10階建てマンションの建築費用は?安く抑える方法も解説

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マンション経営を考えていて、一から建築をする場合は高額な費用がかかることがあります。特に10階建てマンションのように、大規模になると建築費用は高くなることが多いです。

マンション経営をしたいなら、どれくらいの建築費用がかかるのか、事前に把握しておくことが大切です。コストを知り、資金計画を念入りに立てた上で、マンションの建築に乗り出しましょう。

10階建てマンションの建築費用

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10階建てマンションを建てる際に、どれくらいの建築費用がかかるのか、基本的なことを理解しておきましょう。建築費用はマンションを建てるエリアや建物の構造によって異なります。自身が希望するマンションを建築するには、どれくらいの費用がかかるのかを知っておきましょう。

坪単価の相場は90万円前後

マンション建築の坪単価は、90万円前後が相場です。マンションの仕様によっては、坪単価75万円程度で建築できることもあり、方法次第ではコストは下げられます。
また、仕様の変更で安くなるだけではなく、反対にコストが高額になることもあります。高コストの仕様で建築する場合は、坪単価が130万円を超えることもあり、初期費用が高額になる可能性もあることは覚えておきましょう。

坪単価は構造によって変動する

マンション建築にかかる坪単価は、マンションの建物構造によって変動します。仮に50坪のマンションを建築すると考えた場合の費用の相場は、次の通りです。

階数 鉄骨造 鉄筋コンクリート造 鉄骨鉄筋コンクリート造
2階 7,600万円 9,400万円 1億2,000万円
3階 1億1,400万円 1億4,100万円 1億8,000万円
4階 1億5,200万円 1億8,800万円 2億4,000万円
5階 1億9,000万円 2億3,500万円 3億円

坪単価がもっとも安いのは鉄骨造であり、これは建物の性能が関係しています。鉄骨造は建物の性能が他の構造よりも低いため、坪単価は安くなります。鉄骨鉄筋コンクリート造はもっとも性能がよいですが、その分建築費用も高くなることは理解しておきましょう。

坪単価は立地にも左右される

坪単価は建物の階数や構造だけではなく、立地にも左右されます。坪単価は都会のほうが高く、地方のほうが低いです。そのため、安価でマンションを建築するなら、地方部を選ぶことがおすすめです。

建物構造 東京 神奈川 大阪 愛知 福岡 北海道
鉄骨造 123万円 91万円 79万円 67万円 69万円 72万円
鉄筋コンクリート造 117万円 100万円 85万円 83万円 77万円 89万円
鉄骨鉄筋コンクリート造 154万円 142万円 76万円 97万円 90万円 106万円

マンションを建築するなら、建築予定のエリアの坪単価がどれくらいなのかは、事前に調べておくことが大切です。

敷地面積別の相場

敷地面積が広くなるにつれ、建築費用の相場は高くなります。

敷地面積 重量鉄骨造 鉄筋コンクリート造
50坪 4億~5億5,000万円 4億5,000万~6億円
80坪 6億4,000万~8億8,000万円 7億2,000万~9億6,000万円
100坪 8億~11億円 9億~12億円

敷地面積が広大であるほど、建築するマンションの規模も大きくなるため、建築費用も高くなると考えましょう。

付帯工事費用の相場

マンション建築の際には、水道ガスなどのインフラ整備や敷地の整備などが必要であり、これらにかかる費用をまとめて付帯工事費用と呼びます。付帯工事の費用の内訳としては、次の通りです。

  • 水道ガスのインフラ整備費用
  • 敷地の整地費用
  • 地盤確認費用

付帯工事費用はマンション本体建築費用の10~20%程度が相場です。仮にマンション建築に1億円かかる場合は、付帯工事費用だけで1,000万~2,000万円程度の費用がかかると考えましょう。
マンションを建築する際には、建築費用だけでなく水道やガスを設置するためのインフラ整備費用、敷地の整地費用、地盤確認費用など、さまざまな付随費用が発生します。
マンション本体を建築する費用とは別に、これら付随工事にかかる費用を付帯工事費と呼び、これは本体建築費の10%~20%ほどかかることが多くなっています。

10階建てマンションの建築費を計算する方法

10階建てのマンションを建築する際の費用を計算する手順は、次の通りです。

  1. 延べ床面積を算出する
  2. 坪単価に延べ床面積をかける
  3. 消費税をかける

計算手順を知っておくことで、事前にどれくらいのコストがかかるのかを把握しやすくなります。

延床面積を算出する

建築費用を計算するには、マンションの延床面積を算出する必要があります。延床面積は次の式で計算します。

  • 1階あたりの面積×階数

1階の面積が70坪、階数が10階の場合は700坪が延床面積です。

坪単価に延床面積をかける

算出した延床面積に坪単価をかけることで、税抜きの建築費用を計算できます。

  • 坪単価×延床面積

延床面積を700坪、坪単価を100万円とするなら、税抜きの建築費用は7億円です。

消費税をかける

計算した建築費用に消費税をかけることで、総額の建築費用を計算できます。上記で計算した7億円に消費税の10%をかけると、7億7,000万円となります。

マンション建築以外にかかる費用

マンションを建築するにあたっては、マンション本体の建築以外にもさまざまな費用がかかります。

  • 杭工事費
  • 埋蔵文化材の調査費
  • 別途工事費
  • 建築以外の費用

どのような費用がかかるのかを知り、建築に関する総額の費用を把握しておきましょう。

杭工事費

10階建てのマンションは総重量が大きいため、建物の重みに地盤が耐えられるように杭を打たなければなりません。杭打ちの工事に費用がかかるだけではなく、地盤の深さを調べるためのボーリング調査も必要です。杭工事費は建築費用全体の1割程度が、コストの相場となります。

埋蔵文化材の調査費

マンション建設地が埋蔵文化財に指定されていると、埋蔵文化財の調査をしなければなりません。事前に試掘調査を行い、文化財が発見された場合は本掘調査を行います。
試掘調査にかかる費用は事業者が負担し、本掘調査の費用は場合によっては自治体が負担することもあります。ただし、もし自分で調査費用を負担しなければならない場合は、巨額のコストが発生することもあるため注意が必要です。

別途工事費

地盤の改良や建物の解体が必要な場合は、別途工事費が発生します。工事の内容によってかかる費用は異なりますが、地盤改良で100万~150万円、建物の解体に100万円以上の費用がかかることが多いです。
総額すると数百万円になることもあるため、別途工事費がいくらかかるかは不動産会社やハウスメーカーに確認しておくことが大切です。

建築以外の費用

建築以外にかかる費用としては、次のものがあげられます。

  • ローンの手数料
  • 不動産取得税
  • 火災保険料
  • マンション管理を委託する場合の管理委託料

これらの費用はマンション経営を始めるために必要な費用であり、建築費用の5~10%程度が相場です。

マンションの建築費を抑えるには

10階建てのマンションの建築費用は高額になることも多く、初期費用は高くなりやすいです。ただし、工夫次第ではマンションの建築費用は抑えることができます。

  • 高さを31m以下にする
  • 内装をできるだけシンプルにする
  • 適正価格を見極める
  • 複数の建築会社の見積もりを比較する

コストを抑えるポイントを把握して、少しでもお得に10階建てのマンションを建築しましょう。

高さを31m以下にする

マンションの高さは31m以下に抑えたほうが、建築費用は抑えやすいです。31mを超える建築物は、建築基準法の定めにより、非常用エレベーターや排煙設備などを設置しなければなりません。
別途設備設置が必要になり、コストが高くなってしまうため、中高層のマンションを建築するなら31m以下にすることを意識しましょう。

内装をできるだけシンプルにする

マンションの内装をできるだけシンプルにすることで、建築費用は抑えられます。デザインにこだわりを持つと建築費用は高くなりやすく、コストは割高になります。
細部までこだわりすぎると建築費用は高額になりやすいため、低コストでマンションを建築したいなら、できるだけシンプルな内装デザインを心がけましょう。

適正価格を見極める

希望するマンションの建築にはいくらかかるのか、適正価格を見極めることも大切です。適正価格を把握しておくことで、どの程度のコストをかけて建築を依頼すべきなのかが判断できます。
また、建築費用が安いからといって、その業者に工事を依頼すると手抜きをされて建物の質が下がることもあるため、注意しなければなりません。相場程度のコストで質の高いマンションを建築してもらうためにも、適正価格を正しく把握して、工事の依頼先を選びましょう。

複数の建築会社の見積もりを比較する

適正価格を見極めるには、複数の建築会社に見積もりを依頼し、その内容を比較することが大切です。同じマンションを建築する場合でも、依頼先によって建築費用が異なることは多いです。
複数社で比較しておくことで、大まかな相場価格が判断できるだけではなく、希望する価格帯での建築プランを見つけやすくなります。最初の1社だけで決めてしまうと、費用が割高になって損をする可能性もあるため、最低3社以上を目安に見積もりを比較するようにしましょう。

マンション経営を始めるなら建築相場を把握しておこう

マンション経営を始めようとしているなら、建築費用の相場を把握しておくことが大切です。10階建てのマンションは、規模の大きさから建築費用が高額になることも多いです。
事前にコストを把握していないと、建築費用が捻出できなかったり、経営を開始してから資金不足になったりして苦しむ可能性があります。無理なくマンション経営をするためにも、10階建てマンションの建築費用や建築に付随する費用を知り、総額のコストを正しく把握しておきましょう。

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