マンションを購入するなら、おしゃれな部屋を実現させたいですよね。でも、いざ部屋を作ろうとしても、どうすればおしゃれな部屋になるのか分からなくて困っている人は多くいます。
マンションの間取りや実例を事前に把握し、おしゃれな空間づくりのポイントや注意点を知ることで、おしゃれな間取りを実現できます。
今回はマンションのおしゃれな間取り例や間取りを活かすポイント、おしゃれにしづらい間取りの特徴を解説します。
マンションのおしゃれな間取り例
マンションのおしゃれな間取りとして、12種類の実例を紹介します。
それぞれの間取りの特徴やメリット、過ごし方を参考にしてみてください。
ルーフバルコニーでアウトドアを楽しめる
ルーフバルコニー付きのマンションは、スペースが広く感じられるため、窮屈さを感じさせないのが魅力です。
快晴の日には日当たりが良く、朝日を感じながら読書が捗ります。リモートワークの気分転換として、外で朝日を浴びるのも良いでしょう。
また、近所の友人や知人を招待し、バーベキューによる団欒のひとときが過ごせます。
在宅ワークや読書を楽しみたい人は、ルーフバルコニー付きのマンションが便利です。
1階マンションの専用庭で家庭菜園も
専用庭のマンションは、家庭菜園が楽しめるのが魅力です。ルーフバルコニーより広い敷地内で、快適に自家菜園に取り組めます。
また、野菜や作物の物価高騰の中、家庭菜園は節約にもつながります。自宅近郊に農園を借りる方法もありますが、移動の手間や時間が必要です。
自宅に家庭菜園を備えることでスキマ時間を活用し、負担なく家庭菜園に取り組めます。
土間収納で玄関もおしゃれに
土間収納付きのマンションは、スッキリとした印象を与えます。
靴や長靴、傘、カッパ、出張用のスーツケースなど、幅広い家財を1つの空間に収納できます。また、傘立ての設置が不要なため、水滴などで玄関が汚れる心配もありません。
適度な規模の土間収納を活用することで、利便性の高い生活が実現できます。
カウンターキッチンで開放感あるリビングに
カウンターキッチン付きのマンションは、開放感あるリビングに仕上がります。
女性が調理中でも、リビングでくつろぐ家族と円滑にコミュニケーションが図れます。
子供連れの家族やカップルなど、コミュニケーションを大切に築きたい人は、カウンターキッチン付きのマンションがおすすめです。
アイランドキッチンでインテリア性を高く
調理スペースやシンクが独立しているアイランドキッチンは、開放感とインテリア性の高さを両立しています。
周囲に余分な家財を設置していないため、複数人の調理が動きやすい設計です。料理好きな方で友人と料理を楽しみたい人は、充実した時間を確保できます。
また、テーブルや椅子などを別途購入することで、カウンターキッチンのようにするなど、アレンジもできます。アレンジが自由自体がマンションで、快適に調理を楽しみたい人はおすすめです。
リビング階段で部屋にアクセントを
リビング階段を設置しているマンションは、開放感とおしゃれ感を演出できます。
また、1階の雰囲気が2階に伝わるため、家族団欒の暖かい雰囲気が家全体に行き渡ります。
玄関ホールに別々に階段を設置するより、温かみのある住まいが実現可能です。
そして、家族の帰宅や外出を視覚的に把握しやすく、家族の行動に関心が向きやすくなります。
お互いの状態を把握することで、思いやりを持ったコミュニケーションが育めます。
吹き抜けで開放感抜群に
吹き抜けのマンションは天井が高く、開放的な空間を演出できる間取りです。
空間全体に緩やかな空気が流れ、家族を感じつつ、部屋ごとの区切りがないためコミュニケーションが取りやすくなります。
また、部屋の風通しが良くなり、新鮮な空気を家に循環できます。
吹き抜けは高い位置のメンテナンスや掃除が大変ですが、開放的な空間を重視したい人におすすめです。
セカンドリビングで生活に彩りを
セカンドリビングを設置しているマンションは、趣味やプライベートの空間を確保できます。
通常のリビングは来客用や家族団欒用として活用し、セカンドリビングは個人的な趣味の時間をゆっくり満喫できます。
また、セカンドリビングを子供専用の空間として活用することで、子供が伸び伸びと遊ぶ環境づくりが可能です。
そして、飼っているペットの匂いや抜け毛が気になる人は、セカンドリビングを消臭効果特化型のベッド部屋に活用できます。
セカンドリビングは自由度が高い部屋なため、自分の趣味やライフスタイルに合わせて自由にコーディネートできます。
和室で優雅な雰囲気を作る
マンションの和室は、日本文化を感じられる住環境です。
マンション内に和室を1室設置することで、空間全体が優雅な印象に変化します。
また、畳はフローリングより柔らかい材質を使用しており、そのまま寝転びながらリラックスできる時間を満喫できます。
そして、畳は空気中の水分を吸収する効果があり、夏の湿度を抑え、冬の空気乾燥を予防できる素材です。
マンションの和室は、家族のリフレッシュや現実的な住環境を整えられる間取りです。
畳小上がりでモダンなテイストに
畳小上がりの空間は、立体感を演出しつつモダンなテイストの住環境です。
一段高い場所に空間を設置することで、在宅ワークの休憩スペースに活用できます。
また、リビングから埃やゴミが入りにくく、清潔感を維持できる点もメリットです。
そして、洗濯物やアイロンがけなどの家事、小さい子供を寝かしつけるなど、家事や育児の際にも重宝できます。
書斎でプライベートと仕事をわける
テレワークが増加している現代において、書斎ルームは仕事部屋として活用できる間取りです。
個人的なスペースを確保できるため、仕事に対する集中力が高まります。
インターネット環境があれば場所問わず仕事に取り組めますが、書斎の知的なインテリア感が仕事への意欲を高めます。
また、共用スペースに置きにくい愛読書や仕事の書類などを整理可能です。
自宅では家族サービスなどが必要になりますが、仕事モードへ切り替える空間づくりとして、書斎が活用できます。
ロフトで生活感を隠す
ロフトは荷物を一時的に収納し、来客用に生活感を隠す事ができる住環境です。
また、ロフトスペースでくつろぎ、在宅ワーク中の気分転換が可能です。
そして、天井が高く開放感が感じられるため、ゆったりとした気持ちで生活ができます。
ロフトは掃除しにくく埃が溜まりやすい場所ですが、特別な空間として大切にすることで、日々の生活が彩り鮮やかに過ごせます。
生活空間ごとに気持ちを切り替えたい人は、ロフト付きのマンションがおすすめです。
マンションの間取りを活かしたおしゃれポイント
マンションの間取りを活かしたおしゃれポイントとして、以下の6点が挙げられます。
- 開放感を演出する
- 置く物をシンプルにする
- 無駄のない動線を作る
- 自然光を取り入れる
- 収納スペースを増やす
- コミュニケーションが取りやすい設計を意識する
開放感や動線、自然光などのポイントを意識し、長期的に住みやすい住環境を実現しましょう。
開放感を演出する
できる限り開放感のある空間を意識することで、おしゃれな部屋が実現できます。
開放感を演出するためには、以下のポイントを確認しましょう。
開放感を演出するポイント | 効果 |
---|---|
空間同士のドアや壁が少ない | ドアや壁が少ないため、部屋に開放感が生まれる |
天井が高い | 吹き抜け天井により、広々な空間を感じられる |
自然光が差し込む | 光が差し込み、前向きな気持ちで生活できる |
外空間と繋がっている | 外とのつながりを感じ、開放感を演出できる |
開放感のある家は寒い印象がありますが、シーリングファンを設置し、空気循環を促すことで温かい暮らしが実現できます。
工夫次第で、開放感と温かい暮らしを両立できます。
置く物はシンプルに
室内に設置する家具や家電を最小限にすることで、おしゃれな空間が演出できます。
生活必需品を置きすぎることで、空間が狭く感じることがあります。空間の狭さは開放感が少なく、窮屈さを感じる要因です。また、来客時に生活感が表れ、インテリア的なおしゃれ感を演出しにくくなります。
現在設置している家具や家電を最小限に整理することで、空間を広々と活用でき、おしゃれな部屋づくりが可能です。
無駄のない動線を作る
無駄のない導線を作ることで、快適な生活が実現できます。
一方で、快適な暮らしが実現しにくい動線は生活にゆとりがなく、スッキリとした印象を与えません。また、家族とのコミュニケーションが取りやすい点も含めて、動線を検討する姿勢が大切です。
マンションを購入やリノベーション前に理想の暮らしをイメージし、暮らしやすい住まいを実現しましょう。
自然光を取り入れる
自然光が入り、生活に取り入れられるマンションがおすすめです。窓が大きく、自然光が入りやすい部屋は明るさを生み出し、空間がおしゃれに感じられます。
また、マンションの立地によって、自然光が差し込む時間帯や窓から見える景色が異なります。
マンションの立地方位 | 立地方位の詳細 |
---|---|
南向き | 長時間日差しが当たる 湿気がこもりにくく、カビが繁殖しにくい |
東向き | 午前中は日当たりが良い 午後から夕方は直射日光が入りにくい |
西向き | 夕方の日差しが強くなる 美しい夕日を楽しめる |
北向き | 年中日当たりが悪い 室温が上がりにくい |
天井が吹き抜け、窓を設置しているマンションは部屋全体に自然光が入りやすくなっています。
日常的に多くの自然光を取り入れたいなら、天井が吹き抜けている間取りがおすすめです。
収納スペースを増やす
収納スペースは余分な家財や小物を入れられるため、スッキリとした印象を与えます。
ロフトは来客前に一時的に収納が可能となっていて、急な来客にも対応できる間取りです。また、ウォークインクローゼットのあるマンションなら衣類やアクセサリー、カバンなど身につけるものを1ヵ所にまとめて収納可能です。
マンションに収納可能な間取りがあることで、整理整頓が効率的に進められます。来客の機会が多い人は、収納スペースの有無を確認しましょう。
コミュニケーションが取りやすい設計
コミュニケーションがスムーズに図れる間取りを選ぶことで、家族団欒の時間が有意義に過ごせます。例えば、オープンキッチンやアイランドキッチンを設置しているマンションは調理中や片付け中も、スムーズにコミュニケーションが図れます。
コミュニケーションの機会を重視したい人は、導線が少ないキッチンや、天井が吹き抜けている間取りのマンションを選択するのもおすすめです。
おしゃれにしづらいマンションの間取りの特徴
おしゃれにしづらいマンションの間取りの特徴として、以下の3点が挙げられます。
- 廊下が長い・広い
- 日当たりが悪い
- 部屋が狭い
廊下が長い・広い
廊下の割合が多くなることで、リビングや各部屋の規模が縮小されます。通常の間取りは広くても、予想以上に開放感を失う可能性もあります。
マンション購入の際は間取りのみではなく、実際に廊下の広さまで確認するのが良いでしょう。リビングの雰囲気や外観以外の点にも目を向け、快適に過ごせるマンションを選びましょう。
日当たりが悪い
日当たりが悪いマンションは死刑を盛りやすく、洗濯物がきれいに乾きにくくなります。また、じめじめとした不快感を与え、心身ともに前向きに生活しにくい環境です。
日当たりが悪いマンションの特徴として、以下の5点が挙げられます。
日当たりが悪いマンションの特徴 | 特徴の詳細 |
---|---|
北向きの物件 | 北向きの物件は、年中自然光が差し込みにくい |
1階の物件 | 1階の物件は、他の建物の日陰になる可能性が高い |
隣の建物との距離が近い | 隣の建物に光を遮断される |
背の高い建物に囲まれている | 周囲の建物が高いため、太陽の光を遮断する。 |
窓が小さい・少ない | 窓が小さいため、家の中まで自然光が差し込まない |
長期的な住環境を検討している人は、日当たりの良さを事前に確認しましょう。
部屋が狭い
部屋が狭いマンションは圧迫感が生じて、おしゃれな空間を演出しにくくなります。おしゃれだと感じるためには、ある程度のゆとりが必要ですが、部屋が狭いとどうしても圧迫感が拭えないケースがあります。
おしゃれな住環境には、ある程度の広さが必要です。
まとめ
今回はマンションのおしゃれな間取り例や、間取りを活かすポイント、おしゃれにしづらい間取りの特徴を解説しました。
マンションの間取りや実例を事前に把握し、おしゃれな空間づくりのポイントや注意点を知ることで、理想的な住環境が実現できます。
この記事の内容を参考にしつつ、おしゃれなマンションを探したい人は、Housiiに登録してみてください。条件を登録いただくだけで、おすすめの物件の紹介を受けることができます。
おしゃれなマンションづくりのためのこだわりポイントにも対応していますので、ぜひ活用してみてください。