5000万円で買った家を売る事を検討するときには、大体いくらで売れるのか気になりますよね。
少なくとも相場より安くなることは避けるためには必ず相場の考え方を知り、できる限り正確に相場を捉えることが大切です。
本記事では5000万円で買った家が売れる額の決まり方やできる限り正確に調べるための方法、さらに高く売るために重要なポイントについてお伝えします。
「まずは家を売る基礎知識を知りたい」という方は、こちらの記事をご覧ください。
5000万円で買った家がいくらで売れるかを決める指標は築年数
まずは5000万円で買った家の相場の考え方を説明します。家は年々価値が下がっていくものですが、おおよその価値は築年数を指標として決められます。
以下の図は国土交通省が発表している
築年数ごとの家の値下がり率です。
この図の中で参考にすべきは実際に売却されている額から試算している濃い青と濃いオレンジの線です。
薄い青とオレンジの線は家の構造の耐用年数に応じて一定の割合で減価償却される場合の価値の下落率になりますが、実際に売れる額は原価償却額よりも下回る結果となっています。ここから、一戸建てとマンションが築年数に応じてそれぞれどれくらいの値下がり率で売れているのかを見ていきましょう。
築年数別の一戸建ての値下がり率
一戸建ての場合の値下がり率はについて考えるときに注意が必要なのは、土地と建物はそれぞれに価格が付くということです。先ほどのオレンジの線が示すのは建物だけの値下がり率ですので、家を買った際の建物部分の価格のみに適用されると考えましょう。
土地に関しては、地域によって若干値下がりする可能性はありますが基本的に価値が下がる事はありません。そのため、例えば新築時に建物価格が3,500万円、土地価格が1,500万円だった家の築年数ごと売却価格の値下がり率と相場は以下の通りです。
| 建物部分の値下がり率 | 新築時5,000万円の戸建ての売却価格(建物価格3,500万円、土地価格1,500万円) | |
|---|---|---|
| 新築 | 0% | 5,000万円(3,500万円+1,500万円) |
| 築1年 | 5% | 4,825万円(3,325万円+1,500万円) |
| 築2年 | 13% | 4,545万円(3,045万円+1,500万円) |
| 築3年 | 18% | 4,370万円(2,870万円+1,500万円) |
| 築4年 | 25% | 4,125万円(2,625万円+1,500万円) |
| 築5年 | 30% | 3,950万円(2,450万円+1,500万円) |
| 築6年 | 35% | 3,775万円(2,275万円+1,500万円) |
| 築7年 | 40% | 3,600万円(2,100万円+1,500万円) |
| 築8年 | 45% | 3,425万円(1,925万円+1,500万円) |
| 築9年 | 50% | 3,250万円(1,750万円+1,500万円) |
| 築10年 | 55% | 3,075万円(1,575万円+1,500万円) |
| 築20年 | 85% | 2,025万円(525万円+1,500万円) |
築年数別のマンションの値下がり率
マンションの場合は戸建てと違い土地を購入していない場合がほとんどですので、新築時に5,000万円だった場合の築年数ごとの売却価格の値下がり率と相場は以下の通りです。| マンションの値下がり率 | 新築時5,000万円のマンションの売却価格 | |
|---|---|---|
| 新築 | 0% | 5,000万円 |
| 築1年 | 10% | 4,500万円 |
| 築2年 | 12% | 4,400万円 |
| 築3年 | 14% | 4,300万円 |
| 築4年 | 16% | 4,200万円 |
| 築5年 | 18% | 4,100万円 |
| 築6年 | 20% | 4,000万円 |
| 築12年 | 30% | 3,500万円 |
| 築18年 | 40% | 3,000万円 |
| 築24年 | 50% | 2,500万円 |
| 築30年 | 60% | 2,000万円 |
5000万円で買った家がいくらで売れるか計算する方法
新築の場合の計算の仕方は先ほどの通りですので、次に5000万円で中古の家を買った場合の計算方法をお伝えします。考え方としては同じですが、少し応用編になります。
築年数10年の建物を2000万円、土地3000万円で買った戸建ての場合
購入時にすでに築10年となっている場合は、購入時にすでに建物部分は新築時よりも30%値下がりしている状態ということになります。そのため、例えば築10年の建物を2000万円、土地を3000万円で購入したら以下のように建物の価格が下がっていきます。
| 合計築年数 | 建物部分の値下がり率 | 購入時築10年の戸建ての売却価格(建物価格2,000万円、土地価格3,000万円) | |
|---|---|---|---|
| 購入時 | 10年(新築時の30%減) | 0%(新築時の30%減スタート) | 5,000万円(2,000万円+3,000万円) |
| 1年後 | 11年(新築時の40%減) | 10%(新築時の40%-30%) | 4,800万円(1,800万円+3,000万円) |
| 2年後 | 12年(新築時の45%減) | 15%(新築時の45%-30%) | 4,700万円(1,700万円+3,000万円) |
| 3年後 | 13年(新築時の50%減) | 20%(新築時の50%-30%) | 4,600万円(1,600万円+3,000万円) |
| 4年後 | 14年(新築時の55%減) | 25%(新築時の55%-30%) | 4,500万円(1,500万円+3,000万円) |
| 5年後 | 15年(新築時の60%減) | 30%(新築時の60%-30%) | 4,400万円(1,400万円+3,000万円) |
| 10年後 | 20年(新築時の85%減) | 55%(新築時の85%-30%) | 3,900万円(900万円+3,000万円) |
築年数12年時に5000万円で買った中古マンションの場合
購入時にすでに築12年となっている中古マンションの場合も同様に考えます。ただし、先ほどお伝えしたようにマンションは土地の価格が含まれないことがほとんどです。そのため、例えば築12年のマンションを5000万円で購入したら以下のように価格が下がっていきます。
| 合計築年数 | 建物部分の値下がり率 | 購入時築10年のマンションの売却価格 | |
|---|---|---|---|
| 購入時 | 12年(新築時の30%減) | 0%(新築時の30%減スタート) | 5,000万円 |
| 6年後 | 18年(新築時の40%減) | 10%(新築時の40%-30%) | 4,500万円 |
| 12年後 | 24年(新築時の50%減) | 20%(新築時の50%-30%) | 4,000万円 |
| 18年後 | 30年(新築時の60%減) | 30%(新築時の60%-30%) | 3,500万円 |
5000万円で買った家がいくらで売れるか正確に知る方法
ここまで計算方法をお伝えしましたが、この計算は概算になります。正確には中古物件に対する市場のニーズや家の特徴などの細かい条件の違いによって多少上下することになりますので、一般的な値下がり率を把握したうえで売りたい家に近い条件の家がどれくらい価格が高くなるのか、または低くなる可能性があるのかを調べることが大切です。
価格変動に関わる要素には以下のようなものがあります。- 中古不動産市場の景気動向
- 交通や生活利便性に関わる立地
- 部屋の間取り・広さ・方角
- 階数
- 耐用年数
- 耐震性
- 土地の形状(戸建の場合のみ)
- 物件の管理状況(マンションの場合のみ)

方法1:条件が類似した家の過去の成約情報を調べる
一つ目の方法は条件が同じタイプの家が過去にどのような価格で売れたかを調べるというものです。国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営している「レインズマーケットインフォメーション」や国土交通省の「土地情報総合システム」では、自分の家の周辺にある物件が過去にいくらで売れたのかという成約情報を調べることができます。
マンションの場合であれば、過去に同じマンションの別の部屋がいくらで売れたかを調べてみましょう。
方法2:条件が類似した家の現在の売り出し価格を調べる
二つ目の方法は、条件が似ている家が今どのくらいの価格で売り出されているのかを調べるというものです。これを調べるためには、不動産売買用のポータルサイトを見てみましょう。
賃貸でもお馴染みのSUUMOやHOME’Sがこれにあたりますが、自分の家に近い条件で売り出し中の物件を検索することでどれくらいの価格であれば自分の家を売ることができるのかを見ることができます。5000万円で買った家をできるだけ高く売るポイント

この時重要なのは、相場の中でできるだけ高く売るということです。
例えば計算上は3000万円で売れそうな家が実際2500~3500万円の間で売れているのであれば、3500万円を高く売れる最高額と考えて売るということです。
売る側としては相場より高く売りたいのはやまやまですが、買う側は相場より高すぎる価格で家を買うことは考えにくいです。
相場より高すぎると判断されると選ばれず売れ残ってしまい、不人気な物件だと判断されてしまうため売れ残りという状況がさらに売れ残りを生む悪循環に陥ることになります。それでは、相場の中でも高い価格で家を売るにはどうすればいいかを説明します。
不動産会社によって売却価格は変わる
家を高く売るためには、自分の家をより高く売ってくれる不動産会社を選ぶことが大切です。実は不動産会社ごとに得意とする物件のタイプや地域が異なるため、自分の家を得意とする不動産会社に売ってもらうことで売却価格は大きく変わります。
例えば大手の不動産会社はブランド力があり主要な駅前にも支店を設置しているため広く集客することができますし、地域密着の中小不動産会社であれば大手が知らないようなその地域特有の情報を持っていたりします。
そのため、持ち家をより高く売ってくれる不動産会社を見つけるためには大手だけでなく中小含めて幅広い不動産会社を検討することがポイントです。

複数社を比較して不動産会社を決める

不動産会社による査定はどの会社も等しく無料で行われています。
ただし、自分で不動産会社を適当に選ぶとその中に悪徳な会社も含まれている可能性がありますので、おすすめなのは不動産一括査定を利用することです。不動産一括査定とは、運営会社が独自に選抜した優良な不動産会社の中でも特に持ち家を得意とする会社のみをマッチングして一括で査定依頼ができるサービスです。
不動産の一括査定を受ける場合は、ぜひ「イエウール」を活用してみてください。イエウールは、全国2,000社以上の優良不動産会社と提携し、そのうち持ち家の売却を得意とする最大6社をマッチングしてくれるサービスです。24時間ネットで無料で査定依頼ができて、2~3日後には査定結果が分かります。地元の不動産会社から大手の不動産会社まで、さまざまな会社を比較・検討しながら売却を進められるうえ、上場企業が運営していてしつこい営業を受けるリスクがありません。5000万円で買った自分の家がいくらで売れるのか、またどれくらい高く売ってくれる不動産会社がいるのかを知りたい方は、是非以下の査定依頼フォームに回答してみてくださいね。あなたの一戸建て、査定価格はいくら?
査定価格はいくら?


