東京都品川区にある大井町は、都心へのアクセスがとてもよく、遊ぶ場所や居酒屋、スーパーなどが全てそろっており、とても利便性がよく人気の街です。
本記事では大井町の住みやすさや都心からのアクセス、おすすめスポットなどを詳しく解説します。また大井町に住むうえでの注意点も紹介しますので、居住を検討されている人はぜひ参考にしてください。
大井町の住みやすさは?
大井町は、東京都品川区にある街です。
大井町の住みやすさはなんといっても、生活を楽しむ施設が充実していることです。東口駅前にはアトレや阪急などの大型商業施設が並び、西口には劇団四季の劇場やスポーツエンターテイメント施設のスポル品川大井町、そして昭和の香り漂う居酒屋街が並んでいます。
駅周辺にはスーパーも多く、食料品や日用品の買い物にも困りません。日々の生活から休日のレジャーまで、全て大井町で楽しむことができるため、主に若い世代の一人暮らしや家族連れにとても人気の街となっています。
大井町から都心へのアクセス
大井町にはJR京浜東北線、東急大井町線、りんかい線の3線が乗り入れています。3線の乗り換えができるため、大井町駅で乗り換えをする人は多く、駅は常に人がたくさんいます。
- 品川へは京浜東北線で4分、
- 自由が丘までは大井町線で10分
- 東京ビッグサイトのある国際展示場駅まではりんかい線で11分
と、多くの主要駅まで10分前後で行くことができます。
1駅で行くことができる品川駅は、JR山手線が通っており都心のどの街へもアクセス抜群なのはもちろんのこと、新幹線の停車駅でもあり、また、品川駅から京急線で羽田空港までも20分前後で到着することもできます。
都内へのお出かけも、国内旅行でも、どんな時にも融通のきく、使い勝手の良い駅だと言えます。
大井町はどんな街?4つの特徴
大井町という土地の特徴として、大きく以下の4つが挙げられます。
- 繁華街や商業施設が多く、遊ぶ場所がたくさんある
- 交通のアクセスが良い
- 飲食店が多く、外食に困らない
- スーパーが多く、買い物に困らない
それぞれについて、詳しく解説していきます。
繁華街や商業施設が多く、遊ぶ場所がたくさんある
大井町駅周辺には、繁華街や大型商業施設が多く、買い物をする場所や、休日に遊ぶ場所がたくさんあります。
まず、JR大井町駅東口に併設されているアトレ。
1階ではお惣菜やスイーツを販売しており、2階より上は雑貨や洋服のお店が並びます。無印良品やユニクロなどもあり、必要なものはすベてここで買って帰ることができます。仕事帰りに家へ直行するのではなく、ふらっとウィンドウショッピングをして気分転換できるのもうれしいですね。
次に、JR中央東口を出るとすぐ目の前にあるのは、ヤマダ電機のLABI品川大井町店。
電化製品はもちろんのこと、インテリア雑貨や書籍、おもちゃ、キッズコーナーもあり、家電を買う予定がなくても立ち寄りたくなる施設です。
また、緑に囲まれて癒しを与えてくれる外観の阪急大井町ガーデンという商業施設もあり、その中にはたくさんのカフェやレストランがあり、サクッと外食する時の強い味方です。また、3階にはおふろの王様という銭湯があり、ゆったりとお湯に使って日々の疲れを癒すこともできます。
今度は西口。駅から徒歩5分のところには劇団四季の劇場[夏]があり、ここではキャッツやライオンキングと言ったミュージカルを楽しむこともできます。
また、都会でスポーツを楽しむことができる施設・スポル品川大井町もありますし、電車で大森駅まで1駅移動すれば、しながわ水族館や大井競馬場に行くこともできます。これらのレジャー施設は、のちほど詳しくご紹介します。デートも家族のレジャーも大井町周辺で楽しむことができ、飽きることがないので長年住みたくなりますね。
交通のアクセスが良い
大井町が若者に人気な理由は、なんといってもその交通アクセスの良さ。品川駅まで電車で4分なので、JR山手線に乗り換えれば都内のどこへでもいけますし、新幹線に乗るときも便利です。また、羽田空港まで品川経由で約25分なので、飛行機に乗る時も早起きする必要がありません。旅行に行くのが身近になりそうですね。
また、りんかい線が通っているので、国際展示場や天王洲アイルなど、有明の方でイベントが行われる際も電車1本でいくことができます。
さらに、大井町が終点となっている東急大井町線は、沿線に自由が丘や二子玉川といった近年若い世代に人気のおしゃれスポットもあります。都内唯一の渓谷である等々力渓谷もあり、休日のお出かけやデートも選択肢がいっぱいですね。
飲食店が多く、外食に困らない
住む場所としても人気ですが、同時にオフィス街でもある大井町。
オフィスで働く人たちのために、ランチ・居酒屋ともにたくさんのお店があります。特に西口には商店会になっており、道路をはさんで両側にたくさんの飲食店が並んでいて、ランチひとつするにしても、どのお店にするか迷ってしまいそう。
また、通りを1本入ったところにある東小路飲食店街には、昭和風の古き良き居酒屋が多く並んでいて、レトロでディープな雰囲気をかもしだしています。
牛タン屋、海鮮居酒屋、寿司屋、立ち飲み屋、ラーメン屋など、多くのお店が小さな小路にならび、熱気をあげています。大井町は、お酒好きにはぴったりの街と言えます。
スーパーが多く、買い物に困らない
遊ぶ施設が充実しているのはうれしいですが、実際に住むとなると、生活がしやすいかどうかが大事ですよね。そして生活の中で時に大事なのが、食材の買い出し。
住む街選びにおいて、スーパーがあるか、安いやどうかは、重要なチェックポイント。
大井町はこの点もしっかりおさえています。
西口から徒歩1分で品揃えの豊富なイトーヨーカドー、JR中央口から徒歩1分で深夜まで空いている西友、西口には肉のハナマサ、ちょっといいお惣菜が帰る駅前アトレ内の成城石井など、安い食材から、「今日はちょっと贅沢していいお惣菜買っちゃおう」という日まで、他の街まで行く必要はなく、全て大井町で完結します。
大井町周辺のおすすめスポット5選
駅前に大型商業施設や繁華街があり、外食に困らない街、大井町。さらに周辺にはレジャースポットもたくさんあり、休日を楽しく過ごすこともできます。
今回はその中でも特におすすめのスポットを5カ所ご紹介いたします。
しながわ水族館
大井町から京浜東北線で1駅の大森駅から歩いて15分、東京湾にほど近いところに、家族でのおでかけにもデートにも大人気のしながわ水族館があります。
東京湾に注ぐ川と隣接しているため、入場する前からすでに潮の香りを感じることができます。場内での人気スポットはなんといっても1階の海面フロア。ガラスの向こうは東京湾と直接つながっている川で、東京湾に住む魚たちを見ることができます。
他にもイルカショーやアシカショーなど、盛り上がるイベントもいっぱい。そしてこの水族館のもう一つの楽しみ方は、しながわ区立公園の散歩です。
しながわ水族館自体がしながわ区立公園の中にあり、水族館を出ると自然に囲まれた公園になっています。
川には噴水があり橋がかかっていて、お散歩にピッタリです。
屋内の水族館で海と触れ合ったあとは、公園で新鮮な空気を吸いつつ、水族館の楽しかった思い出を話しながらのんびりお散歩するものいいですね。
大井競馬場
競馬と行ったら大井競馬場。夏には帝王賞、冬には東京大賞典といった有名なレースが行われ、競馬好きで知らない人はいない地方競馬最大規模の競馬場です。
こちらも大井町駅から1駅移動した大森駅から歩いて行くことができます。
東京シティ競馬という愛称で競馬を提供するこの施設は1950年に開場し、長年多くの競馬ファンの集まる場として競馬を支えています。最近では松坂桃李さんや高畑充希さんなど有名俳優が出演するCMで、競馬も若者にとって身近なものになってきました。
大井町に住むことをきっかけに、新しい趣味が見つかるかもしれませんね。
スポル品川大井町
大井町線に乗って大井町へ行くとき、電車の窓からサーフィンをしている人がいるのを見たことがありませんか?
この都会のど真ん中で、サーフィン?と、一瞬目を疑ってしまうこの光景、実はスポル品川大井町が作り出しています。
「大井町で、波乗り」のキャッチコピーをうたうスポル品川大井町は、複合スポーツエンターテイメント施設。
この施設内で、都会にいながらサーフィン、ボルダリング、アーチェリー、パデル、テニス、フットサルなど、さまざまなスポーツを楽しむことができます。
他にも、脱出アトラクションやキッズランドなど、デートや子連れで気軽に楽しめるアトラクションも。
近くに住んだら一度は訪れてみたい遊びスポットです。
牛タン いろ葉
西口を出てすぐの居酒屋街の入り口にある牛タン いろ葉。
極上の牛タンが楽しめるお店として、メディアでも多数取り上げられている名店です。活気のあるレトロな雰囲気の店内へ入ると、おすすめメニューを紹介してくれます。名物メニューは厚切り牛タンと茹でタン。
最近流行りの秋田名物いぶりがっこ+クリームチーズなど、タン以外にも東北の名物のおつまみが多数あり、お酒の種類も豊富。
茹でタンはうわさ通り、箸をすっと入れるだけで切れてしまう最高のやわらかさ。
お酒好きやタン好きの方はぜひ一度は足を運んでおきたいお店です。
永楽
西口に出て通りを1本入ったところにある、東小路飲食店街。
昭和の居酒屋が並ぶため、日中はわりと静かですが、その中で一ヶ所だけ大行列ができているお店があります。
それが、中華料理屋・永楽。長年経営しているこのお店の人気メニューはワンタンメン、チャーハン、そして大きい餃子。
冬は餡がアツアツのもやしソバが人気だそう。
店内は大井町で働く人々やこの街に住んでいる人など、いろんな層の人でいっぱい。カウンターに座ると顔に感じられる、麺を茹でる湯気の熱気と、そこから見える大きな中華鍋が、本場中国にいるような気分にさせてくれます。
大井町に住むうえで注意することは?
魅力が多く住みやすい大井町ですが、実際に住むとなると、どの街にもマイナスな面はあるものです。ここでは大井町に住むにあたって、気をつけた方が良い点を3点ご紹介します。駅周辺は家賃が高い
駅周辺でなんでもそろってしまう便利な街なので、やはり人気は高く、駅周辺は家賃が高めの設定になっています。大井町の物件は基本的にはマンションが多めですが、駅前となるとなかなか手を出しにくい家賃のところも多くありますので、実際に住むことを検討されている方は、駅から少し離れた物件も検討してみてください。駅から少し離れると駅前の喧騒も落ち着き、住みやすい雰囲気になっています。
通勤時は駅がとても混雑する
電車が3線乗り入れており、乗り換え駅となっている大井町駅は、通勤時の混雑は避けられません。京浜東北線で神奈川方面に住んでいる人が多く乗車するため上り電車はかなり混雑しますし、大井町駅自体もオフィス街ですので降車する人も多く、また、りんかい線沿線もたくさんの会社がありますので、利用者がとても多くいます。
現在は新型コロナウィルスの影響で在宅勤務も増えていますが、今後のことも考えて、駅の混雑は考慮しておいた方が良いでしょう。
また、通勤時ではありませんが、りんかい線沿線にある東京ビッグサイトなどでイベントがあるときも、大井町から乗り換える人が多いため混雑が予想されます。
居酒屋が多いので、夜の雰囲気が苦手な人は注意
特に西口方面には昭和レトロな居酒屋がたくさん並んでおり、お酒好きの人にとってはとても楽しい街ですが、反対に夜の街の雰囲気が苦手な方にとっては、あまり気持ちの良い雰囲気ではないと感じるかもしれません。
家の場所によっては居酒屋街を通るのが家への近道となりますが、夜の時間帯は少し遠回りをしてでも飲み屋街を通らないなどの工夫が必要になるでしょう。
大井町の住みやすさを知るならHousii
アクセスの良さが魅力的な大井町ですが、実際に住んでみないとわからない点が多いことにも注意しましょう。
例えば、
- 近くに病院があるのはいいけど、救急車の音がうるさい
- 育児制度が充実しておらず、保育園探しに苦労した
- 飲み屋街が近くにあって、夜酔っ払いが多い
など、地元の人にしかわからない情報も少なくありません。つまり、その街の住みやすさを知るには地元に詳しい人に話を聞くのが最も確実で早い方法です。
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大井町はアクセスも良く住みやすい街
レジャー施設もスーパーも居酒屋も充実しており、平日も休日も楽しめる大井町。さらに品川駅まで1駅で行くことができ、新幹線にも飛行機にも気軽に乗れるため、旅行にも出かけやすいですね。
日々の生活の便利さもあり、休日も100%楽しみたい、アクティブな若い世代のひとり暮らしや家族づれにとてもおすすめの街、大井町です。気になる方は、ぜひ大井町の物件をチェックしてみてください。
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