各媒体が行なっている「住みたい街ランキング」に度々ランクインし、今最も注目すべき街のひとつである埼玉県和光市。東京都の近郊都市として発展してきました。
便利な都市環境と豊かな自然が合いまった和光市には、どんな魅力が集まっているのでしょうか。昨今のリモートワークの働き方が主流となる中で、少し田舎に住もうと考えている方にもおすすめです。そんな和光市の特徴や、人気スポットをご紹介します。
和光市の住みやすさは?
和光市は、ファミリー層や一人暮らしの人にとっても、住みやすい要素が揃っているエリアです。駅は北口と南口にわかれており、南口には和光市駅直結の「エキアプレミア和光」があります。住宅街に入ると、しっかりと街灯が設置されているので常に明るい環境が保たれています。帰宅時間が遅くなっても安心ですね。また、ファミリー層にとっては、買い物事情がとても充実しています。駅前に大手のスーパーが3店舗あり、比較的遅い時間まで営業しているため、いつでも買い物ができることは大きなポイントといえるでしょう。
小学校や中学校も住宅街にあるので、お子さんの通学に関しても安心できます。このように治安がよく、日常生活における便利さ、そして落ち着いた雰囲気の中で暮らせることが、「住みたい街」として定着している理由です。
和光市はどんな街?5つの特徴
これだけ住みやすい街として人気のあるエリアなので、何か秘密があるはず。気になる和光市の特徴を見ていきましょう。都心部へのアクセスの良さ
和光市駅は3路線の使用が可能で都心部へのアクセスが抜群です。和光市駅からの路線は3つ
①東武東上線
②東京メトロ有楽町線
③東京メトロ副都心線
主要駅までのアクセス
駅名 | 所要時間 | 乗り換え回数 | 経路例 |
---|---|---|---|
新宿 | 約26分 | 1回 | ・東武東上線→JR山手線(JR埼京線) ※池袋乗換 |
渋谷 | 約36分 | なし | ・東京メトロ副都心線 |
池袋 | 約14~27分 | なし | ・東武東上線・急行12分 ・東武東上線・各駅27分 ・東京メトロ有楽町線20分 |
東京 | 約35分 | 1回 | ・東武東上線→東京メトロ丸ノ内線 ※池袋乗換 |
和光市駅から池袋までは約14分です。東京メトロ副都心線を利用すれば横浜方面へのアクセスも可能なのはメリットといえます。「埼玉県」というだけで、遠い印象をもっていた人も多いかもしれません。
意外と都心部に行きやすいということがわかります。また、和光市は高速の入り口も近いため、車での移動が多い人にとっても便利な街です。
電車に座って通勤・通学ができる
朝の通勤ラッシュはどうしても避けたいと誰もが思いますよね。和光市駅は始発駅であるため、都心部へ向かう東京メトロだと座ったままの移動が可能です。しかも、乗車時間は意外と短いので、座ったまま都心へアクセスができ短時間で目的地に行くことができるのは嬉しいメリットといえるでしょう。移動でストレスが溜まることはほぼないですし、気持ちに余裕をもって通勤・通学ができますよ。
昔ながらの地域コミュニティが充実している
もともと和光市は農家が多い地域であり、近所との助け合いを大切にする意識が強く残っています。古き良き時代を感じさせるスポットも見られるエリアでもあります。また、寺社なども多く、自治会が主催するお祭りやイベントが開催されることも和光市の特徴です。地域創生のためのこうした取り組みは、他も地域でも見習うべきところであり、人口構成のバランスのいいエリアとして、これからも発展し続けるでしょう。
家賃相場が安い
和光市の家賃相場はどうでしょうか。一人暮らしに向いているワンルームは約6.4万円、1LDKが約10.5万円です。有楽町線・副都心線沿線の駅では、1番安い相場です。特に一人暮らしをする際には、できるだけ家賃は抑えたいところ。和光市は交通の便が良いにもかかわらず、比較的家賃を安めにすることができると考えられます。また、ファミリー層では3LDKで徒歩10分圏内だと、12.5万円~が相場です。
用途 | 間取り | 家賃相場 |
---|---|---|
一人暮らし向け | 1R | 6.4万円 |
1K | 6.4万円 | |
1DK | 8.2万円 | |
1LDK | 10.5万円 | |
ファミリー層向け | 2K | 8.7万円 |
2DK | 9.5万円 | |
2LDK | 12万円 | |
3LDK | 12.3万円 |
家賃を抑えることは、生活にも余裕が生まれます。自分自身の収支を考え、またライフスタイルに合う物件を見つけるためにも参考にしてみてくださいね。
静かで穏やかな生活を保障
人口の多いベッドタウンとして変化しつつある和光市ですが、自然も多く残されています。公園に行けば植物に癒されることもできます。和光市駅北口は、住宅街が広がっているエリア。広い道路も広がり、高層の建物もないので圧迫感を感じることもありません。常に静かで落ち着いた環境が整えられていることは、日頃のストレスを癒すには最適だといえます。和光市は治安も良い街です。生活がしやすくてリラックスできるスポットがたくさんあることもメリットとなるでしょう。老若男女問わず、住みやすさが保障された街なのです。
和光市のおすすめスポット5選
和光市にも魅力的なスポットが散在しています。その中から、5つをご紹介します。これから和光市に住んでみたい、行ってみたいと考えている人は必見です。和光樹林公園
和光樹林公園は、「キャンプ朝霞基地」の跡地の一部で、芝生広場や遊具、樹林地などが整備された公園です。スポーツやピクニックなどが楽しめるので、ファミリーやカップルにも人気のスポットです。
また、ペットの散歩にも最適な環境なため、訪れている人も多く見られます。疎林広場には約1,700本の桜が植えられています。お花見の季節に散策してみるのも良いですよね。公園の入り口には花時計もあり、花が咲く時期にはキレイな光景も目にすることができます。
新倉ふるさと民家園
清閑な場所に突如現れる歴史的建造物は目を惹きます。新倉ふるさと民家園は、移築復元した和光市指定文化財の「旧富岡家住宅」を保存しながら、ふるさとの伝統文化を学び継承する場として、平成18年6月17日に開園しました。テレビやCMのロケ地としても知られているスポットです。
大泉中央公園
大泉中央公園は東京都練馬区にある公園ですが、「和光樹林公園」と隣接しています。見応えのある広い園内には、水の広場、アスレチック遊具、広い砂場などがあります。
また、陸上競技場や野球場、テニスコートなどのスポーツ設備も充実しています。野鳥の森ではバードウォッチングも楽しむことができますよ。緑が多く、散歩やジョギングにも適したスポットなので、ゆっくりとリフレッシュしたい方やスポーツを楽しみたい方にもおすすめです。
365アニバーサリー
住宅街の中に佇むおしゃれな外観。それが365アニバーサリーです。厳選された素材と徹底した手作りのレストラン&スイーツショップは、種類豊富なケーキが人気のお店です。今回は、ランチをいただくためレストランを訪れました。店員さんの接客も丁寧で清潔感のある空間は落ち着きます。
また、料理もこだわりが感じられ、「また行きたい」と思わせてくれるような美味しさです。野菜は甘く、単品で注文できるクロワッサンは大きくてふわふわでした。駅からは徒歩で約10分ですが、和光市に行ったらぜひ足を運んでほしいスポットです。
極楽湯 和光店
極楽湯和光店は、笹目通り沿いにある総合温泉施設です。無料駐車場が200台分あるので、車で行く場合は非常にアクセスも良いといえるでしょう。
車以外の方は、和光市駅から無料送迎バスが出ていますし、有楽町線・副都心線の隣駅「成増駅」からも西武バスの運行があります。まず、入り口を抜けたら左側にある床屋さんを通り抜け、券売機に向かいます。
券売機で入館料と用途に必要な物を購入してから受付をします。施設内は、お風呂のほかにお食事処やリラクゼーション、ゲームコーナーなどがあり、ご家族でも楽しむことができます。お食事処も除菌などで清潔に保たれており、広いので安心です。この日は、カレーフェア、そしてアニメ「呪術廻戦」との期間限定コラボメニューがありました。イベントも随時行われているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
和光市に住むうえで注意することは?
住みやすい街であっても、それなりのデメリットはあります。それは和光市も例外ではありません。和光市に住むうえで気をつけるべきことをまとめました。急な坂道が多い
住宅街を歩いていると突然現れる急な坂道。そんなエリアが意外と多いことに気づきます。徒歩はもちろん、自転車での移動は意外と体力面で大変です。特に気温の上がる夏場には熱中症には十分注意しましょう。信号が少ない
和光市駅から少し外れると、道路の幅が大きくなっています。比較的交通量は少ないのですが、大きな十字路でも信号がないところがあり、渡る際に左右をよく確認する状況を見かけます。都心暮らしが長い人にとっては、慣れるまでに時間を要するかもしれません。ただし、和光市住民は、そのような光景は当たり前でしょうから常に注意を払っていると考えることができます。車と自転車と人との信頼関係が築かれているので特に問題はなさそうですね。
和光市の住みやすさを知るならHousii
都心へのアクセスと自然の豊かさが魅力的な和光市ですが、実際に住んでみないとわからない点が多いことにも注意しましょう。
例えば、
- 近くに病院があるのはいいけど、救急車の音がうるさい
- 育児制度が充実しておらず、保育園探しに苦労した
- 飲み屋街が近くにあって、夜酔っ払いが多い
など、地元の人にしかわからない情報も少なくありません。つまり、その街の住みやすさを知るには地元に詳しい人に話を聞くのが最も確実で早い方法です。
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和光市は都心部へのアクセスと自然が両立した街
和光市の住みやすさと、おすすめスポットを中心にご紹介しました。「住みやすい街」として常に上位をキープしているエリアです。人口が増えているため、新築物件も増えており都心部と比較すると家賃を抑えることができるのはポイントとして捉えておきたいですよね。
また、スーパーやコンビニなど利便性にも富んでおり、非常に暮らしやすい街でもあります。治安も良く、自然が溢れているエリアは住む街としては必須条件といえるのではないでしょうか。
和光市は、一人暮らしでもファミリー層でも安心して住むことができます。リモートワークが定着するにあたり、田舎に引越しを考えている人も多いでしょう。和光市は、都会でもなく田舎でもない。しかし、都心部へのアクセスが良好なので、今後も人気な街として栄えることは間違いありません。
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