和歌山県全域
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※ これらのデータは、国土交通省の不動産取引価格情報を基に表示しています。
和歌山県は県南部に山岳地帯が広がっており、全域的に自然が多く見られる県です。2015年5月時点での推計人口は約96万人、面積は約4,724平方キロメートル(2015年7月現在)とされており、1平方キロメートルあたりの人口密度は204人となっています。和歌山県の人口推移を見てみると、1995年から2015年現在にかけて、減少傾向が続いています。1995年には約108万人の人口を有していましたが、大阪府や京都府などへの人口の流出が見られ、2015年7月現在では100万人を下回りました。県庁所在地である和歌山市においても、1980年頃から人口の減少傾向が続いています。和歌山県では人口の約40%が和歌山市に集中しており、同市は県内のプライメイトシティ(一極集中型都市)となっています。
和歌山県の一戸建て物件の成約件数は、2013年には落ち込んでいましたが、2014年初頭から増加傾向が見られるようになりました。平均坪単価を見てみると、2014年のデータでは164,443円となっています。2013年から2014年にかけては2.52%下落しており、1992年から23年連続の下落となりました。全域的に地価の下落傾向が見られる和歌山県ですが、有田郡広川町については2013年から2014年にかけて6%ほど地価が上昇しています。また、和歌山市・田辺市の一部地域でも、8%以上の地価上昇が確認されています。
和歌山県では全域的に地価の下落傾向が見られますが、2014年から2015年にかけては公示地価・基準地価の下落幅が小さくなると予想されています。また、不動産取引価格については2013年から2014年にかけて上昇傾向が見られたため、今後一戸建て物件の売却額・査定額が上昇する可能性は考えられるでしょう。ただし、有田郡や東牟婁郡などの郊外では、2013年から2014年にかけて地価が大きく下落しているエリアも見られます。郊外の一戸建て物件については、地価が下がりきる前に売却する選択肢も考えておくことが望ましいでしょう。和歌山市については、今後も地価の下落がある程度続くと見られています。人口流出に歯止めがかからない限りは、地価が上昇傾向に移ることは難しいでしょう。
和歌山県の中古一戸建ての間取りは、2LDKや4LDKなどがあります。相場価格は500万円未満の物から高くても約4000万円ほどとなっています。有田郡有田川町の相場価格が比較的安く、380万円から1280万円となっていて、中心部の和歌山市の相場価格は、約1000万円から2000万円で海南市とほとんど差はありません。
関西地区で一戸建てを探す時、騒々しくなくて静かに暮らせるところを探すのはとても難しいものです。ですから、自然も豊かで暮らしやすい和歌山県の中古一戸建てが注目です。和歌山県は海も綺麗なので、アウトドアが好きな家族にも最適です。田舎過ぎでもないので、生活に不便のない中古一戸建てを見つけるにもいいでしょう。
※売却件数が少ない年度は空白になっております
全国の空き家率と比較してみたよ!地域によっても空き家率は変わるんだよ!
次に、和歌山県で一戸建ての売却を検討されている方向けに、実際の取引価格から相場を解説します。
不動産の価格に大きな影響を与えるものは、「土地面積」「建物の延床面積」「築年数」「最寄駅からの距離」の4つです。したがって、ここではこの4つの切り口で、「〇〇が同じ家なら、いくらで売れることが多かったか」、という傾向を見てみましょう。
※ボタンをクリックして、切り口を変えてみて下さい。
220m²超 | 22 | 21 | 18 | 9 | 3 | 5 | 4 | 1 | 4 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
〜220m² | 3 | 3 | 3 | 3 | 1 | |||||||
〜200m² | 8 | 4 | 8 | 5 | 2 | 1 | ||||||
〜180m² | 10 | 7 | 11 | 9 | 10 | |||||||
〜160m² | 14 | 7 | 13 | 4 | 5 | 1 | ||||||
〜140m² | 13 | 8 | 18 | 9 | 1 | 1 | ||||||
〜120m² | 15 | 19 | 10 | 3 | ||||||||
〜100m² | 17 | 1 | 2 | 2 | ||||||||
〜80m² | 11 | |||||||||||
〜60m² | 3 | 1 | ||||||||||
〜500
万円 | 〜1,000
万円 | 〜2,000
万円 | 〜3,000
万円 | 〜4,000
万円 | 〜5,000
万円 | 〜6,000
万円 | 〜7,000
万円 | 〜8,000
万円 | 〜9,000
万円 | 〜1億円 | 1億円超 |
※表示されている件数は、2018年第2四半期から2019年第1四半期までの和歌山県における一戸建ての取引件数です。
※これらのデータは、国土交通省の不動産取引価格情報を基に表示しています。
では、地元での一戸建て売却の市況から解説します。
国交省の「都道府県地価調査」によれば、和歌山の住宅地の価格の前年比の変動率は、2016年は-2.0%、2017年は-1.6%でした。
つまり、住宅地の価格はこの3年では下がり続けています。
また、和歌山での一戸建ての価格を世帯数・空き家率からみていきましょう。
つまり、今後の市況は、大まかな傾向としては空き家は減るものの、需要(世帯数)も減るので、売りやすい状況とは言えませんと言えるのではないでしょうか。
次に、和歌山での不動産会社の見つけやすさを見ていきます。
和歌山の世帯数は2015年に37.6万世帯でした。また、2014年時点での不動産会社の店舗(事業所)数は326店舗ですので、1万世帯あたりの不動産会社の店舗数はだいたい9店舗/万世帯といえます。
これは全国では40位で、この地域は売却を任せられる不動産会社の候補を探し出すだけで大変と言えます。
とはいえ、不動産会社が余っていても、不足していても、一戸建て売却に成功するには、能力の高い不動産会社を見つけることが重要です。
このページでどのような不動産会社がいるかをざっくり理解した上で、イエウールの不動産一括査定で、相談できる不動産会社を見つけておくことがおすすめです。
(出典:都道府県地価調査、住宅土地統計調査、経済センサス、国立社会保障・人口問題研究所の世帯数予測をもとに、イエウール編集部にて作成)
不動産会社を選んだ決め手は何?
和歌山県で一戸建ての売却を検討した時、最初はやはり大手の不動産の方が知名度があるからいいかなと思って依頼しました。しかし、物件が田舎だったせいか、なかなか決まらなかったため、今度は地元の不動産にしてみました。地元の利で、このあたりの相場や周囲の環境に関する情報を知っていたためか、3ケ月目になんとか売却が決まりました。駅前の土地を売却した知人は、大手さんで話が決まったと言っていましたので、場所にもよるかもしれません。今回は地元の不動産でよかったと思います。
和歌山県に住んでいますが家族の都合で大阪に引っ越すことになりました。大阪で新たに住まいを購入するには今の一戸建ての住宅を売却しないと予算的に無理があります。そのため、不動産屋に相談し、近隣の相場を教えてもらいました。過去の実績の資料を基に説明してくれましたので説得力があり納得しました。思っていた金額と少し違いましたが、営業の方の説明を十分理解できていましたので、後から後悔することもなく満足できる取引でした。
和歌山県の一戸建てを売却した理由は、遠方に住む子供夫婦との同居が決まった事です。売却時の相場はどのくらいかなどという事はこれまで考えた事がありませんでしたが、不動産会社で査定をしていただいた所、結構な高値がつく事が判明しました。不動産業者は敷居が高い印象がありましたが、スタッフの方は皆親切で分からない事についてもきちんと説明をして頂きました。築年数がかなり経過しているため、購入者はリフォームをした方が良いとの事ですが、広さは十分なので確実に売却できるだろうという言葉をいただきとても安心しました。
和歌山県の一戸建て売却の相場はだいたい分かったけれど、売却の費用が気になる方もいると思います。そこで、このページでは和歌山県の一戸建て売却でかかる税金・諸費用などの要点も解説します。一戸建て売却では、約10種類の費用がかかってきます。
項目 | 費用の目安 | 金額の大きさ |
---|---|---|
仲介手数料 | (売却額×3%)+ 6万円 + 消費税 | ★★★ |
印紙税 | 1,000円〜6万円 ※売却金額により異なる。 | ★★ |
抵当権抹消費用 | 司法書士へ依頼するとして5,000円~2万円程 | ★ |
ローンを一括返済するための費用 | 一括繰り上げ返済にかかる金融機関への手数料1万円~3万円 | ★ |
譲渡所得税・住民税・復興特別所得税 | 売却した年の1月1日での保有期間によって異なる 保有期間が5年以下なら譲渡所得の39.63% 保有期間が5年超なら譲渡所得の20.315% | ★★★ |
その他費用 | ※費用項目より異なる。 | ー |
費用の中でも特に大きいのが「仲介手数料」と「譲渡所得税・住民税」です。
仲介手数料の金額は、法律で上限金額が決まっています。
売却価格 | 仲介手数料(税抜) | 消費税8% 仲介手数料(税込) | 消費税10% 仲介手数料(税込) |
---|---|---|---|
1,000万円の場合 | 36万円 | 38万8,800円 | 39万6,000円 |
3,000万円の場合 | 96万円 | 103万6,800円 | 105万6,000円 |
5,000万円の場合 | 156万円 | 168万4,800円 | 171万6,000円 |
1億円の場合 | 306万円 | 330万4,800円 | 336万6,000円 |
売却金額が高くなるほど税率が下がります。売却金額が400万円異常の場合は、税金額は「3%+6万円+消費税」です。買い手と売買契約を結んだ時点で半額、引き渡し時点で残額をお支払いするという形が一般的です。
譲渡所得税・住民税は、売却代金から購入費用を除いた金額に対してかけられます。税率は、売却した年の1月1日での保有期間に応じて変わります。
所得税や住民税が課税される対象である課税譲渡所得は、下記の計算式で算定されます。
項目 | 所有期間 | 所得税 | 住民税 | 復興特別所得税 |
---|---|---|---|---|
短期譲渡所得 | 5年以下の場合 | 30% | 9% | 0.63% |
長期譲渡所得 | 5年超の場合 | 15% | 5% | 0.315% |
譲渡所得税・住民税について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
リフォームには100万円以上の金額が必要な場合もあります。但し、安易なリフォームは結果として損をしてしまうこともあり、慎重な判断が必要です。リフォームをしたからと言って、その金額だけ値段が上がらないこともあります。リフォーム以外にも不動産を綺麗に見せる方法もありますので、詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
一戸建てや土地を売却する場合、隣の土地との境界が決まっていない場合があります。そんな時に、「売却する不動産はここまで」と明確にするために、測量をするのです。規模によりますが、測量費用は30~80万円程度が相場と言われています。詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
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