マイホーム購入を夢見る人にとっては、一戸建てを持ち家にするか、マンションを持ち家にするかで迷ってしまう方も多いでしょう。また、賃貸マンションに住んでいる方も、将来的に、持ち家を持った方がいいのか悩むこともあるはずです。
最近では、マンションを持ち家にしたいと考える人が増えています。確かに、マンションは、一戸建て住宅に比べると、新築で、売り出される価格が手ごろな物件が多くあります。
しかし、その一方で、立地が良く、設備環境が整っているタワーマンションのような高級マンションまで存在するため、幅広いと言えます。そこで、本記事では、マンションを持ち家とする場合を想定しながら説明をしていきます。
はじめてのマンション購入をを考えの方はまずはこちらの記事をご覧ください!
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マンションを持ち家にするメリットとデメリット
マンションを持ち家にするということは、具体的にどのようなメリットやデメリットが考えられるのでしょうか。まず、賃貸などではなく、マンションを購入して所有することでのメリット、デメリット。また、マンションと一戸建てを比較したときに考えられる、メリット、デメリットを紹介します。マンションを購入して持ち家にする
家を購入するというのは、ライフスタイルを大きく変える決断となります。そのためにも、事前にどのようなメリットやデメリットがあるのかを把握しておきましょう。では、各項目を参考にしてみましょう。資産になる
マンションも含め、家を購入すると自分の資産となります。持ち家を持つことは、お金を、ただ支払い続けて終わりと言う訳ではありません。家を所有することで、その家は資産として存在します。また、マンションは老後のライフスタイルでも好まれることが多いので、売却時でも売り手も付きやすいと言えます。資産として考えるのであれば、資産価値を維持できるように、購入後も丁寧に扱っていくと良いでしょう。
老後にかかる費用が少ない
年を重ねるにつれ、さまざまな支出が増えていきます。また、老後を迎えると仕事をリタイアすることも考えられます。収入は減っていくのに加え、支出が多ければ、暮らしていくのに負担となってきます。このように、老後の生活を考えるのであれば、安心して暮らせる手段を選択したいはずです。持ち家を持つことで、支払いローンの調整を安定させることが出来れば、老後にかかる費用や負担などは減ってくることでしょう。
住宅ローン減税の優遇がある
家を購入する人の多くが、住宅ローンを組みます。住宅ローンを組むと、10年間まで住宅ローン控除の対象となります。確定申告時に申請を行うと、年末のローン残高に対して1%の税金が還ってきます。ただし、所得が3,000万円以下や床面積の合計が50㎡以上であるなどの細かい条件があります。家を購入するたにはある程度の頭金が必要
家を購入するためには、まとまったお金が必要になります。具体的には、購入価格の1割~2割以上を事前に準備しておいたほうが良いと言われています。また、購入諸費用は、購入価格の3%~10%となります。そのため、数百万円は貯蓄から支払うことになると想定しておいた方が良いでしょう。頭金を支払うことなく、購入することはできるのですが、ローン支払いの負担となる借入額が増えてしまいます。逆に、頭金の支払いを多く出来るほうが、後々のローン支払いは楽になるでしょう。
固定資産税・都市計画税を払う必要がある
マンションだけではなく、家を購入することで、税金の支払いを行う必要がでてきます。固定資産税と都市計画税は、家を売却しない限り払う義務のある税金になります。この2つをあわせて、固定資産税と表現することもあります。固定資産税は年4回に分けて支払いを行います。基本的な税率は、固定資産税は課税標準額×税率1.4%、都市計画税は課税標準額×税率0.3%となりますが、自治体により異なる場合があります。マンションと一戸建て購入の比較
持ち家には、マンションの他にも、一戸建てという選択肢があります。次に、この2つを比較して、マンションを持ち家にするメリット、デメリットを考えていきます。マンションのほうが物件価格が安い
一戸建ては、土地代が含まれているので、どうしても、マンションに比べると価格が高くなってしまいます。また、マンションであれば立地が良いところに、建てられていることもあり、立地の良さと物件価格を比較すると、お買い得のように感じることもあります。ただし、全体的な面積や間取りなどは一戸建ての方が広いことが多いでしょう。セキュリティ対策がしっかりしている
マンションは、セキュリティなどの防犯面に優れています。マンションによっては、管理人が常駐していたり、オートロックで管理されていたり、警備会社と連携が出来るようなシステムを搭載しているマンションもあります。そのため、セキュリテイ面での安全性は、マンションの方が優れていると言えます。一戸建てに比べると害虫面や保温面が優れている
マンションは、一戸建てに比べると、保温効果が高いと言われています。その理由は、住んでいる人が多ければ多いほど、気密性が増し、マンション全体の保温が保たれ、冬でも温かくなることが多いようです。また、害虫に関してもマンションの方が優れています。特に、マンションの階層が高いところになると、外部からの侵入も難しくなります。管理費・修繕積立金がかかる
マンションのデメリットは、管理費・修繕積立金の支払いがあることです。購入後の住宅ローンだけではなく、月々の支払いとなる管理費・修繕積立金が発生します。マンションの共有スペースは、自分だけではなく、住んでいる人、全員で管理していく必要があります。マンション共有部分の維持としてはエレベーターの管理や、防犯管理、エントランス部分の清掃などが対象になります。また、マンションの将来的な修繕工事などを踏まえた上で、修繕積立金の支払いは必要になります。修繕工事としては、老朽化防止の外壁工事や、マンションの塗装などになります。
生活音やプライバシーに気を使わないといけない
一戸建てと比べると、マンションは、ある程度の生活音には気をつける必要があります。深夜の掃除機や、洗濯機の音なども注意が必要です。壁が防音対策になっているマンションなどであれば、騒音は気にならないので、問題になることはないでしょう。また、近所の方とのプライバシーにも気を使う必要があります。お隣になればなるほど、相手を気遣い、距離感を持った上で、挨拶を行ったり、適度な近所付き合いをすると良いでしょう。
- 持ち家は資産になる
- 住宅ローン減税対象
- 持ち家は頭金が必要
賃貸ではなく持ち家を選ぶ決め手とは
賃貸を続けていると、持ち家を持つことについて検討するタイミングが増えていきます。賃貸ではなく、持ち家を持つことは、決断する決め手となることが重要になります。そこで、持ち家にするポイントについてご紹介します。売却することができ資産目的にもなる
持ち家を持つことで、一番大きいのが資産になるということです。賃貸は、支払いを続けていても、それは最終的な資産に変わることはありません。しかし、持ち家を持つことは、自分の資産として存在することになるので、家賃と同じように住宅ローンを払うことに意味が出てくるでしょう。また、持ち家の資産価値をある程度、維持することができるのであれば、売却時に、まとまったお金を得ることができます。逆に、賃貸だと、家賃を払い続ける先に、あるものがないので、そこが大きな違いとなるでしょう。
住宅ローンの支払いと家賃が変わらない
意外なことに、住宅ローンを組んでみると、今まで支払っていた家賃と同じくらい、もしくは、家賃よりも安くなってしまうこともあります。特に、家賃を10万円以上払っているという人は、住宅ローンを組んだ方が安くなるケースが多いと言えます。また、頭金の支払いや家の販売価格によっては、5~6万円で住宅ローンを調整できることもあります。賃貸だと老後も支払いが続く
老後に、生活していくことを考えると、賃貸で同じ家賃を、払い続けることに不安を覚える方が多いはずです。持ち家であれば、老後は、住宅ローンが完済されている想定になるので、老後の暮らしを考えると安心できます。賃貸の家賃が高ければ、働けなくなったときのことを考えておいた方が良いでしょう。また、住宅ローンを組む人の平均が35年間ローンとなります。そのように考えると、持ち家を持つためにも、40歳になるまでには、住宅ローンを組んでいると安心できるでしょう。
- 資産となる
- 家賃とローンが同じ
- 老後の金銭面
マンション購入時にかかる税金はどれくらいか
マンションを購入すると、さまざまな費用が発生します。その中でも、注意したいのが3つの税金になります。では、各税金について説明していきます。印紙税【国税】
印紙税は、「売買契約書」を結ぶときや、住宅ローンの借り入れを行うときの「金銭消費貸借契約書」に必要となる印紙代のことになります。売買契約書には1,000万円以下のものは、5,000円、5,000万円以下のものは、10,000円、1億円以下のものは、30,000円の印紙代がかかってきます。
また、住宅ローンでの貸借契約書の印紙税は、100万円超500万円以下は2,000円、500万円超1,000万円以下10,000円、1,000万円超5,000万円以下20,000円、5,000万円超1億円以下は60,000円となり、借入金額で変わってきます。適用税率は、年々変わることがあるので、注意が必要です。
登録免許税【国税】
登録免許税とは、新築となる物件を購入したとき、売り手から買い手に物件が渡されたときに発生する所有権となる税金です。また、住宅ローンを借り入れる際にも、抵当権のの設定登録日として必要となります。マンションを購入するときに取得する流れで、同時に支払いを行います。登記の種類 | 本則 | 軽減措置 |
所有権保存登記 | 0.4% | 0.15% |
所有権移転登記(建物) | 2.0% | 0.3% |
所有権移転登記(土地) | 2.0% | 1.5% |
抵当権設定登記(住宅ローン) | 0.4% | 0.1% |
不動産取得税【地方税】
不動産所得税とは、固定資産税評価額に応じて都道府県が課税する税金のことになります。納税方法は、不動産取得の半年以降に届く納税通知書を使い、金融機関で納付します。相続した場合は課税する必要はありません。所得税 | 計算方法 |
不動産取得税(住宅用の建物) | (住宅の固定資産税評価額-控除額)×税率3% |
不動産取得税(住宅用の土地) | (土地の固定資産税評価額×1/2×税率3%)-控除額 |
※平成20年 4月 1日から 平成33年 3月31日までは「税率3%」となる
- 印紙税
- 登録免許税
- 不動産取得税
購入後に支払う維持費・管理費など月々の経費
無事にマンション購入したとしても、それだけで終わりません。毎月支払う必要のある維持費、管理費などの経費があります。それぞれを支払えるように考慮しておきましょう。管理費
管理費とは、マンション全体の共有スペース部分を管理していくための費用です。その費用は、主に、ごみ収集、駐車場、エレベーターの点検、マンションのセキュリティ管理、エントランスを含めた共有スペースの清掃などに使われていきます。また、タワーマンションなどの大規模マンションで設備が多い場合は、通常よりも管理費が高くなる傾向にあります。修繕積立金
修繕積立金は、将来的な修繕計画を目標にした費用になります。外壁の補修や、マンション全体の補修工事、維持メンテナンスなどに使用されます。新築マンションでは、修繕積立金は、初めのうちは安く抑えられているのですが、時間が経過すると値上げされることが多いようです。駐車場、駐輪場、インターネット接続
車を所有している場合は、マンションに毎月の駐車場代を支払うことで、駐車することが出来ます。また、駐輪場に、自転車を置きたい場合も、毎月支払う費用が発生します。また、マンションによっては、インターネット接続をマンション全体で管理しており、費用を負担することがあります。駐車場は地方などであれば、1万円前後、都内であれば3万円以上かかってくることが多いです。- 管理費の支払い
- 修繕積立金の支払い
- 月々の駐車場代など
引っ越しに関するさまざまな手続き
無事にマンションを購入、売買契約などが終わったら、引っ越しに関する手続きを行っていきます。決められた期日までに、頭金を含む、決められた購入金額を支払ったら、鍵を受け取ります。まずは、引越日と、引っ越し業者を決めていきます。働いている場合は、まとまった休みを取得して、引っ越しに備えましょう。賃貸の場合は、退去日を早めに、管理会社に知らせるようにしましょう。引っ越し日が決まったら、新居となるマンションの管理会社に、日程の連絡をします。続いて、電話、電気、水道、ガス、インターネット契約解除、郵便転居届け、住所の転出届けを行います。
- 引っ越し業者選定
- 引っ越し日を決める
- 各種手続き
マンションを持ち家にするなら入念な資金計画を
マンション購入は人生の中でも一番大きな買い物と言えます。まず、必要となるのはお金です。というのも、住宅購入のためには登記費用や司法書士費用、また手付金などの購入にかかる諸費用が別途現金でかかってくるほか、住宅ローン控除などの専門的な知識をベースに資金計画を立てないと損をする可能性があります。
そのため、住宅ローンを組む際は住宅購入のプロに相談しながら資金計画を立てることが必要不可欠です。
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