マンション共用施設は査定価格に影響するか|査定のポイントとは

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査定で分かるのは、価格だけじゃない
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マンションの共用施設の種類

タワーマンションなどの増加により、マンションの共用施設はバラエティに富んでいます。生活をより豊かにするとして注目されている、特に人気の高い共有施設をピックアップしていきましょう。

キッズルーム・敷地内公園

子どものいるファミリー層から特に人気を集めているのが、子ども達をいつでも自由に遊ばせることが出来るキッズルーム。天気を気にせず子どもを遊ばせることが出来るだけでなく、同じマンションに住む親たちと親しくなれるというメリットがあります。
また、敷地内に公園があるマンションも人気で、遠出をしなくても外遊びを思う存分楽しませることが出来ます。住人の憩いの場として、たいていが緑の多い景観になっているため、外観も良くなるという利点もあります。

保育園

キッズルームからさらに発展して、保育園が併設されているマンションもあります。送り迎えをする必要がなく、子どもも自宅と同じ場所で親の帰りを待つことが出来るため安心して子どもを預けることが出来ると人気を集めています。
そのマンションの入居者優先で入園することが出来るという物件もあるため、最近では難しくなってきている保育園探しにも困りません。親同士も含め、交友関係を密なものにできる可能性も高いでしょう。共働きのファミリー世帯には魅力的な施設と言えます。

フィットネススタジオ

近年の健康志向からスポーツジムに通っている人も多いですが、そのジムがマンション内に併設されていたら、いくらジムが近所にあったとしても通いやすさが段違いです。汗を流した後にすぐに自宅でシャワー、という気軽さからも運動が続けやすいというメリットもあり人気です。
室内にトレーニングマシーンを置く必要もなくなり、コストも維持費も浮きます。ほとんどのマンションで入居者であれば無料で使用することが出来るため、体を動かすことが趣味の人にとっては、魅力的なのではないでしょうか。

宅配ボックス

共働きのファミリー層などの、昼間に家に居る時間が少ない方に嬉しいのが、エントランスなどに設けられている宅配ボックス不在中の荷物も24時間受け取ることが出来るため、家で荷物を待つ必要も再配達を手配する必要もなくなり、ストレスフリーな点が魅力です。

コンシェルジュ

大規模なマンションに多い、コンシェルジュサービス。エントランスに人が常駐してくれる安心感はもちろん、クリーニングの受付や集荷依頼、タクシーの手配などを引き受けてくれ、まさに執事のような存在です。子供のカギ忘れなどのトラブル時にも、締め出しの不安もなく安心です。

ゲストルーム

自宅に客室がなくても大丈夫。共用施設として、客室が用意されているマンションもあります。友達や親など遠方からのお客様に、宿泊施設の確保を気にせず遊びに来てもらうことが出来るでしょう。使用後の部屋の清掃もマンションの管理人等が行ってくれるため、客室を自分で掃除する手間も省けて、物理的、精神的にも救われます。本当は2LDKでも十分な広さでも、来客のことを考えて3LDKにしようか迷っているという方には、特に嬉しい共有施設の1つです。ほとんどの場合、事前に予約をしておけば、使用料を少し払うか無料で使用することが出来るため、来客の多い方におすすめです。

パーティールーム

入居者が自由に使える、大人数で集まることのできるスペース。来客時のほか、入居者同士集まって使うことも。食事ができるほかに、シアタールームやカラオケルーム、キッチンなど、マンションによって設備の内容はさまざまなので、どのマンションを購入するか迷っている方は、自分がよく使用することになるであろうパーティールームを設置しているマンションを選ぶのも手かもしれません。

時間ゴミ出し

24時間ゴミ出しをすることが出来るスペースが設置されており、ゴミの日を気にしなくていい、というのはかなりの高ポイント。契約業者が毎日回収に来るので、掃除も行き渡っていることが多く、衛生的にも安心です。フロアごとにゴミ置き場があるマンションなら、下階に降りる必要もなく、毎日家事で忙しい主婦にとっては魅力的です。

ミニショップ

マンション内に併設されているお店。食品や日用品など、大抵のものがとりあえずそろうコンビニのようなイメージです。敷地から出ることなく簡単な買い物が済ませられるのは、病気などいざというときにも助かります。子供に買い物を頼むのが気軽でにできることからも、とくに子育て世代に人気があります。

カーシェアリング/電動自転車

入居者同士が、車をシェアできるカーシェアリング。駐車場代やガソリン代、維持費などコストを軽減させることができるほか、車検などの手間もかかりません。そしてなにより、乗りたいときに乗りたい車に乗ることができます。車だけでなく、電動自転車をレンタルできるサービスがあることも。時代のニーズに合わせた施設と言えます。
  • 生活を楽にする施設
  • 子育て支援の施設
  • 生活充実の施設

マンション共用施設が売却価格に影響を及ぼすか

マンションを売却する際、部屋の中はもちろんですが、共用施設があればその部分もチェックされると考えられます。ここでは、査定時にチェックされる共用施設のポイントや、共用施設がどう査定に影響してくるのかを見ていきましょう。

査定時に共有部分は必ずチェックされる

不動産業者がマンションを査定する際、細かく物件を調査する現地調査では共有部のチェックも行います。マンションの築年数や立地、部屋の間取りや使用状況と同じくらい、セキュリティー面やメンテナンス面などに関わる共用施設の状態は、査定時に重要なポイントとなります。
セキュリティー面で特に重要視されるのは、管理人が常駐しているのか・オートロックがあるか・防犯システムは完備してあるか・駐輪場の防犯対策はあるのかなどです。特に治安が心配される都市部のマンションでは、オートロックや防犯カメラなどの防犯システムは査定額を左右します。メンテナンス面としては、エントランスの清掃がされているか・エレベーターの管理はされているか・外壁の状態はどうかなどをチェックされます。

共用施設は市場価値を上げる要素

タワーマンションなどの大型マンションに設置されていることが多い共用施設は、そのマンションの資産価値を上げる要素の1つと言えます。そのため、売却の際にも共用施設の充実さは価格に影響してくるでしょう。やはり買主希望者は、同じような価格のマンションであれば、共用施設が充実している方を選ぶ傾向があるようです。
カップル層や単身者に人気の立地の物件であれば、ジムやコンシェルジュサービス・パーティールーム、ファミリー層向けの立地の物件では、キッズルームや保育園・公園など、その立地や入居者のニーズに合わせた施設が併設されているとより市場価値が上がっていくと考えられるでしょう。

共用施設の充実を待っての売却も手

ただし当然ですが、個人の売却の都合で共有部分の変更はできません。自分が売りたいから査定額を上げるために、コンシェルジュを置いてほしいとか、敷地内公園に外部の人間を入れないでほしいといった要望は叶いません。エレベーターの改修工事や、大規模な外壁の修繕が完了するのを待ってから売却するなど、共有部分の充実を待って売却のタイミングを考えるのが賢い方法です。
こう考えると、マンションの売却には、査定を行う業者の選定がとても重要だということが分かります。共用施設の査定もしっかりやってくれる業者を見つけるには、一括査定依頼サイトの「イエウール」がおすすめです。一度の入力で最大6社の不動産業者へ無料で査定依頼ができるので、とても効率的に売却活動を進めることが可能です。

共用施設が豪華なほど管理費が高くなる

豪華な共用施設があると市場価値は上がり、生活は豊かになりますが、その分管理費が高額になります。すべての施設には維持費がかかるので、当然のことと言えます。

管理費の相場は?

共用施設がある大型のマンションの管理費は、同じような間取りでも共用施設がないマンションと比べると、毎月数千円から数万円まで高くなっているという傾向があります。立地や間取りによってもこの管理費は変わってくるため、相場はいくらとは細かく言えませんが、平均して一万円前後と考えられるでしょう。
戸数が多い大型マンションの方が管理費が高くなると考えがちですが、実は低層のマンションの方が管理費の平均は高くなっています。というのも、低層マンションは総戸数が少なくなるため、1つ1つの部屋の負担が大きくなるからです。出来るだけ管理費を抑えつつも共用施設を楽しみたいという方は、戸数が多い大型マンションがおすすめです。

自分のライフスタイルに合った共用施設があるか

共用施設があるから良いというわけではなく、その施設が自分のライフスタイルに合っているのかをチェックすることが大事です。ライフステージによって使える施設は変わっていくため、本当に必要なものであるかはしっかり考えるようにしましょう。子育てが終われば保育園やキッズルームは使いませんし、高齢になっていくとパーティールームやフィットネススタジオの使用頻度は減るかもしれません。
自分が使わなくても、管理費は払い続けなければなりません
。なんでも備わっているマンションが一番いい、とは言えないということです。購入するときに、自分や家族にとって共有施設がどれだけ利用価値があるかを考えておくのが大切です。

共用施設のメリット

共用施設はそのマンションの市場価値を上げる要因の1つになると紹介しましたが、それだけではなく他にもメリットがあります。ここでは、そのマンションで生活していく上で共用施設を持っていて実感できるメリットを見ていきましょう。

生活が楽になる

マンション内の共用施設が充実していると、生活が楽になるというメリットがあります。例えば、保育園がそのマンションに併設されていたら共働きも可能になりますし、生活スタイルそのものが変わる可能性さえあると言えます。
日中は家にいることが出来ず今までは荷物が受け取れなかったという方にとってのコンシェルジュサービスや配達ボックス、ちょっとした買い物が必要だけれど外に出るチャンスが取れない方へのミニショップなど、共用施設は生活を少し楽にすることが出来る魅力的なメリットと言えるでしょう。

入居者とのコミュニケーション

入居者同士の交流の機会が増えるような施設があれば、交友関係が広がり人生が豊かになるでしょう。人と関わるのが苦手な人にとってはデメリットかもしれませんが、施設の使用は自由です。考えようによっては、敷地内公園の散歩を日課にするなど、意外な使い道ができることも。
新しくマンションを購入しようと考える人は、新たな生活に夢を膨らませています。そんな人やその家族に、共用施設は幅広い楽しみを提供してくれます。

共用施設は査定額に影響する

共用施設の内容は、マンション売却時の査定額に影響を及ぼします。充実した豪華な施設があれば当然査定においてプラスになりますが、管理費が上がり、使用していないと不公平感を覚えるかもしれません。
ただ、「共用部が充実していればいるほど良い」とは購入希望者にとっても言えるのは事実です。自宅マンションの共用施設がどれだけ需要があるかを考えると、おおよその相場も分かってくるでしょう。共用部分も含めた、適正な査定額を出してくれる業者を探すために、一括査定依頼サイトのイエウールをぜひ利用してください。
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