マンション購入前に確認すべき治安など周辺環境の調べ方

マンション購入前に確認すべき治安など周辺環境の調べ方

マンションを購入するときは設備や内装、外観など多くのポイントをチェックしますが、周辺環境や治安についてもしっかりと確認することが大切です。治安が悪い地域の場合、女性や子どもだけではなく男性も犯罪に巻き込まれてしまう危険性があります。

しかし物件を購入する地域が見ず知らずの場所だと、治安についてどう調べたらいいかわからずに困ってしまうかもしれません。今回はそんな人に向けて、マンション購入前に知っておきたい治安の調べ方について解説します。

中古マンション購入の注意点|失敗知らずのチェックリスト37項目

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マンション購入前に治安を調べる方法

「治安は住んでみないとわからない」と思われるかもしれませんが、実は5つの方法で事前に調査ができます。まずは、マンション購入前に治安を調べる方法について解説します。

実際に街を歩いてみる

周辺環境や雰囲気を知るためには、実際に街を歩いてみることがおすすめです。「割られている窓が放置されている」「ゴミのポイ捨てが多い」などといった情報は、ネットや聞き込みではなかなか知ることができません。近隣をくまなく歩いてみて、自分の目で街の雰囲気を見てみましょう。

内覧は日中に行くことが多いため昼間に周辺を見に行く人が多いかもしれませんが、夜間の雰囲気もしっかりと確認しておいてください。夜に騒がしかったり怖い雰囲気の人が多かったりする場合は、治安が悪い地域だと判断されます。

公園などの公共設備が破壊されていないか
ゴミ置き場がきれいに清掃されているか
マンションのポスト周辺にチラシが散乱していないか
酔っ払いや若者がたむろしていないか

上記のようなポイントを確認しておくと、マンションや周辺環境のおおよその治安について把握できます。

地域の人に聞いてみる

街の治安について知りたいときは、その街に住んでいる人に聞いてみることが一番です。声をかけることに抵抗がない場合は、住民に話を聞いて街の雰囲気を教えてもらいましょう。また、仲介を依頼する不動産会社も近隣の治安について詳しい可能性が高いです。

通行人に話を聞くことに抵抗がある場合は、マンションの管理人や飲食店、コンビニなどに立ち寄って聞いてみてもいいでしょう。子どもがいる場合は学校や保育園に足を運び、「引っ越しを検討していて街の治安を聞きたいです」と言えば、情報を教えてもらえます。

警察や役所に聞いてみる

警察や役所でも、治安についての情報を得ることは可能です。住民も知らないような空き巣や変質者などの発生状況を教えてもらえるので、より詳しい情報を知りたいときに最適です。

また、マンションの近くにすぐ飛び込める交番があるかどうかもチェックしておきたいポイントです。情報収集のついでに交番の位置を確認しておくことをおすすめします。

ネットの口コミを見る

地域の治安は、ネットの口コミで調べることも可能です。SNSや地域の掲示板、口コミサイトには住人の正直な意見が書かれているため、物件選びのときは非常に役立ちます。

マンション購入を検討するときは、「地域名+治安」「地域名+事件」などで調べてみましょう。あまりにもネガティブな情報が多い場合は、慎重に判断したほうがいいかもしれません。

犯罪情報マップを見る

より正確な情報を知りたいときは、警視庁や自治体が公表している「犯罪情報マップ」を見ましょう。地図を見るだけで地域ごとの犯罪数や犯罪の種類を確認できるため、手軽かつ正確に治安について知ることができます。

全国読売防犯協会が都道府県別に犯罪情報マップをまとめているので、そちらを参考にしてみてください。[注1]ただし、地域によってはマップがないこともあります。全国で通用する調査方法ではない点に注意しましょう。

他にも、詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
未公開物件とは?ネットに載らない物件情報を得る方法や注意点を徹底解説!

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マンション購入時に治安を軽視するリスク

治安のいい地域の物件を購入することが大切なのは多くの人が理解しているかもしれませんが、「多少治安が悪くても大丈夫かな…」と妥協してしまう人もなかにはいるかもしれません。

しかし、物件購入時に治安を軽視することはおすすめできません。最悪の場合、犯罪に巻き込まれたり物件を手放したりすることになってしまう恐れがあるためです。

ここからは、マンション購入時に治安を軽視するリスクについて具体的に見ていきます。

女性の一人暮らしが危険

治安が悪い地域は、なんといっても女性の一人暮らしが危険になってしまうというデメリットがあります。女性の一人暮らしは性犯罪などに巻き込まれる可能性が高いため、とくに治安に注意しなくてはいけません。

治安のいい地域を選ぶだけではなく、見通しのいい物件やオートロックがついている物件など、セキュリティ対策が万全なところを選ぶことをおすすめします。

安心して子育てができない

治安が悪い地域は、安心して子育てができないというデメリットもあります。子どもがいる場合は、とくに変質者の出現情報や夜間の街の雰囲気を確認しておきましょう。

また、学校の雰囲気についても念入りに調査しておいてください。学校によっては校風が荒れている場所もあるため、安心して通わせられる学校がある地域を見極めることが大切です。

空き巣のリスクがある

家を空けることが多い家庭は、治安の悪い地域に家を買うと空き巣に入られるリスクが高まります

平成30年の警視庁の調査によれば、4階建て以上におけるマンションの侵入窃盗は2,364件も発生しており、そのうち44.7%が無締りによる侵入でした。ただし、戸締まりを徹底しているからといって安心というわけではなく、ガラス破りや施錠開けなどで侵入された件数も38.2%もの割合で存在していました。[注2]

「マンションは目につくから空き巣が入りにくい」「戸締まりをしていれば大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、マンションでも空き巣に入られるリスクはあります。治安が悪いと空き巣に財産を奪われたり住宅を破損されたりする可能性が高まるため、可能な限り治安のいい地域を選んでおきましょう。

住心地が悪くなる

治安が悪いデメリットというと犯罪リスクにばかり目が向きがちですが、そもそも住心地がよくない可能性が高いということも理解しておきましょう。「若者がたむろして騒いでいる」「近隣に風俗点がある」という場合、日常生活を送るうえでストレスを感じることが増えるかもしれません。

物件を購入する際に治安が住心地に与える影響を理解していないと、住み続けることが苦痛になって、せっかくのマイホームを手放すことになる恐れもあるでしょう。長く住み続けられる物件を選ぶためにも、治安は軽視してはいけないのです。

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マンション購入前に治安を確かめるためのチェックポイント

それでは、マンションの購入前に治安を確かめたいときはどのようなポイントを確認しておけばいいのでしょうか。ここからは、治安を確かめるためのチェックポイントを7つ紹介します。

落書きやポイ捨てがある場所がないか

繁華街を歩いているとき、シャッターや壁などに落書きがされているのを見たことがある人は多いかもしれません。こうった落書きが多い地域は、治安が悪いと言われています。

そもそも他人の敷地や公共の施設に落書きをすることはいけない行為ですが、こういった落書きが多い地域は「悪いことをする人に対する監視機能がない」と判断できます。なかには、きれいにしても再び落書きされてしまうため、そのまま放置しているケースも少なくはありません。

また、ポイ捨てが多い地域も治安が悪い傾向にあります。街を実際に歩いてみて、落書きやポイ捨ての有無をしっかりと確認しておきましょう。

コンビニや公園のトイレは使えるか

コンビニや公園など、街のいたる所に設置されているトイレも治安の判断をするときの指標となります。治安が悪い地域はトイレを開放するといたずらされてしまうため、自由に使えないようになっているのです。また、トイレの清潔さも治安を図るひとつの指標となります。

ただし、近年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でトイレが使用できない場所が増えてきているので、「トイレが使用できないと治安が悪い」とは一概に言えなくなってきました。そのため、ほかのチェックポイントもしっかりとみて複合的に判断しましょう。

違法駐車が多くないか

違法駐車が多い地域は、人気(ひとけ)が少なく警察の目が行き届きにくいエリアです。そのため、治安が悪い可能性が高いです。

違法駐車は事故や車両荒らしなどといった犯罪を誘発し、緊急活動やゴミ収集車の障害となります。また、違法駐車が死角となってほかの犯罪に利用されてしまう危険性もあるかもしれません。

マナーを守らない違法駐車は、さらなる犯罪のきっかけになることが懸念されます。治安を見るときは、違法駐車がないかについてもしっかりとチェックしておきましょう。

警告や注意喚起の看板はないか

街を歩いていて、以下のような看板を目にしたことはありませんか?

痴漢注意
夜道は一人で歩かない
◯月◯日の事故についての目撃情報を探しています」

こういった警告や注意喚起、事故などについての看板がある地域は、治安が悪いことが予想されます。実際に事件や事故が発生していることは確実ですし、街頭や人通りが少なくて犯罪に巻き込まれやすい地域だということがわかります。

看板が多いほど事件の発生率が高いということになるため、目につくようであればそのエリアは避けて物件を探したほうが無難でしょう。

風俗店やパチンコ店がないか

近隣に風俗店やパチンコ店、ゲームセンターなどがある地域は治安が悪い傾向にあるため、十分に注意しましょう。現在はこういった施設がなくても、将来的に出店される可能性はゼロではありません。

将来的に風俗店やパチンコが出店されない地域の物件を購入したいのであれば、どの用途地域に分類されているのかを確認しましょう。用途地域ごとに建てられる現像物や土地の用途は指定されており、住宅用のエリアであれば、ほかの施設が建てられる心配はありません。

治安を重視するのであれば以下の用途地域のマンションを選びましょう。

第一種低層住居専用地域
第二種低層住居専用地域
第一種中高層住居専用地域
第二種中高層住居専用地域
第一種住居地域
第二種住居地域
田園住居地域
準住居地域

上記のエリアは住宅がメインなので、レジャー施設や風俗店などが出店されることはありません。用途地域は不動産会社に確認すれば教えてもらえるため、購入前にしっかりとチェックしておきましょう。

交通量の多さ

高齢者や子どもがいる家庭の場合は、交通事故のリスクにも気をつけたいのもです。交通量が多い大通りや交差点に面しているマンションは事故のリスクが高いため、注意が必要です。また、渋滞の抜け道として使われる道路はスピードを出す車が多く、思わぬ事故の危険性があります。

交通事故のリスクを低減したいなら、「ゾーン30」の地域がおすすめです。ゾーン30では制限速度が30kmに指定されているほか、路側帯の拡大など歩行者の安全に配慮した対策が取られています。

警察庁の調査によると、ゾーン30整備後の道路における交通事故の発生件数は23.9%も減少していることがわかっており、事故の抑制効果が高いことが見て取れます。[注3]より安心して暮らせるマンション購入を目指すのであれば、ぜひ交通量や交通マナーについてもチェックしてみてください。

周辺に暗闇がないか

「住宅周辺の街頭が極端に少ない」「駅から自宅までの道のりに街頭がないポイントがある」という場合は、注意が必要です。日常生活において通るのが怖いと感じる暗闇がある物件は、防犯のためにも避けておいたほうが無難でしょう。

夜の安全性については、実際に夜間に歩いてみないとわかりません。昼間だけではなく夜の周辺環境についてもしっかりとチェックし、気になるポイントを洗い出して物件の購入を判断しましょう。

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マンションの購入時は治安についてしっかりと確認しておきましょう

この先何十年と暮らしていくマンション周辺の治安は、物件の設備や内装と同じくらい重要な判断基準です。治安を軽視すると思わぬ犯罪に巻き込まれたり住み替えが必要になったりするため、あらかじめ念入りにチェックしておくことをおすすめします。

治安についてはインターネットで調べることも可能ですが、実際に足を運んで近隣住人に話を聞きながら情報を収集することがもっとも確実です。今回紹介したチェックポイントを参考に、さまざまな角度から治安について確認して物件を選びましょう。

[注1]ぼうはん日本|犯罪発生マップ

[注2]警察庁|住まいる防犯110番

[注3]警察庁|「ゾーン30」の概要

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