家を解体するとき家具はどうするべきか?処分方法を徹底解説

家を解体するとき家具はどうするべきか?処分方法を徹底解説

「家を解体するなら家具はどうすべき?」

家を解体する場合、家具を次に使う予定がない場合はそのまま処分することになるでしょう。本記事では、家を解体する際に家具をどう処分すべきかについて解説しています。

こんな悩みの人にピッタリ
  • 家具を自分で処分する方法を知りたい
  • 家具の処分を業者に任せる方法を知りたい
  • 少しでも安く家財を処分する方法を知りたい
解体工事の準備にあたって、家具の処分方法だけでなく、解体費用がいくらになるかも予算として把握することが大切です。以下のツールではご自宅の場合の解体費用を、複数の条件を選択することで自分でお見積りできます。解体工事を具体的にご検討中の方は、ぜひご活用ください。

私の家の解体費用はいくら?

家の解体をする際は家財は残さないのが基本

家を解体をする際は、家財は残さないのが基本です。

家財を残してしまうと、解体業者が家財を廃棄することになり、「廃棄物処分費用」が解体費用の上乗せされて総費用が高額になってしまいます。

解体工事で請求される廃棄物処分費用は、自分で処分するよりも割高になります。自分で処分する場合は「一般廃棄物」として自治体が規定する金額(自治体が一部費用を補助する)で処分できます。

しかし、解体業者に依頼する場合は「産業廃棄物」として処分されるので、自治体の補助が利用できないぶん、割高で処分することになります。

家具はどれくらい残さないほうがいいのかな?

理想としては、「不動産を探す際の内覧時に見る部屋」が近いイメージ(以下)といえます。

解体工事前の部屋

本当に家具を”一切“残さないで処分したほうがいいんだね..!
解体工事をご検討中の方は、ご自宅の解体費用の予算を把握すると、資金面での計画がたてやすくなります。ご自宅の解体費用がいくらかは、以下のツールを使えば自分でシミュレーションできますので、ぜひご活用ください。

私の家の解体費用はいくら?

家具を自分で処分する方法

自分で解体したほうが安く解体できることは前章で解説しました。
「ではどのように自分で処分したらいいのか」、本章ではその具体的な方法を解説しています。

▼家を解体する際に家具を自分で処分する方法

  • 自分で家具を壊してゴミに出す
  • 自治回収に出す
  • 購入した小売店または買替えする店舗に引き取ってもらう
  • リサイクルショップ・不用品回収業者に買い取ってもらう
  • オークションやフリマアプリに出す

自分で家具を壊してゴミに出す

まず、家具を小さく壊して、近所のゴミ収集所に可燃ゴミや不燃ゴミとして出す方法があります。
粗大ゴミを出すには費用がかかりますが、家具をできるだけ小さく切断・分解し、指定されたゴミ袋に入れてゴミの日に出せば無料で処理できます。

ただし、家具を小さく壊すにはのこぎりやチェーンソーなどの道具が必要です。力仕事になるので、体力に自信がなければ難しいかもしれません。また、家具を壊すにはある程度の作業スペースも必要です。

危険を伴う作業だから、十分にできると判断する場合のみ実施しようね!

自治回収に出す

次に、自治回収に出すという方法もあります。

自治回収に出すには、自治体に連絡して粗大ごみの回収を依頼します。次に、指定された取扱店でごみ処理券を購入し、必要事項を記入します。その後、回収日当日の指定時間前に指定された場所まで家具を運べば、処分は完了です。

注意点としては、ごみ処理券の手続きから回収までに最低1週間かかることと、大型家具の場合、指定場所まで運ぶ必要があるということです。また、エアコン、洗濯機、冷蔵庫、テレビなどの家電製品は引き取ってもらえません

なお、以下は回収費用の目安です。ただし、地域によって異なるため、事前に住んでいる地域の粗大ごみ処理方法と費用を確認しておくことが大切です。

【自治体の回収費用の目安】

家具の種類回収費用の目安
ベッド1,200~2,800円
タンス400~2,000円
ソファー800~2,000円
テーブル800~2,000円
1,200円
食器棚400円~2,000円

小売店または買替え店舗に引き取ってもらう

家電リサイクル法に該当する家電の場合、購入した小売店または買替えするお店に引き取りをお願いできます。

家電リサイクル法とは、家電のリサイクルを促すための法律です。一般家庭の不要な電化製品は埋め立てて処分していましたが、資源の無駄遣いを防ぐために、この法律ができました。

なお、引き取りの対象となる家電の種類と引き取り費用は以下となります

引き取り対象の家電と引き取り費用

種類費用
洗濯機2,484円
冷蔵庫170L以下3,672円
冷蔵庫171L以上4,644円
エアコン972円
テレビ15型以下1,836円
テレビ16型以上2,916円

(※)上記の金額はあくまでも目安で、実際は業者やエリアによって異なります。また、別途運搬料が500円~3,000円/個かかり、冷蔵庫や洗濯機などの大きくて重い家電は3,000~20,000円/個となる場合もあります。

受け渡しについては、小売店にて支払いをする場合と、郵便局でリサイクル券を発券し、窓口かATMにて振り込む場合があります。また、購入店が近くにない場合は、住んでいる地域の自治体に引き受けてもらえることも。

一度、自治体に問い合わせて確認をしてみてください。

リサイクルショップ・不用品回収業者に買い取ってもらう

リサイクルショップや不用品回収業者は、いずれも買い取ってもらえば、処分できて、かつ収入につながる可能性があります。
シーズン前の季節商品や状態の良い大型冷蔵庫、ドラム式洗濯機などは意外と高値で買い取ってもらえることも…。

大型の家具や家電の場合、無料の出張買取サービスを利用するのがおススメです。

無料の出張買取サービスの場合、査定、買取、搬出を自宅で済ませることができ、非常に便利です。査定額に納得できない場合はキャンセルも可能です。

ただし、買取の条件は店舗によって異なるため、事前に問い合わせて見積もりを依頼しましょう。

オークションやフリマアプリに出す

オークションやフリマアプリでは、購入希望者が多ければ予想外に高値がつくこともあります。スマートフォンから簡単に出品できるのも魅力です。

しかし、取引の手続きや事務作業が面倒であるというデメリットもあります。その他、配送方法や送料負担についても考える必要があります。顔が見えない取引のため、落札者や買い手とのトラブルが発生するリスクもあります。

できるだけ費用をおさえて解体したい方は、イエウールの解体専任のオペレーターにご相談ください。全国の解体事例に詳しい専属のオペレーターが、損しない見積もりの取得方法や、解体費用を安くおさえるコツについてご案内いたします。以下のフォームからお問合せできますので、ぜひご活用ください。

私の家の解体費用はいくら?

家財を業者に処分させる方法

業者に任せる場合は、次の2つの処分方法があります。

▼家財の処分を業者に任せる方法

  1. 解体業者に頼む
  2. 引っ越し業者に依頼する

解体業者に頼む

少量の木材家具であれば、解体業者に相談すれば無料で処分してもらえることがあります。解体工事の際に、建物の木くずと一緒に処分できるためです。

その他、プラスチック製品や金属製品、廃プラスチックやスクラップは、解体業者に依頼したほうが安く処分できます。

処分費用は重量で決定されるため、プラスチック製品は比較的安い費用で処分できます。なお、廃材処分費用の相場は4万円~6万円/2トントラック1台分です。

木製タンスやスチール棚などの大型家具は、自分でゴミ処理場まで運ぶ場合、大きさによっては数千円の処分費用がかかります。よって解体業者に依頼した方が、全体的に見て安く済むことも多いです。

引っ越し業者に買取依頼する

仮に今住んでいる住居を解体する場合、引っ越し買取を利用するのもひとつです。

引っ越し買取を利用する場合、引越しと不用品回収を同時に頼めます。セットで依頼すると不用品回収料金が無料または割引になるサービスを行う業者もあります。ただし料金は比較的高めで1個当たり5,000円前後が相場です。

家財の処分は計画的に行おう

自分で処分する場合も、解体業者に任せる場合も、計画的に考えて処分することが大切です。

家の解体が決定し次第、動き始めてもよいでしょう。なぜなら、自治体回収等は活動日や曜日が決まっていることもあるので、計画的な廃棄を行わないと、処分できない場合が多いからです。

まずは、スケジュールと予算を組むところからはじめましょう。

ポイントは、時間・費用・手間のどれを重きを置くかです。
できるだけ費用をおさえて解体したい方は、イエウールの解体専任のオペレーターにご相談ください。全国の解体事例に詳しい専属のオペレーターが、損しない見積もりの取得方法や、解体費用を安くおさえるコツについてご案内いたします。以下のフォームからお問合せできますので、ぜひご活用ください。

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