「家の解体時に家財家具を処分する方法を知りたい!」
家の解体工事を行う際に、家具や家電などの家財道具をどう処分したら良いか分からないという方は多いです。
本記事では、家財道具をスムーズに処分する方法を、手間と費用の面を考慮し、ご説明します。
私の家の解体費用はいくら?
▼家の解体費用についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。ご参照ください。
おススメの処分方法は家具の種類によって決まる
おススメの処分方法は家具の種類によって決まります。
方法 | 家具の種類 |
方法①自分で処分する |
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方法②業者に依頼する |
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私の家の解体費用はいくら?
方法①自分で処分する場合
以下は自分で処分したほうが安い家具の一覧です。
【自分で処分したほうが安い家具・家財】
- 日用品、食品
- 陶器類
- 絨毯やカーペット
- 紙類
- 布製品(カーテン、絨毯、洋服など)
- プラスチック製品
- リサイクル家電(テレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫など)
該当するゴミは、「一般廃棄物」として自治体規定の金額で廃品回収、または無料で引き取りか買取をしてもらえるので、業者に依頼するよりお得です。
逆に解体業者に依頼する場合は、同じ家具や家財でも割高になってしまいます。(詳しくは後述します)
解体業者に依頼すると処分費用が高くなる
なお、分別を怠った場合は、不法投棄とみなされます。罰則の対象になってしまいますので、解体業者にとって廃棄物を分別するのは法的な義務にもなっています。
特に絨毯やカーペットは繊維や麻など、さまざまな素材がまざっているため分別に手間がかかり、産業廃棄物として処分すると、高額な費用を請求されてしまうので注意です。
私の家の解体費用はいくら?
方法②業者に依頼する場合
木製や金属製の家具は、産業廃棄物として解体業者に依頼するほうが安く処分できます。【業者に依頼したほうが安い家具・家財】
- 木製家具(テーブルやタンスなど)
- 金属製品、鉄製品(スチールラックなど)
木製や金属製の家具は資源として再利用できるためです。
素材や種類、量によっては、解体工事業者がサービスで処分、買取してくれることもあるので、見積もり時に確認してみましょう。
一般廃棄物が収集できる解体業者もいる
先ほど日用品や陶器等は一般廃棄物として自分で処分することをおススメしました。
しかし、一般廃棄物の収集運搬許可を持った解体業者であれば、自分で処分するのと同等の金額で依頼できます。
一般廃棄物の収集運搬許可をもった解体業者は解体工事と併せて、不用品回収業を行なっています。一般廃棄物として処理することとで、産業廃棄物による処分よりも値段を抑えられる可能性が高いです。
私の家の解体費用はいくら?
自分でリサイクル家電を処分する7つの方法
本章では、自分でリサイクル家電を処分する方法を解説しています。
▼自分でリサイクル家電を処分する7つの方法
- 家電量販店
- 自治体や家電リサイクルセンター
- リサイクルショップ
- ネットオークションやフリマアプリ
- フリーマーケットやガレージセール
- 粗大ごみに出す
方法①家電量販店
家電を購入した、または新しく購入する量販店では、リサイクル家電の回収を行なっています。
特にパソコンの場合は、家電量販店からメーカーごとに回収依頼をしているケースが多いです。
処分する場合は割引してくれることもあるので、積極的に利用してみましょう。
方法②自治体や家電リサイクルセンター
自治体や家電リサイクルセンターでも処分を依頼できます。
費用は、メーカーや種類によって異なりますので注意しましょう。
方法③リサイクルショップ
使用感が少なく、状態が良い家具や家電であれば、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性が高いです。
店頭持ち込みや、無料で家まで査定しにきてくれるサービスもあります。
ただし、後者の場合は出張料金が差し引かれて査定額が出されることもありますが、粗大ゴミとして処分することを比べてた場合、無料でもプラスになります。差し引きを考えて、査定依頼をしましょう。
不用品回収業を兼業で行なっているリサイクルショップもあります。買取ができるものと不用品を同時に引き取ることで、料金を相殺するシステムです。お時間のない方や、不用品処分に手間をかけるのが嫌な方に最適です。
方法④ネットオークションやフリマアプリ
大型家具を処分する方法として、最近人気なのがネットオークションやフリマアプリです。
リサイクルショップと違い、個人間の取引になるため、人件費や場所代などの経費が上乗せされないのが特徴です。
ネットオークションやフリマアプリは、写真を撮影し出品するだけなので、気軽にチャレンジができます。
ただし、発送に関しては注意が必要です。大型家具の場合、送料の設定はとても大事です。家財便を使えば、梱包など全て業者に任せることも可能ですが、費用もかかります。送料込みで出品する場合は、赤字にならないように慎重に価格設定を行ないましょう。
方法⑤フリーマーケットやガレージセール
家具を処分する方法として、昔からあるのが、フリーマーケットへの出店です。
フリーマーケットは、スタジアムフリマのような大規模なものから、近所の公園や広場など小規模なものまでさまざま。たくさんの人が一度に集まるため、買い手がつく可能性も高いです。
フリーマーケットでは、ブースをレンタルし、自由に商品を販売できます。家具だけでなく、洋服や日用品なども、同時に販売することができます。ネットオークションやフリマアプリのように、写真を撮ったり、商品説明を書いたりする必要はないので、細かいことが苦手な方にもおすすめです。
また、ガレージセールも人気です。自宅の敷地内であれば、大型家具も販売しやすく、すぐに現金化もできるため、効率よく処分ができます。
方法⑥粗大ごみに出す
粗大ゴミで処分する場合は、数百円~数千円の費用がかかります。
自治体で粗大ゴミの引き取ってもらう場合、申請後に粗大ゴミシールをお近くのコンビニなどで購入する必要があります。また、粗大ゴミは玄関先や指定されたゴミ捨て場に、自分で運ばなくていけません。
大きな家具は解体すれば、女性や子どもでも運ぶことができるようになるため、一気に処理がしやすくなります。自治体指定のゴミ袋に入るサイズまで小さくすれば、可燃ゴミや不燃ゴミとして処分ができます。
私の家の解体費用はいくら?
家財家具は自分で処分して解体費用を抑えよう
解体費用の大部分は、廃材の処分費が占めています。不用品は極力自分で処分して、大幅に解体費用を抑えましょう。
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