家査定シミュレーションとは過去の取引事例をもとに査定価格を算出するツールのことです。
不動産会社を介さずに過去の取引事例だけで査定価格を算出できるため、不動産会社との面倒なやり取りも一切必要なく、誰でも簡単に家の価値を確認することができます。
家査定シミュレーションを上手に使いこなすために、家査定シミュレーションのメリット・デメリットについて理解を深めましょう。
※一括査定イエウールはシミュレーションではなく不動産会社の行う査定になります
「まずは家を売る基礎知識を知りたい」という方は、こちらの記事をご覧ください。
家査定シミュレーションのメリット
まずは家査定シミュレーションのメリットについて理解を深めましょう。
家査定シミュレーションを利用するメリットは主に4つ挙げられます。
- 短時間で査定結果が分かる
- 匿名で利用できる
- 何度でも無料で利用できる
- 誰にも知られずに査定できる
【メリット1】短時間で査定結果が分かる
不動産会社に査定を依頼すると結果が出るまでに数日かかりましたが、家査定シミュレーションではAIが査定価格を算出するので結果がすぐに分かります。数秒から長くても数分で査定価格が分かることはとても便利です。
| 家査定シミュレーション | 訪問査定 | |
|---|---|---|
| 査定方法 | 過去の取引事例をもとに査定価格を算出 | 不動産会社が現地調査を行って査定価格を算出 |
| 査定結果が出るまでの時間 | 数十秒 | 約1週間 |
| 査定結果の正確さ | 正確でない | 正確 |
スピーディーに査定額が知りたい人は家査定シミュレーションの利用がおすすめです。
【メリット2】：匿名で利用できる
従来の査定では不動産会社に個人情報を伝える必要があったため、個人情報が流出して不動産会社から営業電話がかかってくるなどマイナスな意見が多くありました。
しかし家査定シミュレーションでは、査定をするのはAIということもあり個人情報を不動産会社に伝えずに匿名で査定をすることができます。
営業の電話がかかってくるのが嫌だ、個人情報の流出が心配な人は家査定シミュレーションの利用がおすすめです。
【メリット3】：何度でも無料で利用できる
家査定シミュレーションのメリットの3つ目は、何度でも完全無料で利用できる点です。
利用時に名前やクレジットカード情報などを入力する必要がないため、料金を請求されることは全くありません。
何度使っても料金を支払う必要がないため、家の価格推移を確認するために複数回家査定シミュレーションを利用したいという方にもおすすめできるツールとなっています。
不動産会社に相談する前に家が売り時か確認したいという方は、まずは家査定シミュレーションを利用して売却相場の動向を確認してみましょう。
【メリット4】：誰にも知られずに査定できる
家査定シミュレーションのメリットの4つ目は、誰にも知られずに査定できる点です。
訪問査定を依頼した場合は、不動産会社の車が家の近くに止まっていることで近所の方に査定依頼をしたことを気づかれてしまうことがあります。
しかし家査定シミュレーションでは訪問査定を行わないため、近所の方に知られずに査定を行うことができます。
また、会員登録なども行わないため、家に不動産会社からの郵送物が届くこともなく、家族にも査定を行ったことを知られることはありません。
誰にも気づかれずに査定をしたい場合は、家査定シミュレーションを利用してみることをおすすめします。
家査定シミュレーションのデメリット
家査定シミュレーションにはメリットだけでなくデメリットも存在します。
家査定シミュレーションを利用する際には、以下の4つのデメリットに注意しましょう。
- 正確な査定額ではない
- 売るときは不動産会社の訪問査定が必要
- 対応していない物件もある
- 売却アドバイスを貰うことができない
【デメリット1】：正確な査定額ではない
AIの査定では実際に家の中を見て査定することができないため、家の個別事情を加味して査定額を算出することができません。
築浅物件でも壁やフローリングの劣化が激しければ価格は下がり、リフォーム次第では査定価格が上がることがあります。
また、過去のデータベースと今の土地のニーズが大きく変化した時も査定額が大きく違ってきます。
正確な査定額が知りたい場合は不動産会社に査定を依頼することが必要です。
【デメリット2】：売るときは不動産会社の訪問査定が必要
事前に家査定シミュレーションを使いAI査定をしていたとしても家を売却することになったら不動産会社に査定をしてもらう必要があります。
もうすでに不動産を売却すると決めている人にとって家査定シミュレーションは二度手間になってしまいます。
しかし家査定シミュレーションの価格は不動産会社に査定をしてもらう際の参考として使うこともできます。不動産会社の査定額がシミュレーションの価格より大きく外れていないかどうかで、その不動産会社が信用できる会社か確かめる指標にもなるということです。
シミュレーションよりも精度の高い家の査定価格を知りたい方は、イエウールを使って不動産会社に査定依頼をしてみましょう。不動産会社に査定依頼をすることで、査定シミュレーションより正確な査定結果を知ることができます。
査定は完全無料。査定をしたからといって必ず売却する必要もありません。お気軽にお試しください。
あなたの不動産、
売ったらいくら？
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売ったらいくら？
【デメリット3】：対応していない物件もある
家査定シミュレーションのデメリットの3つ目は、査定に対応していない物件もあり査定結果が分からない場合もあることです。
家査定シミュレーションは、蓄積された過去の取引事例を参考に査定価格を算出しています。
そのため、取引実績が十分でない築年数が浅いマンションや、売買が活発でない地域にある家では、査定価格が算出されない場合があります。
もし査定シミュレーションが対応していなかった場合は、不動産会社に査定依頼をしてみましょう。
【デメリット4】：売却アドバイスを貰うことができない
家査定シミュレーションのデメリットの4つ目は、不動産会社から売却アドバイスを貰うことができない点です。
不動産会社に査定依頼をした場合は、査定結果をもとに「売り時はいつか」「適している売却方法は何か」などより良い売却活動を行うためのアドバイスを貰うことができます。
しかし不動産会社と接する機会がない家査定シミュレーションでは、査定結果は知ることができても、そのほかの売却に必要なアドバイスを知ることはできません。
売却に関して分からないことがある方や、プロの意見を聞いて売却するか決めたい方は、不動産会社とコミュニケーションをとるために訪問査定を依頼することがおすすめです。
【簡単10秒】家査定シミュレーションを実際にやってみよう
「家査定をシミュレーションしてみたい！」という方は非常に多いです。
そんな方々のために2023年新たに家査定シミュレーションを開発しました。
このシミュレーションツールでは、実際に売却する場合の価格だけでなく、購入時との差額や、5年後、10年後などの価格も同時にシミュレーションできます！
使い方1｜シミュレーションページにアクセスする
まずはイエウールの家査定シミュレーションができるページにアクセスします。
家査定シミュレーションを利用するためには、本記事もしくは家査定シミュレーションページにアクセスしましょう。
するとこのようなシミュレーターが表示されます。
使い方2｜査定したい家の情報を入力する
シミュレーターが表示されたら、査定をする際に必要な家の情報を入力していきます。
イエウールの家査定シミュレーションを利用する際に必要な家の情報は以下の6つです。
- 都道府県
- 市区町村
- 町名
- 延床面積
- 土地面積
- 築年数
使い方3｜家の購入価格と売却希望時期を入力する
査定したい家の情報入力が完了したら、家の購入価格と売却希望時期を入力しましょう。
家の購入価格・売却希望時期は、算出される想定売却価格の正確さに影響はないため、正確な数値でなくても問題ありません。
売却希望時期が特にない場合は1年後を選択・入力しましょう。
使い方4｜【結果をみる】ボタンをクリックする
全ての項目の入力が完了したら、【結果をみる】ボタンをクリックし、結果を確認しましょう！
算出される結果は全部で4つです。
- 想定売却価格
- 購入時との差額
- 〇年後（築〇年）に売った場合の価格
- 今売った場合との差額
売却希望時期は後ほど変更することができるため、築年数が経過することによって価格がどのように変動するのか、売却するベストタイミングはいつなのかを確認してみましょう。
家査定シミュレーションを利用して、もっと詳しい家の査定価格を知りたいと思った方は、不動産会社に査定依頼をしてみましょう。
不動産会社に査定依頼をすると、現地調査を行ってより詳しい査定結果を知ることができます。
不動産会社に査定依頼をする際は、不動産一括査定「イエウール」の利用がおすすめです。
イエウールは一度の申し込みで最大6社に査定依頼ができる不動産一括査定サイト。複数の不動産会社の査定結果を比較することができるため、より正確な査定結果を確認することができます。
記事のおさらい