中古マンションの値引き交渉は可能?成功させる5つのコツ

マイホームは一生で一番の大きな買い物といわれていますので、ローン返済の負担を考えると、できるだけ物件購入価格を抑えたいところです。
最近はマイホームのトータル費用を安くするために、中古物件の購入を検討する方も増えていますが、よりお得に購入するために値引き交渉することも可能なのでしょうか。

今回は、中古マンションの値引き交渉が可能かどうか、できるのならどのような流れで交渉するのかなど、気になる値引き交渉に関する情報をまとめました。

査定で分かるのは、価格だけじゃない
査定で分かるのは、価格だけじゃない

あなたの不動産、
売ったら いくら?

あなたの不動産、
売ったら いくら?

step
1
物件種別
step
2
都道府県
step
3
市区町村
step
4
町名
step
5
字・丁目
step1
物件種別
step2
都道府県
step3
市区町村
step4
町名
step5
字・丁目

※家を買いたい方必見!スマホで完結!無料会員登録で未公開含む優良物件情報が届きます。

中古マンションの購入時に値引き交渉することは可能

結論からいうと、中古マンションの購入にあたり、売主に対して値引き交渉を行うことは可能です。

新築マンションの場合、土地費用や施工費、諸費用などを考慮して一戸あたりの価格を決定するので、原則として値引き交渉は受け付けていません。
個別の値引き交渉に応じると、区分所有者の間で不公平が生じ、トラブルに発展するおそれがあることも理由のひとつです。

一方、中古マンションの価格は、立地や築年数、周辺の相場などを加味したうえで、売主自身が決定します。
もちろん、仲介する不動産会社がアドバイスを提供することもありますが、最終的な決定権は売主にあります。

売りに出すときはもちろん、途中で販売価格の見直しを行うのも売主の自由ですので、値引き交渉に応じてもらえた場合、当初の販売価格より安く購入することも可能です。
特に売主側が、転勤や引っ越しを間近に控えている場合、「値引きしてでも早く売りたい」という心理が働くため、値引き交渉に応じてもらえる確率が高くなります。

一方で、売却をさほど急いでいない場合や、もともとギリギリの値段で売りに出している場合は、いくら働きかけても値引き交渉に応じてもらえない可能性があります。
なお、売主が法人の場合、リフォーム・リノベーションの費用や税金などの諸費用込みで販売価格を決定しているため、個人が売主であるケースに比べて値引き交渉に応じてもらえる確率は低い傾向にあるようです。

いずれの場合でも、買主側から交渉を申し出ないと値引きの可能性はありませんので、少しでもマイホーム購入の費用を安く抑えたいのなら、思い切って値引き交渉を申し出てみましょう。

中古マンションの購入時に値引きできる金額の相場

実際に中古マンションの値引き交渉を行った場合、本来の販売価格からどのくらい値引きしてもらえるのでしょうか。

以下では、公益財団法人 東日本不動産流通機構が公表している「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2020年)」をもとに、中古マンションの売り出し価格(新規登録時の価格)と成約価格を、築年数別に比較してみました。[注1]

築年数 平均売出価格 平均成約価格
0~5年 6,203万円 5,883万円
6~10年 4,988万円 5,071万円
11~15年 4,320万円 4,484万円
16~20年 4,534万円 4,174万円
21~25年 3,370万円 3,202万円
26~30年 2,107万円 1,884万円
31年~ 2,275万円 1,904万円

このうち、平均成約価格が平均売り出し価格を下回っているケースをチェックすると、値引き額は当初販売額の5~10%程度と想定されます。

前述の通り、物件をいくらで売りに出すかは売主の裁量によって決まりますので、場合によっては10%以上の値引きに応じてくれる可能性もありますが、買主が「できるだけ安く買いたい」と思うように、売主側も「できるだけ高く売りたい」と願っています。

あまり法外な値引きを要求すると、売主から交渉や売却を断られてしまう確率が高くなりますので、相場を大幅に超える値引きの提示は控えた方がよいでしょう。

[注1]公益財団法人 東日本不動産流通機構:築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2020年)
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/rt/rt_202102.pdf

中古マンションの値引き交渉の流れ

一般的に、中古マンションの値引き交渉は、物件販売の仲介を行っている不動産会社を介して行います。
そのため、値引き交渉の流れは業者によって異なる場合もありますが、ここでは一般的な例をご紹介します。

売主側の状況をリサーチする

売主側が中古マンションの値引き交渉に応じてくれる確率は、売主側の状況によって大きく異なります。
勇み足で値引き交渉の準備を始める前に、まずは売主側がなぜ物件の売却を検討しているのか、いつまでに売れれば良いと考えているのかを不動産仲介会社にヒアリングしてみましょう。

ただ、特別な事情がある場合は、プライバシーに配慮してくわしいことを教えてもらえない可能性があります。その場合は、その物件の広告内容をチェックしてみましょう。
「即引き渡し可」などと記載されている物件は、すでに売主が退去した後ですので、できるだけ早く売りたいと考えている可能性があります。

売主の事情をリサーチした結果、値引き交渉に応じてくれる可能性ありと判断したら、次のステップに進みましょう。

住宅ローンの事前審査を行う

住宅ローンを使って中古マンションを購入する場合、金融機関にて住宅ローンの事前審査を申し込みます。
事前審査とは、申込者の年齢や勤続年数、年収といった属性をもとに、住宅ローンを滞りなく返済する能力があるかどうかをあらかじめ審査することです。
事前審査だけでは正式な申込みにはならず、別途本審査を受ける必要がありますが、事前審査をパスしていれば高確率で融資を受けられます。

値引き交渉前に事前審査に通っておけば、売主に対して物件を購入する準備が万全であることをアピールできます。
逆に、事前審査をパスしていない状態では値引き交渉を開始することができませんので、早い段階で審査を申し込むようにしましょう。

売主に値引き交渉を申し出る

住宅ローンの事前審査にパスしたら、不動産仲介業者を通して売主へ値引き交渉を申し出ます。
このとき注意したいのは、値引き交渉したい理由を明確に伝えることです。

たとえば、「物件は大変気に入ったのですが、予算を少々オーバーしています。端数の値引きをお願いできないでしょうか」など、値引きを申し出る理由を説明すれば、売主側も事情に配慮しようという気持ちが高まります。
相手の立場になってみて、どのように伝えれば値引き交渉に応じてもらえるか、よく考えながら値引き交渉の理由を考えましょう。

購入申込書を提出する

値引き交渉する理由が決まったら、不動産仲介業者を通じて購入申込書を提出します。
購入申込書には希望する購入金額を記載しますが、売主が当初提示していた販売価格よりも少ない金額を記入することで、値引き交渉の意思を示すことができます。
あとは不動産仲介業者を介して慎重に値引き交渉を進めていきます。

交渉が成立したら、すぐにローンの本審査を申し込む

売主側が交渉に応じてくれたら、すぐにローンの本審査を申込み、融資を受ける手続きを進めます。
値引き交渉成立後、売買契約までに間が空いてしまうと「せっかく値引きに応じたのに」と売主に不信感を持たれてしまう可能性がありますので、早急に行動することが大切です。

売買契約を締結する

本審査にパスして融資を受けられることが決まったら、正式な売買契約を締結します。
売買契約書には物件の購入価格が記載されていますので、値引き交渉の結果が反映されているかどうかチェックしておきましょう。

問題がなければ契約を締結し、手付金を納めます。

決済・物件の引渡し

売主や不動産仲介業者と期日を打ち合わせたうえで、住宅ローンを申し込んだ金融機関の窓口にて、残りの代金の決済を行います。その場には司法書士も同席しますので、物件の登記関係の手続きはプロに任せておきましょう。
登記手続きが完了し、売主から物件の鍵を受け取ったら、引き渡しは完了です。

中古マンションの値引き交渉を成功させるコツと注意点

中古マンションの値引き交渉を成功させるためには、いくつかのコツがあります。
より円滑に交渉を成立させられるよう、以下5つの点に留意しながら値引き交渉に臨みましょう。

周辺の物件相場を調べておく

中古マンション物件の相場は、立地や築年数、建物の規模などによって異なります。
気になる物件を見つけたら、値引き交渉を開始する前に、まず周辺の物件相場をチェックして、適正な価格に設定されているかどうかを調べてみましょう。

同じ条件でありながら、他の類似物件より高めの価格に設定されている場合は、周辺相場を提示したうえで、値引き交渉を持ちかけることができます。
逆に相場より安い価格で販売されている物件については、これ以上値引きの余地がなく、無理に交渉しようとすると売主を怒らせてしまう場合があるので、要注意です。

そもそも、相場より安い価格で販売されている物件は、何らかの理由で長期間買い手がつかず、値下げを繰り返している可能性があります。
「特別な事情があって売り急いでいる」という理由がない限り、なぜ相場よりも安い価格で売りに出しているのか、不動産仲介業者に確認を取った方がよいでしょう。

他に購入希望者がいるかどうかチェックする

駅チカなど生活利便性の高い物件は人気が集中しやすいため、他に購入を検討している人がいてもおかしくありません。
他に購入希望者がいる場合、売主はより高い価格で販売できる方を選んでしまうので、値引き交渉できる確率は低いと思ってよいでしょう。

予算の関係上、値引き交渉しないとどうしても購入できないという場合は、不動産会社に相談し、他に購入希望者のいない類似物件を探してもらうことをおすすめします。

法外な値引きを提示しない

買主にとって、物件の値引き幅は大きければ大きいほど良いですが、あまり法外な値引きを持ちかけると、売主に拒絶されてしまう可能性があります。
前述の通り、中古マンションの値引き率の相場は5~10%程度ですので、1割を超える大幅な値引きを持ちかけるのは避けた方が無難です。

なお、値引き率を相場の範囲内に抑えた場合でも、値引きを申し出る正当な理由がないと、売主に横柄だと思われる危険性があります。
そもそも売主側には値引き交渉に応じなければならない義務はありませんので、「5~10%値引きして当たり前」と思わず、丁重にお願いする姿勢を崩さないようにしましょう。

物件の悪口を言うのはNG

経年劣化が進んでいたり、設備に故障や不具合が見られたりする物件は、値引き交渉次第で相場よりも安い価格で購入できる可能性があります。
ただ、値引き交渉を持ちかける際、「傷みがひどいから値引きしてほしい」「設備が古いぶん、価格を下げてほしい」など、物件の悪い点を挙げて交渉しようとすると、売主を不快にさせてしまうおそれがあります。

たとえ指摘したことが事実でも、一度売主に反感を持たれてしまうと値引きどころか物件の売買交渉すら難しくなってしまいますので、値引き交渉時の言葉の選び方には十分配慮することが大切です。

たとえばクロスがボロボロだった場合、物件の不具合はあえて指摘せず、自分の経済的理由を持ち出すか、あるいは物件が気に入ったことを伝えたうえで、「壁紙だけ張り替えたいと思っているので、そのぶんの値引きをお願いできないか」と遠回しに交渉すると、相手に反感を持たれにくいでしょう。

信頼できる不動産会社と二人三脚で交渉に臨む

売主が中古マンションの売却を不動産仲介業者に委託している場合、値引き交渉は原則として業者を介して行われます。
ただ、値引き交渉の実績や経験は業者によって大きく異なり、交渉に不慣れな不動産会社に値引き交渉を任せると、買主の意向がうまく伝わらなかったり、売主を怒らせてしまったりする可能性があります。

値引き交渉は非常にデリケートな問題ですので、安心して任せられるよう、信頼性が高く、かつ実績も豊富な不動産会社を選ぶことが大切です。

中古マンションの値引き交渉を成功させるには、売主の立場になって考えることが大切

中古マンションの販売価格は売主が決定しているため、交渉次第では当初の販売価格から値引きしてもらうことも可能です。
ただ、売主も愛着のある物件をできるだけ良い条件で売りたいと考えていますので、相場を超えた値引きを持ちかけたり、物件の悪いところを指摘して値下げを要求したりすると、相手の反感を買って交渉が決裂してしまうおそれがあります。

値引き交渉に臨む場合は、売主の立場や状況を良く理解し、常識の範囲内で値引きを申し出るようにしましょう。 また、値引き交渉は基本的に不動産会社を介して行いますので、信頼できる業者かどうか見極めることも重要なポイントです。

地域に密着した不動産の売却情報あなたの地域に合った売却情報をチェックできます。各地域ごとの地価変動や、実際の売却事例を見てみましょう。

マンションを売る

あなたの不動産、
売ったら いくら?

あなたの不動産、
売ったら いくら?

step
1
物件種別
step
2
都道府県
step
3
市区町村
step
4
町名
step
5
字・丁目
step1
物件種別
step2
都道府県
step3
市区町村
step4
町名
step5
字・丁目
完全無料
【完全無料】うちの価格いくら?