小竹向原は、池袋まで電車で約6分の好立地にありますが、のどかな雰囲気で閑静な住宅街がひしめくエリアです。また、おすすめスポットにおいて隣駅の「氷川台駅」や「江古田駅」まで足を延ばしています。小竹向原周辺の住みやすさや特徴、交通の利便性などをご紹介しましょう。
小竹向原の住みやすさは?
駅周辺には、商店街や商業施設がないので騒がしい雰囲気はありません。むしろ、居心地の良い静かな街です。駅の東南側には、スーパー「アコレ」、東側には「いさみ屋」があります。日々の買い物には困ることはないでしょう。また、いさみ屋には100円均一ショップも入っているので便利ですし、コンビニやドラッグストアも点在しているため安心して暮らすことができます。
小竹向原から都心へのアクセス
小竹向原駅は、東京メトロと西武鉄道の二つの路線が乗り入れています。池袋までは乗換なしで約6分、渋谷や新宿までは副都心線で約20分で行くことができるので通勤や通学にも便利です。駅 | 所要時間 | 経路別 |
---|---|---|
東京 | 約26分 | 副都心線→池袋駅→丸ノ内線 |
渋谷 | 約17分 | 副都心線 |
新宿 | 約16分 | 副都心線→新宿三丁目→丸ノ内線 |
池袋 | 約6分 | 副都心線/有楽町線 |
また、副都心線はみなとみらい線や東武東上線などへ直通運転しており、横浜や埼玉方面へのアクセスも簡単なのは大きな魅力といえます。
西武鉄道との共同使用駅で西武有楽町線が走っていることから、「飯能駅」まで直通約55分で行くこともできます。
小竹向原はどんな街?6つの特徴
駅前の路地を進むとすぐに住宅街が広がります。ファミリー層、学生や社会人の一人暮らし向けのマンションやアパートもあります。そんな小竹向原エリアの特徴はどんなところにあるのでしょうか。詳細を見ていきましょう。治安の良さ
小竹向原駅がある東京都練馬区と隣接する板橋区エリアは、犯罪発生件数が非常に少なく、治安の良い場所として知られています。犯罪の内訳を見ても、自転車窃盗がほとんどを占めています。スリや空き巣の発生する危険性は少ないため、女性の一人暮らしや子どもがいるファミリー層でも安心して住むことができます。
小竹向原の家賃相場
ワンルームだと約6万円、安いところを探すと4〜5万円もあります。池袋周辺の相場は約8万円なので、安いといえるでしょう。また、1LDKで約11.9万円です。副都心線の中でも比較的安く部屋を借りることができます。ファミリー向けでは、10〜15万円くらいの予算があれば広いお部屋も見つかるかもしれません。首都圏にも出やすく、東京23区で家賃相場を抑えたい人にはおすすめのエリアです。
利用しやすい飲食店は?
小竹向原駅周辺は飲食店は少ないですが、徒歩10分ほどの場所にはいくつかあります。南口には「ジョナサン」、その他にも焼肉屋の「安楽亭」もあり休日などは家族客で賑わっています。2番出口を出てすぐの場所に佇むのは「音楽喫茶アカシア」。レトロな雰囲気の喫茶店です。店内には珍しいクラシックLPなどがあり、音楽好きな人にとっても素敵なひとときを過ごすことができます。
ただし、駅から外れると住宅街になるため、やや少なめに。お気に入りのお店や行きたいときには営業時間などをチェックしておくと良いでしょう。
保育園や病院
3・4番出口側には、メディカルクリニック、総合病院、内科、歯科、耳鼻咽喉科、形成外科などが揃っています。「かとう内科クリニック」は小竹向原駅から徒歩1分という好立地にあり、土曜日も17時まで診察しているため平日になかなか行くことができない人にとっても安心です。また、同じく徒歩1分のところに「斎藤医院」があります。内科・小児科・産婦人科の診療を行っているので妊婦さんにとっても心強いですよね。
認可保育所は、小竹向原駅から徒歩4分の「まちの保育園」と「練馬小竹すずらん保育園」があります。まちの保育園は、給食室が見えるランチルームが特徴のひとつ。そして、練馬小竹すずらん保育園は、0~2歳児まで受け入れることができる小規模認可保育園です。
若い夫婦やこれから結婚する予定のカップルにとっても、この条件は魅力的にうつるのではないでしょうか。
若者にも人気急上昇の街
小竹向原駅は池袋から3駅のため、自転車でも池袋に行くことができます。電車の時間を気にせずに遅くまで過ごせることはメリットといえるでしょう。池袋は、西武デパートや東武デパート、ユニクロ、ビックカメラ、サンシャインシティ、ルミネ、パルコなど買い物にも便利です。若者にとっても利便性の良い街として人気が上がっているのです。
家賃が低いことも、人気のある秘密といっても過言ではありません。
公園や広場なども充実
大小さまざまな公園が各方面にあります。子どもたちが遊べる遊具が併設されているところも多いので、普段は多くの子どもたちで賑わいをみせています。また、「向原ゴルフセンター」というゴルフ練習場があります。プロによるゴルフレッスンを受けることができますよ。
駅から歩いて数分の場所には、「練馬区立小竹図書館」もあり、読書好きのみならず学生など勉強する場所としても活用できそうです。
小竹向原周辺のおすすめスポット5選
利便性も優れ、住みやすい小竹向原。おすすめスポットをご紹介します。練馬区立こどもの森
小竹向原駅の隣駅「氷川台駅」から徒歩10分のところにあります。川沿いを歩いて行くと住宅街に突如現れる練馬区立こどもの森は、「自然×冒険×交流」をコンセプトにした公園です。こどもの森には「プレーリーダー」という専門スタッフがいます。プレーリーダーが作成した木製の遊具、木の実や土など自然の素材を使用して、子どもたちが思い思いに遊ぶことができる場所を提供しています。
畑や冒険ひろばなどがあり、自然と触れ合いながらさまざまな体験をすることができます。テレビゲームなどのインドアな遊びもいいですが、たまには地域の大人や子どもたちと関わりあえる遊びをしてみるのもいいですよね。
東京都立 城北中央公園
「上板橋駅」から徒歩15分、「氷川台駅」から徒歩20分のところに位置しています。駅から遠いので散歩がてらに訪れるのもいいですよ。緑に囲まれた広い敷地には、野球場、競技場、テニスコートなどの運動施設も備わっています。また、ジョギングができるスペースもあり、スポーツを楽しむことができます。
こども広場や児童公園では、子どもたちが元気に遊んでいる姿を見かけます。大人たちはところどころにあるベンチに腰掛けながら、読書をしたり昼寝をしたり、想いに浸る時間をつくることができます。
そして、ドッグランもあるので犬を飼っている人にとっては散歩をしながら立ち寄ることができるのはいいですよね。
城北中央公園のすぐ近くには、犬と一緒に食事が楽しめる「シアン ア ラ モード」というカフェがあり、遊んだ後は愛犬とゆっくり過ごすこともできます。
パーラー江古田
「江古田駅」から徒歩6分。江古田市場通りを抜けて少し歩いた閑静な住宅街の中にあります。店内はいつも賑わっており、平日でも行列になっていることも。こだわりのパンやチーズは絶品です。イートインスペースは、少し薄暗く落ち着きのある雰囲気の中食事を楽しむことができます。また、テイクアウトも可能です。
今回は、「クロックマダム」と「アイスコーヒー」を注文しました。見た目も味も最高です。注文が入ってから挽くというコーヒーは、そのままでゴクゴクと飲んでしまいました。何度でも通いたくなる、そんな素敵なお店です。
予約はできないようなので、並ぶことを覚悟して行ってみてくださいね。待ってでも食べる価値のある美味しさとサービスです。
まちのパーラー
「小竹向原駅」から徒歩4分、「江古田駅」から徒歩9分、「新桜台駅」から徒歩10分のところにあるおしゃれなカフェです。「パーラー江古田」の姉妹店として2011年にオープンしました。日当たりのよい住宅街のエリアにあり、明るい雰囲気の中食事をすることができます。解放感にあふれた空間には、カウンター席とテーブル席もあり、ひとりでも入りやすいお店です。
今回は、「自家製サルシッチャ」を注文しました。裏切らない味にとても満足しました。いろいろなメニューがあり、どれも食べてみたいと思わせてくれる魅力的なカフェです。3駅からアクセス可能なので、お近くに行った際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
飛車角 江古田場所
「江古田駅」から徒歩1分の焼き鳥屋さん。店先で焼いているので、良い匂いが漂っています。テイクアウトで、ねぎま・つくね・レバー・豚バラを注文しました。本格的で美味しい。さすがの人気店です。昭和の渋い感じも好感度があります。
今回は、店に行って直接注文し、約15分くらいで受け取ることができました。店員さんが急いで作ってくださったので、もしテイクアウトされる際は電話で注文してから行くことをおすすめします。
小竹向原に住むうえで注意することは?
閑静な住宅街で公園などもあり過ごしやすい小竹向原ですが、住むに至ってどんなことを気にする必要があるのでしょうか。注意点をまとめました。駅周辺に急な坂道のエリアがある
小竹向原駅を出るとすぐ住宅街が広がります。歩道もきれいに整備されています。また、ファミリー層が多く住んでいるため、マンションや戸建てもあり用途に合わせて物件を選ぶことができるでしょう。ただし、駅周辺には急な坂道のエリアが多々あります。日頃ヒールを履くことの多いOLや自転車での移動が多い人は少し大変かもしれません。一度駅から物件までを歩いてみて、歩きにくい道がないかを確認することをおすすめします。
筋トレや軽い運動、ダイエットのためには良さそうですね。
商店街や商業施設がない
練馬区の東部に位置する小竹町の人口は約1万人。人口の割には外食ができるお店が圧倒的に少なく感じます。大きな家電量販店などはありません。池袋が近いため、移動して飲食を楽しんでいる人も多いのかもしれませんね。仕事帰りに飲みに行くことは難しい環境といえるでしょう。駅近くには、ファミレスが1件、カフェ4件、ファストフードが1件あり、24時間営業のオリジン弁当もあります。小竹向原駅は南側と北側に分かれていますが、基本的に住宅街です。商店街や商業施設がないので活気を感じることはできないかもしれません。
ただし、遅くまで営業しているスーパーやこだわりをもったお店もあり、一人暮らしの人でも不便なく暮らすことはできます。
落ち着いた生活を望んでいる人にとって、非常に住みやすい街なのです。
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のどかな雰囲気が魅力の小竹向原ですが、実際に住んでみないとわからない点が多いことにも注意しましょう。
例えば、
- 近くに病院があるのはいいけど、救急車の音がうるさい
- 育児制度が充実しておらず、保育園探しに苦労した
- 飲み屋街が近くにあって、夜酔っ払いが多い
など、地元の人にしかわからない情報も少なくありません。つまり、その街の住みやすさを知るには地元に詳しい人に話を聞くのが最も確実で早い方法です。
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小竹向原は一人暮らしはもちろんファミリーにもおすすめ
小竹向原エリアから氷川台駅、江古田駅周辺までをご紹介しました。小竹向原は、治安の良い住宅街で、一人暮らしやファミリー層にもおすすめできる街です。場所は都会ということで自然豊かとまではいきませんが、オアシスのような並木道もあり心が休まります。
池袋にも近く、「都心でありながら落ち着いた環境」を求めている人にも住みやすいエリアといえるでしょう。小竹向原の条件の良さを考えると、生活をしていくうえでも十分な住まい環境であることは明らかです。
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