70代でマンションを購入する際のポイントや購入資金について解説

70代でマンションを購入する際のポイントや購入資金について解説

人生100年時代と言われる現代。定年退職したあとも現役で活躍する人が非常に多く、退職や子供の独立を機に70代でマンション購入を目指す人も少なくありません。マンションを購入することで理想の住まいを手に入れられますが、リスクも生じる可能性があるため注意が必要です。

この記事では、70代でマンション購入を検討している人に向けて、物件を選ぶポイントや注意点を解説します。購入資金や物件選びで後悔しないよう、70代によくあるリスクの回避法をしっかりと理解しておきましょう。

マンション購入を検討する際には、こちらの記事も参考にしてください。
マンション購入の注意点を解説!物件選びから内覧・契約時に注意するべきことは?

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70代でのマンション購入は遅い?

70代というと、多くの人が定年退職を迎えている年代です。近年は現役で働いている70代の人も少なくはありませんが、以前と比べると体力も年収も下がっているケースが多いかもしれません。

そんな70代の人でも、マンションを購入することは可能なのでしょうか。まずは、70代のマンション購入は遅くないのか、購入することに問題はないのかについて見ていきましょう。

しっかりと計画すれば70代でもマンション購入は可能

70代のマンション購入にはリスクや注意点も多いですが、しっかりと計画を立てれば理想のマイホーム取得を目指すことが可能です。

実際、住宅金融支援機構が行った「2020年度 フラット35利用者調査」を見てみると、60歳以上で新築マンションを購入した人は全体の11.4%、中古マンションでは7.6%もいたことがわかっています。[注1]

この結果から、70代のマンション購入は決して珍しいことではないことがわかるでしょう。しっかりと計画しながら物件選びや住宅ローンの借り入れができれば、働きながら資金を貯めたり住宅ローンを返済したりすることは十分に可能です。

家を買うタイミングやきっかけについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
家を買うタイミングはいつ?今が買い時か判断しよう【2022年版】

住宅ローンの年齢制限に注意

70代からでもマンション購入は可能ですが、もしも今購入を迷って判断を保留にしている人がいれば、すぐにでも行動へ移すことをおすすめします。なぜなら、ほとんどのマンション購入に必要な住宅ローンの借入可能期間にも限りがあるためです。

金融機関によって異なりますが、住宅ローン借入時の年齢は70歳が上限に設定されていることが多く、完済時の年齢も80歳が上限となっています。つまり、70代の時点で住宅ローンを組むことは非常に難しく、年齢を重ねるごとにより住宅ローンを借りにくくなるため、なるべく早く決断することが肝心なのです。

たとえ自己資金で物件の購入費を支払える場合でも、高齢になってからの物件探しや契約、引っ越し作業は体にとって大きな負担になります。少しでも体力があるうちに住み替えを済ませておくことが望ましいため、早めに行動する必要があるのです。

住宅ローンの審査基準についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
住宅ローン審査基準に通らない理由は?基本的な流れから審査項目や必要書類を解説!

 

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70代でマンション購入をする際の住宅ローンの組み方

住宅ローンを組むときの不安が多い70代。もしも70代で住宅ローンを組むとしたら、どのようなポイントに気をつければ安定した返済計画を立てられるのでしょうか。

ここでは、70代でマンション購入するときの住宅ローンの組み方について解説します。

自己資金を多く準備しておく

70代がマンション購入をするときは、とにかく自己資金比率を高くして借入額を抑えることが大切になります。70代からの借入だと、返済期間が10年未満と短いため借入可能額が多くありませんし、そもそも住宅ローンの融資を受けられない可能性があるためです。

そのため自己資金のみでマンションを一括購入しているケースが考えられます。このような多くの自己資金を用意できているのは、貯蓄や退職金のほか、今まで所有していた住宅を売却して物件購入に充てている人が多いためです。

70代のマンション購入や住宅ローン契約は、ほかのどの世代よりも自己資金比率が高くないと難しいことは理解しておきましょう。

頭金についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

親子リレーローンやリバースモーゲージを活用する

先述してきたように、70代に入った時点で住宅ローンを組むことは難しく、審査に通してくれる金融機関は非常に稀です。

しかし、すべての人が一括でマンションを購入できる自己資金を持っているわけではありません。そのため、どうしても住宅ローンに頼らざるを得ないケースも出てくるでしょう。

もしも70代でも住宅ローンを組みたいのであれば、親子リレーローンやリバースモーゲージ型住宅ローンを活用しましょう。

親子リレーローンとは、親から子へ住宅ローンを引き継ぐ形式の住宅ローンです。親の年齢にかかわらず後継者の年齢をもとに借入期間を選べるため、たとえ親が75歳であっても、子どもが35歳であれば「80歳(完済時上限)-35歳=45年」となり、住宅ローンの最長借入期間である35年のローンが組めます。

一方リバースモーゲージ型住宅ローンとは、自宅を担保に入れてマイホーム購入資金を借り入れる住宅ローン商品です。毎月の返済は利息分のみでよいため、返済額を抑えてマンションを購入できます。契約者と配偶者が亡くなったあとは、自宅の売却または相続人の現金一括返済により借入額を完済する仕組みです。

このように一般的な住宅ローンが組めなくても、特殊な住宅ローンを活用することでマンション購入を目指せるようになります。年齢が原因で住宅ローンの審査に不安がある場合は、金融機関の窓口で活用できる住宅ローン商品がないか相談してみるとよいでしょう。

親子リレーやリバースモーゲージについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

初期費用や維持費を考慮して返済額を決める

マンションを購入するときは、毎月の住宅ローン返済金額とは別に初期費用や維持費がかかります。もし70代で住宅ローンが組めたとしても、この金額を考慮したうえで月々の返済額を決めないと、住宅ローンの返済が苦しくなってしまう可能性があります。

マンションの購入時は物件価格の3~8%の諸費用に加え、引越し費用、人によってはリフォーム費用などがかかるでしょう。入居後も、毎月管理費と修繕積立金、固定資産税などの支払いが必要です。

住宅ローンを組んでマンションを購入するときは、年間の総支払額を正しく把握して返済計画や借入額を決めることが大切です。

マンションの維持費について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
マンション購入でかかる維持費の内訳や抑えるポイントを解説

 

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70代でマンション購入する際の物件選びのポイント

70代のマンション購入は、購入する物件を選ぶときも慎重にならなくてはいけません。ここでは、物件選びを成功させるためのポイントについて紹介します。

高齢者が住みやすい間取りや設備の物件を選ぶ

70代で購入するマンションは、ほとんどのケースにおいて終の棲家となる物件です。そのため、高齢者でも住みやすいマンションを選ぶことが肝心です。

近年は70代でも健康な人が増えてきていますが、年齢を重ねれば誰でも体力に衰えが出てきます。80代や90代になっても快適に暮らせるよう、バリアフリー性の高い物件を選びましょう。

段差が少ない、スロープがついている、エレベーターがついているなどの基本的なポイントはもちろん。共用スペースや室内に手すりがついているかどうか、ヒートショックが起こらないように断熱性を高めているかどうか、といったポイントも見ておきたいものです。

バリアフリー対応にするためリフォームを検討している場合は、工事についての制限がないか管理規約で確認しておきましょう。

バリアフリー住宅を検討されている方は、こちらの記事も参考にしてください。
バリアフリー住宅とは?高齢者も安心して暮らせる家をつくろう!

周辺環境と利便性を重視して選ぶ

高齢者のマンション選びでは、周辺環境と利便性も重要なポイントとなります。室内はリフォームで住みやすくすることができますが、周辺環境は自分の力ではどうにもならないためです。

70代を過ぎてくると、長い時間歩いたり車を運転したりすることが難しくなるでしょう。そのため、バス停や駅へのアクセスがよい場所、周辺に病院やスーパーなどがある場所などを選んでおくと安心です。

マンションの周辺環境の調べ方について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
マンション購入前に確認すべき治安など周辺環境の調べ方

家族に頼りやすいエリアの物件を選ぶ

家族がいる場合は、万が一のときに頼りやすい距離感のエリアを選びましょう。

プライバシーのために子どもたちと距離をとって暮らしたいと考える人もいますが、高齢になればどうしても頼らざるを得なくなるときがあります。介護や看病が必要になったとき、すぐ駆けつけられない距離にいると、お互いの負担が大きくなるでしょう。

電車で30分以内の場所、徒歩15分程度の場所など、最適な距離はご家族によって異なります。しっかりと話し合い、プライバシーを尊重しつつ助け合える距離感の物件を選ぶことがおすすめです。

 

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70代でマンション購入する際のリスクと対策

最後に、70代の人がマンションを購入するときのリスクと対策について紹介します。せっかくのマイホーム取得で後悔することがないよう、あらかじめ確認しておきましょう。

環境の変化に対応できないリスク

70代のマンション購入には、環境の変化に対応できないリスクがつきまといます。

マンション購入をきっかけに居住エリアを変えたり、都心から郊外へ引っ越したりする場合、環境が大きく変わります。新しいコミュニティにイチからなじまないといけませんし、生活様式もガラッと変化するでしょう。新しい環境に対応するには体力や気力が必要なので、「住み替える前のほうが暮らしやすかった…」と後悔する可能性はゼロではありません。

資金や体力に限りがあるため、たとえ失敗しても住み替えができないという点にも注意が必要です。

環境の変化に対応できないリスクを低減するためには、物件購入前の事前調査が欠かせません。「田舎暮らしが夢だったから即決した」「物件が気に入ったから周辺環境や近隣住民は気にしない」といった考え方でマンションを購入すると、入居後に理想と現実のギャップに苦しむことになります。

交通の便や周辺の施設を踏まえて実際の生活をシミュレーションしてみたり、近隣住民の雰囲気をよく観察したりして、高齢者でも馴染めるかどうかをしっかりと確認しておきましょう。

返済が苦しくなるリスク

年金暮らしの割合が多い高齢者が住宅ローンを組んでマンションを購入するときは、返済が苦しくなるリスクにも注意が必要です。

住宅ローン契約時は仕事をしていたとしても、急に体調を崩して働けなくなるかもしれません。また、自己資金比率を高くしたことが影響し、老後の生活資金に影響が出るおそれもあるでしょう。マンション購入後の収支をしっかりとシミュレーションしておかないと、住宅ローン破綻に追い込まれてしまう可能性があります。

返済リスクを低減する対策法は、無理なく支払える価格の物件を選ぶほかにありません。背伸びして豪華な物件を購入するのではなく、暮らしやすさを重視しつつ、コンパクトで無理のない支払いが実現できるマンションを購入しましょう。中古物件を安く購入し、リフォームして暮らしやすい間取りに変えることもおすすめです。

また、退職金をすべて住宅購入資金に充てることは避けましょう。退職金をすべて使い切ってしまうと、老後の生活資金が圧迫されて万が一のときに対応できなくなる可能性が高くなります。

住宅ローンの失敗例について先に把握しておきたい!という方はこちらの記事も参考にしてください。
住宅ローン返済が大変になる6つの失敗例とは?体験談も紹介

団体信用生命保険に加入できないリスク

団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンの返済中に債務者が亡くなったり重度の障害を抱えたりしたとき、保険金で残債が弁済される仕組みの生命保険です。住宅ローンを組むときは団信に加入することが一般的ですが、70代の人は健康状態や年齢が理由で団信に加入できない可能性が増加します。

団信に加入できないと、そもそも住宅ローンを組めません。フラット35など、一部団信未加入でも契約できる金融商品もありますが、債務者が死亡したあとは相続人に住宅ローンが引き継がれるため注意が必要です。

柔軟に加入時の審査をしてくれる「ワイド団信」もありますが、70代ではワイド団信であっても加入は厳しいでしょう。この場合、死亡保険に加入しておけば保険金で残債の返済が可能となります。しかし、加入できる商品が限られていたり、保険金が高くなりやすかったりするというデメリットがあることは押さえておきましょう。

 

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70代のマンション購入は事前の計画が重要

70代になってからのマンション選びには、40代や50代の方がマンションを選ぶときとは違ったコツがあります。特に、今後の生活や収入面を踏まえた上で最適な価格帯のマンションを選ぶことは重要なポイントです。

住宅購入のためには登記費用や司法書士費用、また手付金などの購入にかかる諸費用が別途現金でかかってくるほか、住宅ローン控除などの専門的な知識をベースに資金計画を立てないと損をする可能性があります。

そのため、住宅ローンを組む際は住宅購入のプロに相談しながら資金計画を立てることが必要不可欠です。住宅ローン控除やすまい給付金など、知らなきゃ損をする控除制度についての情報収集としても使えるでしょう。

そこで、Housii(ハウシー)なら無料で不動産のプロにチャットで資金計画についての相談ができるだけでなく、未公開を含むあなたにピッタリの物件提案を受けることができます

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[注1]住宅金融支援機構|2020年度 フラット35利用者調査

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