マンションの外廊下と内廊下のメリット・デメリットについて解説!

マンションの外廊下と内廊下のメリット・デメリットについて解説!

マンションの共用部である廊下は、外廊下と内廊下 の2つの種類に分けることができます。物件を見るときはついつい室内や周辺環境ばかりを重要視してしまいがちですが、廊下も暮らしやすさに直結する部分であるため、しっかりとチェックしておかなければいけません。

この記事では、マンションの外廊下と内廊下の違いと特徴、住むうえで重要となる安全性について解説します。思わぬトラブルや後悔を防ぐためにも、廊下にもこだわって物件を選んでいきましょう。

万祖hンの選び方について、全体像をつかみたい方はこちらの記事も参考にしてください。
マンションの選び方で押さえるべき5つのポイントを解説

\家が欲しいと思ったらまずやること/

「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。

Housiiの3つのメリット
Housiiの3つのメリット
Housii(ハウシー) Housii(ハウシー) ▼こんな人におすすめ
  • 営業マンと対面するのが苦手な方
  • 条件にピッタリの物件が見つからない方
  • 未公開物件に一番手で申し込みたい方

条件登録だけであなたに
ぴったりの物件を受け取る

STEP1
STEP2
STEP3
STEP4
STEP5

完全無料

マンションの外廊下と内廊下の違いとは

まずは、マンションの外廊下と内廊下の違いについて紹介します。なんとなく違いをイメージできているという人も、ここで改めて確認しておきましょう。

マンションの外廊下とは

マンションの外廊下とは、文字通り外に面している廊下のことです。「開放廊下」と呼ばれることもあり、街中で見かけるある程度の築年数が経っている物件は、ほとんどが外廊下の物件に分類されます。

外廊下を採用しているマンションは、基本的に同じ方向に住戸が配置されているケースが多いです。そのため、内廊下の物件と比べると住戸の数は少ない傾向にあります。

マンションの内廊下とは

マンションの内廊下とは、マンションの建物内に設置されており、外気に面していないタイプの廊下
です。ホテルの客室につながる廊下をイメージするとわかりやすいでしょう。

高級マンションや高層マンションで採用されることが多く、外廊下にはないラグジュアリー感が特徴的です。廊下を挟んで両側に住戸を設置しているケースが多いため、外廊下の物件と比べると住戸の数は多めになります。

外廊下と内廊下の両方を併せ持つマンションもある

ちなみに、マンションの中には外廊下と内廊下の両方をあわせ持つタイプもあります。建物の中央に大きな吹き抜けがあり、その周囲に廊下が設置されているマンションです。

吹き抜け部分は外気にさらされますが、ほかの廊下部分は建物の内側に設置されているため、まさに外廊下と内廊下の両方の特徴を持った物件だと言えるでしょう。この構造は、少し古めのタワーマンションなどによく見られます。

その他マンション購入でこだわる条件については、こちらの記事も参考にしてください。
失敗しないマンション購入の条件とは?こだわるべき2つの条件

 

家が欲しいと思ったらまずやること

「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。

Housii(ハウシー) Housii(ハウシー) ▼こんな人におすすめ
  • 営業マンと対面するのが苦手な方
  • 条件にピッタリの物件が見つからない方
  • 未公開物件に一番手で申し込みたい方

マンションの外廊下のメリット・デメリット

外廊下と内廊下の違いについてイメージできたところで、ここからはそれぞれのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

マンションの外廊下のメリット

まずは、多くのマンションが採用している外廊下のメリットを解説します。

コストが抑えられる

外廊下は外に面しているぶん、壁の設置が不要なためコストが抑えられます。また、太陽光が差し込んで昼間は明かりをつける必要がないため、電気代もそれほどかかりません。そのため物件価格はもちろん、維持管理費を安く抑えられるというメリットがあります。

また、壁や設備などのメンテナンス費もそれほどかからないため、修繕積立金も安く抑えられます。修繕積立金が不足するといったリスクを低減できるため、とにかくコストを抑えたいときにおすすめです。

防災面で安心感が強い

また、火災が発生したときに安心なのも、外廊下のメリットです。外廊下は外気に面しているため、火災で大量の煙が発生しても一酸化炭素中毒になったり、煙で視界が悪くなって逃げ遅れたりするリスクを低減できます。

また外からの明かりが入ってくるため、停電したときも真っ暗になることを防げます。災害時に避難することを考えると、外廊下は非常に安心感が強いと言えるでしょう。

部屋が明るく感じられる

外廊下の場合、廊下側の部屋に太陽光が差し込みます。角部屋でない場合も2面採光、角部屋であれば3面採光となるため、家中が明るくなって気持ちよく過ごせるでしょう。

また、日中であれば廊下の明かりをつける必要がありません。家にいるときや玄関から出たとき、太陽の光を浴びられるため気分転換に最適でしょう。とにかく明るい空間で過ごしたいなら、外廊下がおすすめです。

マンションの向きと日当たりについては、こちらの記事も参考にしてください。

マンションの外廊下のデメリット

次にマンションの外廊下のデメリットを解説します。

天候の影響を受ける

外廊下のデメリットは、天候の影響を受けてしまう点です。雨風が吹き込むのは当然のこと、雨風に砂やホコリが運ばれ、廊下部分が汚れやすいというデメリットもあります。高層マンションではとくに風が強くなるため、外廊下を採用するケースはほとんどありません。

また、外気温がそのまま廊下の温度になるため、玄関や窓を通じて室内に暑さや寒さが伝わりやすいという注意点もあります。寒い日は、玄関からゴミ捨て場や郵便受けまで行くことが億劫になることもあるでしょう。

防犯面で不安が残る

外廊下には、防犯面でのデメリットもあります。廊下や玄関が外からの視線にさらされているため、「誰が住んでいるのか」「今誰が室内にいるのか」を把握されやすくなります。また外部から簡単に侵入できるため、空き巣などの犯罪に巻き込まれるリスクが高まるでしょう。

たとえオートロック付きの物件であっても、低層階であれば廊下への侵入は可能です。女性の一人暮らしや小さい子どもがいる家庭は、とくに注意しましょう。

マンションのセキュリティ対策についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
マンションのセキュリティ対策はどうなの?防犯性が高い物件の探し方や最新設備を紹介!

プライバシー性が低い

外廊下を採用しているマンションの場合、廊下側の部屋にも窓を設置することが一般的です。外廊下は、当然住人を含むさまざまな人が行き交うため、通行人の視線や気配、話し声が気になってプライバシーに問題を感じることがあるかもしれません。

どうしても気になるという場合は、角部屋や廊下側の壁面を後退させることで外部からの視線を遮る「アルコーブ」がある物件を選びましょう。

 

家が欲しいと思ったらまずやること

「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。

Housii(ハウシー) Housii(ハウシー) ▼こんな人におすすめ
  • 営業マンと対面するのが苦手な方
  • 条件にピッタリの物件が見つからない方
  • 未公開物件に一番手で申し込みたい方
家をお持ちで、「家を売って理想の住まいが手に入るか知りたい」という方は、不動産会社に査定依頼をして家がいくらで売れそうか把握しておきましょう。
利用者数No.1の一括査定サイト「イエウール」なら、いつでもどこでもわずか60秒の情報入力で依頼が完了します!

マンションの内廊下のメリット・デメリット

次に、マンションの内廊下のメリットとデメリットについて紹介します。ぜひ、外廊下と比較しながらチェックしてみてください。

マンションの内廊下のメリット

マンションの内廊下のメリットは3つ挙げられます。

傷みにくく高級感がある

内廊下のメリットは、やはり何といっても傷みにくさと高級感です。絨毯が敷かれている廊下が多く、ホテルに住んでいるかのようなラグジュアリー感を味わえます。

外から雨風が吹き込むこともないため設備が傷みにくく、雨や砂などで汚れたり見た目が損なわれたりすることはありません。長期間きれいな状態が続くので、将来売却するときは買い手に好印象を与えられます。

その他の資産価値の高いマンションの特徴を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
資産価値の高いマンションの特徴ベスト3!メリットや調べ方も解説

プライバシーを保護できる

内廊下は外から見ることができない部分であるため、プライバシーを保護する効果が非常に高いです。その階に住んでいる住人のみが通るので、防犯的な意味でも安心感が非常に強いでしょう。

もちろん、外部からの侵入も外廊下と比べると難易度が高くなります。内廊下の物件はオートロック付きのところが多いため、女性や子どもがいる家庭でも安心です。

天候の影響を受けにくい

内廊下は完全に室内に設置されているため、天候の影響を受けにくいというメリットもあります。雨風が吹き込むことはありませんし、ほとんどの場合で空調が効いているため、玄関を開けても快適な温度が保たれているのも大きな利点でしょう。

ごみ捨てや郵便受けに行くときも寒い思いをしなくてよいので、マンションから外に出ることが少なくて自宅で過ごす時間が長い人には最適です。

マンションの内廊下のデメリット

マンションの内廊下のメリットがわかったところで、次はデメリットを3つ解説します。

コストがかかる

内廊下は、建設の際に壁などに使用する建材が多く必要になりますし、照明や空調のための電気代などがかかります。そのため、外廊下と比べると物件価格や管理費・修繕積立金が高額になるというデメリットがあるのです。とくに、大規模修繕が行われるときに多くの費用がかかるため、修繕積立金が足りなくなって「一時金」の支払いが求められるリスクがあることを理解しておきましょう。

管理費があまりにもかさむ場合、管理を維持できなくなって20年後や30年後に温度管理が行われなくなってしまう可能性もあります。内廊下の温度管理が行われなくなると、蒸し暑さや寒さが気になりやすくなるため、不便に感じることが増えるかもしれません。

修繕積立金についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
マンションの修繕積立金とは?管理費との違いや相場の目安を解説!

採光や風通しがよくない

内廊下は建物の中に作られるため、窓が設置されていない物件の場合は、全く太陽光が差し込みません。当然、外からの風も吹き込まないため、採光や風通しが悪くなることは理解しておきましょう。人によっては、閉塞感を苦手に思うこともあるかもしれません。

普段は明かりや空調管理で快適に過ごせますが、設備が故障したり停電が起きたりしたときは注意が必要です。非常用電源装置などは設置されていますが、長期間停電が続いたときは暗く避難しにくくなる恐れがあります。

制約が多い

マンションの管理規約によって異なってきますが、内廊下の物件は外廊下の物件と比べると制約が多い傾向にあります。具体的に例を挙げてみると、「玄関を開放して換気することを禁止する」「玄関先にベビーカーや三輪車を置くことを禁止する」などといった規約がある場合が多いのです。

内廊下は、外廊下と比べると室内の生活音が響きやすくてスペースが狭いなどといった特徴を持っています。そのため、すべての住人が快適に過ごせるようにこういった制約が設けられているのです。

もちろん、物件によってルールはさまざまです。入居する際は、ぜひ廊下使用時のルールについても確認しておいてください。

 

家が欲しいと思ったらまずやること

「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。

Housii(ハウシー) Housii(ハウシー) ▼こんな人におすすめ
  • 営業マンと対面するのが苦手な方
  • 条件にピッタリの物件が見つからない方
  • 未公開物件に一番手で申し込みたい方

マンションの外廊下・内廊下は災害時にどちらが安全?

ここまでの内容を踏まえ、マンションの外廊下と内廊下の安全性について比較してみましょう。災害時に安心して避難することを考えると、外廊下と内廊下ではどちらのほうがよいのでしょうか。

結論としては、災害時の安全性を重要視するなら外廊下をおすすめします。外気に面している外廊下は、火災が起きたとき廊下に一酸化炭素や煙が充満しにくく、煙がこもって視界が遮られるリスクも低いためです。また、消防車のはしごを廊下にかけられるため、ベランダと廊下の両方から効率よく避難することができます。

対して、内廊下は空気の循環が外廊下と比べると悪いため、火災で発生した一酸化炭素や煙がこもりやすい傾向にあります。光が差し込みにくいため、避難時に足元が見えにくくなる恐れがあることも懸念されるでしょう。

もちろん、内廊下も安全性を考慮したうえで建設されています。しかし、外廊下と内廊下を比較したとき、災害時に比較的安心して避難できるのは外廊下のマンションだと言えるのです。

その他マンションで起こりうるリスクと対策については、こちらの記事も参考にしてください。
マンション購入で考えられる7つのリスクと対策を徹底解説

家が欲しいと思ったらまずやること

「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。

Housii(ハウシー) Housii(ハウシー) ▼こんな人におすすめ
  • 営業マンと対面するのが苦手な方
  • 条件にピッタリの物件が見つからない方
  • 未公開物件に一番手で申し込みたい方

マンションの外廊下・内廊下の防犯性はどちらが高い?

次に、外廊下と内廊下の防犯性について見てみましょう。防犯性を重要視する人には、内廊下を選ぶことをおすすめします

廊下や居室の玄関が外部の人間に見られることがない内廊下は、プライバシーを守りたい人に最適です。オートロックがついていれば外部から侵入することは難しいため、空き巣などの犯罪に巻き込まれる可能性は低いでしょう。

一方、外廊下タイプのマンションは、廊下での様子や玄関の様子が住人だけではなく通行人にも見られてしまいます。悪意を持って観察すれば、家族構成や外出時間、帰宅時間を把握することは簡単でしょう。とくに低層階は、廊下の外壁をよじ登って侵入することも可能であるため、警戒しながら暮らす必要があります。オートロック付きマンションでも完全に安心することはできないため、上層階の部屋を選ぶなどといった工夫が必要です。

なお、内廊下のマンションであっても100%安全な物件はありません。外廊下よりは侵入されにくい傾向にありますが、外部からの視線がないぶん、不審者の侵入に気づきにくいというデメリットもあります。内廊下だからと安心せず、しっかりと戸締まりをしましょう。

オートロックマンションは安全?メリット・デメリットを徹底解説!

 

家が欲しいと思ったらまずやること

「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。

Housii(ハウシー) Housii(ハウシー) ▼こんな人におすすめ
  • 営業マンと対面するのが苦手な方
  • 条件にピッタリの物件が見つからない方
  • 未公開物件に一番手で申し込みたい方

外廊下と内廊下の特徴を押さえてマンションを選ぼう

マンションには外廊下と内廊下の2種類の廊下タイプがあり、それぞれに全く異なった特徴をもっています。マンション選びの際に廊下のタイプを重要視する人は少ないかもしれませんが、毎日暮らすうえでストレスを感じやすい部分であるため、必ずチェックしておきましょう。

室内はリフォームで自分好みに変えられますが、共用部分である廊下は自分の意思で変更することができません。安全面と防犯面のどちらを重視するかでも最適な廊下は異なるため、購入後のトラブルや後悔を防ぐためにも、廊下にもこだわって物件を選んでいきましょう。

営業電話0。プロからの物件提案をもらう