マンションのスケルトンリフォームとは?その内容や費用相場を解説

DINKS世帯の理想の間取りとは?

リフォームといっても方法はさまざまで、今の家をどうしたいのかによって、当然ながら工事の内容も大きく変わります。
壊れた部分だけ直したい場合も、もっとおしゃれなデザインにしたい場合も、どちらも同じリフォームです。

そうした中で施工内容によっては「スケルトンリフォーム」と呼ばれるものがあるのをご存じでしょうか。
本記事では特にマンションのスケルトンリフォームに着目し、具体的にどのような工事ができるのか、以下から詳しく解説していきます。

査定で分かるのは、価格だけじゃない
査定で分かるのは、価格だけじゃない

あなたの不動産、
売ったら いくら?

あなたの不動産、
売ったら いくら?

step
1
物件種別
step
2
都道府県
step
3
市区町村
step
4
町名
step
5
字・丁目
step1
物件種別
step2
都道府県
step3
市区町村
step4
町名
step5
字・丁目

※家を買いたい方必見!スマホで完結!無料会員登録で未公開含む優良物件情報が届きます。

スケルトンリフォームとは躯体以外を一新するもの

まず「スケルトン」とは、日本語に訳すと「骨格」を示しており、不動産業界では柱や梁といった躯体部分を指す言葉です。
つまりスケルトンリフォームとは、躯体以外の構造をまるごと新しくするリフォームを指します。

天井・壁・フローリングなどもすべて取り払い、基礎部分以外を一新したい時におこなうものです。
例えば間取りを変更したい場合なども、スケルトンリフォームに当てはまります。リフォームの中でも、特に規模が大きい工事と考えて間違いありません。

部分リフォームとの違い

部分リフォームとは、その名のとおり建物の一部のみを修繕・変更する工事で「新築だった時の状態に近づける」という意味合いが大きいものです。
例えば古くなったキッチンやバスを取り替える・畳からフローリングにするというように、部屋自体の造りはそのままで、部分的に新しくします。

一方でスケルトンリフォームでは室内全体を大幅に変える工事をおこなうので、先ほども出てきたような「規模」が部分リフォームとの違いです。

また似たような言葉に「リノベーション」や「フルリフォーム」などもありますが、これらも基本的には「スケルトンリフォーム」と同様の意味で使われます。

マンションのスケルトンリフォームのメリット

ではマンションのスケルトンリフォームにより、通常の工事に比べてどんなメリットが生まれるのか、次から詳しく見ていきましょう。

現状の生活環境に適した空間にできる

スケルトンリフォームでは室内の構造そのものを変えられるため、例えば部屋数の増減も柔軟にできます。
「子どもが独立したから一部屋減らしたい」「家事の動線が不便だから間取りを変えたい」というように、ライフスタイルの変化に合わせて自由に設計し直したい際には特におすすめです。

さらには通路を広くするなどのバリアフリー化もでき、より長く住みやすい家づくりにも向いています。
より快適さを求めている場合には、スケルトンリフォームも視野に入れて検討みると良いでしょう。

見えない劣化部分まで修繕できる

スケルトンリフォームでは、床や壁などの構造部分から取り除けるため、通常は確認できない隠れた部分が表に出てきます。
そのため腐食していたり老朽化していたりする箇所が発見でき、同時に修繕にも対応できるのです。

例えばカビや結露などについても、スケルトンリフォームとともに対策しておけば、この先を考えても安心できます。
また床下にある配管や配線もチェックできるため、必要に応じて修理することも可能です。

デザイン性にこだわりやすい

スケルトンリフォームでは壁や天井なども取り除けるため、よりデザイン性を高めたい場合にもおすすめです。
特に部分リフォームでは、部屋の一部だけを新しくするため、ほかの部分との調和が難しいという問題が出てくる場合があります。

しかしスケルトンリフォームではそもそも部屋全体を変えられるので、きちんと統一感のあるデザインが追求できるのです。
また壁・床の素材や照明のつけ方といった部分まで自由に決められるため、かなりこだわったデザインを考えているケースでは、スケルトンリフォームが適しています。

資産価値を上げられる

前項目にもあるように、スケルトンリフォームでは目に見えない部分の修繕や高いデザイン性の設計が実現できます。
そのため部分リフォームをおこなうよりも、資産価値を向上させるための工夫がしやすいのです。

また設備も含んださまざまな面で機能性も上げられるので、今後の売却を考えている場合にも、スケルトンリフォームをしたほうが良い可能性があります。

ただし1つ注意が必要なのが、例えばデザインが奇抜など、個人の希望が強く出すぎているケース。
資産としての価値はあっても、需要が限られてしまうことが考えられるので、市場とのバランス感にも配慮するほうが無難でしょう。

スケルトンリフォームの施工内容

それではここからは、実際にスケルトンリフォームでどのような工事がおこなわれるのか、具体的な例をご紹介していきます。

撤去・解体

希望の変更内容に応じて異なりますが、ここまでにも出てきているように、スケルトンリフォームでは壁・床・天井などをすべて撤去・解体することが可能です。
基本的にはコンクリートむき出しの状態まで構造部分を取り払えるので、一旦室内をリセットして、ほぼゼロベースから部屋の設計を変えられます。

ただしマンションにおいては、玄関のドアや窓といった共用部分に該当する箇所は変更できません。

当然ながら今までのものから付け替えて入口の扉部分を広げる・窓を取り除く、というような工事はできないので、マンションでスケルトンリフォームをおこなう際には覚えておくと良いでしょう。

配線・配管変更

配線や配管の変更ができる点も、スケルトンリフォームの大きな特徴です。
例えば壁付けだったキッチンをアイランド型にしたいといった水回りの配置についても柔軟に決められます。

キッチン・トイレ・バスルームなどを大幅に新しくしたい場合には、スケルトンリフォームによって要望を叶えることが可能です。
ただしマンションの場合では建物自体の構造や規定の関係上、配線や配管が動かせないケースもあります。

そのためスケルトンリフォームをおこなう際には、建物の情報も事前に十分確認することが必要です。

各種補強

スケルトンリフォームでは構造部分から手を加えられるので、断熱・気密・遮音といった機能性の補強工事もできます。 例えば壁や天井裏に気密材を入れる・防音性の高い壁に変更するなど、室温や騒音というような面で何か困っている場合にも、スケルトンリフォーがおすすめです。

また床暖房などの設備も設置できるので、特に室内の快適感を高めたい際には、スケルトンリフォームによる補強工事を検討してみましょう。

スケルトンリフォームの費用相場

大幅な工事によって部屋全体をグレードアップさせられるのがスケルトンリフォームの魅力ですが、気になるのはやはり費用面です。
当然ながら通常のリフォームよりは、どうしても施工金額は上がってしまいます。

ではスケルトンリフォームの費用相場は、大体どれくらいになるのかについても、次から見ていきましょう。

国土交通省が発表している資料によると、躯体以外の全面リフォームにかかる費用は500万円から2500万円とされています。
ただし戸建も含んだ価格帯なので少し幅が広がっていますが、マンションのみの相場だと500万円~1200万円前後です。

もちろん施工内容によって変動はあるため、中には300万円程度で済んだり、1500万円ほどかかったりするケースもあります。

スケルトンリフォームのコストを抑えるコツ

いくらこだわりがあったとしても、コストはできるだけ抑えられるに越したことはないでしょう。
もちろん希望条件が多くなればなる分、費用は高くなりますが、少し工夫するだけで金額が大きく変わってくることも少なくありません。

そこで以下からは、コスト面で事前に押さえておきたいポイントについてご紹介していきます。

相見積もりを取る

まずはどんな内容のスケルトンリフォームがしたいのか、しっかりと明確な目標を決めたうえで複数の業者に見積もりを依頼するのがおすすめです。
そこで詳しくそれぞれの明細を確認し、どの施工にどれだけの費用がかかるのか把握します。

ただしコスト重視の場合でも、ただ安いからといって一度の見積もりで決めてしまうのは危険です。
業者ごとに見積もりに含んでいる作業などの範囲は異なるので、最初は低価格でも本格的な打ち合わせ後に追加料金が発生することもあります。

そのため各社から見積もりを取った後は、明細を見比べて条件をそろえ「この工事を入れるとどうなりますか?」というように、再見積もりしてもらうのがベストです。

使用する素材で調整する

床材・壁材・設備など、スケルトンリフォームによって新しく使用する素材の費用も、全体のコストに大きく影響します。
例えば海外製のハイクラスなブランド品を使うよりも、国内のメーカー品にしたほうが安くできるといったケースも少なくないのです。

例えば構造面で希望を叶えたい場合には、工事の作業費を削るのはなかなか難しいかもしれません。
ただ各種物品の選び方でコストを抑えるのは簡単なので、見積もりや打ち合わせの際に一度相談してみると良いでしょう。

一部は残したままにする

躯体以外の部分を大きく変えるのがスケルトンリフォームではありますが、当然ながらすべて解体しなければならないというわけではありません。
既存のままでも活用できそうな場所は、次まで残しておいても問題はないのです。

例えば今まで使っていた造作家具はそのままにする・一部の間取りは変更しないといった方法もできます。
費用を下げたい場合には、残す部分を選択するのも1つの手です。

国や自治体の制度を見直す

スケルトンリフォームの内容によっては、行政機関による補助金や減税制度の対象になるケースもあります。 省エネやバリアフリーに関わるものは該当する可能性が高いので、少し面倒かもしれませんが一度調べてみるのがおすすめです。

なお減税や補助金関連の情報は「一般社団法人住宅リフォーム推進協議会」のサイト上で確認できます。
より詳細な利用方法をチェックしたい場合には、ぜひ一度参考にしてみてください。

スケルトンリフォームをする場合の注意点

それでは最後に、いざスケルトンリフォームを本格的に検討しようとする際に、気をつけておきたい点についても確認しておきましょう。

希望どおりに施工できない場合がある

スケルトンリフォームではかなり大がかりな工事をすることになりますが、マンションのルールや構造によっては、希望するレベルの施工ができない可能性があります。
例えば壁式構造のマンションは、通常の躯体の代わりに壁が建物の支えになっています。

そのため一部の壁が取り壊せず、思ったとおりの間取りにできない場合があるのです。
そのほかマンションの規約により、リフォームの内容が制限されているケースもあります。

もしスケルトンリフォームを考え始めるのであれば、あらかじめ対応できるマンションなのかチェックしておきましょう。

工事期間が長くなる

施工内容にもよりますが、スケルトンリフォームは多くの場合が数ヶ月ほどの工期を要します。
もちろんその間は生活ができないので、工事期間中の仮住まいも確保しておかなければなりません。

一時的に引っ越しをすることになるので、きちんと工事が始まる前にスケジュールを確認して準備しておきましょう。
また仮住まい先についても、マンスリーマンションなど事前に探す必要があります。

こだわりを追求したいならスケルトンリフォームがおすすめ

自由度の高い設計ができるスケルトンリフォームは、まとまった費用が必要にはなりますが、こだわりを柔軟に反映できるのが魅力です。
また施工方法によっては、部分リフォームを何度も繰り返して修繕するより、一度スケルトンリフォームで刷新するほうが結果的にコストダウンになる可能性もあります。

部屋の老朽化や不便さが気になっている場合には、ぜひ本記事を参考に、スケルトンリフォームを考えてみると良いでしょう。

地域に密着した不動産の売却情報あなたの地域に合った売却情報をチェックできます。各地域ごとの地価変動や、実際の売却事例を見てみましょう。

マンションを売る

あなたの不動産、
売ったら いくら?

あなたの不動産、
売ったら いくら?

step
1
物件種別
step
2
都道府県
step
3
市区町村
step
4
町名
step
5
字・丁目
step1
物件種別
step2
都道府県
step3
市区町村
step4
町名
step5
字・丁目
完全無料
【完全無料】うちの価格いくら?