マンションでよくある足音トラブルを解消する3つの対策

マンションやアパートの近隣トラブルで多いのが、上階や隣室の足音を原因とする「足音トラブル」です。
とくにコロナ禍の影響により、自宅でテレワークやリモートワークをする人が増えるなかで、「足音がうるさくて、仕事や家事に集中できない」「不動産管理会社に注意してもらったが、騒音がなかなか改善されない」という悩みを持つ人も増えています。

そこで、この記事ではマンション生活でよくある足音トラブルを解消する防音対策や、自分が騒音主とならないための注意点、足音が響きづらい物件選びのポイントについて解説します。

査定で分かるのは、価格だけじゃない
査定で分かるのは、価格だけじゃない

あなたの不動産、
売ったら いくら?

あなたの不動産、
売ったら いくら?

step
1
物件種別
step
2
都道府県
step
3
市区町村
step
4
町名
step
5
字・丁目
step1
物件種別
step2
都道府県
step3
市区町村
step4
町名
step5
字・丁目

※家を買いたい方必見!スマホで完結!無料会員登録で未公開含む優良物件情報が届きます。

マンションの騒音トラブルとして「足音」が1位

さまざまな人が集団生活を送るマンションやアパートでは、住民同士のトラブルも日々多く発生しています。マンションの住民トラブルのうち、もっとも多いのが「騒音トラブル」です。

株式会社ジャストイットのインターネット調査によると、マンショントラブルを経験したことがある257人の回答者のうち、約85.6%の220人が騒音トラブルに悩まされた経験があると答えています。

騒音トラブルといっても、その原因や種類はさまざまですが、インターネット調査で浮き彫りになったのが「足音」に由来する住民トラブルです。
騒音トラブルの原因として、もっとも回答が多かったのが、上階や隣室から「子供の足音が聞こえる(94人)」というものでした。[注1]

マンションの構造(木造や軽量鉄骨など)や、壁や天井の厚みによっては、上階や隣室の足音が大きく響くケースがあります。
とくに分譲マンションを購入した場合、近隣との騒音トラブルがあってもすぐ出て行くわけにもいかず、足音問題に悩まされる住人の方が少なくありません。

[注1] 株式会社ジャストイット:【分譲マンションに居住経験のある男女270人にアンケート調査】住民トラブルを経験した人は全体の95%という結果に!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000052650.html

マンションで上階や隣室の足音が気になるときの3つの対策

上階や隣室の足音が気になる場合、どのような対策をとればよいのでしょうか。
まずはマンションの管理会社や大家さんに相談し、騒音に悩まされていることを伝えたうえで、騒音の発生原因である住人に注意してもらいましょう。
そのほかにも、上階や隣室の足音を軽減するための防音対策を紹介します。

まずは不動産管理会社へ相談を

上階や隣室の足音があまりにも限度を超えている場合は、まず不動産管理会社に相談しましょう。

管理会社は住人同士のトラブルを解決し、騒音防止措置を講じるのが仕事です。管理会社に騒音トラブルに悩んでいる旨を相談し、騒音主に直接注意喚起してもらったり、マンションの共用部の掲示板などに注意書きを張り出してもらったりするなど、騒音防止措置をお願いしましょう。
株式会社ジャストイットのインターネット調査でも、近隣トラブルが発生したとき、49%の人が「管理人または管理会社」に相談していることがわかっています。[注2]

騒音がひどいからといって、上階や隣室の騒音主に直接苦情を入れるのはおすすめできません。住人の逆恨みを買ってしまい、さらに重大なトラブルに発展する恐れがあります。
足音トラブルにお悩みの場合は、まず不動産管理会社か、物件を管理している大家さんに連絡するのがポイントです。一回目の苦情でも改善が見られない場合は、再度管理会社に相談してください。
なお、上階や隣室の騒音により、体調不良等が発生した場合は、病院の診断書をもらっておくとよいでしょう。

[注2] 株式会社ジャストイット:【分譲マンションに居住経験のある男女270人にアンケート調査】住民トラブルを経験した人は全体の95%という結果に!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000052650.html

足音を軽減する防音グッズを使う

不動産管理会社に相談すると同時に、上階や隣室の足音を軽減する防犯グッズの使用を検討しましょう。
防音効果があるのは耳栓、イヤーマフ、ノイズキャンセリング機能つきのイヤホンやヘッドホンの3つです。

耳栓のなかでもポリウレタン製の商品は遮音性能に優れ、長時間つけていても耳が痛くなりません。
また、耳当てタイプのイヤーマフは重量があるものの、騒音が大きい工事現場で使われるほど遮音性能が高い製品です。
普段から音楽をよく聞く方は、周囲の音と逆位相のノイズを流し、騒音を中和するノイズキャンセリング機能つきのイヤホンやヘッドホンを利用することで、足音トラブルに悩まされにくくなります。

天井の防音工事や防音リフォームを検討する

どうしても上階の足音が改善されない場合は、天井の防音工事や防音リフォームを検討するのも1つの方法です。
防音工事といっても、足音が比較的軽微な場合や、話し声やテレビの音といった生活音にお悩みの場合は、ホームセンターなどで購入できる「吸音材」や「遮音材」を天井に貼り付けることで、部屋に伝わる不快な反響音を軽減できる場合があります。

しかし、部屋全体に振動が響くような大きな足音を軽減したい場合は、天井裏にもう一層の天井を設ける「二重天井」にリフォームするなど、比較的大規模な防音リフォーム工事が必要です。

マンションで下階や隣室に足音を響かせないための2つの対策

近隣の住人と良好な関係を築くためには、自分が騒音主とならないよう日々防音対策をとることも大切です。
足音はもちろん、夜間の話し声、ドアの開閉音、ペットの鳴き声など、なにげない生活音のつもりが、実は下階や隣室の住人の迷惑になっているケースも少なくありません。

ここでは、マンションにお住まいの方で、下階や隣室に足音を響かせないための2つの防音対策を紹介します。

クッション性の高いスリッパを使う

下階や隣室の住人に配慮するため、家にいるときはクッション性の高いスリッパやルームシューズを使うのがおすすめです。
なるべく足音を立てずに歩いているつもりでも、床がフローリングの場合や、天井や壁の厚さが十分でない場合は、下階や隣室に足音が響いてしまう可能性があります。

しかし、足音トラブルはソールが厚く、クッション性が高いスリッパやルームシューズを着用するだけで予防できます。
スリッパやルームシューズは、ホームセンターなどで数百円程度での購入が可能なため、お金がかからないのもメリットです。
ソールが薄いスリッパは、むしろペタペタという音が響き、騒音トラブルの原因になる可能性があるため、スリッパを購入するときは素材やソールの厚みを事前に確認しましょう。

防音マットや防音カーテンで生活音をシャットアウトする

足音をふくめた生活音をシャットアウトするには、床に敷くタイプの防音マットや、壁に貼るタイプの防音シート、窓からの音漏れを防止する防音カーテンを利用するのも効果的です。
とくに防音マットは軽微な足音をシャットアウトできるため、近隣トラブルを未然に予防することができます。

足音を防ぐために防音マットを使用する場合は、硬いゴム素材の商品よりも、やわらかい素材が使われ、ラグやカーペットに重ねて使うタイプの商品がおすすめです。
硬いゴム素材の防音マットは、話し声などの空気を伝わる音を防ぐ効果はありますが、足音などの床を伝わる振動音対策の場合、逆効果になってしまう可能性があります。足音対策をしたい場合は、やわらかく厚みのある防音マットを使用しましょう。

マンションで気になる足音の大きさの基準は?環境省の基準を紹介

足音トラブルといっても、騒音の感じ方には個人差があります。
マンション住まいで騒音となりうる足音の大きさの基準として、環境省が公表する「騒音に係る環境基準」があります。
「騒音に係る環境基準」は環境基本法第16条第1項に基づき、3つの地域類型ごとに昼間・夜間の騒音の基準値を定めています。[注3]
地域類型 基準値
昼間 夜間
AA
療養施設や社会福祉施設など、とくに静音性が求められる地域
50デシベル以下 40デシベル以下
AおよびB
住居用に供される地域
55デシベル以下 45デシベル以下
C
住居用のほか、商工業のために供される地域
60デシベル以下 50デシベル以下

環境省の基準によると、マンションをはじめとした住宅地域では、家庭内の音が昼間は55デシベル以下、夜間は45デシベル以下に抑えられるのが理想的です。
一般的に、子どもが走る際の足音の大きさが約50~66デシベルとされているため、とくに夜間は近隣住民に配慮し、足音トラブル対策を行うことが大切です。

騒音トラブルでは被害者の「受忍限度」の考慮も必要

マンションの足音トラブルでは、単純に足音の大きさや頻度だけでなく、周辺住民の「受忍限度」を考慮しなければなりません。
受忍限度とは、住民が日常生活を送るうえで、十分受け入れることのできる騒音の程度を表す言葉です。

足音の大きさは、受忍限度を判断するための基準の1つです。
あまりにも足音が大きく、客観的に見て近隣住民に被害を与えている場合、被害者の受忍限度を超えていると判断され、最悪の場合は損害賠償をはじめとした法的措置に発展する可能性があります。

一方、足音がそれほど大きくない場合でも、被害者の受忍限度を超えていると判断される場合があります。それは騒音主が不動産管理会社の注意喚起を無視したり、足音を故意に発生させたりするなど、誠実な対応が認められないケースです。
もし足音トラブルで管理会社や大家さんから注意を受けたら、足音の大きさだけで自己判断するのではなく、誠実な応対を心がけることが大切です。

[注3] 環境省:騒音に係る環境基準について
https://www.env.go.jp/kijun/oto1-1.html

足音が響きにくいマンションの特徴や探し方の3つのポイント

これからマンションをお探しの方は、快適な生活のため、なるべく足音が響きにくいマンションを選ぶことが大切です。
防音性に優れるマンションには、構造や立地の面でいくつか共通点があります。

ここでは、足音が響きにくいマンションを探すための3つのチェックポイントを解説します。

壁・天井の厚さや建物の構造で選ぶ

上階や隣室の足音の響きやすさは、マンションの構造や壁・天井の厚さで決まります。足音が響きにくいマンションに住みたい場合は、鉄筋コンクリート(RC造)か、鉄骨鉄筋コンクリート(SRC造)の物件を探しましょう。
鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートのマンションは構造部分の気密性が高く、周辺の部屋の音が伝わりにくくなっています。
一般的に鉄骨鉄筋コンクリートはタワーマンションなどに多く見られ、通常のマンションは鉄筋コンクリートです。

また、壁や天井の厚さも足音の響きやすさに影響します。
壁や天井に厚みのある物件なら、上階や隣室の住人の足音に悩まされる可能性は低くなります。
壁や天井の厚さは、間取り図だけでは確認できません。マンションの内見の際に壁を軽く叩いてみて、「重い音がするか」「密度が高そうか」を判断しましょう。
壁や天井の防音性について、マンションの営業担当者に質問するのも重要です。

角部屋や最上階の物件を選ぶ

マンション探しの際、角部屋や最上階の物件を選ぶのも効果的です。
角部屋の物件は隣室がなく、最上階の物件は上階の部屋がありません。上階や隣室に住民がいないため、足音トラブルのリスクが軽減されます。
最上階角部屋の物件は家賃や物件価格が上昇しますが、どうしても足音が気になる方におすすめです。

どんな住人が住んでいるかを確認する

足音をはじめとした騒音トラブルは、マンションの住人によって引き起こされます。
マンションの内見や不動産会社での物件選びの際などに、「過去に騒音トラブルが発生していないか」「問題のある住人が住んでいないか」を確認しましょう。

株式会社ジャストイットのインターネット調査でも、マンション選びの際に重視するポイントとして一番多かったのが、「どんな住人が住んでいるかを確認する」という回答です。[注4] 引っ越した後で後悔しないためにも、マンション探しの際は内見に何度か足を運び、近隣住民をチェックしましょう。

[注4] 株式会社ジャストイット:【分譲マンションに居住経験のある男女270人にアンケート調査】住民トラブルを経験した人は全体の95%という結果に!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000052650.html

マンションの足音対策を実施し、近隣住民と良好な関係の構築を

近隣トラブルでもっとも多いのが、「足音」が原因となる騒音問題です。マンションの足音トラブルを防ぐためには、騒音を「侵入させない」「発生させない」ための防音対策が必要です。
快適な住まいのため、足音が響きにくいマンションをお探しの場合は、「壁・天井の厚さや建物の構造」「角部屋や最上階か」「どんな住人が住んでいるか」の3つのポイントをチェックしましょう。

地域に密着した不動産の売却情報あなたの地域に合った売却情報をチェックできます。各地域ごとの地価変動や、実際の売却事例を見てみましょう。

マンションを売る

あなたの不動産、
売ったら いくら?

あなたの不動産、
売ったら いくら?

step
1
物件種別
step
2
都道府県
step
3
市区町村
step
4
町名
step
5
字・丁目
step1
物件種別
step2
都道府県
step3
市区町村
step4
町名
step5
字・丁目
完全無料
【完全無料】うちの価格いくら?