住宅購入を検討しているものの、様々なしがらみから家を買う踏ん切りが付けられない!とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、
- 家を買う踏ん切りがつかない3つの理由
- 家を買う踏ん切りがつかない時の3つの対処法
- 家を買う踏ん切りをつけられた人の体験談
このような内容について解説していきます。ぜひご活用ください。
家を買う踏ん切りがつかない3つの理由
家を買う踏ん切りがつかない理由として、よく挙げられるものは以下の3つです。
- ローンを返していけるか不安だから
- もっと良い土地や物件が出てくると思うから
- 良い物件・土地かどうかを判断できないから
それぞれ詳しく解説していきます。
ローンを返していけるか不安だから
家を買う踏ん切りがつかない理由の1つ目は「ローンを返していけるか不安だから」です。
総務省統計局が行った家計調査によると、勤労者世帯のうち住宅ローンのある世帯の割合は41.8%であることがわかっています。2020年度の調査ではフラット35利用者の年収に対する住宅購入費用の倍率は5.5倍~7.4倍であることがわかっています。
参考:2020年度 フラット35利用者調査|住宅金融支援機構
住宅購入は人生最大の買い物と言われるように、家を買うということは年収の何倍もの大金を数十年をかけて返済していくということなのです。今の収入やライフスタイルでは大丈夫でも10年20年後に今の生活を保てているとは限りません。そのため、多くの人が住宅ローンを返しきれるか不安になり、家を買うのを躊躇してしまうのです。
もっとい物件や土地が出てくると思うから
もう少し粘ればもっと良い条件の物件や土地が出てくるのでは?と思い購入を先送りにしてしまう、というのもタイミングを逃してしまう1つのパターンです。
「不動産は生もの」ともいわれるように、希望条件にぴったり合う土地や物件というのはめったに出てくるものではありませんし、条件の良い土地や物件はすぐに売れてしまいます。
つまり、不動産探しは決断のスピード感が命。おおむね納得できると思ったら迷わず購入するくらいの思い切りが必要です。
良い物件・土地かどうかを判断できないから
「良い物件・土地かどうかを判断できないから」というのも、家を買う踏ん切りがつかない理由の1つです。
良い家か、良い土地かを厳密に見極めるためには、多くの専門的知識が必要になります。例えば、家の居住性や資産価値についての知識、住宅ローン、住宅購入支援制度について、さらに間取りや設備についての知識が挙げられます。
しかし、不動産に関する理解を深めようと思うと終わりがないのも事実です。完璧に知識を付けてから判断しようとはせず、ある程度の妥協は必要になるでしょう。
家を買う踏ん切りがつかない時の3つの対処法
家を買う踏ん切りがどうしてもつかない!という場合には、以下の3つの対処法を参考にしてください。
- 資金計画を立ててみる
- ブログでマイホーム購入の知識をつける
- 他の購入者が後悔したポイントを押さえておく
それぞれ詳しく解説していきます。
資金計画を立ててみる
資金計画をしっかりと立ててみることで、お金や住宅ローンに関わる不安を解消することができ、家を買う踏ん切りをつけやすくなります。
つまり、お金周りについて正確に理解できていないことが不安になってしまう原因。そこを解消することが狙いです。
住宅ローンについては、
- 年間の返済額が世帯年収の25%以内に収まるようにすること
- 家の購入金額が世帯年収の5~7倍になるようにすること
これらの考え方が基本になります。
ただし、家を買う時にかかるお金は住宅ローンの返済だけではなく、頭金や諸費用、購入後の維持費なども含めて資金計画を立てる必要があります。住宅ローン控除等も含めると独力のみでの資金計画はなかなか骨が折れるものです。
そこで、ファイナンシャルプランナーに相談してみるというのも1つの手です。ファイナンシャルプランナーというと、保険関係のイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、住宅ローンや家の購入についての相談も可能です。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
住宅ローン相談をするFPの探し方は?おすすめの無料相談も紹介!
ブログで住宅購入についての知識を付ける
物件を決められない理由として「住宅購入についての知識が足りない」というものがあります。
印象としては良いものの、物件や土地の選び方についての知識が少ないために、どこかに落とし穴があるのではないか、と心配になってしまい決められないというパターンです。
不動産知識を付けようと思うと際限がないため、ある程度の妥協は必要ですが、最低限の知識はあった方が決断しやすく、またよりよい選択ができる可能性が上がるのは確かです。
下記にマイホーム購入時にぜひ参考にしてほしいブログを3つご紹介します。
プロ目線の家づくりについて理解を深めたい方は、、
写真多め、体験談ベースで家づくりについて知りたい方は、、
マンションの間取りについて見る目を養いたい方は、、
他の購入者が後悔・失敗したポイントを押さえておく
家を買う踏ん切りがつかない理由の1つとして「買ってから後悔したくない」という気持ちが挙げられます。
そこで、住宅購入者の先人たちが後悔・失敗したポイントについて把握しておき、徹底的に対策をするという手もおすすめです。
家を買った人の失敗談が見られるサイトとしては、住まいサーフィンの実録! マンション・一戸建て購入のしくじり体験談があります。
また、不動産会社選びで失敗したくない方は、おうちの語り部を活用して不動産会社の評判を集めるという方法がおすすめです。
家を買う踏ん切りをつけられた人の体験談
最後に家を買う踏ん切りをつけられた人の体験談を、いくつかご紹介したいと思います。
家を買う踏ん切りをつけられた人の体験談①
気持ちすんごくわかります!今ちょうど家の購入手続きを進めているところです。
来週ローン契約で月末引渡しですが、ここまできてもこれで本当によかったのか??!と不安になっています^^;
自分を納得させるために…
このまま賃貸に住み続けても何も残らないしなー
いままでこの借家に数百万家賃払ってるのかー
ローンだったらその分返済済みなるのにー
あれー知らないうちにこんなとこにキズが…
自分家だったらほっとけばいいけど借家だとそうはいかないし。。
借家だとこんな心配し続けなきゃならんしなー
って、持ち家のデメリットを考えるより賃貸のデメリットを挙げて
早く買った方がいいんだ!買ってよかったんだ!!と思い込むことにしてマス。
この方は家を買う踏ん切りをつけるために、住宅購入のデメリットばかりに注目するのではなく、賃貸のデメリットに着目することで、購入手続きに踏み切ることができたようですね。
反対に、住宅購入のメリットを洗い出したり、調べてみるという方法も効果があるかもしれません。
家を買う踏ん切りをつけられた人の体験談②
お気持ちよくわかります。私も家は欲しいと思っているし、買うつもりですがいろいろ考えてしまって気分がブルーになってしまいます。ハウスメーカーから電話がきたり、せかされたりすると、買わなきゃいけない気がしてどよーんとしてしまうことも。家を買うのに夢があって、ウキウキワクワクの人が羨ましいです。
家を買った友人に「思い切って買わなきゃ買えないよ~」と言われ確かにその通りだと思ったり、旦那さんに何かあった時はローンなしで家が残る方がいいと思います。気持ちの切り替えは難しいですが、お友達のお家を見せてもらったりすると、私も買っちゃおうかな~と思いますよ。お子さんがいれば綺麗なお家を喜んでくれるし、御両親も安心するのではないでしょうか。
賃貸でも、持ち家でもお金はかかりますしね。 たくさん悩んですっきりとした気持ちでお家が買えるように私も頑張ります。
こちらの方は、ハウスメーカーとのやり取りによって気分が落ち込むこともあったようですが、友人の家を見させてもらうことで家を買いたいという気持ちが戻ったようですね。
家を買った後の実際の生活をイメージすることで、気分が上がることもありますので、体験談の方のように知り合いの家を見させてもらったり、住宅展示会に足を運んでみるのもおすすめです。
家を買う踏ん切りをつけて後悔しない住み替えを
家を買う踏ん切りがつかない理由として、よく挙げられるものは以下の3つです。
- ローンを返していけるか不安だから
- もっと良い土地や物件が出てくると思うから
- 良い物件・土地かどうかを判断できないから
どうしても踏ん切りが付けられないという場合には、以下の3つの対処法をお試しください。
- 資金計画を立ててみる
- ブログでマイホーム購入の知識をつける
- 他の購入者が後悔したポイントを押さえておく
また、家を買おうと考えている方の中には、
- 物件が多すぎてどれを選んだらいいのかわからない
- 不動産会社に連絡したら電話営業されそうで嫌だ
- 自分の個人情報が不動産会社に知られたら営業されそう
という悩みを抱えている方も少なくないのではないでしょうか。一度条件を入力すると複数の不動産会社があなたにピッタリの物件提案をしてくれるHousii(ハウシー)なら、
- 匿名で利用出来て、連絡先の公開範囲は自分で設定できる
- 一度入力した条件にマッチした物件情報が不動産会社からメールで届く
- チャットでは条件や金額についても相談することもできる
そして何より、Housiiには不動産ポータルサイトには載っておらず、市場に出ていない「未公開物件」を含む物件提案を受け取ることができます。
その理由は、日本最大級※の不動産売却プラットフォームのイエウールと同じ会社が運営しているため、不動産会社がポータルサイトに出す前の不動産情報を公開しているからです。
「悩んでいたらライバルに先を越されてしまった」という方も少なくない家探し。それでも不動産会社から急かされずに自分のペースで選びたい、という人はぜひHousiiを利用してみてはいかがでしょうか。