マンションの騒音トラブルの対処法を解説!2種類の音からデシベル数の限度を解説

マンションの騒音トラブルの対処法を解説!2種類の音からデシベル数の限度を解説

マンションにはさまざまな人が住んでいますので、時として住民同士でトラブルが発生することもあります。

トラブルの原因は複数ありますが、その最たる例が騒音トラブルです。国土交通省の調べによると、マンションの住民間のマナーをめぐるトラブルのうち、「生活音」を原因としたトラブルは全体の38%と最も高く、次点の「違法駐車・違法駐輪(28.1%)」を大幅に上回る形でトップにランクインしています。

賃貸なら引っ越すという手もありますが、分譲マンションは簡単に手放すことができません。

今回は、分譲マンションで起こりうる騒音トラブルの原因や、トラブルの対処方法、騒音トラブルに巻き込まれないためのマンションの選び方などについて解説します。

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マンションの騒音トラブルにあったときの対処法

マンションの騒音トラブルの対処法としては、管理会社に相談することが最も一般的な対処法です。また、受忍限度を超えた騒音の場合は弁護士に依頼するという対処法もあり得ます。

第1章では、受忍限度内の軽微な騒音トラブルに遭った場合、そして気が病んでしまうような受忍限度を超えた場合の騒音トラブルに遭った場合の対処法に分けて解説していきます。

受忍限度内の騒音トラブルの対処法

受忍限度内の騒音トラブルの対処法としては次の3つの対処法があります。

 

  1. 管理会社に相談する
  2. 手紙を匿名で投函する
  3. 当事者間で話し合う

それぞれ具体的にどのような方法か解説していきます。

管理会社に相談する

受忍限度内のマンションの騒音トラブルの対処法として最も一般的なのが、管理会社に相談をすることです。

管理会社はマンションの清掃や共用施設の管理を管理組合から委託されている会社で、騒音トラブルの相談があった場合は張り紙の設置などの対応が期待できます。一方で、管理会社は組合から清掃などの業務を委託されているだけなので、住人同士の仲裁などは期待できません。

張り紙などで騒音が収まらなかったという場合は、分譲マンションであれば管理組合へ直接相談することが考えられます。管理組合は住民同士で形成されているので当事者間ではなく第三者を交えての議論をすることが可能です。

後程紹介するように、どこから来ているか断定できない固体音などの場合は騒音を出している当事者を特定することが難しいので、推測だけで当事者に注意を促すのはお勧めできません。騒音トラブルの場合はついつい感情的に注意をしてしまったりする場合もあるので、できるだけ第三者を交えて解決するようにしましょう。

手紙を匿名で投函する

マンションの騒音トラブルの対処法として、管理会社に連絡しても騒音がやまないような場合は匿名で手紙を投函するのも一つの手です。騒音被害を手紙で伝えることのメリットとしては、匿名で伝えられることや直接伝えるよりも感情的になりにくく、落ちついて状況を伝えることができる点です。

手紙で騒音トラブルを解決する時のポイントは、いつどんな音がするのかを明確に書くことや解決策までセットで提示することです。というのも、ただ「うるさい」などと感情的な文章を書くと去らなるトラブルに巻き込まれかねない他、「うるさいからどうにかしてほしい」だけの文章だと相手が解決に積極的ではない場合に効果が見られないからです。

手紙を書く際は、客観的に騒音の状況と解決策を提示して相手の動向をうかがうのがポイントです。また、テンプレートのある文章だと被害を受けている側の状況が伝わりづらいため、できれば手書きで自分の言葉で伝えることも重要です。

当事者間で話し合う

マンションの騒音トラブルの対処法として、できるだけ第三者を巻き込まずに解決する最後の手段が当事者間での話し合いです。

当事者間での話し合いはできるだけ避けるべきですが、騒音の発生箇所が特定できていてかつ当事者間が知り合いであるケースなどでは管理会社への相談や手紙の投函よりも早く済む可能性が高いです。

後程紹介するようにマンションの騒音が固体音である場合は、必ずしも自分が思っている発生源と実際の発生源は違っている可能性があります。したがって、話し合いの際は自分の思い込みをできるだけ取り去って、客観的に音のする時間とどんな音かを伝えたうえで「ご状況いかがですか」と丁寧に対応するのがポイントです。

話し合いによってはさらなるトラブルとなる可能性もあるので、あくまでも解決に向かうための建設的な話し合いを意識しましょう。

受忍限度を超えた騒音トラブルの対処法

受忍限度を超えたマンションの騒音トラブルの対処法は以下の3つです。

 

  1. 騒音の状況を記録しておく
  2. 警察に通報する
  3. 弁護士に相談する

それぞれ具体的にどのような方法か紹介していきます。

騒音の状況を記録しておく

受忍限度を超えたマンションの騒音トラブルの対処法としては、騒音の状況を騒音計なども活用して記録に残しておくことです。マンションの騒音状況を記録しておくべき項目としては、

  1. 騒音の大きさ(できれば騒音計を用いてデシベル数を記録する)
  2. 騒音のする時間帯(何時頃に音がしているかを記録)
  3. 騒音の頻度(単発で大きな音がするのか、継続的に音が響いているのか)
  4. 騒音の種類(物が落ちるような固体音か、話声のような空気音か)
  5. 騒音の発生場所(自分の部屋のどのあたりから音がしているのか)
  6. いつから騒音がするか(何年の何月ごろから音がしているのか)
  7. 騒音による被害(不眠やストレスなど)
  8. 注意喚起以前以後の騒音の状況(注意してから状況は変わったかどうか)

などです。できれば騒音計を購入してデシベル数で騒音と言えるレベルなのかどうかまで証拠を残しておきましょう。

また、騒音を記録する際はむやみに記録を相手方に出すのではなく、聞かれたら答えるようにしましょう。というのも、場合によっては「盗聴だ」などと言われる可能性もあるためです。

警察に通報する

受忍限度を超えたマンションの騒音の対処法としては、警察に通報するという対処法も選択肢に入ってきます。

騒音の対処法として警察に通報した場合、通常警察官による注意のみで済むことが多いですが、状況が改善しない場合は複数回通報することも検討しましょう。

警察に通報する際は記録として残した騒音の状況を伝えることも重要です。というのも、騒音被害に遭っている人の中には感情的になって勢いで通報しているという人も少なくないため、被害状況を客観的な情報として伝えることが重要です。

基本的には生活音で犯罪になるなどということはありませんが、警察という第三者を挟むことでマンションの騒音被害の改善は見込めるでしょう。

弁護士に相談する

受忍限度を超えた騒音トラブルで、管理会社や管理組合への相談で収まらない場合は弁護士への相談も視野に入れておきましょう。弁護士への相談を検討している場合は、万が一裁判になった時のために騒音が起った時間・場所・物音の性質を記録しておくことが重要です。また、市販の騒音計を購入してデシベル数を測っておくことも記録としては有効です。

弁護士への相談をした場合には、弁護士による「騒音を立てないように」との旨の通知書を送ることが多く、多くのケースでは通知書で騒音は解決されるケースがあるようです。通知書の送付だけであれば費用として5~10万円で済む例もあるので解決が望めない場合は利用してみるのも一つの手でしょう。

また、弁護士に通知書の送付を依頼するだけではなく、裁判所での民事調停も一つの手です。民事調停は裁判のように勝ち負けをつけるのではなく、一般市民から選ばれた調停委員が裁判官とともに話合いによって紛争の解決を求める方法です。

裁判ほど大がかりな紛争に持ち込むことなく、当事者間だけで話し合いが成立するので解決が望めない場合は最後の手段として検討しましょう。


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マンションの騒音トラブルを事前に防ぐ5つの対策

ここまで被害者としてマンションの騒音トラブルに遭ったときの対処法を解説してきましたが、自分が加害者にならんことも同様に重要です。

自分が騒音トラブルの加害者にならないための5つのポイントとして、

  1. 足音対策は防音マット・カーペットでカバー
  2. 家電や音楽は時間帯を決める
  3. ドアクローザーやすき間テープを使う
  4. 防振マットを利用する
  5. 遮音シートと吸音材を貼る

があります。第2章では、それぞれ具体的にどのように騒音トラブルの対策をすればいいのかについて解説していきます。

足音対策は防音マット・カーペットでカバー

人やペットの足音は、床に防音マットや防音カーペットを敷くことである程度軽減できます。防音性の高いマットやカーペットは、通常のものよりクッション性に富んでおり、足が床につくときの衝撃を吸収してくれます。

小さなお子さんや元気なペットがいる家庭では、防音マットとカーペットを二重に敷いて厚みを持たせると、より高い防音効果を期待できます。

また、音が響きやすいフローリングの床を、防音性の高いものに変えるのもひとつの方法です。

足音などの床衝撃音に対する遮音性能は「L値」と呼ばれる単位で表されます。「聞こえるが、意識することはあまりない」に相当する「L-45」であれば、マンションでの騒音トラブル防止に役立ちます。[注2]

ただし、フローリングのリフォーム工事はマンション管理規約で制限がかかっている場合もあります。リフォームできる場合も、施工中は上下左右の部屋に迷惑をかけてしまいますので、きちんと承諾を得ることが大切です。

[注2]日本音響学会誌:床衝撃音遮断性能規準と居住者の生活実感の対応

家電や音楽は時間帯を決める

掃除機や洗濯機などの生活家電に関しては、お互い様というところがありますので、よほどのことがない限りは周囲から苦情が来る心配はありません。

ただ、夜間や早朝は就寝している人もいますので、掃除機や洗濯機を利用するのは控えた方が無難です。仕事の都合などでどうしても夜間や早朝になってしまうという場合は、洗濯機を壁から少し離して設置する、掃除機はなるべく壁にぶつけないなど、使い方を工夫すると個体音を抑えられるでしょう。

音楽鑑賞や楽器の演奏についても、夜8時~翌朝9時までは控えるなど、節度のある楽しみ方をすれば、騒音トラブルのリスクを軽減できます。

ドアクローザーやすき間テープを使う

扉の開閉音は、意識して優しく開け閉めするのはもちろん、ドアクローザーやすき間テープなどの防音グッズを使用するのが効果的です。

ドアクローザーとは、ドアが閉まる速度を調整できるグッズのことです。通常は玄関ドアに取り付けられているものですが、室内のドアに後付けすることも可能です。

ドアクローザーを使って扉が閉まる速度を遅くすれば、「バタン」と勢いよく閉まる心配がないので、扉の開閉による騒音を軽減できます。

引き戸の場合は、扉を閉めた時にあたる戸当たり部分に、クッション性の高いすき間テープを貼っておくと、戸当たり音を抑えられます。

防振マットを利用する

洗濯機のように大きな振動を発する家電の騒音対策には、防振マットの利用がおすすめです。

防振マットを洗濯機の下に敷いておくと、マットが振動を吸収してくれるので、個体音の伝播を抑えることができます。

洗濯機を移動してマットを敷くのは大変…という場合は、洗濯機の四隅に小さな防振ゴムを設置する方法も有効です。

なお、洗濯機が水平に設置されていないと、通常よりも揺れや音が大きくなります。洗濯機の振動や音が気になる場合は、ちゃんと水平に設置されているかどうか確認してみましょう。

遮音シートと吸音材を貼る

遮音シートとは、音を遮る効果のある樹脂製のシートのことです。

床や壁に貼ると騒音対策に役立ちますが、遮音シートに当たった音は跳ね返るので、室内に音が反響してしまうおそれがあります。遮音シートを貼るときは、上から音を吸収する吸音材を貼って、音の反響を防止しましょう。

遮音シートや吸音材はホームセンターなどでも購入できますが、やや手間と時間がかかりますので、他の騒音対策では不十分と感じた場合にチャレンジしてみることをおすすめします。


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マンションの騒音トラブルには2種類ある

マンションの騒音には大きく分けて「固体音」と「空気音」の2種類があります。固体音の具体例としては、物を落とした時の音やいすがこすれる振動音などです。空気音の具体例としては人の会話や音楽、テレビなどの家電の音が挙げられます。

第3章ではそれぞれ固体音と空気音の特徴について解説していきます。

固体音

固体音とは、床や壁などの個体が振動して伝わる音のことを指します。固体伝播音ともいわれ、人の声や音楽、子供の泣き声などの空気が振動して伝わる空気音と区別されています。また、水道やトイレで水を流す音などの給水管を通じて伝わる音も固体音を指します。

また、固体音の特徴として振動によって伝わってくるので、たとえ真上から聞こえてきていたとしても隣や斜め上など音源は別の場所にある可能性があります。固体音として騒音が響いてきている場合は、音源がわからない場合もあるのですぐに住戸を特定しないように気を付けましょう。

固体音の具体例としては次のものがあります。

足音

自分では普通に歩いているつもりでも、床を伝わって足音が階下に響いていることもあります。

特に子どもが走り回ったり、飛び跳ねたりする音は大きな振動音になって伝わるので、クレームの原因になりやすい傾向にあります。

マンションの足音について詳しく知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。

扉の開閉音

壁に造り付けられた扉を開け閉めすると、壁を伝って固体音が周囲に響き渡ります。

特に開き戸の場合、マンションの構造によっては軽く押しただけで「バタン」と勢いよく閉まってしまい、上下左右の部屋の住人を驚かせてしまうこともあります。

家事の音

洗濯機や掃除機は音・振動ともに大きいうえ、毎日使用するものですので、騒音トラブルのもとになりがちです。

特に近年需要が高まっている自動ロボット掃除機は、家具や壁にぶつかって方向転換しながら掃除する仕組みになっているため、壁を伝わる固体音もクレームの原因となります。

空気音

一方のマンションの騒音トラブルの一つの原因である空気音は、空気を伝って届く音のことで、「空気伝播音」ともいいます。空気はどこにでも存在しているので、マンション内はもちろん、戸外の音も伝わってくることがあります。

当然音源と違い場合は音が大きくなりますし、音源と遠くなる場合は小さくなるので空気音が騒音として響いている場合は比較的近い住戸からの騒音である可能性が高いのが特徴です。

防音性の高いマンションの見分け方や防音対策を解説!快適な暮らしを手に入れよう!

人の声

人が話す声や笑い声、子どもが泣いたり騒いだりする声は、空気を伝って周囲の部屋に届きます。

窓を開けっ放しにしているときはもちろん、大きな声を出すと窓を閉めていても音が漏れ出てしまいますので注意が必要です。

電話の呼び出し音

固定電話や携帯電話の呼び出し音の音量を「大」に設定していると、室内だけでなく、空気を伝って隣近所にも響き渡ります。

携帯電話の場合、室内にいるときはマナーモードにするという方法もありますが、床などに直置きしていると、床を介して下の階に音が響いてしまうこともあるので要注意です。

テレビの音・スピーカーから聞こえる音楽

テレビやスピーカーから発せられる音や音楽も、空気を介して周囲に伝わる空気音の一種です。

テレビやスピーカーが壁にぴったりくっついている場合は、空気音だけでなく固体音(振動)も伝わるため、余計にうるさく聞こえてしまいます。

ペットの鳴き声・音

ペット飼育可のマンションに住んでいる場合、ペットの鳴き声や足音などが騒音になることもあります。

ペット可のマンションであれば、ある程度の鳴き声や足音は想定内といえますが、真夜中や早朝にペットが鳴き声を出したり、走り回ったりしていると苦情の原因となります。


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マンションで騒音トラブルとなるデシベル数の限度

環境省によると、マンションの騒音の大きさの基準値として昼間は55デシベル以下、夜間は45デシベル以下と定められています。※一般的な人の会話が55~60デシベル程度なので、昼間であればマンションの防音設備を考えると全く問題ありませんが、夜になると少し声を落とさなくてはならないかもしれません。

デシベル数の目安は以下の通りです。

騒音の大きさ感じる音の目安具体例
20デシベルきわめて静か木の葉が擦れ合う音、雪が降る音
30デシベル静か深夜の郊外、机で何かを執筆しているときの音
40デシベル図書館の中、閑静な住宅街など
50デシベル普通家庭用エアコンの室外機の音
60デシベル走行中の車の中、普通の会話
70デシベルうるさいセミの鳴き声や高速道路の社内
80デシベル走行中の電車内の音、救急車のサイレン

通常の会話の音や生活音程度であれば、マンションの備え付けの防音設備で防げることが多いですが、マンションの騒音は一時になるとたとえ小さい音でもずっと気になってしまうということにもなりかねません。

したがって、マンションの騒音の受忍限度も人それぞれです。また、知り合いの出す音よりも赤の他人が出す音の方がうるさいと感じやすいという研究結果もある他、実際にそれらは症例(ミソフォニア)としても知られています。

環境庁 「騒音に係る環境基準について」


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騒音トラブルに巻き込まれないためのマンションの選び方

騒音トラブルに巻き込まれないためには、入居後の対策だけでなく、物件選びにもこだわることが大切です。

ここでは、騒音トラブルに悩まされないためのマンションの選び方を4つのポイントに分けてご説明します。

RC・SRC造の分譲マンションを選ぶ

分譲マンションは、柱や壁に使われる部材の種類によって鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨造(S造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の3種類に分かれています。

このうち、S造のマンションは骨組みに鉄骨を使っているものの、壁や天井に使用される材料は木造とほぼ変わらないため、防音性はあまり高くありません。

衝撃音に対する遮音性を表す「L値」も、軽量鉄骨なら「L-65」、重量鉄骨なら「L-60」と比較的高いため、足音や扉の開閉音などが周辺にかなり響いてしまいます。

一方、鉄筋で組んだ型枠にコンクリートを流し込んだRC造や、RC造の芯部分に鉄骨を入れたSRC造はL値が低く、一般的な生活音ならほぼ気になりません。

特にL-40のSRC造は室内の音だけでなく、外からの音も軽減してくれるので、静かな生活環境を確保できるでしょう。

角部屋、最上階の部屋を選ぶ

音は壁や天井、床などを介して伝わってくるので、接する部屋が少ないほど騒音のリスクも軽減されます。

左右どちらかが空いている角部屋や、上階のない最上階の部屋を選べば、壁や天井を介して伝わる音も必然的に少なくなります。

ただ、角部屋や最上階の部屋は、一般的に他の部屋より価格相場が高いので注意が必要です。

部屋の防音性をチェックする

部屋の防音性は、壁や窓に使われている材料や構造によって異なります。内覧の際、壁を軽く叩いたとき、軽くて高い音が鳴ったら要注意です。

コンクリートではなく、防音性の低い石膏ボードが使われている可能性が高く、隣の部屋に音が漏れてしまうおそれがあります。

マンションの管理状況をチェックする

騒音トラブルを穏便に済ませたい場合は、管理会社の助けを借りるのが一番ですが、クレームへの対応力やサービスの質は業者ごとに異なります。

いい加減な管理会社に業務を委託している場合、騒音トラブルについて相談しても無視されたり、適切な対応を取らなかったりする場合があります。

信頼できる管理会社かどうかは、共用部分の清掃や設備の状態などからある程度推測できます。内覧の際はすみずみまで管理が行き届いているかどうか、念入りにチェックしてみましょう。

他にも、詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
マンション購入に適した年収は?購入価格の目安やローンについて徹底解説!

マンションと戸建ての特徴を比較!メリット・デメリットまで解説


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騒音トラブル対策で快適なマンション生活を手に入れよう

分譲マンションでは、他の住民の足音や話し声、家電の稼働音などの騒音に悩まされがちです。騒音トラブルがこじれると分譲マンションに住みづらくなってしまいますので、生活音を抑えるさまざまな工夫を採り入れて、静かで快適な暮らしを手に入れましょう。

これからマンションを選ぶ方は、防音性や遮音性をチェックし、騒音トラブルに巻き込まれるリスクを最小限に抑えることが大切です。

ただし、マンション購入の際に考えるべきことは騒音トラブルだけではありません。間取りや室内設備、周辺環境などについてもしっかりと考慮してから選ばないと、後悔の残るマンション購入となってしまうかもしれません。

またマンションを購入しようと思っている方の中には、

  • 物件が多すぎてどれを選んだらいいのかわからない
  • 不動産会社に連絡したら電話営業されそうで嫌だ
  • 自分の個人情報が不動産会社に知られたら営業されそう

という悩みを抱えている方も少なくないのではないでしょうか。一度条件を入力すると複数の不動産会社があなたにピッタリの物件提案をしてくれるHousii(ハウシー)なら、

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そして何より、Housiiには不動産ポータルサイトには載っておらず、市場に出ていない「未公開物件」を含む物件提案を受け取ることができます。

その理由は、日本最大級※の不動産売却プラットフォームのイエウールと同じ会社が運営しているため、不動産会社がポータルサイトに出す前の不動産情報を公開しているからです。

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騒音トラブルについてはこちらの記事でも解説しています。
集合住宅での騒音トラブルの解決策をシチュエーション別に解説

また、そもそも賃貸にするか購入にするか迷っているという方はこちらの記事もご覧ください。
賃貸か購入、住むならどっち?迷った時の5つのポイントを紹介!

初心者でもわかる!
記事のおさらい

マンションの騒音がうるさい時の対処法を教えてください。
マンションの騒音トラブルの対処法としては、管理会社に相談することが最も一般的な対処法です。また、受忍限度を超えた騒音の場合は弁護士に依頼するという対処法もあり得ます。詳しくは、マンションの騒音トラブルにあったときの対処法をご覧ください。

そもそもマンションの騒音にはどのような種類があるのですか?
マンションの騒音には大きく分けて「固体音」と「空気音」の2種類があります。固体音の具体例としては、物を落とした時の音やいすがこすれる振動音などです。空気音の具体例としては人の会話や音楽、テレビなどの家電の音が挙げられます。詳しくは、マンションの騒音には2種類あるをご覧ください。

マンションの騒音は何デシベル以上が騒音となるのですか?
環境省によると、マンションの騒音の大きさの基準値として昼間は55デシベル以下、夜間は45デシベル以下と定められています。※一般的な人の会話が55~60デシベル程度なので、昼間であればマンションの防音設備を考えると全く問題ありませんが、夜になると少し声を落とさなくてはならないかもしれません。詳しくは、マンションの騒音の大きさは何デシベルが限度?をご覧ください。

マンションの騒音トラブルにならないようにするにはどうしたらいいでしょうか。
騒音の事前対策としては、足音対策は防音マット・カーペットでカバー、家電や音楽は時間帯を決めるなどの対策があります。詳しくは、マンションの騒音トラブルを事前に防ぐ5つの対策をご覧ください。
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