では、練馬区の不動産売却の市況から解説します。
まず、練馬区は23区中で最も農地が大きい地域です。
産経新聞によれば、H28年度時点で都内にある農地の面積は536ヘクタールでしたが、うち215ヘクタール(4割)は板橋区にあります。また、練馬区には23区で唯一の牧場「小泉牧場」もあります。
同様に、公園も整備されており、例えば「光が丘公園」は都営大江戸線の光が丘駅から歩いて行けますが、春夏秋冬でいろいろなあそびを楽しむことができます。
石神井公園駅から徒歩10分弱で着く石神井公園は、犬の散歩にも便利です。
国交省の「都道府県地価調査」によれば、練馬区の住宅地の価格の前年比の変動率は、2018年は+2.9%、2019年は+3.4%でした。
つまり、住宅地の価格はこの3年では上がり続けています。
また、練馬区での不動産の価格を世帯数・空き家率からみていきましょう。
- 練馬区の世帯数は2016年に355,564世帯でしたが、2018年に365,725世帯となり、10,161世帯(2.9%)が増えているため、住宅需要も増えていると言えます。
- 練馬区の空き家率は、2013年に10.0%、2018年に9.5%と減っているので、空き家は更に増えたと言えます。
(なお、空き家率の全国の約1,900の市区町村での順位は、2013年は1011で、2018年には1098でした。)
つまり、今後の市況は、大まかな傾向としては高く売れる可能性が高まると言えます。