福島県全域
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※ これらのデータは、国土交通省の不動産取引価格情報を基に表示しています。
福島県は北海道・岩手県に次ぐ面積を有している県であり、2015年5月時点での推計人口は約192万人です。人口密度は1平方キロメートルあたり約140人となっており、全国の都道府県の中では第39位とされています(2015年5月時点)。福島県の県庁所在地は福島市ですが、県内で最も人口が多い自治体は郡山市です(2015年5月時点)。また、いわき市や会津若松市なども人口が多い傾向にあり、これら4つの自治体が福島県の中心都市となっています。県全域の特徴としては、森林や山などの自然が多く見られる点、農業や水産業などの第一次産業が盛んな点などを挙げることができます。ただし、郡山市などの都市圏においては、サービス業などの第三次産業が中心的な産業となっています。
福島県の一戸建て物件の成約件数は2013年から徐々に増えてきており、これは2011年に発生した東日本大震災の復興が進んでいる影響と見られます。売却が成約した建物の平均面積については、2014年に比べると少しずつ広くなってきている傾向が見られます。公示地価・基準地価に関しては、バブル経済期から2010年頃までは下落傾向が続いていたものの、2010年以降は比較的安定しています。2014年の平均坪単価は99,083円となり、前年にあたる2013年に比べると1.70%の上昇となりました。地価上昇率に関しては、全国の都道府県の中でもトップクラスとなっています。ただし、海岸から近い地域や、東京圏へのアクセスが不便な地域については、地価の下落傾向が見られます。
県内で地価が上昇傾向にある都市としては、郡山市や福島市、いわき市などを挙げることができます。特にいわき市は上昇率が高く、2013年から2014年にかけて、約5%地価が上昇しました。したがって、これら3つの都市の一戸建て物件を所有している場合には、売り時が近付いていると判断して良いでしょう。また、郡山市・福島市・いわき市は、福島県内では高い売却額・査定額を期待しやすいエリアと言えます。ただし、会津若松市や相馬市では、地価の下落傾向が続いています。これらの都市の一戸建て物件を売りたい場合には、細かく地価動向をチェックし、下がり止めの時期を的確に判断することが大切になります。
福島県の中古一戸建ては、災害の影響などを受けて周辺地域に比べて価格が下落傾向にあります。しかしながら、災害関連で長期出張で福島県で働く方も増えており、そのような方の作業地域に近い物件を中心に価格は安定的に推移する傾向も表れ始めていることから、今後の動向については注目していく必要がある地域だといえます。
福島県の中古一戸建ての取引件数は災害等の理由から一時期大きく減少したものの、県内で移住をする方を中心に取引が活発化する傾向も見せています。そのような流れを受け、ファミリー層が暮らしやすいエリアにある中古一戸建ては特に人気が高まっており、駅の近くや高台エリアを中心にその傾向が顕著になっているといえます。
※売却件数が少ない年度は空白になっております
全国の空き家率と比較してみたよ!地域によっても空き家率は変わるんだよ!
次に、福島県で一戸建ての売却を検討されている方向けに、実際の取引価格から相場を解説します。
不動産の価格に大きな影響を与えるものは、「土地面積」「建物の延床面積」「築年数」「最寄駅からの距離」の4つです。したがって、ここではこの4つの切り口で、「〇〇が同じ家なら、いくらで売れることが多かったか」、という傾向を見てみましょう。
※ボタンをクリックして、切り口を変えてみて下さい。
220m²超 | 44 | 56 | 102 | 71 | 23 | 14 | 2 | 1 | 3 | 2 | 9 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
〜220m² | 4 | 9 | 19 | 19 | 5 | 4 | ||||||
〜200m² | 5 | 3 | 10 | 31 | 3 | 3 | 1 | |||||
〜180m² | 6 | 5 | 15 | 36 | 8 | 1 | ||||||
〜160m² | 5 | 2 | 8 | 23 | 1 | |||||||
〜140m² | 5 | 2 | 2 | 4 | ||||||||
〜120m² | 4 | 4 | 1 | |||||||||
〜100m² | 1 | 1 | ||||||||||
〜80m² | 2 | 1 | ||||||||||
〜60m² | 1 | |||||||||||
〜500
万円 | 〜1,000
万円 | 〜2,000
万円 | 〜3,000
万円 | 〜4,000
万円 | 〜5,000
万円 | 〜6,000
万円 | 〜7,000
万円 | 〜8,000
万円 | 〜9,000
万円 | 〜1億円 | 1億円超 |
※表示されている件数は、2018年第2四半期から2019年第1四半期までの福島県における一戸建ての取引件数です。
※これらのデータは、国土交通省の不動産取引価格情報を基に表示しています。
では、地元での一戸建て売却の市況から解説します。
国交省の「都道府県地価調査」によれば、福島の住宅地の価格の前年比の変動率は、2016年は+1.5%、2017年は+1.0%でした。
つまり、住宅地の価格はこの3年では上がり続けています。
また、福島での一戸建ての価格を世帯数・空き家率からみていきましょう。
つまり、今後の市況は、大まかな傾向としては空き家は減るものの、需要(世帯数)も減るので、売りやすい状況とは言えませんと言えるのではないでしょうか。
次に、福島での不動産会社の見つけやすさを見ていきます。
福島の世帯数は2015年に71.6万世帯でした。また、2014年時点での不動産会社の店舗(事業所)数は700店舗ですので、1万世帯あたりの不動産会社の店舗数はだいたい9.9店舗/万世帯といえます。
これは全国では31位で、この地域は不動産会社の数は全国的には平均水準ではあるものの、販売力が高い会社は慎重に見極めたほうが良いと言えます。
とはいえ、不動産会社が余っていても、不足していても、一戸建て売却に成功するには、能力の高い不動産会社を見つけることが重要です。
このページでどのような不動産会社がいるかをざっくり理解した上で、イエウールの不動産一括査定で、相談できる不動産会社を見つけておくことがおすすめです。
(出典:都道府県地価調査、住宅土地統計調査、経済センサス、国立社会保障・人口問題研究所の世帯数予測をもとに、イエウール編集部にて作成)
不動産会社を選んだ決め手は何?
姉から福島県に住む自分に電話があり、引越したいから一戸建ての自宅を処分し、資金にしたいと言ってきました。不動産会社をすぐ手配してくれないかと依頼でした。知人の紹介で不動産会社をたずねました。電話の応対がとても感じが良く、社長も気さくな方で若い担当者と一緒に一戸建て物件の売却情報、相場、査定と説明していただきました。納得できる価格で契約でき姉とお礼に行くことにしました。その一件以来姉妹の仲も一段とよくなりました。
福島県の住宅団地の一戸建て住宅の売却を決意しました。不動産の売却は初めてのことで、インターネットで検索していると、書式項目に必要事項を入力することで不動産業者を紹介してくれることを知りました。紹介業者は、いずれも近隣の中小の不動産業者で、机上査定による見積書が3社から送付され、訪問査定の予約をしました。訪問査定で評価額にはそれほど差はありませんでした。不動産業者の担当者の方は、親身になっていろいろな相談に乗って頂き、希望通りに近い価格で短期で売却することができました。今後のライフプランのことまで助言していただき感謝しております。
福島県の一戸建てを売却しました。子供達は都会に出て働くようになり、妻と二人で暮らしていましたが、もう少し便利なところに移り住むことにしました。二人なら、もっと狭い家で十分だと思ったのです。それで一戸建ての方は知り合いの不動産会社にお願いして売却することにしました。知り合いということもあり、面倒な手続きも全てお任せすることができました。いろいろ心配しなくてもきちんとやってくれたので、本当に良かったです。
福島県の一戸建て売却の相場はだいたい分かったけれど、売却の費用が気になる方もいると思います。そこで、このページでは福島県の一戸建て売却でかかる税金・諸費用などの要点も解説します。一戸建て売却では、約10種類の費用がかかってきます。
項目 | 費用の目安 | 金額の大きさ |
---|---|---|
仲介手数料 | (売却額×3%)+ 6万円 + 消費税 | ★★★ |
印紙税 | 1,000円〜6万円 ※売却金額により異なる。 | ★★ |
抵当権抹消費用 | 司法書士へ依頼するとして5,000円~2万円程 | ★ |
ローンを一括返済するための費用 | 一括繰り上げ返済にかかる金融機関への手数料1万円~3万円 | ★ |
譲渡所得税・住民税・復興特別所得税 | 売却した年の1月1日での保有期間によって異なる 保有期間が5年以下なら譲渡所得の39.63% 保有期間が5年超なら譲渡所得の20.315% | ★★★ |
その他費用 | ※費用項目より異なる。 | ー |
費用の中でも特に大きいのが「仲介手数料」と「譲渡所得税・住民税」です。
仲介手数料の金額は、法律で上限金額が決まっています。
売却価格 | 仲介手数料(税抜) | 消費税8% 仲介手数料(税込) | 消費税10% 仲介手数料(税込) |
---|---|---|---|
1,000万円の場合 | 36万円 | 38万8,800円 | 39万6,000円 |
3,000万円の場合 | 96万円 | 103万6,800円 | 105万6,000円 |
5,000万円の場合 | 156万円 | 168万4,800円 | 171万6,000円 |
1億円の場合 | 306万円 | 330万4,800円 | 336万6,000円 |
売却金額が高くなるほど税率が下がります。売却金額が400万円異常の場合は、税金額は「3%+6万円+消費税」です。買い手と売買契約を結んだ時点で半額、引き渡し時点で残額をお支払いするという形が一般的です。
譲渡所得税・住民税は、売却代金から購入費用を除いた金額に対してかけられます。税率は、売却した年の1月1日での保有期間に応じて変わります。
所得税や住民税が課税される対象である課税譲渡所得は、下記の計算式で算定されます。
項目 | 所有期間 | 所得税 | 住民税 | 復興特別所得税 |
---|---|---|---|---|
短期譲渡所得 | 5年以下の場合 | 30% | 9% | 0.63% |
長期譲渡所得 | 5年超の場合 | 15% | 5% | 0.315% |
譲渡所得税・住民税について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
リフォームには100万円以上の金額が必要な場合もあります。但し、安易なリフォームは結果として損をしてしまうこともあり、慎重な判断が必要です。リフォームをしたからと言って、その金額だけ値段が上がらないこともあります。リフォーム以外にも不動産を綺麗に見せる方法もありますので、詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
一戸建てや土地を売却する場合、隣の土地との境界が決まっていない場合があります。そんな時に、「売却する不動産はここまで」と明確にするために、測量をするのです。規模によりますが、測量費用は30~80万円程度が相場と言われています。詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
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