リノベーションとは?リフォームとの違いや費用相場を解説

リノベーションとは、建物を広範囲、または部分的な改修工事で一新する工事です。ライフスタイルにあった間取りやデザイン、性能の向上、理想の居住空間を演出し、新築時以上の価値を付加します。マイナスから新築時の状態に近づける「原状回復」であるリフォームとは、工事の目的や規模に大きな違いがあります。

リノベーションの費用相場は、改修工事の規模や変更する間取りやデザインによって異なります。500万円で収まる工事もあれば、1,500万円以上かかるケースもあるため、予算に合わせた適切なプランニングが必要です。

今回は、リノベーションについて、リフォームとの違いや、費用相場などについて解説します。

中古マンションの購入後にリノベーションを検討している方は、こちらの記事もご覧ください。
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リノベーションとは?

リノベーションとは、既存の建物を改修工事をによって一新し、新築時以上の機能や新たな価値を付加することです。

リノベーションには、一度建物を骨組みだけにして、間取りの変更など大規模な改修を行うスケルトンリノベーション(フルリノベーション)と、部分的に改修を行う部分リノベーションの2つがあります。

リノベーションによってもたらされる価値としては、次の3つが挙げられます。

建物の性能基準を上げる

建物に大規模な改修工事を行うリノベーションは、外観や内装のデザインを一新するだけでなく、耐震性や耐水性、断熱性など、建物の性能を向上させることができます。たとえば、水道管や排水管工事、基礎や外壁、床など補強、窓の交換などです。建物の性能が向上すれば、より快適な暮らしを手に入れられるでしょう。

ライフスタイルに合ったデザイン・間取りを手に入れる

子供が生まれるなどで世帯構成が変われば、ライフスタイルも変化していきます。暮らしが変われば、当然住まいに求めるデザインや間取りも変わってくるでしょう。

リノベーションでリビングを広くする、部屋を増やす、可動式の間仕切り壁を設置するなど、間取りを変更すれば、住んでいる人が心地よく生活できる空間に生まれ変わります。

理想の「住まいの空間」を演出できる

大掛かりなスケルトンリノベーションは自由度が高く、モダン、北欧など、住む人の理想の居住空間をデザインすることが可能です。

物件によってできないこともありますが、自分のこだわりを詰め込んだ住まいに作り変えることができるのは、リノベーションならではの魅力でしょう。

バリアフリー設計へのリフォームを検討している方はこちらの記事もご覧ください。
バリアフリー住宅とは?設計でのポイントや注意すべきこと

リフォームとは?

一方、リフォームとは、経年によって老朽化した部分を新築時の状態に近づけること原状回復)を指します。たとえば、浴室やキッチン、トイレといった水回りの設備を新しいものに交換する、外壁塗装や屋根の張り替え、部屋のフローリングやクロスの張り替えなどは、リフォームに該当します。

また、太陽光発電や断熱材などで省エネ性能を持たせるなど、地球に優しいリフォームを「エコリフォーム」といいます。条件を満たすことで補助金や支援制度の対象となります。

キッチンリフォームの費用相場は?工事期間や注意点を詳しく紹介

リフォームとは何かについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

リノベーションとリフォームの違い

リノベーションとリフォームの違いについては、国で定められた明確な線引きがあるわけではありません。そのため、使い分けが曖昧になっている部分がありますが、リノベーションとリフォームでは、改修の目的やその工事の規模に大きな違いがあります

リノベーションは、建物に改修を施すことでマイナス、またはゼロからプラスに向上させる工事です。一方、リフォームは、マイナスの状態の建物をゼロの状態に戻すための工事になります。

たとえば、リノベーションは耐震性や通気性、気密性、断熱性に優れた素材を使って、住まいの性能を向上させる改修工事ができます。間取りの変更や冷暖房設備の変更、収納を増やすといった工事もリノベーションに該当します。

一方、リフォームは、古くなったキッチンや浴槽を交換したり、傷や汚れが目立つようになったフローリングやクロスを張り替えるなど、小規模な改修工事のことを指します。

リノベーションとリフォームの違いについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

リフォームとリノベーションの違いとは?費用や流れを紹介

リノベーションのメリット・デメリット

リノベーションにはさまざまなメリットがあると同時に、いくつかのデメリットもあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

リノベーションの3つのメリット

リノベーションの主なメリットは、次の3つです。

資産価値を維持・または向上できる

前述したとおり、リノベーションは大規模な改修工事によって、住まいの性能を向上させることができます。新築時以上の設備を設置したり、機能性を高めたりできれば、住宅の資産価値を新築同等に維持、または高めることが可能です。

設計・デザインの自由度が高い

骨組みの状態にしてから改修を行うスケルトンリフォームなら、ありがちな分譲マンションや建売住宅の間取りを、自分好みの居住空間に作り変えることもできます。

生活動線に合わせてキッチンの配置を変える、壁を取り壊して大きな部屋を作るなど、ライフスタイルに合わせて自由な設計・デザインにカスタマイズできます。

物件購入の際の選択肢が広がる

引っ越しの際、新築を購入するのではなく、中古物件を購入してリノベーションする場合は、新築を探すよりも選べる物件の選択肢が広がります

住みたいエリアに気に入った新築物件がない、注文住宅を建てられる土地がないといった場合でも中古物件を購入してリノベーションすれば、気に入ったエリアに新築同様の住まいを手に入れることが可能です。

リノベーションの3つのデメリット

リノベーションにはメリットが豊富な一方で、次のようなデメリットもあります。

工事期間が長く、住めるようになるまで時間がかかる

リノベーションはプランニングから現地調査、設計、実際の改修工事、点検と、実際に住めるようになるまで3ヵ月以上かかってしまいます。購入した物件をリノベーションする場合は、入居までに時間がかかるため、それを見越した引越し準備をしなければなりません。

耐震基準見直し前の物件は耐久性・耐震性に不安がある

リノベーションは大規模な改修工事になるため、リフォームと比べて工事費用も高額になりがちです。リノベーションには住宅ローンが利用できないため、リフォームローンを組むのが一般的です。リフォームローンは住宅ローンよりも金利が高い傾向があるため、依頼する業者にあらかじめローンや料金についてしっかり確認しておきましょう。

工事費用が高額で住宅ローンよりも金利が高くなりがち

リノベーション対象の物件が、耐震基準見直し以前に建築された建物だった場合、耐久性や耐震性が現在の基準を満たしていない可能性があります。場合によっては想定していなかった耐震工事が必要になることもあるため、築年数の古い中古物件をリノベーションする場合は注意が必要です。

リノベーションの費用相場

リノベーションにかかる費用は、改修工事をする物件の広さや規模、工事内容によって大きな幅があります

たとえば、工事面積100㎡を超えるスケルトンリフォームで、2部屋を1つの部屋にしたり、キッチンの位置を変更しなりなど、大規模なリノベーションを行えば、施工費用だけで1,500〜1,800万円以上かかるケースもあるでしょう。

一方、中古マンションのリノベーションで、大きな解体せず、既存の建材や作りを生かした部分的な改修工事であれば、キッチンやトイレなどの設備を一新しても、施工費用を500万円程度に抑えることが可能です。

予算を立てる前にリノベーション費用の内訳を理解しておく

リノベーションにかかる費用の主な内訳は、施工を担当する職人への工賃、改修工事に使用する資材や設備費用、設計・デザイン費用などです。

このほかにも、工事が完了するまでの仮住まいにかかる費用や家財を一時保管するためのトランクルームのレンタル料金など、さまざまな費用がかかります。予算を立てる際は、そういった費用のことを考慮しておく必要があります。

マンションのリノベーション費用について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

マンションリノベーションの費用相場や予算内に抑えるコツ
マンションのリノベーション費用や物件を選ぶときのポイント

リノベーションの基本的な流れ

ここでは、すでに所有している物件をリノベーションする際の基本的な流れについて紹介します。

ヒアリング〜現地調査

リノベーションを依頼した業者の設計士から、希望するリノベーションについてのヒアリングがあります。ライフスタイルから家族構成、将来の暮らし、など、さまざまなことをヒアリングしながら、最適な居住空間作りを一緒に考えていきます。

ヒアリングが終わったら、現地調査を行います。現地調査では、施工範囲や各設備の確認、写真撮影、採寸など、改修工事に欠かせないポイントを調査・確認していきます。マンションの場合は、共用部の確認も行います。

プランの提案

ヒアリングと現地調査をもとに、設計士がプランを提案します。初回のプランは1つだけでなく、2〜3案提案されるのが一般的です。依頼主はプランに目を通し、設計士にフィードバックします。

そこから、提案されたなかから最も良いと思ったプランを元に打ち合わせを重ね、依頼主の希望やライフスタイルに適したリノベーションプランへと発展させていきます。

見積もりを出してもらう

打ち合わせによって練り上がったプランから、見積もりを出してもらいます。見積もりが予算をオーバーした場合は、設備のグレードを下げるなど調整を行い、プランを完成させます。

また、あらかじめリノベーションしたい部分には、優先順位をつけておくことをおすすめします。見積もりが予算を超えた場合は、その優先順位を参考に取捨選択していきましょう。本当にリノベーションが必要な部分やこだわりたい部分を明確にしておけば、無駄な出費を抑えることができます。

リノベーション工事

工事契約と工事準備が済んだら、作成したプランと工程表をもとに、リノベーション工事が始まります。いざ解体してみると、老朽化などでプラン通りの改修が不可能な場合もあります。そういった場合は、設計士が状況に合わせてプランを変更していきます。また、塗装など細かい箇所の決定は、実際の現場を見ながら打ち合わせします。

リノベーション工事の主な流れは次のとおりです。
解体工事→設備や配管、配線工事→下地工事→造作・塗装→設備取り付け→フローリング・タイル張り→仕上げ

検査〜引き渡し

工事が終わったら、業者による検査を行います。その後、業者とともにチェック項目に沿った施主検査を行い、問題がなければ引き渡しとなります。
万が一問題が見つかったときは、是正工事を行い、再び検査を経て引き渡しとなります。これでリノベーションは完了、新しい居住空間での生活がスタートします。

予算に合わせた最適なプランニングでリノベーションを成功させよう

原状回復が目的のリフォームとは異なり、リノベーションは大規模な改修工事によって物件の性能を向上し、新たな価値を付け加えます。

リノベーションの費用相場は、工事範囲の広さ、間取りやデザインなどによって大きく異なります。大規模で広範囲のスケルトンリノベーションともなると、工事にかかる費用も高額です。
リノベーションにかかる費用をあらかじめ把握し、設計士のヒアリングのもと、予算に合わせたプランニングを立てていきましょう。

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