新卒でもマンションを購入できる年収は?メリット・デメリットも解説

新卒でもマンションを購入できる年収は?メリット・デメリットも解説

定職について安定した収入が得られるようになる新入社員の時期は、マンションの購入を検討しはじめる最適なタイミングです。マンション購入を決意する理由はさまざまですが、「将来に備えて早めに資産を形成したい」「家賃がもったいないから賃貸物件に住むのを辞やめたい」と考える若い人は少なくありません。

この記事では、新卒でマンション購入を検討している人に向けて、購入できる年収の目安や特徴、注意点について解説します。後悔のないマイホーム取得のために、マンションの選び方や注意点についてしっかりと理解しておきましょう。

\家が欲しいと思ったらまずやること/

「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。

Housiiの3つのメリット
Housiiの3つのメリット
Housii(ハウシー) Housii(ハウシー) ▼こんな人におすすめ
  • 営業マンと対面するのが苦手な方
  • 条件にピッタリの物件が見つからない方
  • 未公開物件に一番手で申し込みたい方

条件登録だけであなたに
ぴったりの物件を受け取る

STEP1
STEP2
STEP3
STEP4
STEP5

完全無料

新卒でマンション購入できる?

新卒の人のなかには、そもそも就職したばかりの状態でマンションが購入できるのかどうかについて、疑問に思っている人もいるかもしれません。

平成30年度に国土交通省が発表した「住宅市場動向調査報告書」によれば、30代未満でマンションを購入している人の割合は新築物件で5.3%、中古物件で6.2%いることがわかっています。[注1]20代でマイホームを取得している人は少なくなく、年齢に限らず条件さえ満たせればマンションは購入できることがわかるでしょう。

ただし、新卒でマンションを購入するときは住宅ローンの審査が厳しくなる可能性が高いです。住宅ローンの審査では年収や勤続年数などが見られており、入社したばかりの新卒者は年収が低くて勤続年数が基準を満たしていないケースが多いためです。そのため、希望する金額の借り入れができない可能性があることは理解しておく必要があります。

住宅ローンの借り入れや審査について知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

家が欲しいと思ったらまずやること

「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。

Housii(ハウシー) Housii(ハウシー) ▼こんな人におすすめ
  • 営業マンと対面するのが苦手な方
  • 条件にピッタリの物件が見つからない方
  • 未公開物件に一番手で申し込みたい方

新卒でマンションを購入する際の年収目安とは

新卒がマンションを購入するときは、年収が非常に大切なキーワードになってきます。住宅ローンを利用するときは、年収をもとに融資の可否や金額が決定されるためです。

それでは、一体いくらくらいの年収があればマンションを購入できるのでしょうか。ここでは、マンション購入に必要な年収目安を紹介します。

年収に合わせて物件価格を決めることが大切

実は、「年収が〇〇万円であれば住宅ローンを借りられる」という明確な基準はありません。なぜなら住宅ローンの審査は、年収だけではなく返済額が年収に占める割合を示す「返済負担率」が重要視されるためです。

年収負担率の基準は金融機関によって異なりますが、フラット35では年収400未満の場合は年収負担率30%、年収400万円以上の場合は年収負担率35%までの融資を受けられます。

つまり年収300万円の場合は、年間の返済が30%に当たる90万円、年収400万円の場合は35%に当たる140万円までに収まる金額までであれば、融資を受けられるというわけです。[注1]このように年収に合った物件価格であれば、住宅ローンを利用してマンションを購入することはできます。

ただし、入社したばかりで年収があまりにも低い場合は、年収が上がるまで待ったほうが安心です。「いくら以上がいい」という明確な基準はありませんが、返済しながらある程度貯蓄できる年収にならないと、将来的に住宅ローン破産に陥るおそれがあるため注意しましょう。

マンション購入時の年収について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

年収別の住宅ローン借入額目安

前項では、年収に見合った物件であればマンションを購入できると説明しました。そのため、年収ごとに購入できるマンションの価格はいくらくらいなのか気になっている人も多いことでしょう。

先ほど説明した返済負担率は、あくまで融資を受けられる上限額です。上限いっぱい融資を受けると生活が苦しくなるケースが多いため、無理のない返済を目指すなら返済負担率は20%以下、どれほど高くても25%以下に収めることが望ましいです。

以下に年収別の融資額目安をまとめたので、マンションを選ぶときはぜひ参考にしてみてください。

年収返済負担率20%返済負担率25%返済負担率30%
250万円1,339万円(月々4.1万円)1,698万円(月々5.2万円)2,057万円(月々6.3万円)
300万円1,633万円(月々5万円)2,057万円(月々6.3万円)2,449万円(月々7.5万円)
350万円1,894万円(月々5.8万円)2,384万円(月々7.3万円)2,874万円(月々8.8万円)
400万円2,188万円(月々6.7万円)2,710万円(月々8.3万円)3,266万円(月々10万円)
450万円2,449万円(月々7.5万円)3,070万円(月々9.4万円)3,690万円(月々11.3万円)
500万円2,710万円(月々8.3万円)3,396万円(月々10.4万円)4,082万円(月々12.5万円)

※元利均等返済・固定金利1.5%、35年ボーナス払いなしの場合

まとまった頭金を用意できる場合は、上記の金額に頭金を含めた物件まで検討することが可能です。表はあくまで目安の金額を示したものなので、将来のライフプランや家族構成、居住エリアなどに合わせて自分に最適な金額を見極めましょう。

住宅ローンと年収の関係性について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

家が欲しいと思ったらまずやること

「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。

Housii(ハウシー) Housii(ハウシー) ▼こんな人におすすめ
  • 営業マンと対面するのが苦手な方
  • 条件にピッタリの物件が見つからない方
  • 未公開物件に一番手で申し込みたい方
家をお持ちで、「家を売って理想の住まいが手に入るか知りたい」という方は、不動産会社に査定依頼をして家がいくらで売れそうか把握しておきましょう。
利用者数No.1の一括査定サイト「イエウール」なら、いつでもどこでもわずか60秒の情報入力で依頼が完了します!

新卒でマンションを購入するメリット

「マイホームの取得は早いほうがいい」と言われることがあるように、新卒でマンションを購入することには多くのメリットがあります。この章では、新卒者がマンションを購入するメリットについて詳しく説明します。

将来的に住宅ローンの返済が楽になる

新卒の時点でマンションを購入しておくと、後々のローン返済が楽になります。年収が低い時点を基準にして借り入れをするため、今後昇進や昇給で年収が上がれば、返済負担率はどんどん下がっていきます。出産を迎える頃には年収負担率が20%を下回り、余裕をもって教育資金などが確保できるようになるかもしれません。

もちろん、昇進や昇給、ライフイベントは予想できるものではありません。しかし、年収の伸びしろが大きい新卒のうちにマンションを購入しておくと、将来の負担を大幅に減らせる可能性が高いのです。

住宅ローンを早く完済できる

新卒でマンションを購入すれば、住宅ローンの完済時期を早めることが可能です。たとえば25歳で住宅ローンを組んだ場合、35年ローンを組んでも60歳までに完済できます。定年退職前に返済が終わるため、安心して老後の生活を迎えられるでしょう。

また借入可能期間が長くなるため、同じ金額の融資を受けても月々の返済額を抑えられます。もちろん、長い期間融資を受ければ利息が増えることにはなりますが、収支に合わせて繰り上げ返済をすることで利息の支払いを抑えることが可能です。自分のペースで返済しやすくなるため、思いがけないライフイベントが発生しても対応しやすくなります。

健康なうちに住宅ローンを組める

また、健康なうちに住宅ローンを組めることも、新卒のうちにマンションを購入するメリットです。年齢を重ねれば、誰でも病気や怪我のリスクは増加していきます。住宅ローンの審査では健康状態も見られているため、高齢になると審査に影響する恐れがあるのです。

また、健康であれば団体信用生命保険(団信)に加入しやすくなります。団信とは、債務者が死亡したり重度の障害を負ったりしたとき、保険金で残債が弁済される仕組みの生命保険です。

社会人になって独立したことをキッカケに、自分や将来の家族のために生命保険に加入する人は非常に多いでしょう。マンションを購入すれば団信に加入できるため、今後の備えのためにマイホームを取得しておくというのも一つの手です。

資産形成ができる

さらに、若いうちに資産形成ができるというのも、新卒でマンションを購入するメリットです。

どれほど家賃を支払っても資産が残らない賃貸物件とは異なり、分譲マンションはローンを完済すれば手元に資産が残ります。売却したり賃貸に出したりして現金化することも可能なため、将来の選択肢を増やすことにつながるのです。

 

家が欲しいと思ったらまずやること

「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。

Housii(ハウシー) Housii(ハウシー) ▼こんな人におすすめ
  • 営業マンと対面するのが苦手な方
  • 条件にピッタリの物件が見つからない方
  • 未公開物件に一番手で申し込みたい方

新卒でマンションを購入するデメリット

新卒でマンションを購入することにはメリットが多いですが、反対にデメリットも存在しているため注意が必要です。場合によっては賃貸のほうが向いているケースもあるため、ここでしっかりとデメリットについて理解しておきましょう。

住宅ローンの審査で不利になることがある

新卒者は、住宅ローンの審査で不利になります。なぜなら、住宅ローンの審査では年収と勤続年数が見られるためです。

ただし、住宅ローンの審査基準は金融機関によって異なり、フラット35のようにそもそも勤続年数の条件を設けていないケースもあります。また先述したように、年収に見合った借入額であれば融資を受けられる可能性が高いです。頭金をある程度用意できれば、支払い能力をアピールできて審査が有利に進められる場合もあります。

金融機関によって審査内容はさまざまなので、複数の住宅ローン商品で審査を受けてみることを推奨します。

ライフステージの変化に対応しにくい

新卒世代の人は、これからまだまだライフスタイルが変化していきます。転勤を言い渡されて引っ越すことになるかもしれませんし、結婚や出産でマンションが手狭になるかもしれません。今の企業が合わず、退職することも考えられます。

マンションを購入していると、こういったライフステージの変化に対応しにくくなります。将来を見据えて広めのマンションを購入する、資産価値が高い物件やコンパクトな物件を購入して住み替えに備えるなど、物件選びの際は工夫が必要です。

 

家が欲しいと思ったらまずやること

「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。

Housii(ハウシー) Housii(ハウシー) ▼こんな人におすすめ
  • 営業マンと対面するのが苦手な方
  • 条件にピッタリの物件が見つからない方
  • 未公開物件に一番手で申し込みたい方

新卒でマンションを購入するなら新築・中古どっち?

新卒でマンションを購入するとき、頭を悩ませるのが「新築と中古のどちらがいいか」という問題です。もちろん希望するマンションを購入することが一番ですが、新卒で購入するなら中古マンションのほうがおすすめです。

新築マンションは価格が高いうえに、入居者が入った時点で価値が2~3割ほど落ちてしまいます。つまり、資産価値が下がりやすいというデメリットがあるのです。

中古マンションは価格が安いうえに、駅チカや人気エリアなどの好条件な物件も選択肢に入れられます。したがって、安く便利な物件を手に入れるなら中古マンションが狙い目なのです。

新築マンションはきれいで設備も最新というメリットもありますが、中古マンションであってもリノベーションで内装を一新したり使いやすい設備を導入したりすることが可能です。安く物件を購入してリノベーションにお金をかければ、より理想的な住まいが手に入れられます。

新築か中古かどっちか迷っている方はこちらの記事もご覧ください。

家が欲しいと思ったらまずやること

「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。

Housii(ハウシー) Housii(ハウシー) ▼こんな人におすすめ
  • 営業マンと対面するのが苦手な方
  • 条件にピッタリの物件が見つからない方
  • 未公開物件に一番手で申し込みたい方

新卒でマンションを購入する際の注意点

最後に、新卒でマンションを購入する際の注意点について紹介します。せっかくのマイホーム取得で後悔することがないよう、しっかりと目を通しておきましょう。

長期的な視点で資金計画を立てる

マンションを購入するときは、長期的な視点で資金計画を立てることが肝心です。将来の結婚資金や教育資金、親の介護資金や老後の生活費などを確保しつつ、無理なく購入できるマンションを見極めることを意識しましょう。

また、マンションを購入するときにかかるのは物件価格だけではありません。物件の購入時にはマンション価格の3~5%(中古は6~10%)の諸費用のほか、物件価格の10~20%の頭金が必要になります。さらに、入居後は月2~3万円の管理費と修繕管理金、年間10万円前後の固定資産税がかかり続けます。

このように、マンション購入時と入居後にかかる費用をしっかりと踏まえたうえで、物件価格の決定や返済計画を立てなくてはいけません。マンション購入は「住宅ローンを組めたら終わり」ではなく、その先数十年支払いが続くことになるため、今後の生活を踏まえて資金計画を立てましょう。

現在抱えている負債を精算しておく

マンション購入を検討している人のなかには、カードローンや車のローンなどを支払っている人もいるかもしれません。マンションを購入する際は、こういった負債をすべて精算しておく必要があります。

住宅ローンの審査で重要視される返済負担率には、融資を受けたい金額だけではなく、今抱えている負債の金額も含まれます。たとえば現在車のローンを毎月3万円支払っている場合、この3万円と住宅ローンの返済額を合算した金額が、返済負担率の基準以内に収まっている必要があるのです。

ほかの負債があれば、それだけ住宅ローンの融資額が減ってしまいますし、審査も厳しくなります。あらかじめ全額返済しておくことが望ましいですが、できない場合は繰り上げ返済で少しでも借入額を減らしておくことが重要です。

 

家が欲しいと思ったらまずやること

「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。

Housii(ハウシー) Housii(ハウシー) ▼こんな人におすすめ
  • 営業マンと対面するのが苦手な方
  • 条件にピッタリの物件が見つからない方
  • 未公開物件に一番手で申し込みたい方

新卒のマンション購入は人生計画が重要

新卒の人であっても、年収に見合った価格のマンションであれば購入が可能ですし、住宅ローンを組むこともできます。ただし、金融機関によっては年収や勤続年数で審査が不利になることがあるため、頭金を多めに用意したり審査が柔軟な金融機関を利用したりすることが大切です。

これからまだまだライフステージの変化が予想される新卒者は、将来を見越して計画的に住宅を選ぶことがコツです。そのためには、信頼できる家探しのパートナーを見つけることが必須です。

不動産会社を選ぶ時は、これまでの仲介実績を比較して選ぶことが重要です。

というのも、仲介実績が多く経験豊富な不動産会社だからこそ、場合によっては中古マンションの値引き交渉なども積極的に行っているケースが多く、選んだ不動産会社によっていくらで購入するかどうか変わる可能性もあるからです。

仲介実績や物件提案の質で不動産会社を選ぶなら、Housii(ハウシー)がおすすめです。Housiiなら仲介実績と未公開を含む物件提案の質で複数の不動産会社を比較して選べます。匿名で登録できるので、電話営業される心配もありません。

経験豊富な不動産会社を味方につけて、物件購入を有利に進めませんか。

家が欲しいと思ったらまずやること

「そろそろ家が欲しいかも…」と思ったら、まずはHousii(ハウシー)に登録してみませんか。複数の不動産会社が未公開を含むあなたにピッタリの物件を紹介してくれます。匿名登録なので、気になる物件が見つかるまで不動産会社に会わなくてOK。急かされずに、自分のペースで家を探せます。

Housii(ハウシー) Housii(ハウシー) ▼こんな人におすすめ
  • 営業マンと対面するのが苦手な方
  • 条件にピッタリの物件が見つからない方
  • 未公開物件に一番手で申し込みたい方

[注1]フラット35|10月よりフラット35のご利用条件を簡素化します(【フラット35】(保証型)も同様に簡素化します)

[注2]国土交通省|平成30年度 住宅市場動向調査報告書

営業電話0。プロからの物件提案をもらう