マンションに設置されることが多い「サービスバルコニー」は、バルコニーの一種です。ベランダや一般的なバルコニーと区別しにくいと感じる人も多いかもしれませんが、サービスバルコニーは一体どのような設備なのでしょうか。
この時期では、サービスバルコニーの特徴やメリット、活用方法について解説します。設備の特徴を知って、物件選びの際に役立ててみてください。
＼家が欲しいと思ったらまずやること／
「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。
 Housii(ハウシー) | ▼こんな人におすすめ
|
サービスバルコニーとは？
サービスバルコニーとは、奥行きが1m以下の小さなバルコニーのことです。メインのバルコニーとして使われることはなく、ちょっとした荷物置き場やサブのバルコニーとして使用されることが多いです。ほとんどの物件でキッチンの横に設置されているため、おもにキッチンで出たゴミやリビングの室外機を置くスペースとして使用されます。また、バルコニーは本来災害時の避難経路として活用される役割があるため、避難経路を持たないバルコニーがサービスバルコニーと呼ばれるケースもあります。サービスバルコニーには明確な定義がないため、「避難経路にならない小さめのバルコニー」と考えておけば問題ないでしょう。
「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。
| Housii(ハウシー) | ▼こんな人におすすめ
|
サービスバルコニーとバルコニー、ベランダの違い
サービスバルコニーと似た設備として、一般的なバルコニーとベランダが挙げられます。どれもマンションの部屋の外に設置されたスペースなので混同しやすいですが、それぞれには異なった特徴があります。ここでは、サービスバルコニーとバルコニー、ベランダの違いについて見ていきましょう。
サービスバルコニーとバルコニーの違い
サービスバルコニーと一般的なバルコニーの違いは、面積の大きさです。サービスバルコニーは奥行きが1m未満の設備を指すのに対し、バルコニーは1.5～2m程度の奥行きを持っている設備を指すことが一般的です。また、キッチンの横などに設置された小さめの「サービスバルコニー」に対し、リビングダイニングなどに面した大きなバルコニーを「メインバルコニー」と呼ぶこともあります。サービスバルコニーでは洗濯物を干したりくつろいだりすることはできないため、あくまで日常生活ではメインバルコニーを使うことになります。
人が作業できるだけの広さがある場合は「バルコニー」、人が作業しにくくちょっとした荷物が置ける程度の広さしかない場合は「サービスバルコニー」と判断して問題ないでしょう。
サービスバルコニーとベランダの違い
サービスバルコニーとベランダの最大の違いは、屋根の有無です。ベランダには手すりと屋根がついていますが、バルコニーには手すりがついていても屋根はついていません。一般的にベランダよりもバルコニーのほうが面積は広いとされていますが、サービスバルコニーは例外で、ベランダのほうが面積は広いです。
ただし、サービスバルコニーとベランダには共通する点も多く存在しています。両者では、「建物の2階以上に設置されている」「外壁から張り出ている」という2点が共通しています。
ちなみに、サービスバルコニーもベランダもマンションでは「専用使用権がある共用部分」と定められている点に注意が必要です。これは、一般的なバルコニーも同様です。
「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。
| Housii(ハウシー) | ▼こんな人におすすめ
|
サービスバルコニーがあるマンションのメリット
面積が小さめでメインのバルコニーとしては利用できないサービスバルコニーですが、あると非常に便利な設備であることも事実です。サービスバルコニーがあるマンションには、どのようなメリットがあるのでしょうか。この章では、サービスバルコニーのメリットを4つ紹介します。
物置として利用できる
サービスバルコニーには作業するほどのスペースはありませんが、ちょっとしたものを保管しておくには最適なスペースが確保されています。小さめの物置を設置しておけば、シーズン外のレジャー用品や普段は使わない子どものおもちゃなど、室内に置くとかさばるものを保管できます。サービスバルコニーには屋根もあるので、保管環境さえ整えれば置いているものがビショビショに濡れてしまうこともほとんどありません。収納スペースとして利用できるのは、サービスバルコニーの大きなメリットです。
ガーデニングを楽しめる
サービスバルコニーは少し手狭ですが、ガーデニングや家庭菜園を楽しむスペースとしては十分な広さがあります。洗濯物などを干すメインバルコニーでガーデニングしていると、集まってきた虫が洗濯物に入り込んでしまう恐れがありますが、独立したサービスバルコニーであればそのような心配はありません。ガーデニングや家庭菜園専用のスペースを持てるのは、植物を育てることを趣味にしている人にとってはうれしいのではないでしょうか。
窓のひさしになってくれる
サービスバルコニーは、窓のひさしとしての役割もはたしてくれます。サービスバルコニーに付属した屋根が日陰を作ってくれ、夏は直射日光を遮って涼しく、冬は日差しを取り込んで暖かく過ごせるようにサポートしてくれるのです。常に日差しが差し込むと、カーテンや壁紙の劣化や色あせが気になったりエアコンの効きが悪くなったりすることもあります。しかし、サービスバルコニーによるひさし効果があれば、こういったリスクを低減できます。
とくにキッチンは暑さや冷えが気になりやすい場所なので、サービスバルコニーがあることで過ごしやすい空間になると考えられるのです。
ゴミ置き場としても利用できる
家族が多い家庭や自炊で発生する生ゴミが多い家庭で問題になるのが、ゴミ置き場です。室内にゴミを置いておくのは衛生的によくないですし、夏場はニオイが気になってしまうこともあるでしょう。サービスバルコニーは、こういったゴミを一時的に保管しておく場所としても活用できます。もちろんそのまま置いておくと衛生的ではないので、外に設置する用のゴミ箱を用意しなくてはいけません。しかし室内にゴミを保管しなくてよくなるため、ニオイやスペースに関するストレスは大幅に解消されます。ゴミに悩まされているご家庭であれば、サービスバルコニーを便利に活用できるでしょう。
「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。
| Housii(ハウシー) | ▼こんな人におすすめ
|
サービスバルコニーの理想的な奥行き
サービスバルコニーは、一般的に奥行きが1m以下の小さな設備を指します。そのため、それほど多くの奥行きは取れません。ゴミ置き場や室外機置き場として活用するのであれば、そこまで奥行きを気にする必要はないでしょう。しかし、ガーデニングや家庭菜園を楽しんだり物置として利用したりするのであれば、1m近くの奥行きはほしいところです。
とはいえ、サービスバルコニーの奥行きで物件を決定することはほぼ考えられません。「奥行きは広いほうがさまざまな用途に使える」と念頭に置いておき、間取りやそのほかの設備を重視してマンション選びを進めることをおすすめします。
「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。
| Housii(ハウシー) | ▼こんな人におすすめ
|
サービスバルコニーの有効活用法
人が作業するほどの広さがないサービスバルコニーを、一体どのように活用すればいいのかわからずに頭を抱えている人もいるかもしれません。ここでは、サービスバルコニーの有効活用法を5つ紹介します。サービスバルコニーの大きさによって可能な活用方法が異なるため、ご自宅の設備に合った使い方を見つけてみてください。
調理器具や生ゴミの仮置場として
サービスバルコニーはキッチン横に設置されることが多いため、キッチン仕事をするときに役立てることがもっとも効率的でおすすめです。具体的には、洗い終わったふきんや、まな板を干すスペースとして活用したり、生ゴミなどを一時保管するスペースにしたりすることをおすすめします。キッチン横にサービスバルコニーがあると、単純に調理の際に利用できるスペースが広くなるため非常に便利です。
また、野菜や果物などを乾燥させるスペースとして利用する人もいます。干し網を設置しておけば、自宅で簡単に野菜チップスやドライフルーツなどが楽しめるでしょう。
家庭菜園のスペースとして
キッチン横に設置されているサービスバルコニーは、家庭菜園のスペースとして活用することも非常におすすめです。料理のときにサッと収穫することができるため、毎日採れたての野菜を食卓に並べられます。スペースが狭い場合は、ラックを設置して縦に植物を置いたり、壁に鉢を吊り下げたりしてスペースを有効活用するといいでしょう。キッチンのそばなので、水やりをしやすいところも大きなメリットです。「水をあげるのを忘れて枯らしてしまう」という人も、サービスバルコニーであれば植物を育てる習慣がつけられるでしょう。
キッチンの換気・採光スペースとして
サービスバルコニーの特別な使い方が思い浮かばない人は、キッチンの換気・採光スペースとして活用するだけでも十分です。調理中にドアを開けておけば料理のニオイを外に逃せますし、日の光を取り込んで明るいキッチンにすることができます。レジャー用品の置き場として
シーズン外のレジャー用品置き場としても、サービスバルコニーは役立ってくれます。そこまで広いスペースはありませんが、空気を抜いた浮き輪や折りたたんだキャンプテント、スキー板などを置いておく場所としては最適です。ただし、物置が設置できるほどの広さがないマンションも多いため、その場合はかさばるレジャー用品の保管をすることは難しいかもしれません。
エアコンの室外機の置き場として
狭くてほかの使い方ができないというときは、エアコンの室外機置場としてサービスバルコニーを活用しましょう。奥行きがないサービスバルコニーでも、室外機は置けることが多いです。室外機をサービスバルコニーに置いて、メインバルコニーやベランダを少しでも広く使えるようにすると、家全体のスペースを最大限に有効活用できるでしょう。
「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。
| Housii(ハウシー) | ▼こんな人におすすめ
|
サービスバルコニーを使用するときの注意点
最後に、サービスバルコニーを使用するときに押さえておきたい注意点について3つ見ていきましょう。大量の水を流さない
サービスバルコニーは外に面しているため、水で濡らしても問題ないと考えている人も多いかもしれません。しかし、実はサービスバルコニーを含め、バルコニーやベランダは大量の水を流してはいけない場所です。マンションのバルコニーに施された防水処理では、雨水以上の水に対応しきれず、漏水の原因となってしまうことがあるためです。実際、管理規約に「ベランダやサービスバルコニーには水を流さないでください」と記載されているマンションも非常に多く存在しています。とくに掃除の際は多くの水を流してしまう人が多いため、十分に注意しましょう。掃除やガーデニングの際は、必要最低限の水のみを使用するようにしてください。
ゴミを置くときはフタ付きのゴミ箱を用意する
サービスバルコニーの活用方法として実践しやすいのが、ゴミの一時置き場として使うことです。なかにはゴミ袋のまま外に置いてしまう人もいるかもしれませんが、袋のまま外に一時保管することは絶対にやめましょう。カラスにゴミを荒らされてしまう恐れがありますし、悪臭やゴミが風に乗ってほかの住人の部屋に飛んでいってしまう危険性が高いためです。最悪の場合、隣人トラブルに発展してしまうこともあります。また、ゴミをそのまま置くとマンションの景観が損なわれるため、管理組合から強く注意されてしまうこともあります。
サービスバルコニーにゴミを置くときは、必ずフタ付きのゴミ箱を用意するようにしてください。
喫煙は避ける
喫煙者のなかには、室内にニオイがこもらないようにサービスバルコニーでタバコを吸う人もいるかもしれません。サービスバルコニーで喫煙すると、上や隣の部屋にニオイが入ってほかの住人に迷惑をかけてしまう恐れがあります。そのため、できるだけサービスバルコニーで喫煙することは避けておいたほうが無難です。なかには管理規約に「サービスバルコニーにおける喫煙を禁止する旨」が記載されているマンションもありますが、記載がない場合でも注意しながら使用する必要があります。サービスバルコニーは共用部分であるため、周囲への影響を考えながら活用することが何よりも大切です。
「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。
| Housii(ハウシー) | ▼こんな人におすすめ
|
サービスバルコニーを活用してより快適に過ごそう
サービスバルコニーは、奥行きが1m以下程度になっている小さめなバルコニーのことです。人が作業するほどのスペースはありませんが、大きさによってはガーデニングを楽しんだりゴミ置き場として利用できたりするので、あると便利なおすすめの設備です。ただし、サービスバルコニーは共用部分にあたるため、利用時は周囲に配慮する必要があります。マナーを守りながら、サービスバルコニーを便利に活用していきましょう。