不動産の物件写真が重要な理由

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「不動産物件で問い合わせ数が増加する写真の撮り方がわからない」「不動産物件の良さを引き出せる写真を撮影するコツはあるのだろうか」、このようなお悩みを抱えている不動産業界のマーケティング担当者も少なくありません。

「明るい時間帯や晴れの日に撮影する」「目線の高さに合わせる」「水平と垂直の構図を意識する」など、ポイントを押さえることで綺麗な物件写真が撮影できます。

また、「建物の外観は青空の日に撮影する」「立ったまま玄関を撮影しない」など、撮影する場所ごとのコツをチェックすることで、反響を得られる物件写真を撮ることができます。

今回は物件写真の撮影が必要な場所、不動産写真を綺麗に撮影するポイントや撮影時の注意点などについてご紹介します。

【写真撮影の前にチェック】物件写真の撮影が必要な場所

以下の場所ごとに物件写真を撮影することで、保有している物件の魅力を最大限に伝えられます。

項目詳細
建物外建物の外観

ゴミ集積場

駐車場

周辺のコンビニやスーパー

エントランス

建物内玄関

キッチン

浴室

洗面所

脱衣所

トイレ

各部屋

クローゼット

ベランダ

ベランダの景色

 

物件の掲載写真が少ない場合は内見後にイメージしていた物件と異なると感じて、トラブルが発生する可能性もあります。

【基本編】不動産写真を綺麗に撮影するポイント

不動産写真を綺麗に撮影するには、以下5つのポイントを意識しましょう。

  • 「明るい時間帯」「晴れの日」に撮影する

物件写真は、晴れている日中の明るい時間帯に撮影しましょう。

「曇りの日や「夕方から夜の時間帯」は部屋に自然光が差し込まないため、通常より暗い印象を受ける写真になり、物件の成約数や問い合わせ数が下がりやすくなります。

また、カメラのフラッシュ機能は明るさが均一でなく不自然な輝きとなるため、全体的な写真の仕上がりが良くならないため、自然光で物件を撮影しましょう。

  • 目線の高さに合わせて撮影する

物件写真は、撮影者の目線の高さに合わせて撮影しましょう。

物件の成約者と同等の高さで物件を撮影することで、入居後にイメージとの認識のずれを感じにくいためです。

150cmから160cm程度の目線の高さに合わせて、物件を撮影することがポイントです。

  • 「水平」「垂直」の構図を意識する

物件写真を撮影する場合は、「床や天井と同じ水平」「壁や柱と同じ垂直」になる位置で撮影しましょう。撮影カメラには「グリッド」という機能が付いていて、カメラのプレビュー画面で水平や垂直の感覚を目で確認しながら調整できます。

撮影時はカメラのグリッド機能を有効にし、水平と垂直の間隔を意識しながら撮影しましょう。

  • 対角線の方向から撮影する

物件写真を対角線の方向から撮影することで、部屋広く見せることができます。対角線方向は奥行きが広くなるため、空間が広く感じられます。

  • 自然な色合いになるよう「明るさ」「コントラスト」を補正する

撮影する写真の明るさに合わせて、露出補正を活用しましょう。露出補正とは、カメラで明るさをコントロールする機能です。撮影時に明るすぎる場合は画質が白く映ることもあるため、露出補正をマイナスに設定します。

一方で、写真全体の印象が暗い場合は、露出補正をプラスに操作し、色合いを自然に近い状態に調整しながら撮影する必要があります。

【場所別編】不動産写真を綺麗に撮影するポイント

以下の場所ごとで、不動産写真を綺麗に撮影するポイントをご紹介します。

  • 建物の外観
  • 部屋の中
  • リビング
  • 玄関
  • キッチン
  • 洗面所・浴室
  • トイレ

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

建物の外観

物件の外観写真を撮影する際は、以下の点について意識しましょう。

  • 斜めから撮影し、奥行きや立体感を演出する
  • 「晴れの日」「日中」に撮影する
  • 青空の天候で撮影する
  • 植林や街路樹が周辺にある場合は、建物と一緒に映るようにアングルを工夫する
  • 周囲に道路があり、外観が狭くて斜めから撮影できない場合は、部屋全体を下から上に見上げるように撮影することで奥行き感を演出できる

正面から外観を撮影する場合は奥行きが感じられないため、物件が手狭な印象を与えやすくなります。また、逆光での撮影は建物が暗く映るため、順光で撮影することを心がけましょう。

リビング

リビングの撮影時は、太陽の自然光を取り込み撮影します。また、部屋の四隅の一角に立ち、対角線の方向から部屋を撮影しましょう。

部屋が長方形の間取りなら、短辺の方を背にして対角線の方向から撮影することで、奥行き感を演出できます。

玄関

玄関を撮影する場合は、以下の点を意識しましょう。

  • ドアの枠が映らないギリギリの入り口ドア付近で撮影する
  • しゃがみすぎない程度に座り、撮影の目線を高くしすぎない

立ったまま玄関を撮影する場合は写真が上から下へ傾斜するように映り、手狭な印象を与えやすくなります。

キッチン

キッチンを撮影する場合は、以下の点を意識しましょう。

  • 洗剤とタオルを持参し、汚れや水滴を撮影前に取り除く
  • 子供の目線の高さに合わせて、キッチンを撮影する
  • 壁や柱の縦と垂直に合わせて撮影する

また、シンクに照明が反射しない位置から撮影しましょう。

洗面所・浴室

洗面所や浴室を撮影する場合は、以下の点を意識しましょう。

  • 洗剤や雑巾を使用し、撮影前に残っている水滴や汚れを取り除く
  • 浴室の撮影時は中に入らず、ドアの外から撮影する
  • 浴室全体を撮影したい場合は、高い位置から全体を見下ろす感覚で撮影する
  • 洗面台を撮影する場合は、洗濯機置き場が映る角度で撮影する
  • 自然光が入る窓が設置されている物件なら、日中の明るい時間帯に撮影する

写真が暗い場合は露出補正の機能をプラスにして、明るめに撮影してみましょう。

トイレ

トイレを撮影する場合は、以下の点を意識しましょう。

  • 便器の汚れが気になる場合は、撮影前に清掃する
  • 撮影時は便器の蓋を閉める
  • トイレは狭いため、ドアがカメラに映らないギリギリのところまで引いた状態で撮影する
  • トイレが狭くて撮影が難しい場合は、真上からトイレの便器を撮影する

室内が狭くて写真が暗くなる場合は、露出補正の機能を活用しましょう。

不動産写真を撮影する際の注意点

不動産写真を撮影する際には、以下の4点に留意しましょう。

  • 撮影前の準備を徹底する

物件写真の撮影前は、部屋内の徹底的な掃除や整理整頓を行いましょう。不要なものや細かなホコリが散乱した状態の物件もあるため、周囲を確認しながら、部屋内をクリーンな状態に整えてから物件を撮影しましょう。

また、撮影時はカーテンや窓を開けて、自然光を取り入れた部屋全体を明るくします。他には、カメラのバッテリー残量を確認することも大切です。

  • 同じ場所を複数のアングルから撮影する

同じ物件写真を複数のアングルから撮影することで、一番良いカメラの撮影ポイントを客観的にチェックできます。全体像を捉える広角での撮影や細部を撮影できるクローズアップショットなど、様々な角度から物件を撮影しましょう。

  • 物件写真の撮影は複数人で行う

物件写真の撮影を複数人で行うことで、撮影の仕方や目線の高さが異なるため、受ける印象が異なります。写真の撮影する際に気づかない独特の癖なども、写真撮影に表れるケースがあります。

物件の写真撮影は1人の社員に専念させるのではなく、複数人で撮影した写真を比較検討する姿勢も大切です。

  • 重要な撮影ポイントをチェックリスト化する

物件の写真撮影では撮影時の必要項目を書き出したチェックリストを作成し、チェックリストを見ながら写真撮影を進めましょう。写真撮影で重要視するポイントを把握していても、撮影時に失念する可能性もあります。

撮影場所ごとにチェックポイントをまとめ、レ点で確認事項を読みながら撮影を進めることで、魅力的な写真を撮ることができます。