マンションの間取りの理想は?基礎知識から間取りの選び方まで解説

マンションの間取りの理想は?

マンションを買おうと思った際に重要なポイントとして立地や資産価値と同じくらい大切なポイントに間取りがあります。

マンションの理想的な間取りは世帯人数やライフプラン、また個人の好みによっても異なるため慎重に選ぶ必要があります。

そこで今回の記事では、マンションの間取りの理想は何か、また理想的な間取りのマンションを選ぶ方法について解説していきます。

また、マンションの設備について知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。
「ルーフバルコニーのあるマンションの魅力や使い方・注意点」
メゾネットタイプのマンションとは?メリット・デメリットを解説

こんな特徴に少しでも当てはまるなと思った方は、全体をざっと読んでみて下さい。

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マンションの間取りの基礎知識・間取り図の読み方

間取りを見るときには、ある程度の知識が必要です。

間取りとは部屋の区画の配置を表す図のことで、アルファベットなどで略してあります。初めて間取りを見る人にとっては難しそうですが、一度覚えてしまえば簡単に間取り図を見ることができるのです。

間取りの名称 スペースの内容
L:リビングルーム 居間
D:ダイニングルーム 食事をする場所
K:キッチン 台所
S:サービスルーム フリースペース(物置など)
R:ルーム キッチンも備わっている部屋
CL:クローゼット 収納棚
UB:ユニットバス 浴室
DEN:デン 書斎など趣味を楽しむための部屋

最初の数字は部屋数

よくチラシやネットなどで「1K」や「2K」などの表記が記載されています。

最初にくる数字は、部屋数のことを表しています。中には1Rというのがあり、ひとつの部屋の中にキッチンも一緒にあるということです。

1Rは比較的家賃が安くなるため、一人暮らしの人に多いようです。浴室とトイレは部屋の中には含まれないため、別で浴室ありや「UB」ユニットバスなどの記載がされています。

「LDK」はリビング・ダイニング・キッチン

数字のあとにくるものがアルファベットで、「1LDK」や「2LDK」などがありリビングとキッチンが別々にありかなり広く部屋を使えるということです。

「1K」の場合はひとつの部屋とひとつのキッチンとなります。「1DK」などは、ひとつの部屋にキッチンとダイニングがあります。

反対に「2L」や「2D」だけの表記のものは存在しません。キッチンは必ずどの家にもついていますので、例外としては1Rとなっていても、キッチンは必ずついているため1RKとは表記されません。

マンションキッチンの種類やリフォームにかかる費用相場を紹介

「S」はサービスルーム

あまり見慣れないかもしれませんが、最近増えてきたのは「LDK+S」というものです。これはリビングダイニングキッチンの他に、物置のようなフリースペースが設けられているということです。

少し変わった部屋になりますと「1SDK」など記載されている場合もあります。この場合はリビングがないけれど、フリースペースがありリビングほどの大きさではないということです。間取りの中には、大きな収納部屋があるときにも使われます。

専有面積を確認しよう

専有面積とはマンションなどで、完全に個人が使用できる場所の面積という意味です。

専有面積には使用できる壁の内側の面積「内法(うちのり)面積」と、部屋を囲んでいるコーンクリート部分の「壁芯(へきしん)面積」というものがあります。そのため、内法面積のほうが半分ほど小さくなってしまうのです。

チラシやネットは、大体壁芯面責のほうを記載している場合が多いのです。物件を見てよく「50㎡(平方メートル)」などで大きさを表しています。バルコニーやベランダ、などは共有としてみなされるため、専有面積には含まれていません

ロフトや玄関ポーチなども、専有面積に含まれないのです。しかし、ロフトの場合1.4m以上の高さのあるところや、下の階の面積の2分の1以上あったりした場合などは専有面積に含まれます。

マンションの向きを確認しよう

マンションの間取りを選ぶ際に忘れてはいけないポイントに部屋の向きがあります。南向きであれば日当たり良好で冬も室温を高く保つことができるというメリットがありますし、価格を意識するなら北向きも選択肢に入ってくるでしょう。

間取り図に入っている方位記号はNの方が北側、その反対が南となります。間取りを確認する際は部屋がどこ向きになっているのかも確認するようにしましょう。

マンションの向きを確認しよう

マンションの向きの選び方について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
マンションの方角を選ぶときのメリットとデメリットを比較!


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ライフステージ別にみるマンションの理想の間取りとは?

マンションの理想の間取りはライフステージやその時々の家族構成によっても異なります。ライフステージによって間取りに求めるものも変わってきますが、いったいどのように理想の間取りは変わっていくのでしょうか。

第2章では、ライフステージ別の理想の間取りを紹介します。

DINKS(夫婦共働き・子なし)の理想の間取りは?

DINKSの暮らしは子供がいる家庭とは大きく異なります。というのも、夫婦共働き世帯なのであさと夜の時間帯が特に肝心です。DINKSは朝早くに家をでて、昼間は職場で仕事、夜遅くに帰ってくるというライフスタイルがスタンダートで、日当たりなどにはあまりこだわらなくても良いケースがほとんどです。

寝室に関しては、自宅で過ごす時間の内睡眠時間なども特に重要で、夫婦一緒に寝たいのか、あるいはそれぞれ別で寝たいのかによっても夫婦で話し合って間取りを考えましょう。

また、平日の夜は外食するという世帯も多いのがDINKS世帯の特徴。おのずとキッチンの優先度は下がるため、キッチンのグレードを下げるという選択肢もあります。DINKS世帯ならではのライフスタイルを考慮して理想の間取りを選びましょう。

DINKS(夫婦共働き・子なし)のおすすめの間取り図

未就学児がいる世帯の理想の間取り

子供が未就学児の場合は、リビングやダイニングの一角に自由な子供用のスペースを設けるのがおすすめの間取りです。子供専用の空間を設ける場合も、未就学児の場合目を離すことのリスクが高いため、壁ではなくカーテンなどで仕切るようにしましょう。リビングの横に仕切り戸付きの部屋を用意しておいて、子供が成長したら子供部屋として利用する家庭も少なくありません。

また、夫婦共働きの家庭であれば家事と子育てを両方ともこなさないといけないため、家事動線が整っていることが重要です。具体的にはキッチンや洗濯機のある場所の他、バスルームや洗濯物を干すスペースへの行き来がしやすい部屋かどうかも確認しておきましょう。

したがって、子供が未就学児の場合は間取りとしても1LDKなどで十分なケースも多いことを覚えておきましょう。

未就学児がいる世帯のおすすめの間取り図

小学生がいる世帯の理想の間取り

小学生がいる世帯の理想の間取りを選ぶ際は、家族の教育方針として「リビングを通すか通さないか」を決めておきましょう。リビングを通して子供部屋を設置する場合は、子供の帰宅時間やコミュニケーションをとる機会が増えるなどのメリットがあります。

一方で、ある程度自由に育てようと考えているなら、無理に干渉しすぎずに子供のプライバシーも尊重するという意味でリビングを通さずに子供部屋を作る家庭もあります。

また、兄弟姉妹で同じ部屋を作る場合は、2段ベッドを置く可能性も高くなってきます。部屋の大きさからして、ちゃんと2段ベッドを置けるか、また2段ベッドを置いてもちゃんとスペースが残っているかなどを確認しましょう。

小学生がいる世帯のおすすめの間取り

思春期の子供がいる世帯の理想の間取り

思春期の子供がいる世帯の理想の間取りを選ぶためには、コミュニケーションを取りやすい間取りにすることがポイントです。そのために、玄関や廊下などで子供部屋とリビングの接点を設けることが大事です。

というのも、思春期の子供は親の目の届かないところで家での時間を過ごすことが多くなる一方で、親が口を出しすぎると逆にうまくいかなくなるケースがほとんどです。そこで、せめて家に入ってくるときや家から出ていくときに、リビングからコミュニケーションをとることができることがポイントです。

また、個室は広すぎても問題があります。というのも、思春期ということに加えて部屋の広さが7畳以上など広めになってくると、コミュニケーションが減ってくる可能性が非常に高くなります。あえて少し居心地が悪いくらいにしておくことも重要でしょう。

思春期の子供がいる世帯のおすすめの間取り

子供が独立した世帯の理想の間取り

子供が独立したシニア世代の夫婦二人暮らしでは、すでにそれぞれの生活スタイルが確立されている可能性も高いため、夫婦間でよく話し合って間取りを選ぶことが重要です。

また、近年では熟年離婚をする夫婦の数も増えてきており、夫婦のプライベート空間を持つという意味でも部屋を分けることも重要です。

別の観点では、年齢的にもバリアフリー設計されている間取りであればより望ましいでしょう。今はまだ大丈夫と思っていても、将来的にリフォームをしなくてはいけないということにならないためにも、あらかじめ段差などが少ない間取りを選ぶことも大事です。

子供が独立した世帯のおすすめの間取り図


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マンションの理想の間取り6選

間取り例①:「田の字」型

最も一般的な間取りです。共用廊下が外側にあるオーソドックスなマンションによくみられる間取りで、部屋に縦と横の線を引いたときに、リビング・寝室2部屋・和室が田んぼの「田の字」のように切っている事からこのように呼ばれています。

メリット

マンション全体に多くの住戸数を設けることが出来るので、購入者にとっては費用を安く抑えることができます。また間取りの形がきれいなので住戸を南向きに設計しやすく、陽当たりの良いお部屋が多いです。

デメリット

玄関が共用廊下側に面しているため、プライバシー性が低いです。

廊下は他人が通るので、窓を開けっぱなしにしづらいという方や、騒音の心配もあります。一方で共用廊下側の窓を閉めてしまうと、お部屋全体の風通しが悪くなることがあります。

プライバシーや風通しを気にされる方にはおすすめはできません。

他の字型リビングの間取り図

間取り例②:「ワイドスパン」型

バルコニー側の間口が広い住戸ワイドスパンと呼びます。

メリット

バルコニー側の間口が広くので圧倒的に日当たりがよく風通しも良いです。

また、玄関から各室に移動する動線が短くなり、廊下の面積が少なくて済む分、各部屋の面積を広く取れます。

さらにリビングを中心とした間取りなので、家族とのコミュニケーションがしやすいので子育て中の家族にオススメの間取りです。

デメリット

田の字型と比較すると、一つのマンションで供給される住戸数が少なくなるので費用は高くなります。また、多くの部屋がリビングと隣り合わせになっており、プライバシー性を重んじるご家族にはオススメしずらいです。

ワイドスパン型リビングの間取り図

間取り例③;「センターイン」型

玄関が住戸の中央付近にくる間取りをセンターインと呼びます。ちなみに高級マンションはこの間取りを多く採用しています。

メリット

玄関は住戸の中央に設けられているため、プライベート空間(寝室)とパブリック空間(リビング)を振り分けられます。プライバシー性を重んじたい家族に向く間取りです。

またどの居室も玄関から近く、生活動線が短いので、非常に合理的な間取りです。

デメリット

こちらもワイドスパンと同様に、マンション全体の中での住戸数が少なく、外壁の量を増やす必要もあるため、比較的コストがかかるというデメリットがあります。

センターイン型のリビングの間取り図

間取り例④「タワーマンション」型

タワーマンション型の間取りは、バルコニーに面した部屋が多く設けられており、外への眺望が開けている部屋のタイプです。

メリット

メリットとしてはタワーマンション自体の魅力である眺望を前面に活かした内装となっているため、絶景の眺めを得ることができます。

また、タワーマンションの間取りに共通している特徴が天井が高いことです。間取り図は基本的には平面図なので一見見落としがちですが、その開放感も重要な要素でしょう。タワーマンションはエレベーターが中央に位置しているため角部屋を作りやすいことから防音性・プライバシーが充実した間取りが多いのも特徴です。

デメリット

デメリットとしては、日当たりが良すぎるために部屋の温度が上がりやすくなったり、周りに高層マンションが密集している場合に眺望に悪影響を及ぼすことがあります。

また、タワーマンション自体の特徴として風が強くバルコニーに洗濯物を干すことが禁じられているため、不便に感じる人も少なくないでしょう。

タワーマンション型リビングの間取り図

間取り例⑤「両面バルコニー」型

両面バルコニー型は、部屋の両サイドにバルコニーが二面あるため、方角的にも両極に向いていると言えることができます。

メリット

すべての居室がバルコニーに面していて、一戸建てと同じくらい採光性や通気性に優れていることがメリットです。また、共用廊下に面した居室もないことがほとんどであるため、プライバシーも保たれているのがメリットと言えるでしょう。

デメリット

両面バルコニー型のマンションは珍しく、設計コストもかかるため費用が高くなることがデメリットです。また、一つのマンションの中でもこのような間取りにできるマンションの数は限られていて、物件価格としても高めに設定されていることが特徴です。

両面バルコニー型マンションの間取り図

間取り例⑥「サービスバルコニー」型

サービスバルコニー型のマンションは、マンションの四方のうち2面がバルコニーに面していて、間取り図でみると三部屋が縦につながっていることが多いタイプの部屋です。

メリット

縦に三部屋並んだ部屋すべてがバルコニーと面していて、採光性に優れていることがサービスバルコニー型マンションのメリットです。また、サービスバルコニー型は水回りがまとまっているので、家事動線に優れているのもポイントの一つです。

デメリット

洋室が二部屋リビングに面しており、かつ引き戸になっていることが多いため遮音性の観点でデメリットがあります。家族間でのプライバシーも重視したいという方はサービスバルコニー型はやや不向きと言えるでしょう。

サービスバルコニー型マンションの間取り図

中古マンションを購入する際の注意点を知りたい方はこちら
「中古マンション購入で失敗して後悔しないために!7つの失敗例と対策」
マンション駐輪場の問題点とは?失敗しない解決策を紹介!


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年代別に見るマンションの理想の間取りとは

第4章では、中古マンションの購入も考えている方のために、それぞれの年代ごとの間取りの特徴と、理想の間取りを選ぶにはどの築年数のマンションを選べばよいのかについて解説していきます。

築年数によっても間取りは変わってくるので、それぞれの特徴を抑えながら理想の間取りを選んでいきましょう。

1970年代のマンションの間取りの特徴

そもそも分譲マンションは、1960年代後半~70年代に旧住宅金融公庫(現在の住宅金融支援機構)で融資制度が利用できるようになったことを受けて、本格的に普及が進みました。

当時のマンションに多い郊外型の団地などでは、5階建てでエレベーターがなく、間取りは40~50㎡台の3LDKタイプで洋室よりも和室が重視されていました。そのため、築50年を過ぎるマンションのリノベーションでは洋室から和室へのリノベーションが多くなっています。

この年代の中古マンションは、中央にリビング、南側に洋室が二つ付いているような「センターリビング型」の間取りのマンションが多いことが特徴です。センターリビング型は、リビングの採光やキッチンの独立性が重視されている現在とは異なり、食事をするダイニングとキッチンが部屋として区分されていることが特徴です。

また、この年代の中古マンションは排水管は埋め込み式が多いため、床の段差を解消できないという特徴があります。将来的にバリアフリー化を検討している方には少し難しい間取りになるため、今後何年住む予定なのかを明確にしておきましょう。

1970年代のマンションの間取り図の特徴

1980年代のマンションの間取りの特徴

1980年代のマンションは1981年より耐震基準が改定され新耐震基準で立てられている中古マンションが多いことが特徴です。

1980年代以前のマンションは部屋数重視の設計になっていましたが、この年代のマンションは生活動線などに配慮した間取りが多くなったのもポイントの一つです。例えば、玄関を住戸の真ん中に設置したセンターイン型の間取りがあり、この間取りでは北側の洋室が外廊下に面していないためプライバシーを守ることもできます。また、寝室などのプライベートエリアとリビングなどのパブリックエリアが分かれており、プライベートが重視された間取りもその特徴です。

ただし、1986年末から急激な地価上昇に伴うバブル経済に突入したことを受けて、投資用・投機的なマンションが多いことも事実です。投資用マンションはできるだけコストを抑えるために壁が薄くなっていたリ、上下階の騒音が響くこともあります。検討しているマンションが、投資・投機的なマンションではないかしっかりと確認しましょう。

1980年代のマンションの間取り図

1990年代のマンションの間取りの特徴

1990年代はバブルの崩壊を受けて、前半と後半でマンションのトレンドが変わります。具体的な変更点としては、プランや標準仕様、また部屋の広さも後半にかけて小さいものが増えていくのがその特徴です。

まず、1990年代前半は、生活に便利なプラス機能や住宅設備機器の改善がなされた時期で、ユニットバスの追い炊き機能や洗面台にシャンプードレッサーが付いたりしています。また、間取りという観点ではバリアフリー設計のマンションも増えています。

1990年代後半は、1995年の阪神淡路大震災を契機に構造や基本性能に対する意識が高まった結果免震構造のマンションが増えています。床やスラブが約15cmから18~20cmと熱くなり、遮音性能が上がるなど住宅の基本性能が上がった時代と言えます。

2000年代のマンションの間取りの特徴

2000年代にはいると、床スラブの標準が18cm~20cmになり、遮音性や防犯面への充実が図られています。また、購入者の好みに合わせたセレクトプランが出始めたのもこの時期で、オーダーメイドの浸透や素材感にこだわったマンションの設備も増えてきています。

間取りのパターンとしても、上で紹介したようなタワーマンション型や両面バルコニー型などの豪華な間取りも増えつつある時代です。それぞれ特徴が異なりますので、自分のライフスタイルに合っている間取りを選びましょう。

また、間取り以外の観点でも各部屋の設備よりも、開放感のある豪華なエントランスやフィットネスジム、ゲストルームなどの共用施設などが充実しているのもこの時代のマンションの特徴です。

2010年代のマンションの間取りの特徴

2010年代になると、床スラブの厚さが20cm以上が標準となり、騒音トラブルなどもほとんど軽減されています。また、引き戸の見直しや照明ボタンが押しやすくなるなど、高齢者や障害のある方だけではなく、だれでも使いやすいように「バリアフリー」から「ユニバーサルデザイン」への間取りの変化がなされています。

また、東日本大震災の影響から災害に強いマンションも増えつつあり、理想の間取り以外にもマンションの設備や耐震性へのこだわりを持ちたい方はお勧めの築年数の間取りと言えるでしょう。


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マンションの理想の間取りを選ぶには?

これまでどんな間取りがパターンとしてあるのかについて網羅的に解説してきましたが、第5章では今後マンションの間取りを選ぶ際にどういった判断基準をもって選べばよいか解説していきます。

例えば、ライフスタイルの変化によっても間取りの選び方は変わってきますし、家事や育児などの生活スタイルによっても選び方は多少異なります。

様々物件を内見しているうちにどうやって選べばよいかわからなくならないように自分なりの判断基準をもって選びましょう

世帯人数から間取りを選ぶ

自分に適した住宅のサイズは実際住んでみないと分からない!という声も間取りを選んでいる人の中には少なくありません。

部屋数の多さ順にどんな間取りが何人暮らしに適した住宅なのかについて解説していきます。

1人暮らしには間取り1LDKがおすすめ

1LDKの条件はひとつの部屋が4.5帖以上必要で、LDKが8帖以上ということです。

そのため一人暮らしの人には、かなり余裕がある部屋になっています。

しかし、ひとつしか部屋がないため、3人ではかなり窮屈な暮らしになってしまうでしょう。カップルが同棲する場合は、同じ部屋で寝泊まりする人が多いので1LDKを選ぶようです。

一方で、1Rや1Kに比べると一気に家賃が高くなります。そのため、初めての一人暮らしや金銭的に余裕がない、20代前半の人は1LDKには住んでいないようです。

1人暮らしにおすすめの1LDKの間取り図

一人暮らしでマンション購入を検討している方はこちらの記事もご覧ください。
コンパクトマンションとは?その魅力やおすすめの人・注意点

2~3人の世帯は間取り2LDKがおすすめ

2LDKの条件は二つの部屋に、10帖以上のLDKがあるということになります。

そのためかなり広く、一人暮らしでは使いきれないほどの大きさでしょう。友達と家賃を半分ずつ出し合ってシェアしても、自分の時間が作れる部屋が各自持てますので安心です。

夫婦生活にこれから新しい家族が増える、という人にもおすすめです。しかし、大人3人以上になると、少し窮屈さを感じてしまうかもしれません。また、家賃も1LDKに比べると5~10万円以上も変わってくることがあるため、金銭的に余裕ができる30代後半の人が多いようです。

ファミリー層は間取り3LDK以上がおすすめ

大人3人以上ファミリー向けの間取りで、友達を呼んでホームパーティーなどもできるくらいの広さです。部屋の大きさでは、家族5人くらいまでは住むことができるでしょう。

年齢的には結婚して、子供が少し大きくなった30代後半からの人が多いようです。

住む場所にもよりますが、東京都などでは50万円くらいが相場ですので、社会的地位のある人が好んで住むようです。最近では、不動産側が3LDKのシェアハウス可能としている物件もあり、若者が集まって住んでいるケースもあります。

ライフスタイルから間取りを選ぶ

ライフスタイルによって部屋の使い方も変わってきます。特に、子供ができたときが、一番ライフスタイルが変わってくるのではないでしょうか。

そこで、子供の成長に合わて住宅をどう変化すべきか見てみましょう。

新しい家族ができたとき

1DKや1LDKで今まで夫婦で暮らしてきたけれど、新しい家族ができたときに1LDKでは少し狭く感じてしまいます。将来のことも考えて、子供部屋をひとつ設けたほうがよいでしょう。

また、リビングは家族で共用するためできれば広めのリビングを選び、家族団欒が楽しめる空間を作りましょう。二人以上子供を作る予定があるのであれば、それに合わせて部屋も少し大きめの間取りを決めた方が良いです。

子供が大きくなったとき

子供が大きくなると、自立心も芽生えて一人部屋が欲しくなるものです。子供が二人で小さいうちは、一緒の部屋でもよかったかもしれません。

しかし、高校生にもなると大学受験を控えたときや、思春期などで小さな部屋でも自分の部屋が必要になってきます。

引越しは子供が転校しなくてもよい範囲に、住む場所を選ばなくてはいけないですが、3LDKなど場合は家賃がかなり高くなります。そのため、少しでも安い家賃ですと駅より少し離れた場所など、不便さがあるかもしれません。

子供が自立して離れるとき

子供が地方の大学に進学したり、社会人になったときに一人暮らしを始めるため、家を出て行く時期がやってきます。多くの人はそのまま子供部屋を残すようですが、それでは家賃ももったいなく、部屋も物置き状態になってしまいます。

思い切って新たなスタートで、新しくマンションに引っ越すのもひとつの手です。一人っ子だった場合も、子供が巣立っていくと同時にまた夫婦生活が始まります。そのときはほど広くない間取りでも十分でしょう。子供が戻ってくるかもしれないという考えではなく、もう一人の大人として旅立たせるという考え、夫婦にあった住宅への引っ越しを検討しましょう。

ライフスタイルによって理想の間取りは変わる

生活動線から間取りを選ぶ

住みやすい間取りの条件を一つ上げるとすれば、それは動線設計が合理的であるかという点です。動線とは住まいの中における人の移動経路のことで、大きく「家事動線」と「生活動線」に分けられます。

家事動線

例えば、効率的に家事をこなすためにお料理をしながら同時に洗濯機も回すという場面を考えると、キッチンと洗濯機置場は近い方が便利ですよね。

このようにキッチンや水回りがまとまった設計だと、家事をする際にリビング・ダイニングを横切る必要が無いので効率的に料理と洗濯を同時に行えます。

奥様や旦那様が専業主婦(夫)の家庭では、家事動線が重要になってきます。間取り選びの際も注意深く見てみましょう。

生活動線

生活動線では、「家族同士でなるべく動線が重ならないか」が重要です。

例えばトイレや洗面所が込み合うことがありますが、これは家族同士の動線がぶつかってしまっている証拠です。

新しいマンションへの引っ越しを考えている方は、物件の内覧時には、生活シーンを思い浮かべ、生活動線をたどってみましょう。

家事動線・生活動線のある間取り

日当たりや風通しから選ぶ

間取りを選ぶ際は先ほども紹介したように日当たりや風通しが良い間取りかという点も重要です。そこで、日当たりや風通しに影響する2つの要素について紹介していきます。

開口部を確認しよう

開口部とは、リビングや居室の窓など、室外に向かって開かれた部分のことを指します。

この開口部の位置や広さによって、風通しや採光の質が変わってくるため、住宅の快適さを左右する重要なポイントです。また、開口部がどの方角を向いているかもチェックしましょう。南側に面する場所は日照時間が長いため温かいので、リビングなど家族が団らんできるスペースに向いています。

逆に北側は日照時間が短いため涼しく、落ち着いた空間に適した方角です。

東側は太陽が昇ってくる方角なので、朝の太陽の光で目覚められるように寝室の開口部が東を向いているといいですね。西側は太陽が沈む方角ですので、西側の開口部が開けていると、特に冬場は午後は温かいさを感じやすく夕焼けもきれいに見れるでしょう。

このように、開口部の方角によって色々な特徴があります。また、開口部の数や位置やによって風通しが変わってきます。

マンションの部屋の選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
マンションの部屋の選び方を方角や階数などから詳しく解説

廊下のタイプも風通しに影響する

共用廊下は大きく分けて外に廊下が面している外廊下と、ホテルのように両サイドに部屋が並んでいる中廊下の二つのタイプがあります。

外廊下のタイプのマンションは、廊下側の居室の窓とベランダ側の窓を開ければ、部屋の中を風が通り抜けやすくなります。また、廊下側の窓を開ければ外の光も入ってくるため日当たりという面でもメリットがあるでしょう。

一方で、中廊下のマンションは断熱性が高いことやプライバシーが守られやすいなどのメリットがあげられます。人が通る廊下の窓を開けることに強い抵抗感がある方は、中廊下のタイプのマンションを選びましょう。

それぞれ特徴が異なりますので、風通しや日当たりを重視したいなら外廊下を、また断熱性やプライバシーを重視したいなら中廊下を検討してみてはいかがでしょうか。

中廊下_理想の間取りの選び方


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マンションの間取りを選ぶ際の注意点は?

最後に、実際に内見や内覧でマンションの間取りを見る際に、部屋ごとにどういったポイントに気を付けて間取りを見ればいいのかチェックポイントを解説していきます。

間取り自体は問題なくとも、部屋の設備や作りに問題があれば快適な生活は遅れません。玄関から寝室まですべての部屋を見る際のチェックポイントを一覧表にしてまとめたので内覧の際などはよく見てみてください。

場所 間取りのチェックポイント
玄関 ・大人2人が立っても十分なスペースがあるか?

・引っ越しの際にソファなどの大きなものが入るか?

・住戸部分との段差や掃除がしやすいかも要チェック

キッチン ・冷蔵庫、コンロ、シンクを結ぶ3つの動線が3.6~6.6mに収まるかどうか?

・調理をするのに十分な広さがあるか?

・コンセントは使いやすい位置にあるか?

・収納はどんなタイプか?容量は十分か?

ダイニング ・キッチンからの動線が悪くないかどうか

・椅子を引いても十分なスペースが取れているか

浴室・トイレ ・脱衣所のスペースは十分に取れているか?

・洗濯機は指定のスペースに収まるかどうか?

・トイレの音やにおいは気にならない場所にあるか?

・寝室との距離は近いか?

寝室 ・隣の部屋から騒音がないか?

・光や音はしっかりと遮断できているか?

リビング ・家具などを十分におけるスペースがあるかどうか?

・収納スペースは十分にあるか?

・日当たりや風通しは良いか?

・十分にコンセントがついているか?

もっと詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ!


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初心者でもわかる!
記事のおさらい

マンションの間取り図の読み方や基礎知識をまずは教えてください。
そもそも、間取りとは部屋の区画の配置を表す図のことで、アルファベットなどで略してあります。初めて間取りを見る人にとっては難しそうですが、一度覚えてしまえば簡単に間取り図を見ることができます。マンョンの間取りの基礎知識・間取り図の読み方をご覧ください。

マンションの理想の間取りを選ぶにはどうしたらいいですか?
間取りを選ぶには世帯人数からライフスタイルまであらゆる判断軸から選んでいく必要があります。人によって判断軸は変わるため、まずは何を重視するかから決めましょう。マンションの理想の間取りを選ぶには?をご覧ください。

実際にどんなマンションの間取りがありますか?
間取りには「田の字型」といった一般的な間取りから、タワーマンション型という珍しいものまであらゆるタイプの間取りがあります。それぞれメリットデメリットがあるため、比較検討しながら間取りのタイプを選びましょう。マンションの理想の間取り6選をご覧ください。

マンションの間取りを選ぶ際の注意点は何かありますか?
玄関から寝室までそれぞれ部屋ごとに見るべきポイントが異なります。例えば玄関なら、「大人二人が立っても十分なスペースがあるか」や「住戸部分との段差や掃除がしやすいか」などのチェックポイントがあります。マンションの間取りを選ぶ際の注意点は?をご覧ください。

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