の競争になる場合があります。競争になる分、高く買ってくれる買主が見つかりやすいのが2~3月に売るメリットです。
2〜3月に買主が見つかるのが理想なので、12〜1月には不動産会社と媒介契約を結んでおくことをオススメします。
売れずらいマンションの特徴
マンション売却を検討している方は、お持ちのマンションが売れないマンションではないか心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。。本章では、売れないマンションの特徴に加えて、解決方法までご紹介していきます。
ランニングコストがかかる
マンションを購入したあとにかかる費用は、主に以下の7つです。
- 管理費
- 修繕積立金
- 駐車場代
- 火災保険料、地震保険料
- 固定資産税
- トランクルーム使用料
- 専用庭、ルーフバルコニー使用料
特にマンション売却で重要になるのは、管理費と修繕積立金です。維持費が高いと購買意欲を削ぐ要因となります。管理費と修繕積立金は毎月、管理組合が大規模修繕工事の時期まで積み立てていますが、他の同じ築年数のマンションと比べて修繕積立金が高いと売れずらくなります。
駅から遠い
駅から遠い物件は売れづらくなります。
駅から遠いと通勤や通学に時間がかかってしまったり、夜道は明かりが少なく人通りが少なかったりするため、駅から遠い物件は不人気です。
一方、周辺環境の変化により需要が高まるケースがあります。そのため、マンション周辺の環境について詳しく調べてみましょう。例えば近くに新駅ができる予定がある場合、将来性の観点から需要が高まることがあります。ほかにも商業施設や病院などの建設予定があると今より住みやすい環境になる場合があるため、まわりの環境について調べておくのはマンション売却では重要です。
マンションの価値と価格が合っていない
マンションの価値が売却相場と合っていない場合も売りづらい要因の1つです。
例えば、マンションの売出し価格を相場より高く設定している場合は価格の高さから売る機会を逃してしまうことがあります。マンションを買う方は周辺の同じような条件の物件と比較検討しているため、注意が必要です。
しかし、マンションの相場が分からず売却相場の判断が難しい方もいるのではないでしょうか。その場合は、不動産一括査定サイトを使用して売却相場を調べてみるのがオススメです。不動産一括査定サイトのイエウールでは、完全無料でマンションの査定ができます。利用者は2万人を超えており、47都道府県に対応しているため、どなたでも依頼ができます。
マンションの売却相場を知っておきたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
マンションを早く高く売るコツ
マンションを売るならできるだけ早く高く売りたい方が多いでしょう。
マンション売却を考えている方向けにマンションを早く高く売るコツを3つご紹介していきます。
複数の不動産会社に査定してもらう
同じマンションでも、相談する不動産会社によって売れる価格は大きく異なります。
最初から不動産会社を1つに絞ってしまうと、相場や最安値、最高値を把握できず、損してしまう場合があります。マンション査定は複数の不動産会社に依頼をしてみましょう。
そうすることで、所有するマンションの売却相場がわかるようになります。
もし、複数の不動産会社に査定を依頼するのが難しい方は、一括査定サイトを利用するのもオススメです。一括査定サイトなら一気に複数の不動産会社を比較できるため売却相場も簡単に把握できます。
売り出し価格を少し高めにして値引き交渉に対応する
マンションを売りに出していると値引き交渉をされることがあります。
値引きの相場は、築1年以内のマンションは6.5%、中古マンションの場合は10万円ほどです。
そのため、最初から売りたい金額に設定していると値引き交渉に対応できず、希望通りの金額で売れなくなってしまいます。売主が値引き交渉に応じない場合、顧客はほかのマンションを検討してしまうこともあるため、注意が必要です。
値引き交渉に応じながら自分の希望通りの価格で売るには、最初から値引きを考慮した金額に設定しましょう。
媒介契約で選ぶ
マンション売却は自分で買い手を見つけるのは難しいため、不動産会社に依頼するのが一般的です。不動産会社に仲介を依頼する際は媒介契約を交わします。媒介契約には3種類があり、それぞれマンションの売れやすさが異なります。
媒介契約には、以下のようなものがあります。
- 一般媒介契約
- 専任媒介契約
- 専属専任媒介契約
一般媒介契約は複数の不動産会社と契約できる契約です。複数の不動産会社と契約できる一般媒介契約は多くの方にマンションの情報を届けやすいため、成約率が高いのが特徴です。
しかし、一般媒介契約は複数の不動産会社と契約できる分、不動産会社が販売活動を疎かにする可能性があります。また、一般媒介契約では不動産会社のサービスが受けられないこともあります。複数の不動産と契約できる分、支援が手薄になってしまうのが一般媒介契約のデメリットです。
専任媒介契約とは、1社のみと契約する媒介契約です。
複数の不動産会社に依頼することはできませんが、依頼した不動産会社は手厚い不動産販売活動をしてくれます。さらに14日に1回以上の販売状況の報告義務が課せられるため状況が把握でき、安心できるのも魅力です。
また、不動産会社によっては専任媒介契約で内装を彩るサービスや買取保障サービスなど、さまざまなサービスを受けられる場合もあります。
専属専任媒介契約は、専任媒介契約の契約内容を厳しくしたものです。
一般媒介契約と専任媒介契約は、自分で買い手を探せますが、専属専任媒介契約は自分で買い手を見つけることを禁止されています。
マンションをどのように売りたいのか、希望に合わせて媒介契約を選ぶと良いでしょう。
マンション売却で失敗しないためには「不動産一括査定サイト」に査定依頼するのがオススメ
マンション売却の際は、不動産一括査定サイトへの査定依頼がオススメです。
マンションの適正価格で売るには相場観を把握することが大切です。しかし、複数の不動産会社に査定依頼すると時間や手間がかかってしまいます。
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