部屋が手狭になってきたから住み替えたいと考えている人の中には、
- 4人家族に合った間取りのイメージがつかない
- 4人家族って何LDKがちょうどいいんだろう
- 今は3人だけど、もう一人子供が欲しい場合は何LDKを選んだらいいんだろう
など、どんな間取りを選んだらいいかわからないという方も少なくないと思います。
そこで今回は、4人家族で賃貸物件に住む場合に1LDK~4LDKの住まいの間取り別の特徴や部屋の使い方について解説していきます。まずはどんな使い方のパターンがあるのか知りたいという方は是非ご覧ください。
マンションの間取りについてお考えの方はまずはこちらの記事をご覧ください!
4人家族の間取りは3LDKがおすすめ
4人家族の間取りでおすすめなのは、3LDKです。3LDKとは、リビング、ダイニング、キッチンの他に3つの居室がある間取りのことを指します。4人家族の場合、一般的に夫婦二人と子供二人で暮らすことになる場合が多いでしょう。
3LDKであればLDKの共有スペースの他に部屋が3つあるので、たとえば「夫婦の寝室として1部屋、子供一人につき1部屋」「夫婦で1部屋ずつ、子供部屋として1部屋」など、子供の成長段階やシチュエーションに応じて使い分けがしやすいメリットがあります。
4人家族の間取りを考える時の3つの観点
4人家族でさまざまな間取りに住むケースを踏まえて紹介してきましたが、各家庭のライフスタイルによって希望の間取りは変わってきます。
そこで、自分たちにとって住みやすい部屋を決める際に考えるべきポイントを見ていきましょう。
夫婦の寝室
まず、最初に決めるであろうことが夫婦の個室を用意するかどうかです。東京ガス都市生活研究所の調査※によると、「夫婦にも別々の部屋が必要」と考えている人は73.9%に及び、多くの夫婦がそれぞれの個室を望んでいることがわかります。
背景には、
- 「寝室を別々にしたい」
- 「コロナ禍のリモートワークで仕事部屋が欲しい」
- 「それぞれの趣味の部屋が欲しい」
といった事情もあるようです。
仮にそれぞれ個室が必要となると2LDK以上の間取りが望ましいですが、4人家族で子供がいるとやはり3~4LDK以上の間取りが望ましいでしょう。
逆に、「寝室が同じで良い」という場合や「仕事部屋の必要が無い」という場合は2LDKで良くなる場合もあるので、部屋数に迷ったらまずは夫婦の個室は必要かどうかを考えてみましょう。
※出典:東京ガス都市生活研究所「生活定点観測レポート2020」
子ども部屋
4人家族で間取りを決める際に一番悩むのが子ども部屋を何部屋作るかでしょう。
こちらも、東京ガス都市生活研究所のレポートによると、小学校低学年の21.1%の子供が「自分だけの部屋」を、36.8%が「ほかの兄弟姉妹と一緒の部屋」を持っており、高校生以上となると8割近くが「自分だけの部屋」を持っていると答えています。
出典:東京ガス都市生活研究所レポート「家で子どもが過ごす部屋~子どもの過ごし方と親子それぞれの意識」
上のデータを見ると、今の子供が小学校入学前の子供であればまだ子供部屋を考える必要はないかもしれませんが、小学校高学年の子供がいる場合は将来の子供部屋を見据えて間取りを選ぶ必要があると言えるでしょう。
さらに、子供部屋について考えるにあたって以下の2つの観点があります。
子どもの性別を考える
子供部屋について考える上での観点として子供の性別があります。
同性の場合は仮に多少の年齢差があったとしても同じ部屋でも良いかもしれませんが、異性の場合は、それぞれに子ども部屋があったほうが理想的です。
すでに子どもが2人いて異性の場合は、最低でも3LDKないと子ども部屋を分けることは難しくなってきますので、性別という観点でも子供部屋について考えてみましょう。
子どもの年齢差を考える
子どもの年齢が6つ以上離れていれば、上の子が独り立ちしたあとに部屋が空くため、子ども部屋は一つで済むケースも考えられます。例えば、上の子供が大学に入って独り暮らしを始めたと同時に、6つ下の子が中学校に入る場合などではそれぞれ子供部屋を用意しなくても良いケースもあります。
年齢差によっては、子供部屋は必要なく2LDK~3LDKでも問題なく暮らせる場合があることを覚えておきましょう。
子供部屋についてイメージが湧かない方は、こちらの画像で子供部屋について検討してみても良いかもしれません。
出典:東京ガス都市生活研究所レポート「家で子どもが過ごす部屋~子どもの過ごし方と親子それぞれの意識」
荷物の量や来客
最後に、荷物の量や両親や友達などの来客が多い家庭は、収納スペースや来客用の部屋の確保のためにも部屋数の多い間取りを選んだ方がいいでしょう。
例えば、小さい子供がいる世帯ではどちらかの親御さんが泊りに来たりする機会が多いと思います。そこで一部屋物置部屋を兼ねて人が泊まれる部屋を作っておくと便利でしょう。
また、タワーマンションなどになると、有料にはなりますがトランクルームやゲストルームがある場合もありますので、その場合はわざわざそのための部屋を用意する必要はありません。
4人家族のあなたに最適な間取りフローチャート
5章で紹介したように4人家族の間取りを考えるには、
- 夫婦の個室が必要かどうか
- 子供部屋が必要かどうか(将来的にも)
- 収納部屋が必要かどうか
という3つのポイントで決めることができます。それでは、自分の場合だったら居室は何部屋必要か下のフローチャートで考えてみましょう。それぞれに必要な部屋を足すことで何部屋必要かを確かめることができます。
4人家族の間取りを選ぶ時のポイントは、必ずしも今の家族の生活スタイルに合った間取りを選ぶことではありません。将来的な子供の成長に従って、必要な部屋数を想定して間取りを選ぶようにしましょう。
4人家族で1LDKの間取りに住む場合
1LDKは、「1部屋+8畳以上のリビングダイニングキッチン」※の間取りの部屋です。賃貸物件に多く、首都圏の平均家賃相場は10万9926円となっております。(住宅新報「住宅新報家賃調査」より)
4人家族で住む場合にはどのような部屋の使い方になるのでしょうか。また、4人家族で1LDKの間取りに向いている人についても解説していきます。
1LDKの間取りの使い方
1LDKは、「1部屋+8畳以上のリビングダイニングキッチン」※の間取りの部屋です。日中は家族がリビングに集まって過ごし、寝るときもみんな一緒に寝ることになるので、コミュニケーションも深まります。
一方で夫婦のどちらかが夜勤があったり、休日が違うなど生活リズムが異なる場合は、起こさないようにそっと着替えたり気を遣う必要も出てきます。
また、家族みんなが一つの居室で寝ることを考えると、子ども部屋を必要としない幼稚園や保育園に通う年代の子どもがいる家庭が望ましく、居室の広さも6畳程度はほしいところでしょう。
また、1LDKの場合、ベッドを置くよりも布団で寝たほうが空間をより広く使うことができます。リビングダイニングキッチンと居室が引き戸などで仕切られている間取りだと、日中は引き戸を開けることで、一つの大きな部屋として使うことがで切るのが特徴となっています。
1LDKの間取りに向いている4人家族の特徴
1LDKの間取りに向いている4人家族の特徴は以下のような家族構成・ライフスタイルの4人家族です。
- 夫婦共働きで家で過ごす時間が少ない
- 子供二人が0~3歳の乳児
- 夫婦の寝室を分ける必要が無い
- 来客が少ない
- 荷物が少なく収納部屋が必要ない
などの家族が向いていると言えるでしょう。
やはり1LDKの間取りはリビングルームと1室しかない間取りなので、来客が少ない家族や家族の荷物が少なく収納部屋が必要ない家族などに向いていると言えるでしょう。
また、物件の購入までの一時的な仮住まいとして賃貸物件を借りる予定の場合なども、一時的であれば4人家族でも1LDKに住めると考えてよいでしょう。
4人家族で2LDKの間取りに住む場合
2LDKは、「2部屋+10畳以上のリビングダイニングキッチン」の間取りの部屋です。首都圏の平均家賃相場は、13万7194万円(※同じく住宅新報の調査より)となっており、1LDKと比較すると家賃は3万円ほどたかくなっております。
2LDKの間取りの使い方
2LDKは、「2部屋+10畳以上のリビングダイニングキッチン」の間取りの部屋です。小さい子供が2人いて、子ども部屋を必要としない場合は、一つの居室を家族で寝る部屋とし、もう一つの部屋をファミリールームとして子どもの学習用品パソコンなどを置くという使い方ができます。
また、子供が成長してきたら2段ベッドなどを置き、共有の子ども部屋を確保しつつ、夫婦の寝室も作ることも可能です。同性の子どもの場合は、独立するまで共有の子ども部屋で過ごすということも可能かもしれません。
子どもが小学生低学年くらいであれば、学習をダイニングテーブルでするかもしれませんが、高学年くらいになると専用の学習机を用意したり、衣類などが増えたりするので、子ども部屋とする方の、収納や部屋の広さもある程度あったほうが便利でしょう。
2LDKの間取りに向いている4人家族の特徴
2LDKの間取りに向いている4人家族の特徴は以下のような家族構成・ライフスタイルの4人家族です。
- 夫婦の寝室を分ける必要が無い
- 2人の子供が小さくまだ子供部屋が必要ない
- 収納が少なく、収納部屋を持つ必要が無い
- 子どもが同性で子供部屋1部屋で住む家庭
などのライフスタイルの4人家族が向いていると言えるでしょう。
2LDKの間取りは、夫婦の寝室と子供部屋という部屋の使い方がよくある間取りとなるので、2人の子供それぞれで部屋を持つ必要が無い世帯や夫婦の寝室を分ける必要が無い世帯が向いている家族の特徴と言えるでしょう。
また、子供が成長したタイミングで3LDK以上の間取りの物件に引っ越すことを検討している場合に、それまでの一時的な住まいとして2LDKの間取りに住むというケースもあるでしょう。
4人家族で3LDKの間取りに住む場合
3LDKは、リビングダイニングキッチン(LDK)は10畳以上が一般的で、居室が3つある間取りです。首都圏の家賃相場としては、16万円(※)を超えるため賃貸物件として借りるには高額と言えるでしょう。
※国土交通省「賃貸住宅市場の実態について」より抜粋
3LDKの間取りの使い方
3LDKは、リビングダイニングキッチン(LDK)は10畳以上が一般的で、居室が3つある間取りです。子どもがまだ小さいときは夫婦と一緒に寝たり、2人で一つの子ども部屋を使ったりすることも可能なので、4人家族でも必ずしも居室が3つ必要とは限りません。
しかし、子どもが小学生高学年くらいになるとそれぞれに部屋を与える必要が出てくることもあるため、残りの1部屋を夫婦の寝室として使える3LDKが快適です。また、LDKを通らないと子ども部屋に行き着けない間取りの住まいを選ぶと、親子が顔を合わす機会が増えコミュニケーションも自然と生まれるので、思春期の子どもがいる家庭などには安心です。
3LDKの間取りに向いている4人家族の特徴
3LDKの間取りに向いている4人家族の特徴は以下のような家族構成・ライフスタイルの4人家族です。
- 夫婦の寝室をできれば分けたいと考えている(夫婦の寝室2、子供部屋1)
- 子どもの性別が違っていてそれぞれに部屋を与えたい(夫婦の寝室1、子供部屋2)
- 収納が多く、1部屋は収納部屋に使いたい(夫婦の寝室1、子供部屋1、収納部屋1)
などのライフスタイルの4人家族が向いていると言えるでしょう。
やはり3LDKの間取りは4人家族のスタンダードな間取りと言えるため、あらゆるライフスタイルの家族が使いやすい間取りとなっているのが特徴です。
将来的な子供の成長に合わせて部屋の使い方を変えることもできるので、子供が一人一部屋欲しくなるまでは収納部屋やキッズスペースとして使い、子供が成長したら空いた部屋を子供部屋にするというのもよくあるケースです。
4人家族で4LDKの間取りに住む場合
4LDKの間取りはリビング・ダイニング・キッチンと4部屋の居室がある間取りで、ほとんどがファミリータイプの物件となるため賃貸物件ではほとんどありません。家賃相場としても高額となることが見込まれるでしょう。
4LDKの間取りの使い方
4人家族であれば、3LDKでも十分に快適に暮らせますが、4LDKとなるとさらにゆとりを持って暮らすことができます。
家族それぞれの自分の部屋を持つことができ、夫婦の勤務時間帯が違う場合や、子ども年齢が離れていて生活リズムがバラバラの場合でも、快適に過ごすことができます。
もし夫婦で独立した個室を必要としない場合は、余った1部屋を書斎などとして活用することも可能です。また、1部屋をウォークインクローゼットとして活用するという選択肢もあります。
その時期に着ない衣類や利用頻度が低いアイテムなどを収納しておくことで、リビングや個室から物を減らすことができ、空間をより広く使うことができます。そのほかに、両親が頻繁に泊まりに来るなど、ゲストが多い場合は、リビングに隣接する和室などがある間取りを選ぶと便利です。
4LDKの間取りに向いている4人家族の特徴
4LDKの間取りに向いている4人家族の特徴は以下のような家族構成・ライフスタイルの4人家族です。
- 夫婦の寝室を分けたい(夫婦の寝室2、子供部屋2)
- 子どもの年齢・性別が異なっていて別の部屋が必ず必要(夫婦の寝室2、子供部屋2)
- 来客が多く、来客部屋を作りたい(夫婦の寝室2(1)、子供部屋1(2)、来客部屋(1))
などのライフスタイルの4人家族が向いていると言えるでしょう。
子供の年齢・性別が異なっておりそれぞれで子供部屋が必要になる場合や、夫婦の帰宅時間が異なるなどの理由でそれぞれの寝室を作りたいという場合は4LDKの間取りが必要となります。
したがって、物件の購入予算と最低限必要になる部屋を逆算しながら4人家族に最適な間取りを考えていきましょう。
4人家族の各間取りを選んだ人の体験談
第7章では、4人家族で1LDKから4LDKまでの間取りに住んでいる人の体験談について紹介していきます。実際に生活している人の声から、間取り選びに活かしてみましょう。
4人家族で1LDKの間取りに住んだ人の体験談
では、実際に1LDKに住んでいた人の体験談について紹介していきます。
【体験談①】
広さと荷物量にもよるかと思います。服や子供のおもちゃ等最低限の生活ができる、ものが増えないっていうのでよければ1LDKでもいけると思います。
あと、ベッドではなく布団生活にすれば昼間は一部屋使えますね。私は1LDKって1〜2人暮らし向けだと思ってました。
独身時代や同棲してた時に住んでたなぁ…と。が、よく考えたら荷物が少ないならいけないことはないかな。(yahoo知恵袋より抜粋)
【体験談②】
中2女子です。1人になりたいのに自分の部屋がない、1LDK4人家族で自立までここに居させるそうです….
ストレスどころかもう、鬱です。何かいい方法ありませんかね。ネカフェで勉強などをする一人の時間をつくったりしましたが、中学生にずっと利用し続けるには金銭の問題もあって厳しいです…(yahoo知恵袋より抜粋)
まず体験談①にもあるように、基本的に1LDKのマンションは単身者や2人暮らしの方が多いマンションですので、やはり子供が2人いる4人家族で住んだ場合に、子供の足音などの騒音トラブルに発展する可能性があります。
また、体験談②には実際に住んでいる子供側の体験談ですが、やはり思春期の子供が部屋を持てないというのは相当なストレスになります。
以上から、金銭的な観点で1LDKしか選べないという方や、将来的に引っ越す予定があって子供はまだ乳児という方以外の4人家族にはあまり向いていないと言えるでしょう。
4人家族で2LDKの間取りに住んだ人の体験談
では、2LDKに住んでいる人の体験談について紹介していきます。
【体験談①】
うちも四人で2LDKに住んでいます。長男10歳、長女2歳です。
長男の机などで1部屋(主に長男の部屋ですが、一人部屋とは言っていません。いづれは妹も一緒だよと…今のところ納得してくれています。)寝室(四人で寝ます。こちらも今のところ)あとはリビングを生活のスペースに使っています。
ピアノやたんすもあり、確かに狭いです。が、長女が小学校にあがるまでは何とかいけるかな。と思っています。(yahoo知恵袋より抜粋)
【体験談②】
私は中1くらいまで2LDKに家族と住んでいて、妹と同じ部屋でしたよ!
友達の中には20歳すぎて1人暮らしするまで姉妹同じ部屋っていう人もいました。主様も子供が増えて同性だったら中学くらいまでは一緒の部屋にして、「自分の部屋が欲しい!」的な年頃になったら最悪夫婦の部屋をなくし、2部屋とも子供部屋にしたらいいと思います。
子供達が自立するまでは夫婦の部屋がなくなりますが、まぁ子供が社会人になれば出て行くでしょう(*^_^*)(yahoo知恵袋より抜粋)
まず体験談①にあるような子供二人の勉強部屋を一つと寝室を一つ作るという間取りの使い方が考えられます。これなら、子供のプライベートもある程度担保できて子供の満足感も担保しながら生活することが出来そうです。
一方で体験談②にあるように、子供が大きくなってそれぞれが部屋を欲しくなった場合は引っ越しを検討するか、夫婦の寝室などを無くすしかありません。
これらを踏まえて考えると、子供の性別が違ったり年齢が離れているときはそれぞれの部屋を作る必要が出てくるので、引っ越し費用や部屋を探す手間を考えると最初から3LDKのマンションに住むというのも一つの手でしょう。
4人家族で3LDKの間取りに住んだ人の体験談
では早速4人家族で3LDKに住んでいる人の体験談について紹介していきます。
【体験談①】
私の実家が3LDKです。両親と私、3つ年上の兄の4人家族でした。私と兄で一部屋ずつ、両親で一部屋でしたよ。とは言っても居間と両親の部屋の間仕切りのふすまは寝る時以外は常に開いていて、個室という感じではなかったです。
元々社宅暮らしが長くて誰も個室をもっておらず、子どもの受験勉強を機に子どもには個室を、という感じだったので、両親も自身の個室にはさほど執着がなかったようでした。
なのでご夫妻のプライベート空間の必要性がポイントになってくるかと思います。ただし私も兄もすでに実家を出ているので、両親2人で3LDKは今となっては広い気もします。(yahoo知恵袋より抜粋)
【体験談②】
3LDKは欲しいところです。
主寝室、子供部屋、和室とLDKといったところです。和室は不要と思うかもしれませんが、祖父母などが泊まりに来るなどという事があると和室があると便利です。子供部屋は広く取って将来的に分割します。更に書斎や家事室などを設ける事が出来れば、より理想的と思います。
予算や敷地などの都合で変わってしまいますが、無理矢理部屋を作って各部屋が狭くなってしまうとそれも不便なので、最低限の広さを確保しつつあきらめるところはあきらめてしまった方が良いと思います。あと収納スペースを削ってしまうと部屋が片付かなくなってしまったりするので、そういった点も重要だと思います。
家族の希望を出し合って、ここは絶対という優先順位をつけて進めると良いと思います。(yahoo知恵袋より抜粋)
体験談①においては、子供二人それぞれの部屋を取っている間取り、また体験談②においても広い部屋1つを子供部屋にしてパーテーションなどで分割する間取りであることがわかります。
子供にとって重要なのは「部屋がある」ということ以上に「自分のプライベート空間がある」ということであったりします。したがって、3LDKに住む場合は子供部屋を分割するという方法もあるのです。
また、夫婦のプライベート空間をどうするのかも重要なポイントです。子供の年齢や性別、また夫婦のプライベートに対する価値観からどのような間取りが良いの考えていきましょう。
4人家族で4LDKの間取りに住んだ人の体験談
では次に、4人家族で4LDKに住んだ時の体験談について紹介していきます。
【体験談】
主人、私、娘二人(小3、3歳)の4人家族です。
ずっと2DKのお家に住んでいたのですが、上の娘が小学校に入るのを機に引っ越ししました。今の間取りは4LDKです。2階が3部屋で私と主人の寝室、子供二人の寝室、勉強部屋とゆう形で使用しています。いずれ、娘二人が違う部屋がいいと言うまでは寝室と勉強部屋とゆう使い方にしました。
一階はリビングの他に和室が一部屋あり、普段は子供たちが遊び部屋として使用しています。お客様が来たときは和室がお客様の寝室としています。
うちは収納が少ないのでもっと収納があれば良かったなとは思いますが、後悔のない引っ越しだったと思っています。(yahoo知恵袋より抜粋)
上の体験談にあるように、4LDKを選んでいる方はやはり夫婦・子供含めて家族間のプライバシーを重視したいという方が多い印象にあります。
また、現在は子供が小さくて将来的に子供が「自分の部屋が欲しい」と言い出したタイミングでキッズスペースなどとして利用していた部屋を子供部屋にすると言ったケースがあるようです。
やはり金銭的な余裕がある場合は、4LDKの間取りを選んでおけば間違いないと言えるでしょう。
4人家族の間取りが選べないときはプロに相談
今回は、4人家族の間取りについて詳しく解説しました。間取りを決める際は、子供の年齢が近い場合や性別が違っている場合はそれを基準にどのように部屋割りをしていくのか、また将来的にどのように間取りを変化させていくのかを考えることがポイントです。
しかし、将来の間取りまでを想定して、自分にピッタリの間取りを考えるのは簡単なことではありません。
4人家族の間取りが上手く選べないときは、プロからの提案をもらうことが重要です。Housii(ハウシー)なら匿名で利用出来て、戸建て・マンション含めて複数の不動産会社からあなたにピッタリの物件提案が届きます。匿名だから、電話がくる心配もありません。
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